今日もこのブログにご訪問頂き、ありがとうございます。

 

感謝です。

 

そのひとつの可能性が「ほんとうの自分」を生きていないから。

自分のことを置いて、他人のために生きていないか?

他人から認められるために、生きていないか?

自分さえ我慢していれば、全てが収まるという生き方をしていないか?

 

僕自身の体験と気づきの「生還記」です。

肺がんステージ4宣告から、生還までの体験記(2016年9月~2017年7月まで)です。

発売以来のロングセラーとなっています。

何かのご参考になれば光栄です。

(Amazonカテゴリ別/闘病記/発売後ランキング8ヶ月間1位・終末期医療・時々1位)

 

では「ほんとうの自分」とはいったい何なのか?

「ほんとうの自分」「ほんとうの自由」とは、いったいなんなのか?

ガン生還体験を経た気づきを「物語」にしました。

多くの方々から生き方が変わった、人生を変える後押しとなった、というご感想を頂いております。人生や生き方に迷いがある方は、ぜひお読み下さい。

 

では、「5年後も、僕は生きています」第26話です。

 

「5年後も、僕は生きています」第1話から読みたい方はこちらからお読みくださいね。

第1回「癌宣告からサレンダー体験まで」

 

 

㉖エネルギー・ワークの実践

 

2018年6月、本の執筆というストレスから解放されたものの、僕の体調は、まるで垂直に落ちていく隕石のように急降下をしていました。

 

 

しばらく止まっていた咳が出てきました。

 

胸の中がチクチクと痛み出しました。

 

お風呂場で呼吸がをすると、息苦しくなってきました。

 

身体のダルさが戻ってきました。

 

痰がなんだか、赤っぽい。

 

左の座骨が痛くなってきました。

 

横を向くと息苦しいので、横向きで眠れなくなりました。

 

編集者に言いたいことを言っていなかったせいなのか、喉の右側が腫れて、また声が出なくなりました。

 

そしてなにより、胸の中の異物感が復活しました。

 

 

 

この異物感は、僕のガンが最大だったとき、感じていたものと同じでした。

 

肺は基本的に風船の集まりのような臓器です。その中にガンみたいな細胞の塊が出来ると、そこは重く感じるのです。

 

 

身体を左右に動かしたり、ふったりすると、その重みを確実に「感じ」ました。

 

 

ううう…

 

再発したかもしれない…

 

7月は、ちょうどCT撮影の月です。

 

きっとn何か写るに違いない。

 

 

しかし…

 

このまま手をこまねいて井上先生の「再発しましたね」の言葉を待つわけにもいかない。

 

 

 

 

いま、自分が出来ることは、全部やる。

 

やれることは全てやる。

 

サレンダーするのはその後だ。

 

 

 

「人事を尽くして、天命を待つ』

 

 

やれることを何もしないのは、サレンダーではなく、「諦め」もしくは「逃避」だ。

 

 

僕は自分に言い聞かせました。

 

 

 

 

翌日から、以前ガンが体中に広がっていたときにやっていたことを再開しました。

 

 

食事・入浴・陶板浴・サプリ…

 

 

とにかく、CTを撮影する24日まで、出来ることを全てやろう。

 

 

 

 

大切なのは、ネガティブな感情の排出です。

 

僕は前回の体験で、それを学んでいました。

 

 

今回のネガティブな感情、エネルギーは…

 

 

 

それは執筆によるストレスでした。そのエネルギーが僕を構成する細胞のひとつひとつにしみこんでしまって、全ての機能を不全に導いているように感じました。

 

 

 

これを排出するんだ。

 

どうやろう?

 

 そうだ、エネルギーワークをやってみよう。

 

 

 

僕は布団に横になり、目をつぶりました。

 

宇宙の中心から、光の川が僕に向かって流れきます。

 

 

その光の川は、僕の頭のてっぺんに注ぎ込み、背骨をたどって尾てい骨に流れ、そのまま地球の中心に流れてきます。

 

僕の身体が、光の川の通り道。

 

ああ、これだけでも気持ちがいい。

 

次は、身体のひとつひとつの細胞にしみこんでいた、ネガティブなエネルギーを絞り出そう。

 

身体の中心を流れる光の川から一番遠いところ、つまり、手と足の指の先から上から押しつぶすように、そう、ほとんどなくなった歯磨き粉をチューブから絞り出すように、細胞にしみこんでいるネガティブなものを絞り出し始めました。

 

細胞から、次々と「なにか」があふれ出てきました。

 

 

 

それは、どす黒くてつやつやして、ネバネバした重油みたいでした。

 

よいしょ、よいしょ、

 

丁寧に、丁寧に、細胞のひとつひとつから、ネガティブなものをしぼっていきます。

 

そしてそのネバネバした黒い粘液を、身体の中心を流れている光の川に流していきます。

 

光の川は、そのどす黒いつやつやした油を勢いよく身体から流し去って、地球の中心に向かって流れていきます。

 

 

 

もっと、もっと、ぜんぶ、ぜんぶ、一滴残らず!

 

ぜんぶ、ぜ~んぶ、流すんだ!

 

 

 

こうやって、毎晩、毎晩、20分から30分ほどの時間をかけて、このどす黒いエネルギーを流し続けました。

 

 

1週間ほどもこのワークをやったころでしょうか、なんとなく体調が上向いてきました。

 

効いてきた?

 

よし、この調子だ。

 

 

食事やサプリの効果も出てきているようでした。特に、陶板浴の効果は絶大で、行く度に体調の回復を実感することが出来きました。

 

 

この分だと、24日のCT検査に、間に合うかもしれない…

 

それまでに、体調を回復させ、CTに何も映らない状態を作り出すことが出来るかもしれない。

 

僕はこうやって、久しぶりに体調を整えました。

 

 

 

徐々に咳も少なくなり、身体のダルさも減り、喉の腫れも少なくなってきましたが、声は枯れたままでした。

 

そして完全復活とは言わないまでも、体調はまあまあ回復した状態で24日のCTの撮影を終わらせました。

 

 

今回、僕は万一の可能性もあると思っていました。

 

そう、再発です。

 

体調が悪かったときは、まさに体中にガンがあったときと同じ症状、感じだったので、最悪ガンが再発している可能性も十分に考えられました。

 

なので、普段は僕一人で診察に行っていましたが、今回は妻に同席してもらうことにしました。

 

もし再発していたら今後の治療の話が中心なるので、妻には万一そのときの事を聞いていてほしかったからです。

 

妻が同席するのは、僕が1年前に退院してから、はじめてのことでした。

 

僕は病院に一緒に行く話をしたとき、僕は妻に言いいました。

 

 

「最悪、再発しているかもしれない。だから、念のために一緒に来て」

 

「うん、分かった」

 

 

妻は平静を装っていたましが、心が揺れていることは僕から見ても分かりました。

 

当たり前ですよね。

 

 

申し訳ない…

 

僕が、欲をかいて本なんて書いたばっかりに…

 

いつも妻からは「無理しちゃダメよ」「やりすぎ」って言われていたのに。

 

本の執筆なんかより、「いのち」の方がぜんぜん大事なのに…

 

 

そしてついに、26日の診察の日を迎えたのです。

 

 

 

㉗へつづく

 

 

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第1話から読みたい方は、こちらから読むことが出来ます。

第1回「癌宣告からサレンダー体験まで」

 

 

(オススメのお水やお茶など)

よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。

おすすめのお茶や飲み物など

サプリなど

オススメの本①(読むと元気になる)

おススメの本②(劇的寛解事例)

おススメ本③(生還者たちの体験記)

 

 

(お知らせ)

その①

4月17日(日)長崎市立図書館で「がん生還者から学ぶ会」でお話をさせて頂きます。

詳細はこちら

その②

4月24日茨城県ひたちなか市ライブラリーカフェ「然々」さんでお話しさせていただきます。

 詳細お待ちください

 17時~19時です。

 然々

 

その③

4月26日(火)阿部敏郎さん主催の「ZENサンガ」でお話しをさせていただくことになりました。

ZENサンガ

 

その④

無料お話し会「リーラの会」次回日程決まりました。

4月27日(水)20時~22時(ZOOM)

詳しくは、こちらをクリック。

みんな、来てね.

 

その⑤

時空の杜(そらのもり)でリボーン(再誕生)リトリートやります。

詳しくは、こちらを。