今日もこのブログに来ていただいて、ありがとうございます。
感謝いたします。
今日は僕の著書「僕は、死なない。」のサブタイトルにもなっている「サレンダー」について書きたいと思います。
「サレンダー」とは何か?
辞書で調べると、
「サレンダー」…「降参・降伏する」
では、「何」が「何」に「降参・降伏する」のか?
「誰」が「誰」に「降参・降伏する」のか…?
それは、「自我(エゴ)」が、「全体」に降伏すること、だと、僕は個人的に感じています。
僕たちは「自我(エゴ)」で生きいます。
「自我(エゴ)」がなければ、社会生活をトラブルなく進めていくのは難しいでしょう。
「自我(エゴ)」は必要だし、大切です。
でも、この「自我(エゴ)」が様々な苦しみを生み出す根本的な原因であること知っている人は、あまりいません。
では、「自我(エゴ)」とは何なのか?
「自我(エゴ)」とは、僕たちがこの3次元世界を生き残るためにインストールされた「プログラム」です。
サバイバル・プログラムです。
生き残ること、サバイブすることが目的のプログラムです。
そう、ちょっとショッキングな話かもしれませんが、僕たちが「私」と言っている「私(自己概念)」は、プログラムにすぎないのです、しかも、過去にインストールされたもの。
周囲から認められること、受け入れられること、愛されること、そして、その目的が果たせなかったとき、代わりに何で穴埋め(代替)をするのか…
お金・ステイタス・地位・家・車、ブランド品や、外部的な美しさや若さ、評価や承認、様々な物質的なモノ、あるいは人脈は人間関係など、これらを「持ち物」として保持する生き方をエーリッヒ・フロムは「持つ様式」と呼んでいます。
(エーリッヒ・フロム)
そうやって「自我(エゴ)」プログラムは自分の外側に幸福を求め、無意識にサバイバルの人生を走り続けます。
エリック・バーン博士(交流分析・TA)はその状態のことを「人生脚本」あるいは「袋の中に入って抜けられない状態(そもそも袋に入っていることにすら、気づいていない)」と言っています。
(エリック・バーン博士)
その「(自我)エゴ」のプログラムから、抜ける、ということ。
私は「自我(エゴ)」ではない、と、「知る」こと。
自我(エゴ)は「私の一部」であって、私のすべてではない、と、知ること。
「私」という、いつも、常に頭の中で「わたしは」「わたしが」「わたしの」と、しゃべってる「自我(「エゴ)」が、もっと大きな「ほんとうの自分(実在・全体)」に、降参、白旗を掲げること。
「南無というのは、捨てても捨ててもついてきおった物乞い(エゴ)が、消えていなくなった心であり、
南無というのは、耳の聴こえぬ者が、立ち聞きをして、「あかなんだ」と諦めた心なり」
(澤木興道)
『南無阿弥陀仏』
南無…サンスクリット語で「ナマス」。
阿弥陀仏…アミダーバ・アミダーユス/サンスクリット語で(永遠の光・永遠のいのち)
「大いなる全体・実在」に「お任せします」という意味です。
(親鸞)
「一番根本は何か、というと、ただ一つの実在から生み出されたものである」
(中村天風)
自我(エゴ)が、諦める。
自我(エゴ)が、より大きな存在に、自分を「明け渡す」。
それが「サレンダー」ではないかと、思います。
3月27日(日)午後13時~16時、エル大阪で「サレンダー・セミナー」を開催します。
大阪近辺でご在住で、ご興味のある方は、いらして下さいね。
詳細はこちらです。
ではでは、大いなる存在の「お任せ定食」をありがたく頂き、
気分よく毎日を過ごしましょう。
面l前の展開は「完璧」ですから。
お任せていきましょう。
ポチいただくと嬉しいです。
このブログで連載中の「5年後も、僕は生きています」第1話から読みたい方はこちらから。
(オススメのお水やお茶など)
よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。
オススメの本①(読むと元気になる)
おススメの本②(劇的寛解事例)
おススメ本③(生還者たちの体験記)
★2021年新刊(2021年12月出版)
「さとりをひらいた犬/本当の自分に出会う物語」
おかげさまで、ベストセラーになりました。
講演・研修・執筆のご依頼はこちらで承っております。
まだお読みでない方は、ぜひ。
【お知らせ】
その①
次回の無料お話し会「リーラの会」の日程が決まりました。
3月29日(火)20時~21時30分くらい(ZOOM)
詳しくは、こちらをクリック。
みんな、来てね~
その②
3月26日(土)大阪で三浦クリニックの三浦直樹先生とコラボトークをさせて頂くことになりました。
『少食・断食・瞑想の効能』
その③
サレンダー・セミナー
日時:3月27日(日)13:00〜16:00 (受付13:00~)
場所:エル大阪 704号
その④
4月1日かくりん気功の春名信司さんとクロストークさせて頂くことになりました。
「僕たちは、なぜ、生きたか」
その⑤
4月2日癌患者会「いずみの会」でお話しさせていただきます。
その⑥
4月3日岡崎で杉浦貴之さんとコラボトークさせていただきます。
その⑦
4月17日長崎市立図書館で「がん生還者から学ぶ会」でお話をさせて頂きます。
その⑧
4月24日茨城県ひたちなか市ライブラリーカフェ「然々」さんでお話しさせていただきます。
詳細お待ちください
17時~19時です。