私のこれまでのあんなこと！やこんなこと！はこちらを見てね♪＾＾
→『はじめまして。いとうともよです』
10年以上前のできごと。
長女は小学2年生
次女は年長さん
長男が1歳になったころ。
休日に旦那さんがサッカー観戦に
ひとりで出かけていきました。
私はいつもと変わらず
赤ちゃんの息子を抱っこして
「行ってらっしゃい。」
そう言って送りだしました。
でも本当は行ってほしくなかった。
休日は一緒にいてほしい。
子供３人をひとりで一日見ていたくない。
私たちを家において
ひとり楽しくサッカー観戦に行かれるのが
イヤでたまらなかった。
私はこんなに大変なのに
一人楽しい思いをしているなんて
ズルイ。許せない。
心の声に気がつかないように
聞こえないようにしていたけれど
ハッキリそう思っていました。
でも「行かないで」と言えなかった。
彼は平日は仕事をしてる。
休日くらい好きなことをさせてあげるべき。
気分転換を奪ってはいけない。
サッカー観戦は好きで楽しみにしてる大切なもの。
それを自分のワガママのために
行かせないなんて
それは奥さんとしてやってはいけないこと。
いい奥さんは笑顔で
「行ってらっしゃい♪」と言うべき。
「楽しんできてね♡」って送り出すべき。
「行かないで」なんて言えない。
それを言ったら自分が
ワガママでよくない奥さんになってしまう。
「ガマンしなくちゃ」と思う自分と
「行ってほしくなかった」という本音の狭間
彼に対する怒りと悲しみや
おいていかれた孤独感
日頃の育児ストレスが重なって
ピリピリしていた私。
何があったのかは忘れたけれど
長女さんの言動をキッカケに
私の理性が吹っ飛んだ瞬間がありました。
大声で怒鳴る。
怒鳴れば怒鳴るほど
怒りはドンドン膨れあがる。
ほんの小さな理性で
思い切り子どもを蹴り飛ばすのをガマンして
加減しながら手をだし足を出し。
最後は携帯電話を
思い切り壁に向かって
投げつけていました。
当時はまだガラケー。
バッキバキにぶち壊れ
ヒビが入り画面は真っ暗。
まったく反応がなくなった
沈黙の携帯電話。
物が壊れたのをキッカケに
自分の怒りをおさめて
バタバタと出かける準備をして
子供３人を車に乗せて出発しました。
そう、家出。
目的地も決まらないまま
高速道路を走っていました。
携帯電話は壊れてるし
夜に誰もいない家
旦那さんはビックリするだろうな。
ビックリすればいい。
もうどうにでもなれ。
そんな風に思いながら
幕張まで行ってご飯を食べる。
取り乱していた私も
だいぶ落ち着いたところで
夜になってから公衆電話で
家へ電話しました。
怒るかな。
怒られるだろうな。
そう思いながらも
勇気を出して電話。
だって行くとこないんだもん。。。
彼はそりゃ困惑していたけれど
電話口で怒ることはせずに
とにかく帰っておいでと言われました。
そして帰宅してから
行ってほしくないと思っていても
言えなかったこと。
お休みの日は一緒にいてくれるだけで
ほっとすること。
私がひた隠しにしようとして
隠せずにいた
自分の気持ちを話しました。
「いい奥さんでいたい」と思う自分と
「休日は助けてほしい」と思う自分
「いいお母さんでいたい」と思う自分と
「楽をしたい、息抜きしたい」と思う自分
どっちもいる。
どっちも本当。
そんな自分を見せることは
とても勇気がいることだったけれど
両方の気持ちを伝えることは
お互いを理解するうえで
一緒に生活していくうえで
共に子供を育てていくうえで
とても大切なことでした。
長男は当時まだ1歳ちょっと。
小学校低学年と幼稚園児の娘たち。
手がかかる時期です。
彼はその後
自分の気分転換よりも
子供たちと一緒に過すことを
優先してくれるようになったし
サッカー観戦も控えるようになりました。
そして同時に
私も何か自分のために
自分の好きなことをするように
言われました。
「いい奥さんでありたい」
と思うのは愛情のひとつ。
でも同時にその奥に隠している
心の声があるのなら
聞こえないフリしてガマンしていると
過去の私みたいに爆発します！！（笑）
かっこ悪くても
嫌われるのが怖くても
率直に素直に心の声を
相手に差し出す。
あきらめずに
伝えることがとても大切です。
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Thank you ♡
