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TOM★CAT ~友次正浩の合格ブログ~

LEC宅建講師、友次正浩(ともつぐ)のブログです。行政書士試験/宅建試験/賃貸不動産経営管理士試験/管理業務主任者試験の合格を目指す皆様に、勉強の方法からモチベーション維持のコツまで、役立つ情報をお届けします。

友次です。

 

さて、今回は

同じ問題を何度も解く意味について

お話しようと思います。

 

どんなに頑張って勉強しても

「どうせ自分にはできない…」

「私は頭が悪いから…」

こんな気持ちでは

成果は出せません。

心にブレーキがかかっています。

 

このブレーキを外すことが

まず最初にやるべき事です。

 

そのためには

「できた!」という実感を

得るしかないのです。

 

では、それはどうすれば良いのか?

 

【問題に正解すること】です。

 

一流の野球選手は素振りをして

「打てるイメージ」を作っています。

想像上のボールだから必ず打てる。

そのイメージをもって

バッターボックスに入るそうです。

 

もう解ける問題を解くことで

「解けるイメージ」を作ります。

答を知っている問題なので

必ず正解できる。

そうして苦手意識を消していきます。

 

 

「答を覚えた問題を解いて意味あるの?」

とよく言われます。

これは、

その問題との向き合い方次第です。

 

解く時に根拠も必ず合わせて説明する。

これをするかどうかです。

 

「この問題の答は1だった」では

全く意味はないでしょうが

「この問題の答は1だった。なぜなら…」

と続けることができれば

意味は十分あります。

 

似て非なるものですよね。

 

ぜひお試しください。

 

 

友次です。

 

「過去問は何度も繰り返しましょう」

よく言われるセリフですね。

 

なぜなのでしょうか?

答は、当然、暗記するためです。

 

よく、「問題演習は暗記した後で」と

言われたりしますが

そうではありません。

暗記するために問題を解くのです。

 

記憶の定着には

【心が動くこと】が大切です。

 

2日前の食事は覚えていないけれど

特別な日の食事は鮮明に記憶しています。

失敗した恥ずかしい経験や

頑張って優勝した時の記憶は鮮明です。

 

なぜなら、心が動くからです。

「やった!正解した!」

「うわ!この問題また間違えた…」

こうした気持ちが記憶の定着につながります。

 

そのためには問題を解くのがベストです。

テキストを凝視していても心は動きません。

「2日前の食事」状態なのです。

 

あと大切なことが「繰り返し」です。

同じ問題を何度も解きましょう!

 

友達を覚えるのには

毎日会って会話をすること。

出会った回数は大事です。

(先ほどの話の続きですが

インパクトが大きければ

1回で覚えます…笑)

 

 

問題集の使い方で

暗記はかなり効率良くできます。

 

同じ問題を何度も解くことには

別の意味もあるのですが

それはまた次回。

 

 

友次です。

 

まずは、こちらの問題をご覧ください。

車の運転免許の問題だそうです。

 

 

夜の道路は危険なので気をつけて運転しなければならない。

答:×(昼も気を付けなければならないから)

 

 

…。

 

 

たしかに、私も免許をとったとき

こんな問題が多かったと思います(笑)

 

運転免許の試験を

過去問を解かずに行くことは

危険だとおわかりいただけましたか?

 

このように、試験には「くせ」があります。

いくら知識を身に付けたとしても

これを理解しておかないと

合格点はとれないのです。

 

では、今度は宅建試験の過去問で。

 

宅地建物取引業者A社(甲県知事免許)がマンション(100 戸)を分譲することとなった。A社がマンションの分譲のために案内所(契約行為等を予定)を乙県に設置する場合には、業務を開始する日の10 日前までに、乙県知事に宅地建物取引業法第50 条第2項の規定に基づく業務を行う場所の届出を行わなければならない。(2011-42- ウ)

 

答は〇です。

 

「甲県知事への届出は!?」

と言いたくなる気持ちはわかります。

 

しかし、今回聞かれているのは

【乙県知事への届出】が必要かどうか

なのです。

 

こういう問い方をするということは

あらかじめ過去問をやっておかないと

対応できませんよね。

 

何のために過去問を解くのか。

 

・知識を確認するため

・出題の頻度を確認するため

・時間配分を見るため

・同じ問題が再度出たら解けるように

 

もちろん、これらの目的もあります。

しかし、それだけではなく

出題の「くせ」を知る目的もあるのです。

 

過去問を解かずに

試験会場に行くことは

かなり危険なのです。