友次です。
合格発表から数日がたちました。
今年、悔しい思いをした皆様、
来年こそは合格を勝ち取るために
しっかりと1年間の計画をたてましょう。
まずは先日の記事を再掲します。
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初心に戻って勉強しましょう。
「今まで積み上げてきたものに
少し加えれば合格できるはず!」
と思うかもしれません。
しかし、どこかに抜けがあったから
どこかに理解不十分な
場所があったから
点数が足りなくなってしまったのです。
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これは本当に忘れないようにしてください。
ただがむしゃらに問題を解くだけでは
何も解決できません。
まずは、
今まで使っていた教材は
処分したほうが良いです。
法改正もありますし、
もしかしたらチェックしていた場所の
ポイントがズレていたかもしれません。
また、合っていたとしても
チェックが入っているという安心感は
油断を誘発してしまいます。
「ゼロから出発する」という意識は
形から入ったほうが良いです。
年内は勉強をしないで
年明けから本格的に
勉強するイメージで構いません。
以前も言いましたが
中途半端に記憶に残っていると
講義を聞いてもテキストを読んでも
「これ、もう知ってる!」となり
頭に入っていきません。
実は、1月再開組のほうが
12月再開組よりも合格しやすいのは
そのためなのです。
さて、ではどのように
学習すれば良いのでしょうか。
1月以降はゆっくりと理解しながら
基礎的な知識をつけていきましょう。
遅くとも6月くらいまでに
全範囲を終わらせておくことが理想です。
その後はとにかく問題演習を
繰り返していくことが大事になります。
ただ問題を解くのではなく
「どう問われているのか」
「どこにひっかけがあるのか」
を意識しながら解くことが大切です。
この時期は1問1答形式がベストです。
これが8月のお盆くらいまでの学習です。
お盆明けまでには
一通りの基礎知識をつけておくことが
合否の分かれ目になります。
8月からは本試験と同じ4択形式で
学習するほうが良いです。
1問1答には弱点があります。
4択問題をあまり解いていない人
(1問1答ばかりやっている人)は
最後の伸びが期待できません。
1問1答の弱点とは
わからない問題を保留する力が
養われないということです。
些細なことに見えるかもしれません。
しかし、この差は想像以上に
大きいものとなります。
独学をしようという人はご自身で
ここの分析を念入りにするべきです。
友次講座参加の方は
この時期に実例を用いて説明いたします。
「この学習なしでは合格できない」と
実感もできるはずなのでご期待ください。
全体的にはこのようなペースで
学習することが理想です。
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「スクールはどこが良いか?」と
問われることもあるのですが
こういう見方をするよりも
「どの講師が良いか?」で
見るべきだと思います。
スクール選びよりも講師選びのほうが
重要度は高いです。
「どの講師が優れているのか」を
気にする人も多いですが
少なくとも、大手スクールで
メインとなる講座を担当している
講師であれば、そこは問題ないです。
どの先生も合格者を多く輩出しています。
ただ、相性というのは確かにあります。
講師によって説明の方法に差があります。
理解できるかどうかは
正直、そこはやはり相性です。
口コミなども大事ですが
それ以上に相性を見ないと
失敗すると思います。
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「宅建は独学できますか?」と
よく言われますが
それは完全に本人次第です。
(1)決められたスケジュールを守る
(2)どんな忙しくても勉強時間を確保する
(3)試験問題の分析が自分でできる
上記3つに自信があれば
独学は可能だと思います。
(3)は無理でも(1)と(2)は守れる
という人はwebやDVDでも良いでしょう。
ただし、今年独学で失敗した人は
スクールに通うべきだと思います。
失敗した人は上記の(1)~(3)のどれかに
問題があったということです。
不吉なことを言うようで申し訳ないですが
その状態で対策を講じずにいると
また繰り返すことは十分考えられます。
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もし、友次講座を検討されるのであれば
ぜひご参加をお待ちしております。
2020年度講座につきましては
http://www.takken-tomotsugu.com/kougi.html
を参照してください。
お会いできるのを楽しみにしております!
友次講座を検討しないという人は
上記を参考にして
自分にとってベストな環境を見つけて
勉強できるようにしてください。
1年間、また頑張りましょう!
宅建講師 友次正浩