怪談サークル とうもろこしの会 -348ページ目

企画会議1

 

知り合いが、ロンブーの狩野英孝を騙す3時間スペシャルを見た感想として“淳の「人を操れると思ってる」様が最近怖い”と言っていた。

確かにな、と思った。



 

 

副会長と酒を飲みながら、どのマンガを原作にTVドラマを作るのが売れるかを議論する。今こう書いてみると、お互いもうとっくにいい歳をしているのにレベルの低い与太話をしているものだとも思えるが、これが与太話ならまだしも、実は仕事として真剣に企画を立てようと話し合っているのだから、なお一層、始末が悪いようにも思える。

ましてや企画が通って仕事になるメドなど、一切ないのに。


最近の僕はマンガといえばビッグコミックオリジナルだと思っているので、その中のどれかがいいのではと提案する。『釣りバカ日誌』なんか、長く続いているし固定ファンも多いだろう。浜崎夫婦=渡辺徹・榊原郁恵、スーさん=石丸謙二郎、佐々木さん=桜金造、コイタロー=柳楽優弥、で、どうだ!とキャスティングまでしたのに「若者へのヒキが弱い」ということで没に。

次に『玄人(プロ)のひとりごと』にしようと提案。年末恒例の一年を振り返る駄洒落マージャン大会を12年分ドラマ化すれば南倍南の役はどうしても適当な俳優が思い浮かばないので、「俺がやるからいいですよ」という事にした。そして年末恒例の一年を振り返る駄洒落マージャン大会を12年分ドラマ化すれば、大河ドラマ的な要素も出来る。ヒット間違いないだろう。しかし、途中で副会長が「くろうとのひとりごと」などと口走ったため「けっ、ドシロートが!」とツッコんだら、「いや、知らないのは仕方ないと思うけど……」と本気でムカつかれ、かなり空気が悪くなったため、なんとなく企画が自然消滅してしまった。



このままでは何の成果も上がらないまま、企画会議が終ってしまう。どうしよう。


(続く)



 

 

しょこりーた出演

副会長の今仁です。お知らせです。

吉田会長が、TV東京の番組『しょこりーた』に出演します。
番組MCは中川翔子さん。

番組内企画「ホラリータ」で、最恐怪談師を決めるといった内容。
吉田会長が、怪談界の先輩方と、怪談バトルを繰り広げました。
結果は見てのお楽しみ!

しょこりーた 毎週水曜 深夜0時43分
http://www.tv-tokyo.co.jp/shokorita/

恐らく、今週水曜の回から出るかと。不確かですみません……。
チェックしてみてください!!

ドラえもん


ドラえもんの宇宙開拓史を観てきた。
もちろん、新、の方。
前作のキー坊のやつが、後半の展開がシッチャカメッチャカというか、やりたい事詰め込みすぎの若さ溢れる失敗みたいな感じだったので、そんなんなのかなと思って行ったのだが。
こっちは、話の組み立てがちゃんとしてたかな。
なんかスタッフロールだと真保裕一っていうミステリーの作家が脚本してたんで、そのおかげだろうか。
(魔界大冒険も同じ脚本らしい。見てないけど。)
まあ原作にかなり忠実だったので、破綻はあり得ないっちゃあ、ありえないのだが。

でも、ここで脚本が前々回の人に戻ったということは。
やはり、キー坊の時みたいな実験しちゃえ的な失敗が、ファンから評判が悪かったのだろうか。
僕は別にドラえもんに思い入れがある訳ではないので、全然やっちゃっていいんだけど。
いや、さすがにキー坊のは「?」「???」みたいな感じにはなったよ。
でも同時に「まあ、許す!」という気にもなれた。
ドラえもんってのは40年も続いてるから、もう今の時点で「祖父母・両親・子」の三世代がそれぞれ子供の時に見てた場合もある訳だ。
ていうか、まだまだドラえもんは続くだろうから、そういう事態は絶対に起こり得る。
これはもう、ほぼ伝統文化のようなもので。
伝統文化の気をつけなきゃいけないポイントである新陳代謝と緩い実験性を忘れると、そのジャンルは完全に死ぬ。
なので、新しいものを望まない往年ファンの声には、耳を貸さない方がいいだろうとも思う。

まあでもドラえもんに関しては、そういう頭の悪いファンのうるさい声みたいなのは、あんまり聞かないかな。
やっぱり皆、分かってはいるんだろうな。