怪談サークル とうもろこしの会 -347ページ目

草人間


夜の新宿の街にて偶然にも激写してしまった。
ゴム人間の次にくるのは、彼らだろうか。





とうもろこしの会

発見



昨日の発見:ココアと缶チューハイをちゃんぽんで飲むとすごい!



バキでいうところの「~~っっ!!」みたいな顔をしながら東急ハンズのトイレにかけこんだよ。コーラとメントスをちゃんぽんで飲むのと同じくらいの破壊力がある。噴出す部分の上下の違いはあるけど。お通じがこなくて困ってる人はお試しアレ。





今日ついさっきの発見:イベリコ豚とタケコプターって似てる!










企画会議2




V.REXというレンタルビデオ店に会員登録しているのだが、そこから今日来たメルマガの一節。



いやぁ~


風邪をひいてしばいばした



(; ̄ー ̄A



花粉症ともあいまって、


ワケわからなくなっております。

っていうかぁ~



風邪で体がダルビッシュぅ・・・



みたいなぁ・・・



今日も、もうすぐWBCの野球ですね・・・










(昨日の続き)

マンガのTVドラマ化で一山あてよう企画会議は難航していた。

結局、ビッグコミックオリジナルのマンガは、いまいちポップでキッチュでないのでは、という意見に流れていったのである。一見ヒューマンドラマっぽくて暖かいイメージだけど、どのマンガも深読みすると、けっこう気狂いしか出てこないのが多いよね、と。

確かに、流浪雲とか風の大地とか、作者の精神状態を疑わせる回もけっこう多い。岳も死体が怖いし、黄昏流星群もセックスシーンが怖い。芳崎せいむの描く人も、目が笑ってない感じが怖い。

ダメダメダメダメ!全然だめ!

「テレビドラマってのはさあ!女子中高生のハートをがっしりキャッチしないとダメなんだよ!」

副会長が吼える。

じゃあ、どういうアイデアがあるんですか?

「これだね」

そう言って彼が出したマンガは『風子のいる店』だった。

どもりの女の子が喫茶店でバイトしながら、無言でカーテンに火をつける気狂いの客や、なぜか椅子をうず高く積み上げる気狂いの客と出会ったり、店内に逃げた謎のペットを探したり、不良にレイプされそうになったりする、心温まる人間ドラマだ。

「寄生獣と一緒の作者だし、イケるって!」

なぜか絶対の自信を持っている副会長。確かにドラマ化したら僕は見たいけど、大衆受け路線を狙ってこの作品を出してくるのが凄い。

みさ子さん役には浜口京子で決まりだな!と、どんどんキャスティングしていくのをなだめて、他の候補作も考えてもらう。

「他なんてないけど……」などと不満そうに呟きながら

「まあ強いて言うなら、小山田いく、かな」

小山田いく。80年代に活躍した漫画家だ。とりみきの友人でたがみよしひさのお兄さん、と書けば、知らない人には平仮名ばかりで読みにくいだろう。

「すくらっぷ・ブック、甘酸っぱいよな~」と遠い目をする副会長。

どうやら、ヒットするマンガのTVドラマ化といえば『風子のいる店』or小山田いく、の二択しかない!というのが持論だそうだ。

そんな彼をよそ目に、無言で酎ハイを飲み続ける僕。

こうして夜は更けていく。

はてさて、こんな二人の企画会議。

いったいこれから、どうなっていくのやら。




(続かない)