障害者の生涯学習 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

障害者の生涯学習

瀬戸市は文部科学省から委託を受けて、

今年度 障害者の生涯学習を行った。

 

(本日の瀬戸市のホームぺージもご覧ください。)

 

学校卒業後における学びの支援に関する事業

 

私は事務局であり、

連携協議会の副委員長でもある。

 

私たちが行ったのは

「ボッチャ」

 

コロナ禍で制限はあったが、

無事に講習会、大会を行うことができた。

 

あまり日程に余裕がない中、

何を行うか決めなくてはいけなかったので、

もともと瀬戸市では

瀬戸特別支援学校児童生徒を中心に

「瀬戸ボッチャクラブ」が結成されているということもあり、

「ボッチャ」に決定した。

 

もちろん、課題もあるが、

結果的にはとてもいい内容だったと思った。

 

娘も事業所から参加させていただいた。

知的に重度の娘には「ボッチャは無理」

 

そう思っていた。

 

でも、違った。

 

講習会後、事業所で練習を積んだからか、

ボールを投げるスピードが速くなっていた。

以前は手からボールが

なかなか離せなかった。

 

細かいルールは理解していないと思うし、

「勝ちたい」という意欲もないかもしれない。

 

でも、「楽しむ」という意欲は満々。

「自分の番が早くこないかな」という

ワクワクもある。

 

事業所でもたくさん楽しい活動をしていただいているが、

事業所という枠を超えて、

年代の近いお友だちと

何かを楽しむ経験を地元でするって

なかなかない。

 

障害があってもなくても、

働くことだけでなく、

余暇ってとても大切なこと。

 

好きなことを見つけて

仲間と楽しむ経験を来年度もできるといいなあと

思いました。

 

 

私の過去の関連ブログはこちら

障害者生涯学習プログラム

 

NPO法人杏

 

書家 金澤翔子さん