障害者生涯学習プログラム | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

障害者生涯学習プログラム

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは瀬戸市まちづくり協働課の川地里香さん。

瀬戸市教育委員会 池田有希さん。

今年度より文部科学省から委託を受けて

瀬戸市とNPO法人杏が協働で

障害者生涯学習プログラムの開発を行っている。

 

「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究事業」

 

お二人とも連携協議会事務局員であり、

私も事務局と委員をかねていて、

一緒に活動させていただいている。

 

瀬戸市と愛知県立大学が協働で

「特別支援教育リーダー養成プログラム開発」事業が

スタートしたのが2013年度。

 

池田さんはこのプログラムに参加した1期生。

このときに企画に関わっていたのが

愛知県立大学 名誉教授の田中良三先生。

 

この出会いがあり、今回の研究事業につながった。

 

お話をいただいてから企画提出までの期限が短く、

川地さんも池田さんも大変だったと思う。

 

今年度行うことにしたのは「ボッチャ」

もともと瀬戸市立瀬戸特別支援学校(さくらんぼ学園)

ボッチャに力をいれていて、

「瀬戸ボッチャクラブ」が設立されている。

 

今年度は共催でボッチャ大会を行った。

(第19回ボッチャ大会)

コロナ禍で縮小開催だったが、

事業所メンバーの講習会、

公民館の皆さんとの講習会を行い、

萩山小学校体育館で大会を開催。

 

縮小開催のため、

事務局員や委員に関係する事業所ということで、

ジョブスタイル

らいむ畑

Happy Kids(瀬戸市育児サークル)

こちらのチームが出場。

 

講習会でも本当に楽しそうで、

「絶対に優勝する!」と張り切っている参加者も

たくさんいました。

娘も参加。

夫も付き添いで来てくれました。



その後にパラリンピックがあり、

それぞれテレビ観戦したようで、

当日までにさらに気持ちが盛り上がったようです。

 

本番の大会は

さくらんぼの生徒さん、卒業生チーム、

瀬戸北総合高校と対戦。

 

なんと

チームが優勝しました!

 

コロナ対策で応援時は、

控室でのモニター観戦でしたが、

試合ができて本当に良かったです。





障害種や障害の程度は違っても、

工夫をすれば一緒にできることって、

結構あるんだなあと思いました。

 

大会が終わっても、

それぞれの事業所ではボッチャを行っているようです。

 

娘も今までより、ボールから手を放すスピードが、

少しだけ早くなったそうです。

 

今後の展開も楽しみです。

 

そして、健常者、障害者の垣根なく、

一緒に楽しめる場があるといいなあと思いました。

 

誰にでも得意、不得意があり、

体育会系、文科系もいろいろ。

 

好きな生涯学習に出会えるような

選択肢があるといいなあとも思います。

 

まずは第一歩。

12月にはハイブリッド形式で

成果報告会があります。

 

関係者のみになりますが、

当日参加できなかった方々にも参加していただき、

この取り組みを理解していただき、

広がっていくといいなあと思います。

 

そして、予算がつかなくても、

この仕組みが成り立っていくようにしたいと

思いました。

 

川地さん、池田さん、

ご出演、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

 

本日の放送はこちらで聴けます。

2021年11月22日「ともみとともに」