NPO法人 杏 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

NPO法人 杏

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストはNPO法人杏理事長 相馬貴久さん。

就労継続B型と生活介護の事業所を

瀬戸市穴田町で運営して6年。

 

このたび、瀬戸市中水野町に移転し、

新築で広くて明るい大きな事業所が開所した。

 

敷地は360坪。

 

建物も広いが、駐車場も

とても広くてイベントも

開催できちゃう。

 

先日、内覧会に行かせていただきました。

(時間が遅くなり、暗い写真ですみません)

 



パーテーションを開ければ、

一つの大きなお部屋になるスペースや、

厨房もとても広くて調理もしやすそう。

 



移転後も水曜日の

五平餅・みたらしだんご販売は継続。

地域の方々に、ぜひご利用いただきたい。

 

利用者の皆さんも新しい場所に

少しずつ慣れてきているようだ。

 





文科省から委託を受けている

障害者の生涯学習も

瀬戸市とが協働で行っている。

(先日の私のブログを参考に・・・

 「障害者生涯学習プログラム」 )

 

先日のボッチャ大会では、

杏チームが優勝した。

 


講習会後には「杏が優勝する!」と

メンバーはすでに優勝を公言していた。

 

工賃アップは大切だけど、

ボッチャの練習に励む杏メンバーの姿を見て

余暇活動もとても大切だということに

気づかされた。

 

最初は娘さんの障害を

素直に受け入れられなかったとのこと。

 

でも、今は娘さんの存在は原動力。

娘さんの名前をとった

「杏」という名前にも込められている。

 

娘さんが相馬さんの生き方を

180度変えてくれた。

 

相馬さんが経営する「米泰」

利用者の「施設外就労先」として、

仕事を覚えたメンバーが来て、

黙々と作業をこなす。

 

事業所内では内職。

畑作業もしている。

新しい場所での生活がスタートし、

みんなも少しずつ慣れてきたようだ。

 

来年には市役所マルシェの出店も再開。

休んでいる市内の公園トイレなどの清掃作業も、

再開できそうだ。

 

地域福祉を考えたとき、

まだまだ足りないものがあり、

まだまだやりたいことがある。

 

有言実行。

 

思いはきっとカタチになる。

 

相馬さんと話していると、

強くそう感じた。

 

そして、障害者の生涯学習も、

予算がつかなくなっても、

続けていけるといいなあと思いました。

 

本日の放送はこちらで聴けます。

2021年11月29日「ともみとともに」