2000.8.27 ストックホルム
朝は10時40分に予定どうりストックホルムに到着。旅もはじめて一ヶ月つかくになると新しい街につくドキドキ感がなくなってきたなあ。ストックホルムは快晴。ふとインフォメーション前であった中国人と意気投合。いい宿を知っているというので一緒に行くことにする。彼はノルウェーに仕事で来ており、ストックホルムに二日間立ち寄った後本国へ帰るという。学芸員らしくて芸術肌な雰囲気、しきりに美術館めぐりがしたいといっていた。私は差し障りのない程度に中国映画の話なんかをする。彼が知人から聞いた船ホテルがあるというので行く。ここらあたりには船ホテルというのがたくさんあります。ホテルの中がすべて船造り、船ホテルというのだからあたりまえだけど。しかも北欧にしてはリーズナブル。受付に入っていくのにデッキをあがっていく。なかなかいい雰囲気で気に入る。とりあえず、ストックホルムには1泊だけし、フィンランドに行く予定なのでそれらの手配をする。
今日はものすごく快晴で、街全体が美しく見える。なによりも日差しが陽気でTシャツ1枚でいいくらい。昨夜は夜行列車だったのでつかれたので、例の中国人と夜ごはんを一緒に食べた後は私はホテルへ戻ってさっさと寝ることに。ところが・・・!この船ホテル、寝心地はかなりわるい。船なだけあって、しかも小型の船なので、かなりゆれるのです。一度ゆれると次のゆれを身構えてまってしまう、つまり眠れなーい。しかもドミトリーだったため同室のメキシコ人女性のいびきがすごい!ワタクシ、旅に出て初めて寝つけない夜というのを経験しました。結果としてはイマイチなホテルでの宿泊。
【本日の旅の費用】
宿代 185sk
昼ご飯 13sk
夜ごはん 9sk
トータル 207sk(2898円)
2000.8.26 ナルヴィック
久しぶりにシングルルームに泊まった。そして今までの私の人生のなかで最北にいる状態なのだ、今が。そんなに寒くないけど。うーん、でもちょっと寒いかな8月にしてはといった具合。今は白夜はみられないらしく昨夜着いたときも真っ暗。でもやっぱり日の出ははやーい。朝ご飯は、せっかくシングルルームにいるのだから昨日かっておいたサンドイッチをほおばる。ドミトリーと違って人目を気にすることなく身支度をしながらの朝食。なかなか心地いい。ここらでは最低ランクのホテルらしいのですが快適でした。
ナルヴィックに来た理由は途中の車窓の眺めを楽しむ、ということ以外に目的はない。しかし、ホテルでごろごろするのもなんだし、せっかく来たんだからちょっとくらい街をみておこう。
とっても小さい街で街自体とくに観光名所となっているようなところはない。1時間もあればぐるっと一周できてしまうくらいなので、時間をもてあます。しかも本日は曇り空。ちょっとしたショッピングモールがあるのでお茶を飲みに入る。このモールに入ったとたんけっこうな人たち。きっと近くの村の人たちが買い出しにやってくるんだろう、ここくらいしかお買い物するところなさそうだし。
本日はこののち、一気にストックホルムまで南下予定。なんとナルヴィックから直行の列車がでているのです。ここからフィンランドへ抜けるルートもあるらしいのですが週末にかかるのでバスがどうなっているかわからないと、インフォメーションのおじさんが言うので断念。スウェーデンまで直行列車でいくほうがらくちんだなあ、と思った。インフォメーションで並んでいるとき前の人がドイツ人で、一見怪しそう。ものすごくみずぼらしい格好をしていたのですが、話すととってもフレンドリーでいろいろ教えてくれた。ちなみにここナルヴィックから船で他の諸島にわたるとすごくいいよっとすすめられる。ちょっと心を動かされたけどやめておいた。なぜかというと天気が雨に向かっていたから。でも、いつか絶対に行ってみたいと思っている。
ちょっと町歩きもあきたのでホテルに戻る。居間でお昼寝をしている人がいたが、私は、元来昼寝があまりできないのだ。リズムが狂ってしまいそうで。なのでお茶を飲んで景色眺めてぼーっとする。
時間になったので駅に向かう。ナルヴィック駅は、じつは世界最北端の駅だと知り記念撮影。つまりこれからのるナルヴィック~キルーナのラインは最北線なのです。最北なだけあってか景色はすばらしい。フィヨルドの上を走っているような雰囲気。眼下に滝が落ちていくさまだとか、透き通ったこい青色の川面などなど雄大な景色は続く。自然にまさるものはないとつくづく思う。
本日は列車でお泊まり。寝る時間になるとベンチがベッドに早変わり。シーツもちゃんと運んできてくれます。男女別になっていて、ナルヴィックからの乗車は私ひとり。コンパートメントになっていて6人用。途中からノルウェー人の大学生が乗ってきた。こちらでは10週間お休みがあり、最初の5週間は働いて資金づくり、残りの5週間で旅に出るのが一般的だという。楽しそうだったなあ。
【本日の旅の費用】
夜行 175nkr
電話 10kr
水 9kr
バナナ 5nkr
ランチ 20nkr
トータル 219kr(2628円)
2000.8.25 ナルヴィック
朝ご飯はしっかり食べないと、と思い食堂車へいく。なんと75NKもするではないか!でもまあ、朝ご飯は大事、と思い直し注文。気のせいかリッチなビジネスマンに囲まれながらの食事になりました。朝ゆっくりと食堂車で朝食をとると元気がでます。さすがにここらあたりまで北上してくると車窓からの眺めが雄大。ボードーの駅はこじんまり。降り立って思わず深呼吸。よくわからないことが多いので、早速インフォメーションへいく。とにかくナルヴィックという街までいったん北上し、南下するというプランなのでどういったらいいのかを相談。どうしてそんなナルヴィックに行きたいの?というスタッフの問いかけに「途中でしりあった人にボードーからナルヴィックまでのバスの車窓がいいと言われたから」、と回答。ちゃんと通じたらしくあれこれプランを練ってくれた。なんでもそのバスとやらは、夕方出発し、なんと23時に街に到着するという。しかも到着先のナルヴィックのYHはしまっているので安宿、というのがなく中級ホテルになるらしい。深夜に到着することになるからと宿泊先のホテルを予約してくれた。助かる!
夕方までボードーの街を散策。夜行で一緒だったノルウェー人と偶然あう。おかあさんと小さい男の子という組み合わせで、なんでも里帰り中だとか。くりくりの金髪がとってもかわいい男の子で東洋人の顔がめずらしいらしくずーっと見つめられた。おかあさんのほうが英語を話せたのでしばしばブレイク。
足下が寒いので毛糸の靴下を購入。たまたまインフォメーションでみつけてかわいいなあと思っていたのですが、町中のショップの方がやすかったので思わず購入決定。身の回り品の荷物が例の一件で乏しくなっていたのでシャンプーとリンスもついでに購入。北欧にしては安いお店をみつけたのでかなりの時間を費やしていろいろ物色。
さてさて、お待ちかねのバスに乗車。観光客らしき人が私一人で心細い~。しかも、よっぱらいのおじさんにからまれるし。運転手をはじめまわりの乗客にとっても迷惑なおじさんだったらしく、途中でバスから降ろされた。ノルウェー語でなにを話し合っているのかわからなかったけど、周りの人に「大丈夫よ」というような言葉を受ける。ほっと安心。
旅行者用というよりは、地元に人々の生活の足となっているようなバスでした。ですので、私としては絶景が続くのでちょっとここらへんでとまって景色を楽しみたいわって思うのですが、無情にもバスはスピーディにとばしていく。本当にすばらしい風景が続いていくバスの旅となりました。夜遅くのナルヴィック着となりましたが、リクエストするとバスの運転手さんは私の宿泊予定のホテルまで乗せていってくれました。助かる!
【本日の旅の費用】
朝ご飯 75nkr
おかし 17kr
チョコ 10kr
くつした 175nkr
宿泊代 430nkr
ランチ 20nkr
シャンプー 10nkr
バス 362nkr
トータル 1099kr(13188円)