2000.8.30 サヴォンリンナ
とってもおちゃめだった日本人二人組とお別れして、今日はサヴォンリンナへいく。フィンランドといえば、森と湖の国というイメージ。森の中にかこまれた湖で1日だけでものんびりしてみたいと思い訪れることにした。ヘルシンキからサヴォンリンナへは列車とバスを乗り継ぐ。私はユーレイルパスを使っているので全て追加料金・予約なしで利用できるのです、ラクチン。まずはヘルシンキからRIHIMAKIを通りLATI、イマトラ、それからpanikkalaまで。ここでバスに乗り換え。バスでプンカハリュー公園通りながらサヴォンリンナまで行きます。プンカハリューというのは砂州のこと、日本にある天橋立のようなものというとわかりやすい。天橋立とちがうところは砂州にあるのが松ではなく白樺なところ、北欧だなあと思った。後で知ったのだが、プンカハリューは2時間くらいでハイキングできるらしい。いつか機会があったらハイクしたい。バスからの眺めは癒し系。ひたすら森と湖が続くのでフィンランドの雰囲気を味わえました。1時間30分くらいかけていくのだが、途中道をバスや車が走る以外は文明的なものが見あたらないのがいい。
無事サヴォンリンナに到着後はインフォメーションで宿探し。なんとYHはシーズンオフ(8月なのになぜシーズンオフなのか不思議)で閉まっており、その他に安宿はないらしい。ここはフィンランドでもちょっといいリゾート地らしいので安いホテルはないのです、一人旅としては残念。その中でも、とにかく一番チープなホテルを探してもらいそちらに一泊だけお世話になることにした。
ホテルはインフォメーションから歩ける距離。安いホテルなのですが、ものすごく素敵なところでした。感激したのでちょっとくつろぐ。おなかがすいたのでついでに、久しぶりにホテルというところでのんびりディナーでもとろうかと思ったら、なんとレストランが法事で貸し切り。黒い服を着た人たちがあつまってテーブルをかこんでわいわいしていた。そういえば賛美歌のような歌声が聞こえていたと納得。牧師さんらしき人が説教をしていた。ちなみに、女性はみな黒のワンピースでスーツタイプの服を着ている人はいなかったので、フォーマルドレスというのはワンピースのことをいうんだなあ。親族で集まってわいわい、というあたりは日本と同じだと感じた。
ところで、夜ごはんはホテルの人が近くにあるレストランを教えてもらったのでそちらへ。「MAJAKKA」というレストランでsilakka(こぶりのニシン)を食べる。これもホテルのひとのおすすめ。ポテトをむしてねりつぶしたようなものとあわせて食べるのだが美味でぱくぱく。しかしものすごく量が多い。でも全部たいらげてしまった、お店の人もびっくりしていた。
食後はあたりを散歩。妖精がいそうなきれいなところです。オラヴィト城というのが一応観光名所になっているのでそこらあたりをぶらぶら。フィンランドにちびっこに「ヤーパン?」と聞かれる。めずらしいのかしら?
【本日の旅の費用】
朝ごはん 25fk
夜ごはん 58fk
日用品 29.5fk
ジュース・はがき 15fk
ホテル 280fk
トータル 407.5fk(6113円)
2000.8.29 ヘルシンキ
シリアラインで同室だったロシア人のおばさんの言っていることは最後までさっぱりわからなかった。ロシア語でいろいろマイペースにしゃべりかけてくる。私はシャープの電子辞書を持ち歩いていた(目覚まし機能つき!)ので、辞書たよりに自己紹介。これが結構うけた。でもおばさんの言っていることはちんぷんかんぷん。「サンペテロブルグ」だけわかった。多分これからそこに行くのか、そこの出身なのかのどっちかだ、きっと。朝、トルクという街に到着。ずばり、フィンランドに生まれてはじめて足を踏み入れた瞬間。船のなかで簡単なパスポートコントロールをすませ、ほっと一息。とりあえず、フィンランドマネーが手元にないので引き出す。船をおりてすぐのところにバス停留所があり、バスでとりあえず街の中心部である鉄道駅周辺へ向かう。このバスの停留所で朝食。ものすごくおなかがすいていたので生き返った気分。
街の中心部といっても小さい街でした。途中トルク城をぐるっと一周。「お城」というからには観光名所かしらっと期待したのだけれど、中にも入れないし高台にあるわけでもないので見晴らしを期待することもできず、いまいちでした。お城というよりは教会のような雰囲気だったなあ。
駅について、ロッカーに荷物を預ける。本日はヘルシンキに向かう予定。列車の時刻までしばらくあるので街を散策。大聖堂というのがあるのでまずはそちらへ。パイプオルガンが有名らしくって観光バスが何台かとまっていた。私もそのツアーに紛れてちょっと見学。その後、街の中心部でひらかれていたマーケットをぶらっとひやかして、トルクとはお別れ。
列車はゆったりシートのICにのって一気にヘルシンキへ。歩き疲れたせいか列車のなかでは熟睡。ヘルシンキではまずYHへ。市電に乗っていく。異国の市電に乗るのはとっても好き。生活の一部がかいまみれるかんじ。ヘルシンキのYHはオリンピックで使われたスタジアムの一部を改装したもの。中のつくりはけっこう普通のYH。ただ、外観はもちろんスタジアム。YHに到着後もちょっと時間があったのでまた街に出てぶらぶら。NIKEショップで素敵なリュックを購入、まさに衝動買いだ。私にしてはめずらしいが、北欧っぽく斬新なデザインで、今後の旅のお供に使えそうだったから。
部屋では日本人の同世代の女性二人組にあう。意気投合し、ラウンジでお茶。旅の情報交換をしているうちに、フランス人とイタリア人ともお友達になって旅の話で盛り上がる。「パリはいいよ」「ローマのほうがもっといいよ」ってかんじ。ちなみに私は「東京っていいよ」といっておいた。実は私は関西出身なのだが。ちなみに、このフランス人、宮本武蔵にはまっていた。フランスでは日本文学が大流行だという。わたしより詳しいかもっ
【本日の旅の費用】
YH 80fk
ランチ 47fk
フィルム 39fk
朝ご飯 14fk
バス 24fk
ナイキのリュック 199fk
おやつ 7.3fk
トータル 410.3fk(6155円)
2000.8.28 ストックホルム
朝ご飯は別料金となっていましたが、ホテルの食堂でとることに。なんと船上デッキで快晴だったのできもちいい!一人でお茶を飲んでいるとカリフォルニアからきたという青年が話しかけてきた。「navy」って聞こえたので多分兵隊さん。ちょっと話がはずんで、朝食の後紅茶を4杯も飲んでしまった。でも船上でのむモーニングティは気持ちいい。中国からきた学芸員さんとは今朝でお別れ。彼は明日中国へ帰るという。これから国立美術館に行くんだ!とまたまた芸術のお話。私はまずは王宮へ。国々の首都についたらまず王宮をめざすのはちょっぴりその国に敬意をはらうつもりで。なんと50skも入場料をとられた、高いぞ~。でもラッキーなことに衛兵交代をみることができました。とりあえず人が少ないのがいい。兵隊の数なんかはイギリスと比べると少ないんだろうな。ぱっとみた印象ですがかなり小規模。でも、国家をブラスバンドで聞けたりしてそれなりに見応えはありました。女性の方もけっこういて、ああここは北欧なんだと実感。でも王宮自体はけっこうさびれたかんじで、途中からたいくつーに。唯一感動したのはロイヤルファミリー用だという教会。正面にどーんと白い彫刻がある。これはキリスト教を表現しており仏教徒の東洋人でもすばらしいと素直に感動できました。
それから市庁へ行く。ここはなんなんだ、とずっと?でしたが、要するに迎賓館です。ガイドさんに案内してもらいながら入るのですがどうやらヨーロッパ屈指の建築らしい。たしかにゴージャス系・カジュアル系などいろいろなタイプのホールがあり、日本にもこんなのがあったらいいのに、と思いました。ちなみにノーベル賞の授賞式があるというホールも見学しました。ここひとつでどんな人にも対応できる迎賓館、やっぱり日本にも作るべしって思う。
今日はシリアラインという船にのってフィンランドへ行く予定。夜行船です。大規模な船なので昨夜のように揺れる心配はなさそう、ホッ。
【本日の旅の費用】
シリアライン 215sk
朝ごはん 40sk
夜ごはん 10sk
王宮 10sk
トータル 207sk(2898円)