ヨーロッパ女ぶらり一人旅 -29ページ目

2000.9.13 チューリッヒ

洗濯をしてこざっぱりしたいなあ、と思っていたところなので朝からせっせとコインランドリーにてお洗濯。昨夜知り合った女の子はルノガの音楽大学に通う予定というピアニスト。コインランドリーでお洗濯中だし、彼女も午前中は予定がないということなので、普段から長い朝食を好む私は、いつになくながーい朝ごはんとなった。せっかくだしピアノの生演奏が聴きたいわ、と思ったところ、なんと、このホテル、ピアノがおいてあったので弾いていただき、しばしの休息。スイスも音楽がさかんなお国柄なんだとか。ピアノひけるって素敵、音に誘われてギャラリーが増える。音楽には国境がないんだと実感。

今日は、12時に大阪からの旅人、なおみちゃんと駅で会う約束になっている。彼女とは実は北欧で初めてあい、その後ドイツでばったり再会。お互い「おんな一人旅」同士ですっかり意気投合し、スイスでちょっとあおうよ、ということになった。12時にあえなかったら3時にまた同じ場所で待ち合わせといった具合。12時にはなおみちゃん現れず。ツーリストインフォメーション前を約束にしていて、ちょうどそのとき日本からの旅行者のおじさんと会い、ちょっとお茶。なんでも友人がチェニジアに転勤でその陣中見舞いだとか。スターウォーズの撮影された場所でもあり、名将ハンニバルのカルタゴの遺跡なんかが人気スポットで欧米人にはけっこう人気の観光国らしいです。なんといっても物価が安いらしく、女性の一人旅でも大丈夫だと思うよ~と言っていた。実は、最近ハンニバルの本を読んだところだったので興味がわいてきていろいろ教えていただく。うーん、ぶらりと寄ってみようかなあ、と今後のルートを考えてみる。旅の途中のこういう時間が大好き。

長いお茶のあと、チューリッヒの駅自体でちょっとしたアートフェスティバルが催されていて、ぶらぶらしていると3時。なおみちゃんとは無事再会!久しぶりにいろいろとお互いの旅の話をしながら、本日のお宿、チューリッヒのYHを目指す。駅から20分くらい。チェックインしてさっと身支度。チューリッヒの教会やシャガールのステンドグラスのある大聖堂などをぶらぶら。新婚さんが教会をバックに二人で記念撮影。花嫁さんがウェディングドレスをたくし上げ、ちらりっと足をだしてセクシーポーズ。そんなポーズで写真を撮るかーと美意識のギャップを感じた。

せっかくスイスに来たんだし、チーズフフォンデュを食べたい。ガイドブックに載ってある店を探してみるがなかなか見つからず。人の流れで見つかったお店はやはり観光客むけといったかんじ。でも、とりあえずおいしいワインで乾杯できて満足。ひたすら旅のことをいろいろ語り合う。帰りみちのチューリッヒの夜景が美しくって忘れられない。ちょっとお疲れモードでYHに戻る。同室はひとなつっこいドイツ人女性。さすがドイツ人は旅上手。けっこうディープにリサーチして旅をするので教えていただく。

【本日の旅の費用】
YH代 40SF
ランチ 5SF
ごはん代 34.5SF
メール 6SF
水 3SF
トータル 89SF (4628円)

2000.9.12 チューリッヒ

大好きなあったかい紅茶を5杯ほど飲むと元気になってきた。朝食はサラダを少しだけにしておく。昨夜と比べるとかなり元気になった。今日はリさん夫妻と一緒に観光したあとはお別れ、パリに行くらしい。私はもう一泊滞在することにする。

今日のルートはリさんがガイド。というのも、ハネムーン中なのにおじゃまだわ~という私の遠慮をよそに強引に誘うので。まずはお買い物。彼らの10年来の夢というのがスイスで本場のオルゴールを買うことだったらしい。で、何軒かチェックしたあと気に入ったものをご購入。なんだか夢の瞬間にたちあえたってかんじでこちらまでとっても幸せな気分になりました。二人ともとってもうれしそう。このオルゴール、ずっと彼らのおうちのお気に入りスペースに飾られるんだろうな、と想像するとハッピー。でも、スイスって物価がとても高いんです。1400SFくらいしていたし、なんでもたかいので貧乏旅行者にはつらい。

その後はチューリヒ湖で遊覧船にのる。街の中心部にどーんとある湖。水面がきらきらひかっていてきもちいい。私がもっていたユーレイルパスだと無料で乗れる、知らなかったので教えてくれた二人に感謝。船の旅は1時間50分。11時に乗船し、ランチをとりながら休憩。下船後は街を散策。スイスの都市というだけあってこぎれいな雰囲気。メインストリートを歩いていると「SUSHI」の文字を発見。病み上がりなので少々高くてもやっぱり体調を整えるには日本食っと思い購入。

ここチューリッヒから1時間弱で「リヒテンシュタイン」という国に行くことができます。パスポートコントロールもない都市といったかんじですが、れっきとした「国」らしくそこまで足をのばすことに。ザルガンスという駅で下車後、バスにのって街の中心部までいく。観光案内所にいくと、なんとパスポートにスタンプを押してくれる、ああ、お国なのねと実感。高台にお城がそびえたっているあたりも、「国」なんだと思う。お城の内部は見学不可、というのも実際にロイヤルファミリーがすんでいるらしい。高台で眺めが素敵なところでお姫様やっているってうらやましいと思った。芝生の緑がきちんと手入れされているはなやかではないけれどいいかんじ、個人的にはこういうこぢんまりとしたお城がすき。帰りはチューリッヒの夜景を車窓から楽しみながらうとうと。

本日は昨夜と同じホテルに宿泊。同室に日本人の女の子がいたので日本語で身の上話をしたのち就寝。

【本日の旅の費用】
ホテル代 35SF
スタンプ代 2SF
はがき 5SF
ごはん代 20SF
おかし 3.65SF
トータル 65.65SF (3835円)

2000.9.11 フュッセン

不思議と今日は朝から元気。6時半に起きるとさっと身支度し、7時半から朝食。昨日すっかり意気投合した香港人カップル、リさんと昨夜同室した三重出身の医大生のしょうこちゃんと朝食。しょうこちゃんはお城をいろいろ見て回るたびをしており、朝から精力的に観光するゾといっていた。私はリさん夫妻とノイシュバンシュタイン城に行く予定。

チケット制になっており、お城の入り口で売っているわけではない。ふもとの観光案内所のようなところで入手する。さっそく8時すぎにいくとすぐにとれた。でも、すぐっていう時間ではなく中途半端に時間があったので周辺をうろうろ。今のうちにホテルをチェックアウトし荷物だけ預かっておいてもらう。おみやげものやさんを数軒ひやかし、せっかくなので馬車にのってお城入り口までのぼる。そう、お城は街の高台に位置しているのです。内部へはツアーではいれるというもので、各国語別のツアーとなっている。わたしはもちろん日本語ツアーに参加。所要時間約1時間。ガイドによるとフリードリヒ2世がたてたといわれているが、彼自身がこのお城を使うことはほとんどなく亡くなったという。ちょっと謎めいたところがあるような人らしく、帰国したら一冊くらいノイシュバンシュタイン城にまつわる本をひもといてみようと思った。

このお城、内部はもちろん豪華なんですが、なによりも、外からみる眺めのほうがすばらしい。お城の先を10分ほどあるいたところにある橋からの眺めはすばらしい。この景色を見に来ただけでもドイツに来てよかったな、と思えるところです。まわりは木がおいしげっていて下は川がながれておりぽつんとお城が出現しているといった雰囲気。遠くにもうひとつ小さいお城がみえます。そのよこには湖があって幻想的。今日はものすごく快晴でしたが、朝もやの中でとか、雪景色だとかでまた違った雰囲気になるんだろうな。またちがった季節にあわせてきてみたい。ただ、この橋から景色を眺めるには、もちろん橋を渡らなくてはならないわけで、高いところが苦手のわたしとしてはちょっとつらい。わたしが妙に怖がっているのを見てリさんは「この橋はきっとドイツ製。中国製とちがってしっかりできているから大丈夫」といわれ、なんだかお国柄を感じた。「高所恐怖症」という英語が出てこず、英語がんばらなくてはっとも思った。

今日はこの後スイスのチューリッヒへ向かう。リさん夫婦はハネムーン、というので私はおじゃまだわ~と思っているのですが、彼らは「一緒にいきましょう」と強引に誘うので一緒にチューリッヒへ列車にて向かう。ただ、なんと、私、電車のなかで酔ってしまった。この旅ではじめて体調をくずす。ただ、こういうとき人が横にいたというのはラッキー。とりあえず目的地につくなり、近くのホテルをみつけ私は部屋でぐっすり。リさんたちは外に遊びに行って、帰りにフルーツを買ってきてくれた。感謝感謝。私は、日本にいるときでも、とにかく果物を食べると調子がよくなるので助かる。そんなわけで本日はお部屋でごろごろ。

【本日の旅の費用】
ホテル代 35SF
馬車 8DM
バス 2.6DM
はがき 2DM
城入場料 14DM
夜ごはん 5SF
トータル 26.6DM+40SF (3623円)