熊本城マラソン2024走行記③（30キロ～ゴール）
30キロを過ぎてさあここから、というところで、うーん、足が重くなってきた。いつも通りと言えばいつも通りだ。
30.9キロ地点のエイドでSOYJOYをもらいポッケへ。イチゴはとり損ねた。レッドブルをもらったが、ぬるくてイマイチ。シャキッと冷たい炭酸がほしいぜ。と思ってたところに私設エイドでコーラが提供されていた。これはありがたい。しっかり頂いた。
32キロ地点、ここで右ふくらはぎに軽い攣り兆候が現れた。暑いしね、しかたない。
とりあえず秘薬・コムレケアを投入。不思議なことに今回はこれ以降全く攣ることはなかった。
後日改めて検証結果をまとめるが、やはりリ・ソビームが効いているのかもしれない？
（今シーズン、リ・ソビームの攣り対策効果の検証を続けており、ここまで3勝1敗）
とはいえ、体はかなり重くなってきた。とにかく35キロまでいこう。
5分半くらいに落ちているがこれ以上は落ちないように。粘れば楽になることもある。
35キロ通過：3時間4分34秒
35.4キロ地点、思い出のエイド。（5年前、5時間ペーサーに抜き去られて泣きながら風船を見送った地点）
バナナを食べて、さあいこうか・・・
・・・・・前方に橋がみえるな。。。スパートは登ってからにしようｗ
実はほとんど足おわってるんじゃないかと思いつつ、今日は歩かないぞ、と、なんとか橋を登り、さあいこう。
本日2回目のＬＯＶＥ２０００をかけて、いくぞ～ グライドライド３、頼むぜ！と気合を入れるが体は進まず。
左足薬指は痛いし、ストライドは小さくなってるし、うーん、すすまねえ。。
橋を超えるたびに疲労は蓄積していく。
いくつめの橋だったか忘れたけど、青いコスプレをした女性から「ドラえもん、まだいけるぞ～」と力強い声援をもらった。
「おう！」って返事した。
最後の橋を登って降りて、ようやく40キロ。3時間33分03秒。最後の登りを考えると、サブリノは難しくなった。
既にペースはキロ6近い。足が進まん。うう。と四苦八苦していたら、
魔女の宅急便のキキだろうか、双子コーデしたかわいらしい女性たちが全くおんなじフォームでキャッキャいいながら声援に応えて爆走。めっっちゃ楽しそうだった。
40．6キロ、最後のエイド。そういえばまだ黒棒をもらってない。いやしくもお土産に黒棒をポッケにいれ、
レッドブルとポカリを飲んでさあ、いこう。
41キロいよいよラスボス、熊本城の坂道だ。
ここでも大きな声援を受けるが、もはやそちらを見る余裕はない。とにかく進め、進め。。
ZARDの負けないでがかかってる。もう少しなんだよなあ。。
どれだけ坂道トレやってきたと思ってるんだ、頑張れよ、と思うけど、どんどん抜かれる。
42キロ、あと２００ｍ、あ、これまがったらゴールだっけ？と思って曲がったらまだゴールではなかったｗｗｗ
ここまで歩かなかったのに、ついに少し歩いてしまった。42キロ走れたのになんで最後歩くんだよ。あほか。
思い直してゆっくりでいいから走ろう、走るかっこうだけでもいいじゃないか。
ゆっくりゆっくり進んで、こんどこそ最後のコーナーを曲がってゴールが見えた。
3時間48分？あれれ、随分落ちたなあ、でも50分は切れたからいいか。
ドラえもんが帰ってきました～のコールを受けて、もろ手を挙げてゴール。
ゴールタイムはネットで3時間47分08秒。
ゴール後、タオルをもらい、メダルをかけてもらう。
レッドブルなどが入ったビニール袋とボディメンをもらう。パンはむき出しだったので遠慮した。
（さすがに完走後すぐにパンは食べられない。。昨年までのように袋入りに戻してほしいな）
おもてなし部隊の味噌汁をもらって塩分補給。
行列がすごいことにならない前に「えがお」のブースで写真撮影。荷物を受け取り（今年は極めてスムーズだった）上半身だけ着替え、妻と合流した。出店がたくさんでていたが、どうやらビールは販売していないようだ。
二の丸広場はアルコール禁止なのかな？ビールがあればみんなここでのんびり楽しむのになあ。残念。
早々に会場をあとにして、通町筋までもどり、朝の集合場所だったシモカワ薬局でコーラを買って一気飲みしたあと、
鶴屋前のお好み焼き大文字にはいり、打ち上げ。まだ走ってる人達は暑くて大変だな、がんばれ、と思いながら生ビールをゴクゴク飲んだ。
15時半くらいに打ち上げ終了、鶴屋で夕食用の馬刺しと、おやつの蜂楽饅頭を買って、通筋町のバス停からひのくに号に乗車。
19時くらいに帰宅し、馬刺しで2次会、楽しい一日は幕を閉じたのでした。
振り返ると、2度目のサブリノチャレンジは失敗に終わったけど、こんなに熱い応援を受けて楽しく走れて満足。
後半垂れてしまったけど、それでもたぶん、今日できる最高のパフォーマンスだったと思うし、後悔はない。
来年、もっと強くなって、もっと楽しみながら速く走れるようになってここに帰ってこよう。
熊本城マラソンに携わった全ての関係者に御礼申し上げます。ありがとうございました。