渡米した当初、日常の色々な事に違和感を覚えていましたが、

最近では気になる事が少なくなった、というよりかは、

アメリカ的やり方が当たり前になってきたので、違和感を忘れ切る前に、

今回は私が実際に経験して感じた日本とアメリカの違いについてまとめます。

 

すでに個別にご紹介した項目もありますし、

これから個別にブログにアップする予定の物もありますが、

今回は生活編について、書いていきます。

 

  生活編

 

家の中は土足

これは有名だと思いますが、本当に土足です。

我が家は日本スタイルで生活しているので、ドア付近に足拭きマットを置いて、

そこで靴を脱ぐ生活をしていますが、

たまに業者さんが来ると、土足で上がってくるので、

「待って、待って~靴を脱ぐか、靴カバーして!!」と言っています。

玄関には、すぐに渡せるように靴カバーを常備しています。

 

キッチンにはオーブンと食洗器

アメリカのキッチンには食器洗浄機とオーブンが備わっている事が一般的で、

どちらも日本のものより2倍くらい大きいサイズです。

コンロとオーブンの使い方は、アメリカのコンロ・オーブンの使い方から。

 

洗濯物は外干ししない

アメリカでは洗濯物を外干しする習慣がありません。

外観を損ね、不動産価値が下がるというのが主な理由で、

州によりますが、外干しが違法な州もあります。

詳しくは、アメリカの芝生の価値!家の価値=庭の綺麗さをご覧ください。

 

洗濯機と乾燥機が常備

洗濯物を外干ししないので、洗濯機だけでなく乾燥機も常備されています。

 

エアコンと暖房はセントラルヒーティング

アメリカの建物の多くは、セントラルヒーティングと呼ばれるシステムで、

冷暖房を1箇所で管理し、建物全体の温度を一定に保つ空調設備になっています。

詳しくは、アメリカのエアコンをご覧ください。

 

バスルームのドアは未使用時は開けておく

アメリカの家は、トイレとシャワールームが一緒になっている事が多く、

Bathroomと呼ばれています。

このBathroomのドアは閉まっている時は使用中という暗黙の了解があります。

 

Bathroomと似た言葉でRestroomがありますが、その違いは使用場所の違いです。 

Bathroomは主に居住空間で使用されるトイレやシャワーを含む場所を指し、

Restroomは主に公共の場所で使用されるトイレを含む場所を指します。

 

郵便物

小さい手紙は、集合ポストに投函されます。

 

 

大きい荷物は、玄関前に放置です。盗まれたというニュースをよく見ます。

 

 

バスケが大好き

この写真の様に、家の前にバスケゴールが置いてあるお家が多いです。

 

 

Salaryは2週間毎か毎週

給料は、2週間毎か毎週、振り込まれます。

日本の1か月に1回支給より、アメリカ式の方が便利だと私は思います。

 

イベント時は家をデコレーション

こちらはハロウィーンの時のデコレーションです。

毎日通る度に、骸骨さんの位置などが変わっていて、楽しませてもらいました。

 

10月31日になると、子ども達がTrick or Treatと尋ねてくるのですが、

このようなデコレーションをしているお家は、

子ども達の訪問歓迎の意味でもあるので、ハロウィンのデコレーションや、

家の前に置いてあるカボチャを目印に、子ども達は家を訪ねていきます。

 

 

これもハロウィーンのデコレーションです。

大きい家を使ったデコレーションが人気で、蜘蛛の巣はよく見かけます。

 

 

2階建てのお家よりも高いジャック。

 

 

ジャックは人気で、色々なジャックを見かけます。

 

 

屋根の上に、バルーンの猫…と一緒に本物の犬も。

 

 

こちらは、Thanksgivingの時のデコレーションです。

Thanksgivingの時は、ターキーのデコレーションになります。

 

 

こちらはSt.Patrickのデコレーションです。St, Patrickについては、

セントパトリックデーにはコーンドビーフ(コーンビーフ)とギネスビール!!

に書いたので、よろしければご覧下さい。

 

 

イースターのデコレーションです。

 

 

こちらはクリスマス時のデコレーションです。

Thanksgiving直前から1月初めくらいまでの2か月くらい、

我が家の近所では、このようなデコレーションが楽しめます。

 

このお家の様に、すごく賑やかなデコレーションをしているお家は、

Crazy Christmasと言われます。

 

 

こちらもクリスマスの時のデコレーションです。

2階建ての家まで届きそうな、大きなサンタさんを飾る家も多いです。

 

 

本のリサイクル

 

読み終えたけど、まだまだ綺麗な本は、このお家型のボックスに入れて、

リサイクルします。こういったボックスが所々にあります。

 

 

ドライブスルーが豊富

マクドナルドのようなファストフードだけではありません。

 

 
処方薬の引き取りもドライブスルーです。
 

image

 

銀行もドライブスルーです。

 

 

愛国心が強い

アメリカ人はアメリカが大好きです。自国にプライドと自信を持っています。

アメリカの国旗を家に掲げている家もたくさん見かけますし、

アメリカの国旗がデザインの服やマスク、靴など、アメリカLOVEをよく目にします。

 

 

公共のトイレは個室の仕切りが一部だけ

トイレの個室の仕切りは一部だけなので足が外から見えます。

個室の下のスペースが大きく開いていて、上からも簡単にのぞける感じです。

犯罪や、何かあった時にすぐ分かるようする為なのかなと思いますが、

とっても大きなスペースなので、知りたくなくても隣が見えてしまう時もあります。

 

ペットに優しい

レストランやバー、スーパーやお店の中にも、犬を同伴する事ができます。

Dog Friendlyのワイナリーもたくさんあります。

もちろん、ペット禁止のお店もまだまだ多いですが、

多くのお店のドアの入り口には、犬用の水の受け皿が置いてあったりします。

 

空港でも、国内線ターミナルでは犬を連れてる人をよく見かけます。

 

フリック入力は日本語キーボードだけ

日本語入力に欠かせないフリック入力は日本語のキーボードだけです。

日本人が文字を入力するときは基本的に片手で行いますが、

英語入力のキーボードはPCと同じなので多くのアメリカ人は両手入力です。

 

業者とのアポイントがいい加減

日本の時間に対する感覚はとても素晴らしいです。

業者に修理のアポイントをしても、大体、時間通りに来てくれます。

 

アメリカの場合、予約の時間幅が9~11時の間のように2時間くらい幅があります。

その時間で待っていると、いきなり時間前に連絡なく来たりする時もあれば、

約束してても連絡なく来ない時もあります。

 

後日、理由を聞くと、前のアポが長引いたから等々と、普通に言われた時は、

アメリカに来たんだなと実感しました。

 

指での数え方が違う

日本では指で数を数えるときに人差し指から順に数えていきます。

アメリカでも同じように人差し指から数える人もいますが、

親指→人差し指→中指、と数える数え方も同じくらい一般的です。

 

アメリカ人がよく使うクォーテーションマーク

クオテーションマークという言葉は「」のマークの事です。

指で空中に描くのでエアクオートと呼ばれています。

 

ピースサインをクイっと折り曲げるこのジェスチャーは、

言葉を強調したい時や、嫌味を言いたい時などに使われるジェスチャーで、

アメリカ人がよく使うジェスチャーの一つです。

日本でいう「」の役割で、同じような意味で使う事ができます。

 

ゴミの分別がおおざっぱ

州によって違いはありますが、ゴミの捨て方は日本と比べてとても大ざっぱです。

我が家のエリアは、1週間に1回の回収で

  • グリーン:植物や生ごみ等
  • ブルー:リサイクルできるもの
  • グレー:その他

 

 

ゴミの回収は、豪快です。

1週間に1回の回収日に道路にゴミ箱を出しておくと、

ゴミ収集車が回収に来てくれます。