こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
不登校のゴールって何だと思いますか?
「学校に継続して行くようになる。」
という意見が多そうですが…
ご家庭によって、多少違うとは思いますが、
ほとんどは、
「学校に行けるようになること。」
が、不登校のゴールのように思うかもしれませんね。
「学校に行かなくても、フリースクールでも良い。」
「習い事などに通いだしたら…」
「塾に行ったり、勉強するようになったら…」
不登校のゴールまでいかなくても、少しは安心だな…っていう方もいてると思います。
もちろん、
不登校だった子どもが、学校に行きはじめると、
嬉しいと思います。
みんなと同じように勉強をして、
友達と楽しく過ごしてくれたら、
親として嬉しいのは当然ですよね。
でも、いったん不登校になって、
不登校の期間が長ければ長いほど、
学校に行くのはすごく怖くて、
勇気がいることだと思います。
だから、
不登校のゴールや解決を、
「学校に戻ること。」
だけにしないで、
「子どもが自立すること。」
を最終的な目標にして、
「子どもの自立に向けて、子育てしていく…」
ことが良いんじゃないかな?と思います。
子どもを育てて行く、は同時に、
「親である自分を育てていく。」ことです。
「子どもと一緒に、母親としての自分も一緒に育てていく」という感覚の方がうまくいくような気がします。
親の方が知識や経験は多いけど、
人としては対等ですよね。
だから、親が上で子どもは下、とかではない。
一緒に、お互いが学びあって成長していく感じ。
実際、子どもに教えられることも多いですよね。
だから、
子どもも、私達親も、一緒に自立を目指す。
学校に行くことより、自立することを目標にした方が、将来のためになると思います。
だって、学校に行ったとして、卒業して、就職したり、結婚したり、
結局は人として自立できることが、ゴールじゃないですか?
それなら、目先の学校に行くことよりも、
自立できた大人になること、
を目標にしても良いですよね。
私達親であっても、
世間の大人であっても、
自立できていない人はたくさんいます。
「自立」自体が人によって、
定義が違うかもしれませんが、
私の思う「自立」は、
精神的な面でいうと、
「自分で考えて決められること。」
生活面、経済的な面では、
「自分の生活に必要なお金を自分で稼げること。」
になるでしょうか。
「自立」を調べてみると、
「他からの助けを受けずに…」と出てきますが、
私は、
「人に頼ったりして、人と助け合いながら生きられる人」
の方が、人生が楽しいだろうし、豊かだと思うんですよね…
「他人に助けを求めず、なんでも一人でやっていく」のは、なんだか寂しいですよね…
それなら、
助けてもらうこともあるから、こちらも助ける。
の方が、人間らしい生き方のように思います。
人の暖かみを感じられます。
人の役に立つこともできます。
だから、
「学校に行く、行かない」だけに焦点を当てて、
思い悩むのではなく、
不登校で家で過ごす時間がたっぷりあるのですから、
この際、
生活力をつけたり、
学校に行っていたら出来ないことをやったり、
とことん、好きなことを探求したり、
前向きに楽しんだ方が良いと思います^_^
お母さんも一緒に楽しめると良いですね!
お子さんと別行動でも、もちろん良いから、お母さんもやりたいことやりましょう。
私の考える「自立」は、
「自分で考えて決める、行動できる。」
ことだから、
私は今でも子ども3人には、何も言いません。
失敗も成功も、
自分の考えで行動した結果から経験してほしいから。
相談された時だけ、
自分の意見として考えは言います。
だから、今とっても楽ちんです^_^
失敗して後悔していたり、
落ち込んでいる姿も目にしますけどね…
でもその経験は無駄にはならないし、
経験値として、さらに成長していくでしょうから…
成長しなくても良いんですけどね。
子どもが頑張りたいなら頑張れば良いし、
結局、
自分で決めてくれたら、それで良いんです。
自分で考えて決められるようになるには、
私達親は、
口出ししない、指図しない、命令しない、
ですね。
子どもの自立を邪魔しないように、
子どもに任せて見守ろうと心に決めています。
でも、子どもから話してきたり、相談してきてくれたら、否定せずに最後まで、たくさん聴いてあげてくださいね。
カウンセリングの詳細はこちら☆