こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
次回の募集は、2月25日頃の予定です。
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娘が学校に行きだした「きっかけ」になったのは、
好きなこと、がたくさんあって、
好きなこと、をたくさん出来たから…
だと思っています。
例えば、
「絵を描くこと」
「プラバンでキーホルダーを作ること」
「レジンでアクセサリーを作ること」
「動物が好きなこと」
などです。
不登校初期は、ゲームをしたり、YouTubeばかり見ていましたが、1年くらい経った頃からかな…
「座っている女の子」の絵を描くために、お気に入りのYouTuberさんの動画を見て描き方を研究したりするために、YouTubeを見るようになっていました。
不登校初期は、自分の好きな動画をYouTubeで見る、というよりも、
暇つぶしに適当にYouTubeを見たり、ひたすらゲームをしたりしている感じでしたが、
少し元気になってくると、自分の興味のあるYouTubeを探して見る、選ぶ、という感じになっていました。
後ろ姿の女の子や、しゃがんでいたり、空を見上げているような、色々な「ポーズ」を描きたくて、YouTubeを見ていました。
100均のスケッチブックを何冊も買いました。
レジンでアクセサリー作ったり、プラバンでキーホルダーを作ったり、娘は工作的なことが好きでした。
女の子の絵を描いていても、服のデザインを考えるのが面白いようで、とても楽しそうに描いていましたね…
安定のお家生活の時は、そんな感じで、ひたすら「好きなこと」をやっていました。
そんな時、担任の先生がプリントを持ってきてくれて、玄関先でしゃべっていたら、
「描いた絵を教室の後ろの壁に貼っても良いですか?」って聞いてくれて、
娘に確認したら、「いいよ…」ってことだったので、娘が3枚くらい選んで、それを私が担任に渡したんです。
この時の娘は、担任に会いたくなかったようで、私だけで対応していました。
すると、1週間後くらいにまた担任の先生が来てくれて、教室に貼っている娘の絵を見て、
クラスメイトが、描いてほしい絵をリクエストしてくれたらしいのです。
娘は恥ずかしそうにしながらも、嬉しかったようです。
それからは、リクエストしてくれた絵を嬉しそうに、丁寧に描いて、私が担任に渡す、という日々が続きました。
そんな時、娘は「自分で渡したい…」と言いだしたのです。
それがきっかけで、少しだけ、学校に行ったりする日が増えてきました。
でも、帰ってきたら、どっと疲れが出てるようでした。だから、1週間に1回、2時間くらいかな?行っていたのは…
それが1カ月くらい続いたのですが、知らない間に無理していたんでしょうね、
「疲れた、もう無理…」
と、パッタリ行かなくなりました。
でも、この5ヶ月後に、娘は学校に完全復帰したんです。
私は、間違いなく、1カ月でしたが、少しだけでも学校に行って友達き絵を渡せたこと、そんな経験が、完全復帰に繋がったと思っています。
順調にうまくいくよりも、進んだり、止まったり、後退したり、の方が、結果スムーズにいくような気がします。
順調すぎるのは、子どもが無理してる可能性があるからです。
子ども自身がリハビリ感覚で、自分の心と体調を見極めながら、動きだす…
その方が、続きますし、子どもの疲れ具合も少ないです。
だから、子どものペースを尊重して、子どもに任せる、決めさせる、って本当に大切だと思います。
子どもが
「好きなこと」
「やってみたいこと」
を見つけられるように、色々な経験をさせてあげたいですね。
そして、
見つかったら、とことんさせてあげて下さい。
子どもはきっと元気になります。
そして、動きだします。
動き出す先は学校じゃないかもしれない。
習い事かもしれない。
どこかの居場所かもしれない。
でも、好きなことのために動きだしたなら、それが将来の仕事につながるかもしれない。
とにかく、なんでもやらせてあげてほしいなぁ…
と思います。
お母さんは、そんなお子さんを応援しつつ、
ご自分の「好きなこと」もやってみて下さいね!
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