こんにちは、日昔智子です。
いつもありがとうございます。
新学期、始まりましたね。
始業式も行って、今日も行きました!
っていうお子さん。
いると思います。
不登校だった子どもが動き出してくれて、親としては、嬉しいですよね。
特に、「やっと動きだした!これで不登校ももう終わり…やっと悩みから解放される〜」
と、とても喜んでいるとしたら…
少し気をつけてほしいです。
まず、子どもが学校に行きだしたことを、とても喜んでいる心の状態、というのは、
子どもに伝わっていますから、
子どもからしたら、
「お母さん喜んでるな、やっぱり学校に行った方がお母さん、嬉しいんだな…」
と感じていると思います。
そうなると、子どもはまた頑張ってしまいます。
不登校の子どもは真面目な子が多いから、
さらに頑張ろうとします。
「また行かなくなったら、お母さんガッカリするだろうな。」
「ここで行かなくなったら、また行きにくくなるから、頑張って行き続けないと。」
そんな思いを胸に、無理して頑張ってしまうかもしれません。
だから、
再登校を喜んじゃダメ、なんて言えませんが、だって長い間不登校だった我が子が学校に行き始めたらそりゃ嬉しいですよね。
嬉しいのは親心として当然なんだけど、やっぱり、長い間おうち生活をしてた子どもにとっての再登校は、
それはそれは、しんどいし疲れるものだと思います。
だから、また休むかもしれない。
その時は、
無理して、頑張って行かせるのではなく、
「そりゃ疲れるよね、休みながら、自分のペースをつかみながら、ゆっくりで良いよ。」
そんな気持ちで、休ませてあげて下さいね。
再登校は、
不登校になる時と同じくらいしんどくて、
ものすごいエネルギーと勇気がいること。
再登校は、必ず「子ども主体」でないといけないと私は思っています。
再登校すると、つい嬉しくて、
「次の日も行ってほしい。」
そう思ってしまいます。
不登校だった時は、
行っても行かなくてもいっか…
って思ってたはずなのに…
やはり人間ですから、知らない間に欲が出てくるんですよね。
でも、
学校に行くのは子どもです。
学校に行く、行かない、は子どもの決めること。
再登校したとしても、それは同じです。
また行かなくなって、その結果を引き受けるのも子ども本人です。
私達親は、子どもの決めたことを応援するしかない。
ただ、信頼の温かい眼差しで見守るしかないんです。
だから、もしも明日の朝、
「今日は行けない…」
「今日は休もうかな…」
なんて言ってきたら、
「うん、わかった〜」
って休ませてあげて下さいね。
休ませることが怖いかもしれない。
でも、子どもが休んだ方が良いな、と決めたなら、休んだ方が良いんです。
子ども本人にしかわからないことだから。
せっかく行きだしたのに、ここで休ませたらまた行けなくなるんじゃないか、と思うかもしれないけど、
無理に行かせる方が、私はまた行けなくなるんじゃないかな、と思います。
再登校は、ずっと続けて行くよりも、
休みをとりながら行った方が、結局行けるようになります。
休ませることを、恐れないで下さいね。
怖いことなんて起きません。
それよりも大切なのは、子どもの心です。
子どもが自分で決められる、
選択権がある、
ということです。
私の娘が再登校した時も、同じようにしました。
娘は休みながら、自分のペースで行き、3ヵ月かけて、完全に学校復帰しました。
もちろん、子どもによって違うと思いますが、親の心構えとしては、これが一番良いんじゃないかな、と思っています。
焦って、何よりも大切な子どもの心を見失わないように…
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