小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。


よもぎ蒸しを体験しました。
ヨモギ蒸しサロンを開いていらっしゃる人がハーブ受講に来たご縁や
ヨモギの作用が気になっていたので飛びつきました。
 
よもぎの生薬名は「艾葉(がいよう)」
熱を作ることができないタイプ(虚寒)の人に、身体の奥から温めてくれる生薬です。
気血水別体質では、気虚、血虚など「虚」が付くタイプは温める力が足りません。
 
 
いつの間にか、私自身が本格的に「虚」タイプになっていました。
元々は「虚」ではないので、前に比べると(再発してから)虚になった感じです。
血虚、瘀血、水滞…すべて揃った冷え症なので、冬はとにかく寒い。
夏は、冷房で足首などがガンガンに冷えます。
岩盤浴やサウナと違い、
穏やかな温まり方とヨモギの香りと蒸気は、
長風呂が苦手な自分に無理のない温まり方です。
「虚」タイプに向くと思い、しばらく続けようと思いました。
 
ずいぶん前ですが、よもぎを摘んでドライにし、
ミルでパウダーにしたことがあります。
すごく簡単に、緑色の葉は「パウダー」になり下に沈み、
葉裏の白い毛は「もぐさ」として、フワフワと上に浮かびました。
 
綿のようなもぐさはお灸にしました、と言いたいところですが、やっていません。
とっても簡単に作れたもぐさ。
ミルが無かった時代は大変な作業だったでしょうね。

 

 
3月に入ったばかりの頃は、
朝はまだ暗くて、服装は真冬の支度なのに、
お彼岸が過ぎる頃は、色とりどりの花が咲き春爛漫に変化します。
上着がなくても出かけられるほどに温かくて。
 
 

感情というものは、身勝手というか…。

 

再発が分かった当初、治療はないと見捨てられた頃は

せめて桜を観るまでを目標にして、毎日を丁寧に必死に生きていましたが

あれから丸3年も経つと…

当たり前に桜が見られそうだし、

そして、生きていることも通常になって

感謝の気持ちも相当薄れて、泣くほど感動した気持ちはどこへやら。

自分でも「オイ、それでいいのか」と突っ込みたくなります。

 

 

画像は早咲きの桜です。

 

最近、縦隔のあたりに痛みがあり

そうすると一気に初心に戻ります。

これは私への警告。

 

季節の移り変わりに出会えたこと、

大切な人と一緒に観られること、

思い出のアップデートができること、

やっぱり、すべてに感謝。

 
 

誕生日でもある3月は、

自分にとっては区切りの月です。

ステキな季節に生んでくれてありがとうと今は亡き両親に。

こんなに美しい季節に生まれたんだよとこっそり自慢しています。

 

しばらくぶりにアメブロを開いたら、

下書きにこんなのが残っていました。

面白いのでアップしておこう。

 

半分は合っていて、半分はその真逆。

だってAB型だもんね、ということで。

 


 

昨年、福島県の震災跡地や震災遺構を巡ったことがありました。
今年は宮城県の跡地を巡りました。
仙台からレンタカーで東松島、石巻、女川、気仙沼。
 
TVでも観たことのある伝承館や校舎を、いくつも見学しました。
津波の恐怖は同じでも、それからの行動や地形などで被害が違うことが
実際に行くと見えてくるものがあります。
また、
綺麗な商業施設や街並み、家、新しい道が復興の進んだ様子を伝えてくれました。
 
震災遺構として悲惨な状態のまま残っている校舎は、各地にあります。
本当に悲惨だったのは、これが津波が作っていったのだということです。
倒された壁や折れ曲がった柱も十分に怖さを伝えますが、
それよりもっともっと、真っ黒な水が襲ってきた時に起こったのだと思うと、
本当に恐ろしい。
どれだけ怖かったかと足がすくみます。
 
観てきたものを少しだけ載せます。

画像は、三陸復興国立公園の岩井崎にある「龍の松」
震災の津波によって残った形が、龍に見えることから名付けられたそうです。
「龍の松」の近くにも震災遺構「気仙沼向洋高校の校舎と展示施設」があります。
 
 

牡鹿半島の萩浜にある「White Deer」。

震災復興をテーマにしたアートイベントの一環として2017年に展示され、

2027年までの期間限定だとか。

 

snsで観て、行ってみたかった場所ですが、

ここに行くのは道がなかなか見つからず、ここを進んでいいのだろうかと悩まされます。

何度も諦めかけました。

そして雨と風でビニール傘が壊れました。

 

 

 

南三陸町 モアイ像もチリからやってきてきました

 

 

よくTVで観る施設。

どこも遺構施設の周りがキレイに整地されているのが、(何もなくなっているのが)印象的です。

 

気仙沼市

朝には、つり橋の向こうに気仙沼大橋も見えます。

何事もなかったかのような美しい夜景ですが、これも復興のシンボル。

 

気仙沼の隣は岩手県です。

町の名前は知っていたのに、こんなに遠くて、宮城県の先っぽだったのを

今頃知ったのでした。

 

 

 

 

 
 

 

 
病気になった時、
病気の質や個人差でショックの大きさも違ってきますが、
そこからは進むだけ。
必ず良いことが待っていると希望を持つことができます。
 
心がポキっとなった時も
進むしかないのは分かるけど、なかなか前に進めない。
心の傷は目に見えないだけに難しいものです。
塞ぎかけてはまた痛みだしたり、せっかく一歩進んだのに後ろに引きずられたり。
それでも傷ついていないふりをして頑張るものだから、もっと疲れる。
 
そんな時には森林療法をします。
薬草園、ハーブ園、自然園…植物がたくさんあればどんなところでも。
落ち込んだ気持ちを慰めてくれるのが植物たちの見えない力です。
 
誰でもフード付きパーカーをすっぽり被って
泣きたいときがあります。
ポロポロ泣きながら自然の中を歩くだけでも心が解放されますね。
 
春先は森林療法に良いですね。
いろんな植物の芽吹きを発見すると
小さな花や葉に話しかけたくなるし
むこうからも話しかけてくれます(変な人にみえてるかも)
 

昔(1秒前でも昔ですが)

気持ちを整理したい時に通っていた植物園に行きました。

梅が満開でした。

これだけの花数は見事です。

 

梅の花。

まさにバラ科!って感じですね。

いちごは花と果実が一緒にありますが、

梅は咲き終わってから葉が出て、実がなります。

しかも青梅はアミグダリンという青酸性の毒を持ちます。

 

花を眺めながら、

毒抜き作業でもある初夏の梅仕事が浮かび、楽しみがまた一つ。

季節の移り変わりを実感できるのも

桜でなく梅だからですね。