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小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

白血球が低く免疫力が下がっていることは、
気にしていませんが
ちゃんと意識をして生活しています。
 
(自慢じゃないですが)いまだにコロナから逃げきっています。
 
私の場合、気になる免疫力の低下は、水虫かもしれません。
今までにも
何度か痒くなったことがあったり、皮がむけたり。
 
デイサービスでハンドトリートメントのボランティアをしていた頃、
利用者さんに足浴をしてもらいながら、
ハンドトリートメントのサービス提供をしていました。
 
上履きと重ね履きのソックスを脱がせて足湯に浸かってもらってのトリートメント。
どの人も、どんだけソックスを履くの?と重ね履きしているのは高齢者の特徴?
そしてほとんどの人が白癬菌に罹っているのも仕方のない事かもしれません。
あの経験で、
老化や免疫力の低下は「足から」としみじみ思ったものです。
 
そして私も免疫力低下を感じるのが足(水虫)なのです。
前は、ティートリーを使っていました。
自己責任ですが、原液を使って痒い部分に塗布すると良く効いた頃がありました。
でも最近、耐性がついて効果が薄くなってきました。
 
そんな時、
ハーブの生徒さん(生徒さんだけどアロマの専門家&アロマの先生)に
その相談をしたら、さすがアロマの大先生!
いくつか精油例を教えてくれました。

その中で実践しているのが、「パルマローザ」の足浴です。

 

レモングラスやローレルもお薦めされましたが、

まずはパルマローザからやってみよう。

1日に2回は足浴をしよう、と決めました。

(治療の時間と思って)

 

1週間足浴を続けましたが、効果を実感しています。

 

現在進行中のハーブ講座は、

情報交換しながら、お得な時間を過ごすことができて、

なんといっても、困りものの水虫をやっつけることができそうです。

べたべたせずにさっぱりするので、すっごくいいですよ。

 

 

 
前回の血液検査からたぶん4~5か月ぶりに採血しました。
数か月前に比べて良いこともナシ、悪いこともナシ。
変化ナシ。
 
血液検査が入ると、ホントにホントに待ち時間が長くなるというのは
あらためて実感しました。
黙って座っているのも疲れるものです。
最初は読書をしてたけれど、
もうそろそろ自分の順番になるかもと、勝手に集中力が途切れます。
 
冷房もどんどん身に染みました。
あー、なんでカーディガンを一枚持ってこなかったんだろう。
寒いと、ますます時間ばかり気になります。
 
自分の番号が掲示板に出た時は
「よし!来た!」
思わず声が出てしまいました(小さい声で)
 
2023年初頭に再発が分かって2年半くらい過ぎました。
(まだ2年半か~、もっと過ぎた気がする)
自分でも驚くのが、ヨレヨレでなく元気に過ごしている2年半であることです。
記録があるのかどうか知りませんが、
自分なりには記録を作っているとしか思えない毎日を過ごしています。
 
「がんサバイバー」という言葉が、私は好きではありません。
「サバイバル」のイメージがあり、
ガンに立ち向かって頑張っている人、という意味かと思っていました。
頑張っていない私には無縁な言葉。
サバイバーという言葉が、なんかしっくりしない。
 
言葉の意味を調べると、
「がんの状態によらず、がんと診断された後のすべての経験」と定義し、
「がんの診断を受けた人は、その瞬間から生涯にわたって、がんサバイバーである。
家族、友人、ケアにあたる人々も、当人から強い影響を受けるため、がんサバイバーに含まれる」
ですって。
 
解釈が全然違っていました。
治療を頑張って、治療法を学び、知識を持っている人がサバイバーであり、
ヘラヘラと流れに身を任せ、淡々と生きてる自分はサバイバーではない、と
ず~っと思っていたのです。
 
2003年に乳がんになった時はそんな言葉はなかったし、
いったいいつからあるんだろうね。
治療がどんどん進化するとともに、
新しい言葉もどんどんできて、付いていけない私です。
 
 

 

 
今年はジェノベーゼソースをつくろうかなと、苗を2本購入しました。
入手した時期が遅く成長が悪かったのですが、暑くなってきてそこそこ育ってきました。
 
そろそろやらなければとバジルを収穫しました。
オリーブオイルもある。
松の実でなく、マカダミアナッツで作ろうと用意してある。

 

友人の畑のニンニクもある。

 

頑張って冷凍保存したのです。

 
ここまで準備バッチリだったのに、
気が変わって、バジルはドライに変更しました。
暑い夏は2日も干せばチリチリ、カサカサです。
1枚目の写真と比べると、かわいそうな枯れ草状態に。

ハーブをドライにする時に気をつけたいのは、
直射日光に当てないこと。
なるべく風通しが良く、暗い部屋に干します。
葉は茎から外すこと。
茎から水分を貰ってしまうので、茎から断ち切るのです。
・・・
実際はもっと緑色ですが、この画像はまるで枯草ですね。
 

ミルにかけてパウダーにしました。

もっさりあったバジルの葉が、こんなに少なくなりました。

でも良い香り。

 

タイム、ローズマリー、マジョラム、セージ、当帰、ディルなど

保存してあるパウダーとお塩でハーブソルトにしようと思います。

私が好きなのは、茹で卵や目玉焼きにかけるだけ。

魚の塩焼きをハーブソルトにするだけ。

すっごく美味しいのでおすすめです。

 

暑くて外に出るのも面倒な毎日です。

玄関から5歩も歩けばバジルを収穫できるのに、なかなか動く気にならず

やっとのことで行動しました。

たったそれだけの数分間に、蚊に数カ所刺されました。

手術したばかりだったら大変な騒ぎです。

蚊は植物の陰に隠れていますね、みなさんも気をつけましょうね。

 

 

 

 

 

 
受講生さんのお庭に遊びに行きました。
忙しいのに、いつガーデニングしていたのかしら?
 
私は、ハーブを育てたいな~と思いながらも
「暑いとか寒いとか」「風が強い」「紫外線が強すぎる」
「蚊に刺される」「ミミズがいる」「芋虫がいる」
できない理由を並べて、最後には「だって治療中だし」
と言い訳をしています。
 
たぶん、いや、きっとやらないんだ。と確信を持ちました。
いいんです、植物園に行って癒されれば。それで満足。
 

夏なのに、きれいなバラの蕾が!
あまりの日差しの強さが、クモの糸までキラキラと反射させて美しい1枚になりました。
 

夏と言えばプルメリア。ハワイの香りです。
 

ティートリー。
南半球のラベンダーとも言われる万能精油です。
傷、火傷、抗菌、抗ウイルス、リラックスに。
実際の香りは精油のように強くないので、安心感をもたらします。
 

ハマナスの実。プルンとしてトマトがつぶれたような形です。
バラの原種なので花は良い香り。
ローズヒップのお茶としても流通していたりします。
スズランと共に北海道の花です。
 
再発が分かり、最悪な体調の時に会っている数少ない一人が彼女です。
たまたま約束の日が最悪な時期だった
運転はできたし、
なんとか呼吸もできていました。
でも座っているのもやっと…ではありました。
(今では懐かしい)
 
私はすでに諦めていたのですが、彼女は諦めなかった
彼女の周りには、軌跡を起こしていた知り合いがたくさんいたから。
私といえば奇跡を起こす前に、残された時間すらないと思っていたのですけど。
「なにかできることはある」と
諦めずにいくつかの方法を、押し付けることなく、私の掌に優しく乗せて包み込んでくれるような
そんな人でした。
 
化粧品代理店をしている彼女は、
植物成分を学ぶために私の教室に来ていました。
久しぶりに会ってハーブの講座の話になりました。
化粧品と一緒に植物成分を知ってもらいたいけれど、なかなかその気になってくれないのがジレンマだとか。
知ってもらうと、もっとその製品が好きになるのにね。
 
そこで私の講座を学びたいんですって(笑)
受講するのでなく、私のやり方を受け継ぎたい、みたいな。
あぁ、それもいいかも。
そうやって自分の足跡を残していけるのもイイカモネ。
こんな講座でよければどうぞどうぞです
 
 
梅ジュースの仕込みから約10日後、
もういいかなと試飲してみました。
再発後、なぜか甘党になってしまったので、
サイコーに美味しいです!
 
来年はもっと作って、
受講に来る人たちにもどんどん飲んでもらおう。
(…という1年先の目標設定です)
 
作ってみて分かったのは、
梅ジュースはハーブコーディアルですね。
コーディアルはもともと、エルダーフラワーで作るシロップです。
医薬品としても使われていました。
風邪の引き始めに、エルダーのコーディアルは、
発汗、利尿作用、抗カタル症状に、甘くて美味しいおくすり。
今ではいろんなハーブコーディアルがショップで販売されています。
 
梅のシロップは、クエン酸がたっぷりなのでエネルギー産生にバッチリ。
夏の熱中症対策や夏バテ予防に最適です。
甘いものを摂り過ぎ傾向なので、
アイスクリームなどを食べたいときに梅ジュースで我慢できそうです。

2週間くらい前の画像、梅ジュースの仕込み。
 
たぶん10年くらい年季のある梅酒。
今回は、梅酒も使って梅ジャムを作りました。
 
梅ジュースの残渣の梅は固いのです。
水分が少なくて、水を足さないとジャムになりません。
水を使いすぎるのもどうかと思い梅酒を使いました。
 
アルコールは、熱で飛んでくれると信じて(^^♪
(少しは飛んだはず)
 
そそらない画像ですが、こんな感じ。
ジュースを仕込むときの容量は梅が1キロ弱でした。
 
10日後、シワシワになって、
種から外した果肉は150gしかなかったので、
瓶は2個あればいいかなと用意したのですが、
予想が外れて、不揃いの瓶4個分できました。
 
お砂糖は使っていません(すでに甘いので)
好みでレモン汁を仕上げに加えました(すでに酸っぱいのに)
 
梅シロップの残渣を利用するので、これはいい!と思ったのですが
梅の実から果肉を外すのがとっても疲れます。
(これが一番大変な作業)
 
完熟の梅で作った時があるのですが、
あの時は、種付きのまま火にかけたら勝手に果肉が外れてくれたのに…と
懐かしく思い出しました。
でも、残渣でこれだけ美味しいジャムができたので満足です。
(しかも大人の味、梅酒入り)