”Anthropologie(アンソロポロジー)”というブランドをご存知でしょうか?

 

Anthropologieは、ファッションをはじめビューティ、インテリア雑貨、ホームアクセサリーに至るまで、ハイセンスな品揃えで人気のNY発のライフスタイルブランドです。(アーバンアウトフィッターズの姉妹ブランドだそうです)

 

アメリカのブランドということで、アメリカ駐在時代の私の周りの駐妻仲間達もほぼみんなAnthropologieが大好きでした。

そして私もまたAnthropologieの魅力にドップリとハマってしまった一人です。

 

私が住んでいたアトランタでは、ショッピングモール内に店舗が入っていることが多かったですね。

 

 

日本に帰国後も、ブラックフライデーで全商品30%OFFになった時を狙って、アメリカの公式ウェブショップで購入&国際発送…というのを年に1度のお楽しみにしていました。

大型商品等、購入不可の物もありましたが、日本への送料は確か35ドルぐらいと良心的な価格だったこともあり、セールの時に買えば大体現地価格で買えたな~♪という満足感を得ることが出来ました。

 

アンソロポロジーは日本未上陸のブランドですが、先程ちょっと調べたら2019年に日本公式通販サイトがオープンしていたみたいですね!

Anthropologie日本公式通販サイト

 

 

 

 

で、そのアンソロポロジー、知らない間になんとハンブルクに実店舗がオープンしておりました…!!!!

 

偶然見つけた時、幻かと思いました。(笑)

 

場所は、ハンブルク市庁舎とユニクロが入っている建物の間にある通り沿い。

というか、ほぼユニクロの隣と言った方がわかりやすいかな。

街の中心部なんですが、微妙に発見しづらい店構えかも…あせる

 

 

ドイツでも通販購入は可能なので(50€以上購入すれば送料無料)、こちらに来てからもちょいちょい利用していたのですが、近所にまさかの実店舗!

初めて見つけた時は、それはもう大興奮でした!(笑)

 

ちなみに、アンソロポロジーはドイツには無いと思っていたのですが、デュッセルドルフにはあったようですね。

ハンブルクがドイツ内では第2号店だそうです。

 

 

 

 

先週末に行った時の店内の様子。

クリスマスの時期はデザインの可愛さ&華やかさが一段とアップしている感じがします。

 

 

 

 

甘い系の物から、こういった渋めの物までいろいろ取り揃っています。

 

 

 

2Fもあります。

 

 

 

アンソロポロジーの魅力は、デザイン的にいろんなテイスト・方向性の物が揃っているので、恐らく大体誰でも自分の感性に刺さる商品を見つけることが出来る点かな、と思います。

 

 

日本でも以前から人気のパリ生まれのアーティスト、ナタリー・レテとのコラボ商品が近年は続々と発売されていて、ナタリー・レテ好きの私としては新作チェックが楽しくて仕方ない日々。(笑)

とは言え全部買うわけにはいかないので、どれを買ってどれを諦めるか頭を悩ませている時間が至福のひとときでもあります。

 

 

それから、アンソロポロジーはお店に入ったお客さんの滞在時間が長いことでも有名なんだとか。

めちゃくちゃわかる。。。(笑)

 

 

ちなみに、お店に訪れたこの日の戦利品はこちら。

繊細なディテールに惹かれたキャンドルホルダーですが、我が家はロウソクを使う文化がないので(^ ^;; とりあえずドライフラワーを入れて飾ってます。

 

 

 

ハンブルク市街地には可愛い雑貨屋さんが結構ありますが、個人的にはここがいちばんお勧めです!

サイトのリンクも貼っときます。

”Anthropologie(アンソロポロジー)”

 

今回訪れたのは、ハンブルクの有名観光名所の一つでもある「聖ミヒャエル教会」の道路挟んで向かい側にある広場で行われていた蚤の市。

 

前回に引き続き、我が家から徒歩圏内(10分ちょいぐらい)だったので、散歩気分でフラッと行ってみました。

 

 

小ぢんまりとした広場での蚤の市ではありますが、限られたスペース内にギッシリとお店が並んでいた印象。

今回は「そんなの売る…?!?!」と思ってしまうようなフリマ的出店も含んだ感じの蚤の市。

でも、ちゃんと素敵な物が沢山ありました音譜

かなりの賑わい。

 

 

 

 

美しく並ぶグラス類。さりげなくiittala(イッタラ)の物なんかも混ざっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の蚤の市でも見かけたお店。

ナイフ・フォーク・スプーンをダイナミックに山盛りディスプレイしてあるのが面白い。

 

 

 

照明やミラーも可愛い物多し。

 

 

季節柄、クリスマス飾りを売っているところも増えている感じでした。

 

 

そして…

またまたやってしまいました。

 

画像右手に見えますくるみ割り人形、見た瞬間に心惹かれて15€でお買い上げ爆  笑アップ

今回の物も、レトロな風合いであまり見かけないタイプの物だった上に状態はとても良くて。

買わない理由が見つけられませんでした。(笑)

 

 

「一体どんだけくるみ割り人形を集めるのだ」?と。

「家に並べて”狐塚”でも作るつもりか?」と。

 

いろいろ夫に突っ込まれましたが、なんとでも言って下さいニヤニヤ

 

 

ちなみに、愛知県豊川稲荷の”狐塚”はこちら。

 

探せば結構いたる所でやっているハンブルクの蚤の市。

 

先日は市街地エリア、内アルスター湖近くのニベア(ちなみにニベアはハンブルク発祥です)店舗すぐの場所にある通り「Colonnaden」にて蚤の市が開かれているという情報を得たので、夫と二人で行ってきました。

この場所で年に数回開催されている模様。

 

娘は「家でゆっくりしたい」というのでお留守番。(^ ^;

最近は娘がお出掛けするのを拒否してきた場合は、行き先が徒歩圏内で短時間であればお留守番させています。

 

 

 

行ってみると、なにやら白い傘のデコレーションが。

 

 

 

蚤の市のためのデコレーションなのか、それ以外の理由でのデコレーションなのかは不明ですが、とりあえず来て早々テンションが上がるアップ

 

 

 

今回の蚤の市は「Antique Market」と銘打たれているだけあって、ほぼ全てプロによる出店と思われる本格的な品揃え。

小規模ではありますが、一つ一つの店舗が充実の品揃えで見応えがありました。

ただ、それだけにお値段的にはお得!という感じではなさそうだな…という雰囲気を感じました。

 

 

 

Spode(イギリスのブランド)の食器

お皿はフレンチアンティーク系が好きですが、イギリス製のティーカップはやっぱり可愛いなぁと思います。(ゴテゴテし過ぎてるのは苦手ですが)

 

ここに並んでいた小ぶりなグラタン皿(1点のみ)がすごく素敵で値段を訊こうか迷ったのですが、まぁコレが一つだけあってもな…と考え直しました。安くはなさそうな感じだったし。。。

あと、こういう感じで売られている場合は「ティーカップ一客だけが欲しい!」と思っても、全てセットで購入しないと売ってもらえないケースも結構あります。

 

 

 

 

 

 

 

いくつか迷った物はあったのですが、結局今回は収穫無しで終了。

でも質の高いアンティークを沢山拝めたので、目の保養になりました音譜

 

 

ちなみに、この通り沿いにある「Matusmi」という日本食レストランは、かなりちゃんとした和食を楽しめるのでお勧めです♪

娘と私は7€の土瓶蒸し(松茸は入っていませんが…)がお気に入りで、毎回注文しちゃってます。(笑)

 

 

 

思ったよりあっさり全部見終わってしまったので、このまま帰るのも勿体無い気がして、ノリでそのまま近くの「ハンブルク美術館」に行くことに。

 

 

ハンブルク美術館

 

 

 

 

 

 

 

作曲家リストの肖像画発見!!アップ

 

 

 

 

ムンクの「マドンナ」発見!!

この絵、なぜか高校生の頃に気に入って岡山の大原美術館でポストカードを購入し、今でも実家の自分の部屋に飾ってあります。

まさかこの絵がハンブルクにあったとは…!と驚きました。

 

これ以外にもムンクの作品が数点展示されていました。

 

 

 

 

ピカソの作品も意外と結構ありました。

リサ・ラーソンの作品にありそうな感じで可愛い。(笑)

 

 

基本的にはドイツや地元ハンブルク出身の画家の作品を中心に展示されている印象でした。

 

 

 

コンテンポラリーアートのフロアもなかなか面白かったです。

 

 

娘にお留守番させているので、企画展等は見ずに早足でササ――っと見て帰りましたが、この美術館、ずっと気になりつつハンブルク生活3年目にしてなかなか行けずにいたので、帰国前にちゃんと行けて良かったです。

 

 

実はこの翌週も別の蚤の市に行ったので、そちらはまた次回に。

 

秋休み旅行記、これで最後になると思いますが、今回は番外編的な感じで。

 

レゴハウスの帰りに立ち寄った「Jelling(イェリング)」という村。

レゴランド&レゴハウスから車で30分程度の場所にあります。

 

この村の存在は元々全く知らなかったのですが、とある友人にレゴランドに行くという話をしたところ、それならばとお勧めされたのがこの村でした。

 

 

皆さんよくご存じの”Bluetooth(ブルートゥース)”

 

 

この村には、その名称とロゴの由来となるヴァイキング王が建立した石碑と二つの墳墓、そしてデンマーク最初の教会も残っており、それら全てが世界遺産に指定されています。

 

こちら↓のサイトでとてもわかりやすく説明されているので、興味を持たれた方、行ってみたい方はぜひご覧下さい。

Bluetoothロゴを生んだデンマーク・ヴァイキング遺跡はここ!

 

 

 

レゴランドがある近辺も「レゴランド以外何もないじゃん!」という感じの相当な田舎なのですが、イェリングは更なる田舎道を走った末に辿り着きました。

でも途中で美しい湖が見えたりして、ドライブ中は景色を結構楽しむことが出来ました。

 

 

 

遺跡がある場所は観光地としてちゃんとそれなりに整備されており、無料の駐車場もありました。

 

 

 

 

墳墓(日本の古墳的な感じですね)

 

 

 

 

墳墓を登ると、デンマーク最古の教会と美しく整備された墓地の全体像を眺めることが出来ました。

 

 

 

 

もう一つの墳墓の上からの景色

 

 

 

教会の前に二つの石碑が展示されています。

 

 

 

 

 

Bluetoothのロゴデザイン着想の元となった「ルーン文字」が刻まれています。

 

 

 

 

教会の中にも入れました。

外観も内観もとても素朴な感じ。

天井にはヴァイキング船の模型が飾られています。

 

 

 

近くにある無料で入れる博物館がなかなか面白そうだったのでぜひ入ってみたかったのですが、残念ながら到着時間が遅くて閉館してしまっていました。。。汗

 

 

とりあえず外に展示されていた石碑のレプリカを撮っておきました。

 

 

 

 

ルーン文字で書かれた看板

確かに、Bluetoothのロゴっぽい文字がありますね!

 

 

 

こんな小さな村にこんな世界的に有名なモノのルーツがあったなんて…!と、実際に来てみてなんとも不思議な気持ちになりました。

普通に生きてたら、なかなか掘り下げる機会などないであろうデンマークの歴史を肌で感じることが出来るというレアな体験が出来たことに対する満足感も得られました。

 

 

まぁ世界遺産とはいえ、地味と言えば地味目なスポットではあるのですが、小奇麗で気持ちよく散策できる場所ですし、カフェなんかもちゃんとありますし、レゴランド・レゴハウスに行ったついでに寄る価値は十分あるんじゃないかと個人的には思いました。

 

 

2日目はレゴランドの近くにある「レゴハウス」へ。

 

「レゴハウス」とはなんぞや?!

というのを自分なりに説明しようと思いましたが、こちらの記事がとってもわかりやすかったので、ぜひご覧頂ければと思います。

「レゴハウス」って?

「レゴハウス」攻略法

 

ちなみに意外とご存知ない方も多いのではないかと思いますが、ここデンマークのビルンという街が正にLEGO発祥の地であり、LEGO本社があるのもここです。

「レゴランド」は世界各地にありますが、「レゴハウス」があるのは世界でこの場所だけのようです。

 

 

 

レゴハウス外観

現在はハロウィン期間中ということで、ハロウィンコスチュームを着ていくとちょっとしたプレゼントが貰えるという情報を得ていたので、娘も魔女の帽子カチューシャを着用して行きました。(ガチガチのコスプレでなくてもこの程度でOK)

但し、プレゼントを貰うには入場時にスタッフの方に自己申告(アピール?)する必要があるようです。

 

 

 

入場してすぐの所にはレゴブロックを製造する機械が展示されており、実際に稼働しています。

そして、6ピースがパックされた出来立てホヤホヤのレゴブロックはお土産として持ち帰りOKです♪

 

 

 

 

巨大なLEGO恐竜

 

 

 

ハンブルクの「エルプフィルハーモニー」もありました!

 

 

 

 

気が済むまでブロック遊びが出来るコーナー

子供だけでなく大人も熱心に組み立てている姿が印象的でした。

レゴブロックガチ勢の一般客が過去にここで制作した作品が展示されているコーナーなんかもありました。

 

 

 

 

ハンブルクの「ミニチュアワンダーランド」そっくりなジオラマコーナー

ミニチュアワンダーランドと同じく、部屋の明るさが朝・昼・晩と定期的に切り替わります。

 

…と、まぁこれ以外にもいろんなアプローチでレゴと親しめるコーナーが充実。

 

 

 

正直うちの娘はこれまでLEGOにはほとんどハマることなく来てしまっていたので、レゴハウスも喰いつき悪いんじゃないかなぁ~?もしイマイチな反応だったら早めに帰ろう、と考えていました。

 

しかし、予想に反して娘は「やりたい!」「作りたい!」を連発。

いろいろ遊んでいる内に、レゴの面白さに目覚めた様子でした。

 

それは実は私も一緒で、私自身が子供の頃からLEGOには一切興味を持たなかった人生を歩んできたのですが、上手く言葉では説明できませんが、LEGOが世界中で愛され続けている理由がこの場所で1日遊んだことでなんとなく理解&納得出来ました。

とにかく、想像力&創造力が刺激されまくる場所でした!

 

 

 

1階のショップでは、服のデザインを自分でカスタマイズしたフィギュアが購入できるコーナーも。

 

 

カスタマイズした服部分のブロックはこのプリンターで印刷されます。

日本製のプリンターだったようで、機械には日本語表記の注意書きステッカーが。

 

フィギュアの顔・髪・ヘッドアクセサリー・足部分・羽やマント、ステッキ等のアクセサリーを好きな組み合わせで選び、自分オリジナルのフィギュアを作ることが出来ます。

 

 

 

施設内の「ミニ・シェフ」というレストランが、これまた面白くて、

注文する時に、メニューに応じて指定されたレゴブロックを組み立てる必要がある、という斬新なシステム!びっくり

 

 

 

組み立てたブロックをテーブルに設置された端末のスロットにガシャン!とセット。

その情報を端末が読み取ってオーダーが通ります。

 

 

 

出来上がったお料理はレゴブロック型のボックスに入れられて機械に流され、ロボットが受け渡しをしてくれます。

 

 

 

夫が注文したジャンキーメニュー

牛肉のベリーソース掛け、ちょっと分けてもらったのですが、お肉も柔らかくてとっても美味しかった!

レゴランドホテルに引き続き、こちらも味には期待していなかったので驚きました。

 

 

私はお野菜たっぷりヘルシーメニュー

組み合わせ次第でだいぶ印象変わりますね。

こちらも美味しく頂きましたナイフとフォーク

 

キッズメニューはシェフのフィギュアのお土産付きでした。

注文する時に使ったレゴブロックも持ち帰れます。

 

このレストランも、ぜひ事前のネット予約をお勧めします!

(ちなみに施設周辺には飲食店はあまり充実していません。一応、すぐ近くにステーキ&ピザのお店はありました)

 

 

 

 

ショップ店頭で売られていたクリスマスバージョンのレゴがすごく可愛かった音譜

思わず買いそうになったけれど、「Amazon.deとかで買った方が安いのでは?」と思い、とどまりました。(笑)

 

でも、レゴハウスでしか買えないレゴハウス限定商品もあったので、そういうのはここで買うしかないですね。

 

 

 

レゴランド・レゴハウス共に私としては最初からほとんど興味が無く、「まぁ、娘が楽しんでくれればいいか」ぐらいの気持ちで向かい、着いた時もレゴランドに来たことより、デンマークに入国出来たことがとにかく嬉しくて嬉しくて(笑)その感慨にふけっていたのですが、帰る頃にはLEGOのコンセプトや世界観に共感できるようになり、新しい価値観が生まれた旅となりました。(少々大袈裟かもしれませんが…)

 

レゴランドも楽しいですが、ぜひ1泊してレゴハウスもセットで行かれることをお勧めします!(個人的にはどっちかというとレゴハウス推し)

 

 

 

ちなみに、デンマークはEU加盟国ではあるものの、通貨は違うためユーロは使えません。

※場所によってはユーロで支払い可能(ただしお釣りはクローナ…)なようです

 

でも、クレジットカードorデビットカードが全ての場所で使えたので、デンマーク通貨を両替して準備する必要はありませんでした。

友人から聞いた話だと、コペンハーゲンでもそんな感じでいけるようです。

(逆にドイツでは現金が必要な場面も結構あるし、クレジットカードは不可で現金かデビットカードしか使えないお店も結構ありますあせる

 

 

それから、帰りは日曜日でしたが周辺のスーパーやショッピングセンターは嬉しいことにほとんど営業していました爆  笑

足りない食材や日用品を買って帰ることも可能♪デンマークのお菓子なんかをお土産に買っていくのもお勧めです。

 

 

あと、デンマークからドイツに戻る時には検問は有りませんでした。(タイミングによってはあるのかもしれませんが、我が家が行った時には往路の時のような検問所の設置自体が無かったです)
 

 

 

大人でも欲しくなる、クリスマス仕様のLEGOたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的に今いちばん買おうか迷っているフラワーブーケLEGO