居抜き物件、計算どおりに事が運ばないワケ
『ともみと髭マン』の ともみ です。
年明け5日から今日まで、三日間かけて店舗内の美装がおおかた終わりました♩
美装って聞いてピンとくる方はきっと、その筋の方だと思います(どの筋だ)
美しく装う。
清掃は、ゴミを掃いたり汚れを拭いたり…で、美装というのはもっと奥深くまで(見えないとこまで)綺麗にして、更には見た目までピカピカに仕上げるってゆーお仕事です。
その仕事を私の二人の兄がかれこれ15年以上やっていて、私もパートタイムで現場作業を手伝ってきたので、美装だけはきっちりしておきたかった。
お兄ちゃんに今回の美装の見積もりをお願いしたけど、なかなか結論出ないまま、私と夫も三日間 作業員として加わったからお安くしてくれるのかしらね?
足腰痛い分、期待を大きく膨らませています。
さて、問題はそこでは無いのです。
まずは、換気扇。
↑前の人がムリムリ取り付けたっぽいやつ
しかもダクトの奥の吐き出し口付近に、本家プロペラが油汚れで動かないまま残されていまして。
美装のプロである兄二人にも、これ綺麗にするのは無理!手が届かん!と匙を投げられました。
さらに、
前からあったシンクの蛇口が壊れていて水が止まらない…。
さらにさらに、
正月明けに、さくさく決めてしまった中古のガステーブル…プロパンガス用。
搬入を終えたあとにガス屋さんに来てもらったのですが、店舗外の構造上、プロパンガスのボンベを置くスペースが無い…。
参ったなぁー とガス屋さん…。
私も、それは参ったなぁー…。
しかし、幸いプロパンガスでも都市ガスでもどちらも選べる環境なので何とかなる…。
ガス屋さんにはシンクの蛇口と、換気扇と、トイレの温水便座(配線工事も)をお願いしました。
ガス屋さんが、都市ガス屋さんを来週連れてきてくれることになったので、
プロパンガス用のガステーブルを都市ガス用に替えてもらうのと、都市ガス用の給湯器を付けてもらうように頼むことにしました(ややこしいな…。
結論!!
飲食用の居抜き店舗には、まず最初にガス屋さんを呼ぼう!!
で、冒頭に書きました
居抜き物件、計算どおりに事が運ばないワケ
に繋がるわけですけども。
やっぱり計算よりちょっと多めに借り入れしといて正解だったな~。
当初はギリギリ100万の借入で計算していたのですが、母親に「どうせ借りるなら200ぐらい借りとけ」の助言に従い借入額を引き上げて計算し直したのです。
母、大正解。
よくよく考えたら営業が始まる前に、翌月分の地代家賃も発生するし。
最低限これくらい必要かな? の、2倍は必要かも。
何より私を驚かせたのは、今夜の夫の発言です。
あれも、これもと修繕費用の見積りをして貰っているのを目の当たりにした夫は、夕飯を食べながら心ここに在らず。
なに考えてるの? と私が聞くと、
夫
「あの場所(物件)で、あんなにお金かかると思わなかったよ~俺の計算外だったあ」
私
「______は?」
あなた、今までに1円たりとも計算した事ありませんよね?
私が徹夜して資金繰り表つくってる側で、大いびきかいてましたよね?
あれもしかして夢の中で計算してくれてたんですか?
何回たのんでも材料費の計算すらしてくれませんでしたよね?
そんな人の口から計算外だったーなんて、聞きたくないんですけど??
そして料理人はお金の心配しなくてよし!
美味しい料理作ることだけ考えていればよし!
私、夫にだけはハッキリ言う派です。
それを聞いた夫は、ハッとして笑って。
「いや、なんかボクも計算したような気がしてね~」と頭をポリポリ。
計算ってのはリアルな数字ですよ。
あなたのはね、希望的観測って言うんですよ!!!
てか、あーっっいまブログ書いててガス屋さん(リフォームもやってる)に頼み忘れてた事思い出したあーっ
これが無きゃ営業許可 下りないんだった〜っキッチンと客席を仕切るパタパタ扉っっああ、早めに思い出せてよかった!
ではでは。