HSPの上映会を開催させていただくにあたって

「敏感さ」について何度も復習をしました。

 

その中でひとつ

皆さまに謝らなければならないことがあることに気づきました。

 

内向型と外向型についてです。

→内向型・外向型の違いと傾向

 

上映会でお伝えしたものは

エレイン博士の書籍、HPによるものですのでご安心くださいませ

 

 

HSPは70%が内向的で30%が外向的と

博士の書籍にも記されていること、

 

それから

 

敏感さは外から見たときにわからないですが

 

内向外向は

集団や新しい人との出会いなどを好むかそうでないか

外から見たときに行動として認識しやすい部分でもあるので

 

わたし自身が外向的なHSPということもあり

HSPの中では少数

 

何か違うと感じることも多く

 

HSPを学ぶ中で

内向外向は避けられないことでした。

 

 

内向外向を

区別する必要はない、こだわるなという方もいるのですが

 

どうしてかHSPの特徴は内向的な特徴で語られていて

(例:集団より1人や少人数を好むなど)

内向的なHSPの方は違和感を感じないと思うのですが

 

集団や大勢を苦手と感じない

新しい人との出会いや

華やかな場所も楽しみだったりする外向的なHSPにとっては

 

区別をしたり、こだわっているのではなく

ただただ何か違う…という違和感があるんです。

 

それはHSPのわたしたちが

HSPではない人の中にいるときに感じてきた

「何か違う…?」と同じなので

わかっていただけるのではないかと思います。

 

 

HSPでも刺激を求めるHSSを併せ持つタイプも

活動的で積極的な一面があるので

外向的なHSPと混同されがちですし

→HSSセルフテスト

 

わたし自身

外向的なHSPでHSSでもあるので

余計ややこしくしているかもしれません。

 

でも

 

身近にいるのが

HSSで内向的なHSPの方が多いからか

 

活動的で積極的ではあるけれど

集団は苦手、1人や少人数が好きだなーと聞くと

 

HSSであることは同じであっても

集団や大勢をまったく苦手と感じないわたしは

 

何か違う、

内向と外向でこんなにも違うのか、と

思うことが多々ありました。

 

これらがあり

内向外向は避けられないもの、となりました。

 

 

前置きが長くなりました。

 

謝らなければいけないこととは何か、ですね。

 

わたしは

内向外向に関しては

 

マーティ・O・レイニー氏の書籍

「内向型を強みにする」で教わりました。

 

 

HSPを学ぶ中で教わったので

博士の言っている内向外向も

このマーティ・O・レイニー氏の書籍の中にある

内向外向だと思い込んでしまっていました。

 

※ちなみにマーティ・O・レイニー氏の書籍のテストだと

 わたしは内向でも外向でもある中間タイプです

 

内向型・外向型の基本的な特徴は

皆さまにお伝えしてきたことで違いはありません。

→内向型・外向型《自己診断テスト》

→内向型・外向型、気質を決める遺伝子のひとつが興味深い

→内向型・外向型の違いと傾向

→内向型と外向型(内向的と外向的)の誤解

 

↑これらのブログ内のHSPに関連する記載は

順次訂正させていただきますのでしばらくお待ちください

 

 

ただ一点異なることが。

 

内向型を強みにするでは

内向外向は生まれつきの遺伝子によるもの

刺激を受け取る遺伝子の長さによって

内向型か外向型となるということが書いてあります。

 

ですが

 

エレイン博士の書籍では

"外向的、内向的というのが生まれつきの差なのかどうかは分かっていませんが"

とあります。

 

 

 

さらに詳しく言うと

博士がHSPの中で内向外向と分けているのは

「社会的内向性」と「社会的外向性」のことであって

 

それは多くの人が

内向的とは「社会的内向性」だと考えていること

 

※社会的内向性とは

 新しい人と出会ったり大きな集団にいたりすることを嫌うこと

 

ユングのタイプを見るテストでも

これらを質問事項につかっているなど、

 

その定義にのっとってテストをしたところ

HSPの30%は外向的であった

 

そして

"社会的内向性と社会的外向性は遺伝的なものではない"

敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。では記してあるのです。

 

 

皆さまに謝らなければならないことは

まさにここのことで

 

HSPの中に出てくる内向外向は

遺伝的なものとして教わってきたのですが

博士の言う内向外向は遺伝的なものとは違う

 

ということを訂正させてください。

 

内向外向については

遺伝的なものという書籍と

遺伝的なものは40〜50%であとは後天的なものという書籍と

博士のように生まれつきか分かっていないという見方があると

ブログにも書いてはきたのですが

 

※内向外向の特徴の捉え方に大きな違いはないのですが

 遺伝的かどうかの部分は書籍によって異なるので。

 

HSPに限って言えば

博士の言う内向外向だけを

本来なら採用しなければならなかったと思い

訂正し、謝らせていただきたいと思いました。

 

混乱させてしまい申し訳ございません。

 

 

先にもお伝えしましたが、

博士の言う内向外向ではなくて

 

遺伝的な内向型・外向型については

お伝えしてきたことに違いはございませんので

よろしければ参考になさってくださると幸いです。

 

 

エレイン博士のおっしゃる

内向的なHSPなのか、外向的なHSPなのかの判断は

 

集団や新しい人と出会ったりすることを苦手と感じたり

1人や少人数を好む傾向にあるのであれば内向的なHSP

 

交際範囲も広く集団の中にいたり

新しい人と出会うことを好むのであれば外向的なHSP

 

ということになります。

 

📖参考書籍 ささいなことにもすぐ「動揺」してしまうあなたへ。

 

 

 

余談ですが

 

わたしが内向的であることと敏感であることは別です、

という理由はここにあって

 

HSPでも

 

内向的な人は

集団を苦手と感じ1人や少人数を好む

 

外向的な人は

集団や新しい人との出会いを好む

 

なので

 

集団が苦手と感じることは

「敏感さ」の特徴ではないし判断にはならない

 

ということだからです。

 

 

敏感さの判断の基準となるのは

「DOES」4つの特性の本質だけなのです。

→HSPの4つの特性の本質(DOES)

 

 

 

ちなみにこちらの書籍では

高反応の人の話が出てきますし

エレイン博士の名も敏感な人の記載もあります。

 

 

Wikipediaによると(2018.10.2現在)

 

ここに書かれているのは内向性のことではなくて、

HSPのことだと博士はおっしゃているようですが、

HSPの理解につながるとも言っている、というようなことが書いてあります。

 

それだけ内向性と敏感さは間違いやすく

でも異なるものということなのだと理解しました。

 

このWikipediaの中には、

研究が進めば外向的なHSPについても理解が進むであろう

とあったのでわたしはその日を楽しみにしています。

 

 

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