「内向型を強みにする」かなり興味深く読んでいます。
 
この本を読んでいると、内向型とは、
呼び方が違うだけで、HSPのこと?と思ってしまうほど。
 
でも、
HSPの70%が内向型、30%は外向型といわれているので、イコールではないよう。
 
ところでわたしはどっちなんだろう?
 
本の中にある自己診断テストをやってみました。
 
結果は、
内向型でもあり外向型でもある
 
と、なりましたが…
 
読み進めていくと、
この結果は当然のようにも思えました。
 
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気質を決める遺伝子のひとつとして
「刺激を求める遺伝子」の紹介があります。
 
「D4DR」
別名「新奇性追求遺伝子」
 
もうすでにHSS(刺激を求める人)が頭をよぎる
 
 
D4DR遺伝子が長い(新奇性追求度高い)と、
ドーパミンに対する感受性があまり高くないので、
大量にドーパミンを求める。
よりドーパミンを生産するために、スリルと恐怖を経験しなければならない。
 
D4DR遺伝子が短い(新奇性追求度低い)と、
ドーパミンに対する感受性が高いので、
静かな活動でもドーパミンを充分に得られる。
なので人生にさほどのドキドキを求めない。
スリルやリスクは楽しさより不安を覚える。
 
参考内向型を強みにするより(だいぶ割愛しています)
 
この新奇性追求度の高い/低いが、外向型/内向型と表現は違うけど、似ているというもの。
 
なので、
D4DR遺伝子が長いと外向型、
D4DR遺伝子が短いと内向型という解釈。
 
 
さらに興味深いのが、
それぞれ使用している脳の経路が異なり、
そのため神経伝達物質も異なるというところ。
 
 
外向型は、アドレナリン
アドレナリンは交感神経が働くことで放出され、
ドーパミンを作り出すそう。
そのため活動的になればなるほど、ドーパミンが増えて快感を得るというしくみ。
 
内向型は、アセチルコリン
アセチルコリンは生命維持機能にかかわり、注意力と学習力に働きかけ、穏やかな覚醒状態を維持、長期記憶を利用する能力に影響する。
何かを考えたり感じたりしている際に、快感を引き起こす。
 
とある!
 
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(ここからはわたしの勝手な推測ですが)
 
ということは、
 
内向型が70%と言われているHSPは、
考えていることで快感を得ていることになるのでは?
 
よく「考えすぎ」と言われ、
考えることをいけないこととして捉えて、
考えないように気にしないように努力するけれど、
 
そもそも
「考えすぎ」と思い込んでしまっているだけで、
内向型の脳は快感を得られるとわかっていて「考えている」のならば、それはいけないことでもなんでもなくてとても自然なことなのでは?
 
と、推測してみました。
 
 
しかも!
 
先ほど、内向型の脳の主要経路では、
アセチルコリンが使われているとお伝えしましたが、
 
このアセチルコリン、「睡眠」と「夢」に大きな役割を果たしているようなんです。
 
アセチルコリンはレム睡眠のスイッチを入れて、夢を引き起こしている…
 
またまたわたしの推測ですが、
 
HSPは眠りが浅く、夢をよく見る、しかもハッキリ覚えていると聞くことが多いのですが、
 
内向型であるのならば、
このアセチルコリンが関係しているのかな…?
と、想像してみました。
 
※あくまでもわたしの勝手な推測ということをご承知くださいませ。
 
 
内向型を強みにする、おすすめです!
 
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そしてわたしが、
内向型であり外向型でもあるという、自己診断テストの結果が、当然のようにも思えたのは…
 
HSSと外向型は、
「刺激を求める」点では同じように感じたから。
 
ただ、
HSSと外向型はイコールではないと考えます。
 
内向・外向というのは、
エネルギーチャージの方法がどちらに向かうか、
その解説のように感じました。
 
HSSは翻訳本がないので、詳細がわからず、
あくまでも想像でしかありませんが、
刺激に対する欲求の強さのように感じるからです。
 
 
で、わたしのこと。
 
内向型であり外向型でもある両利きタイプは、
ひとりになりたい気持ちと、人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがある…
 
そうあったけど、
 
HSP/HSSも、
好奇心と刺激を受けやすいことの板挟みになる。
 
わたしはどうして、
相反するものを両方持っているのだろう…と、
正直なところ複雑な気持ちになった。
 
HSPでありHSS
内向型であり外向型
 
ものすごくややこしい
 
しかも、
どちらも本に詳細が書いていない…
 
D4DR遺伝子は長いのか短いのかも気になるし。
 
 
両方あるというのは、
また別のタイプのように思うから、
それはそれで記述があってもいいのにな…と
思ったりするんですけどね。
 
詳細が書かれた本が、
発売されることを期待しながら
 
わたしは、
自分のちょうどいいバランスを追求していこう