2021年もあと1ヵ月を切りました。思い返せば、2年前の今頃は、「忘年会でどの店に行こうかな?」「誰と鍋をつつこうか?」「自慢の店を紹介したい」「鍋イベントに行こう!」などなど、鍋を「外で」楽しむことが当たり前でした。
あ、いきなり鍋の話題ですみません。鍋 Advent Calendar 2021、2日目の記事です。
しかし、コロナ禍になり、外で鍋を楽しむのが難しい状況になった中、家鍋、お取り寄せ鍋というものへ(自分的には)シフトしていきました。
この2年間、ちょっと振り返っただけでも、自宅でかなり充実した鍋生活を過ごしてきました。
ただ!僕が一番好きなもつ鍋、それを家で手軽に楽しむことがなかなかできなかったんです。そして、2021年冬に、ついに馮的自宅もつ鍋の決定版ができました。
前置きが長くなりましたが、さっそくご紹介します。
まず、大事なもつ。
スーパーでいろいろともつが売っているんですが、やはりある程度処理が必要なケースが多かったり、あるいは、すでに調理済み(味付き)で、自分好みの出汁や味で楽しむのが難しかったところ、よくいく東急ストアで発見したのがこちら。
JA全農ミートフーズの国産牛ホルモンです。これに出会って初めて食べたとき、まったく臭みがなく、そして、調理したあとの舌触り、味わいが最高でまさに僕がさがしていた「もつ」でした。
でも、もつだけじゃもつ鍋は完成しませんよね。そう、出汁が重要。
一般的にもつ鍋の場合、味噌などの濃いめの味であれば失敗はしないのですが、美味しいもつの場合、醤油が一番(と思っています)。でも、自分で味を整えるのがなかなか難しいところで、出会ったのがこちら。
「ミツカン こなべっち 炒めにんにく醤油鍋つゆ」。こちらは、今年の7月に出た、2021-2022向けの新商品。
こちらもパッと目にして試したんですが、結果、大成功でした。
あとは、いわゆるもつ鍋の具材として、キャベツ、ニラ、ゴボウなどを。
それともう1つ。僕が、お店で食べたもつ鍋の具で、衝撃を受けたもの。それは、柚子入りの厚揚げ(お店では揚げ豆腐でした:下記記事参照)。普通の厚揚げはもちろん美味しいんですけど、柚子が入ることで口がさっぱりして、そしてまた、もつと出汁の濃厚な味を120%楽しめる、すばらしいサイクルが生まれるんです。
これについては、なんとなくできるかなと思って試したこちらで。
今回の厚揚げは大きなものを4等分しましたが、ふつうに小サイズのものを使ってもOK。それに、生の柚子はなかなか手に入らないので、年中入手可能な、このフリーズドライの「ゆず皮」を掛け合わせます。
こんな感じ。
さあ、あとは煮込むだけ。
こなべっちを水に溶いて(個人的に表示されている水の量より20%ぐらい多め(薄め)にしたほうが最後まで楽しめます)、そして、まずゴボウを入れて。
あとはそれっぽく盛り付けて。ニラの上にはにんにくスライスと鷹の爪も。
あとはグツグツと。
完成!
いやー、自宅で、こんな自己満足度の高いもつ鍋が食べられる日が来るとは。
この写真でもわかるように、全然濁らないんです。そして、脂が出るものの、それを柚子厚揚げの風味がリセットしてくれて、もつのプルプル感と濃い味わい(さらにつくねも入れたりして味のアクセントを楽しんで)、野菜の甘味と、最高のハーモニー。食い道楽で良かったw
あと、まさにコロナ禍があったから出会えたもつ鍋、棚からぼたもち、いや、コロナ禍のもつ鍋(語呂が悪いw)
こちら、iPhone 13 Proのシネマティックモードでも撮影してみました。
馮 富久/FUON Tomihisa@tomihisa
シネマティックもつ鍋 #nabe22co https://t.co/1OssWPRTW0
2021年11月21日 18:15
世の中がどうなっていくかわからないですが、新しい日常が生まれるなら、新しい日常に合わせて楽しんでいかないと損ですね!
これからも、もつ鍋道に邁進して、味を探求しながら、鍋、つつこ。
この記事は、鍋 Advent Calendar 2021、2日目の記事です。