野田首相が、TPP参加の表明を今日の記者会見で行う予定を、明日に引きのばした。
参加慎重派の意見が、予想以上に強いと言うことだろう。

アメリカのオバマ大統領は日本の参加を歓迎しているようだが、どうも議会は違っているようだ。
議会としては日本の保護主義を警戒し、日本が参加する事で交渉が難しくなるように感じているらしい。
日本はずしの方が、他の参加国とスムーズに話し合いが進むと考えているとようだ。

アメリカとしては、日本は自分の都合のよい事のみ押し通して来ると当然考えているし、決定がなかなか出来ない国とイメージもあると思う。
普天間問題もしかりで、すべての問題でごたごたしており、議会は政府関係者以上に苛立っているように思う。

しかし、こんなに慎重派が多いとは思わなかった。
それも共産党から自民党まで、こんなに一丸となった事は震災復興でさえ無い。
自民党内にも推進派はいるらしいが、全くその議員が見えてこない。
ただ小泉進次郎議員は推進派で有ると言う事で、自民党から衆院議院運営委員会の委員を外されたと言う事だ。

推進派、反対派の議員を見ていると、推進派は若く行動的な人が多いのに対し、慎重派は長老と言われるベテラン議員が多く感じる。
国民の意見も約35%が参加に賛成、30%が反対、35%が良く分らないようだ。
説明も不十分なまま行われる野田首相の結論は、五年後、十年後国民にどう評価されるかだ。

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なんの実かな?


オリンパスの巨額損失の穴埋めが大問題となっている。
企業買収に伴う巨額の手数料が、イギリスのファンドに支払われている事に疑問を持った、イギリス人の元社長によって明らかにされた。
その後、投資に伴う巨額の含み損を穴埋めするための工作だと言う事が言われている。
90年代前半から旧経営陣が工作したとの話である。

一方で大王製紙の元会長が、子会社等から多額の借り入れを行い問題視されている。
いずれも閉鎖的経営環境の中、一部の経営陣のみが重要な決定を下し、おかかえ監査役が見過ごしてると言った具合だ。
監査役も決算書を見て、ただ印鑑を押すだけになっているのであろう。
監査法人も企業のおかえでは、指摘も限界が有り果たして機能しているのか疑問である。

大王製紙の場合、社長に貸し付けをする際の担保も取らなければ取締役会の議事録も無いと言う。
オーナー企業では有りがちと思うが、余りにも酷過ぎる。

自分も上場はしていないものの年商数百億位の企業に勤めそれなりの地位にいたが、社長が金を必要で会社から貸し付けた事も有ったが、取締役会を開催し了承を得て、議事録も確実に作成した。
オーナー企業の為、社長の実権は絶大で有ったが、立場上譲れないものは譲れなかった。

ただ両社とも上場の大企業で有る。
ましてや監査法人でチェックし、正しく経営が行われている事を証明しており、それを基に株主は株を購入している。
海外からは日本企業全体に不信感を持たれているのも事実で、その影響は大である。
早く日本的経営で無く、チェック機能が働く組織になってもらいたい。

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TPPの問題もついに結論を出す段階に来た。
この問題、今まで提起が無く、いきなり交渉に参加するか否かの問いかけだ。
国民ににおいてメリット、デメリットが全く見えない。
なんでこの様な重要な問題に、十分な論議もせずに結論を出すのだろう。

この話は以前から有り、今まで避けてきたものだから、今になって大騒ぎになっている。
今回の結論は、話し合いに参加するか否かで有って、TPPそのものに参加するか否かを決めるものでは無いはずだ。
TPPそのものに参加するとなれば、色々な取り決めをしなければならず、まだまだ時間はかかるであろう。
話し合いそのものに参加しなければ、参加国だけで取り決めをして、日本が後で入ろうと思っても日本の主張は通らないであろう。

関税はどの国でも出来るだけ撤廃する方向に有り、日本は保護主義的なものが強く、関税で安い輸入品が入るのを防いでいる。
考えようによっては、消費者は高い農産物を買わされ、税金も農家を助ける為に使われ二重の金を取られている感じがする。
日本は昔から農業は保護されて来たが、いつまでもそんな事で良いのだろうか。

今までもグレープフルーツやチェリーの自由化が騒がれた事が有った。
これでミカン農家やサクランボ農家が潰れると大騒ぎしたが、結果日本人にはミカンが合い、サクランボの美味しさはチェリーとは比べ物にならない。
たぶんこの自由化からミカンやサクランボは品種改良が進み、素晴らしいものが出来たと思う。
価格では太刀打ちが出来ないだろうと思われるレモンも生産されている。

日本人は農薬漬けや遺伝子組み換え等の商品を好まない訳で、自然と日本製品を選ぶ方向に有ると思う。
更に今や日本の農産品も海外に輸出されている時代だ、半面海外では税が高くなり日本の農産物の価格は高くなり輸出を伸ばすことは難しくなる。

平均年齢が65歳以上と言う農家を守るのか、工業生産に従事する若者を守っていくのか重要な岐路に立たされている。
トヨタは今後韓国への輸出はアメリカからやるそうである。

日本の自動車産業は海外に出てゆき、部品メーカーも海外へ出てゆき、日本の産業は衰退し、結果皆が貧しくなっていくだろう。
1000兆円も財政赤字を抱える国が果たして輸出産業無しに生き残っていけるだろうか。
日本だけが取り残されない様願うだ
けだ。

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近所の畑で咲いていました。何の花か?