いよいよ内科の胃カメラ検診。

朝10時予約の時間に、検査室に向かう。

直ぐに呼ばれ、嫌だなあと独り言を言っていたら、隣の女性が笑っていた。

喉に苦い麻酔の薬を入れられ、麻酔が効きだすのを待つ。

隣の女性にはその後、注射を打ったのだが自分には打たない。

看護師に聞くと、前立腺肥大の人には打てないそうである。


そして検査台へ。

予想通り、入れる時始めると気持ちが悪くなり、吐き気を催す。

胃まで到達すると、吐き気は不思議と治まった。

目前の画面に胃の内部が映し出される。

そして、十二指腸から胃、食道とカメラを数回往復させる。

案の定、十二指腸に腫瘍が見られ、組織検査の為一部切り取る。

出血は有るものの直ぐに止まる。

20分ほどで検査は終了。

考えようによってはバリウムの胃検査より、事後のバリウムの苦しさを考えると、こちらの方が楽で良いのかもしれない。

後日結果を知らされたが、予想通り胃は異常なし十二指腸の腫瘍は良性で問題無しとなった。


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いよいよ問題の膀胱検査だ。

看護師に呼ばれ、検査室へ。

下半身裸になり、足を開くと股間が見れるよう作られた、紙のパジャマの様な物を穿かせられる。

下半身がすうすうして何とも落ち着かない。

看護師が診察台に乗せ、足が自動で上げられセットされる。

目の前のカーテンが下ろされ見えないが、足が開いて自然に局部が出ているのだろう。

10分ほどその体勢で待たされたが、手術が長引きで医師の到着が遅くなると言われ診察台から降ろされ、更に30分ほど待たされる。


やっと二人の医師が来て、元の体勢に。

最初に尿道に麻酔なのか、潤滑クリームなのかを入れている様な感じ。

そして内視鏡を入れて行く。

前立腺を付近を通す時、激しい痛さ。

思わず声を上げてしまう。

やはり前立腺が肥大していると、痛さがあるようだ。


画面に膀胱内が映し出される。

自分の目からも、明らかに腫瘍が見える。

医師は腫瘍が有るが、これは良性ですねと言ってくれ一安心。

膀胱を膨らませる為か、液を入れて行くので尿意を催すが何とか我慢して終了。

クリームを取るため看護士さんが局部を拭いてくれるが、恥ずかしいものだ。

着替えてトイレに一目算。


再び診察室に呼ばれる。

結果はどんでん返し、悪性腫瘍と言われガックリ。

しかも再発の多いガンですと話す。

だが初期ガンですので大丈夫ですとは言われたものの、心中は穏やかでは無かった。

手術を行うと言う事で、各種検査や入院手続きを終わらせ帰宅。

入院は2週間後と以外に待たされるものだ。

検査は水曜日で、結果は3週間後と言う話。

その週の土曜日、横須賀の軍艦でも写真を撮りつつ、子供の家に遊びに行こうと、電車に乗って品川に向かっていた。

車中で妻から携帯メールが入り、クリニックから至急連絡するように、留守録にメッセージが入っていると言う。


3日後の呼び出しで、これは明らかに異常が有ったのだろうと察知した。

途中駅で電話を入れ、クリニックに駆けつける。

着くや否や診察室に通されると、CTの写真が貼り付けられ、医師から膀胱、胃、十二指腸に腫瘍らしきものが見つかったので、専門医に行くようにとの事。

前回採取した尿の細胞診の結果は、5段階の下から2段階目でガンかどうかは判断できないとのこと。

ただガンとしても早期だろうとの事であった。


膀胱は兎も角、胃、十二指腸は今年初め検査したばかり。

多分食後直ぐだったので、食べた物ではないかと医師に話し、医師もその可能性は有るとのことだった。

ただやはり調べた方が良いと言うので、医師が勧める自宅周辺の総合病院の内科と泌尿器科の紹介状を書いてもらった。


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もう写真撮影どころでは無い。

紹介状と大きなCTの写真数枚を持って、取りあえず家にとんぼ返り。

当日から月曜までは3連休で、総合病院が休院でもあり、どうする事も出来ず、書類を置いて再び子供の家に向かう。

不安を抱えつつも、子供の家で食事をご馳走になり、一泊して帰宅。


火曜日一番にCT写真と紹介状を持参し、泌尿器科と内科の受診を受ける。

泌尿器科から受診するものの、2時間ほど待つ可能性があると言われたが、紹介状のせいなのか15分ほどで呼ばれた。


そしてCT写真を見たり、超音波検査も加わえ30分ほど診断。

結果、日にちを変えて内視鏡による検査を行うと言う。

病名はその時に分かるだろとの事。


泌尿器科を終わり直ぐに内科に。

既に呼ばれていたようで、内科でも直ぐに診察室に案内される。

そして、こちらも後日内視鏡の検査を行うと言う。

口から内視鏡を入れるのが嫌で、何とか逃げようとしたが、紹介状を書いてくれた先生の手前やらざるを得ませんと内科医師から言われ、受けざるを得なくなった。

膀胱腫瘍の手術を終えて半月。

少し落ち着いてきたので、参考になればと経緯を纏めておこう。

発見のいきさつは偶然とも言えるかも知れないし、医者のお手柄とも言える。


糖尿病、コレステロール、中性脂肪、高血圧全てに異常が有り、東京神田の循環器系クリニックに通っていた。

4月から、今までの生活態度を改めるべく、ウォーキングを開始。

4月には7.3あったヘモグロビンA1cが、8月には6.1まで低下。

中性脂肪、総コレステロールも正常値に戻る。

善玉コレステロールは40と基準値ぎりぎりが、60台近くまで上がり医師共々大喜び。

しかも、薬を減らしても改善は続く。

そんな中7月中旬、市の健康診断が有った。

採尿の際、異常に尿の量が少なく、しかも濃いオレンジ色で少し悪臭もある。

その時点でおかしいとは思ったが、結果はタンパク質が異常で専門医に見てもらうようにと言うものだった。

8月初め、クリニックで何時もの一カ月半ごとの検査と薬を貰いに行った。


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結果は7月の採血採尿の内、尿に+3の潜血が認められるとの事。

自分も市の検査で、タンパク質異常が有った事を伝える。

どんな時に潜血が見られるのかと聞けば、尿管結石などでも見られるので心配は無いと思うが、念のためCTを取った方が良いと医者が言う。

しかも、後日にしますか今日にしますかと訪ねながらも、医師は今日の方が望ましいと言う。


ただ、昼食後だったもので大丈夫かと聞いたら、医師同士が電話で話し合った結果、食後2時間後なら大丈夫だろうと言う事になった。

どうも直ぐだと、検査の為の注射で気分が悪くなり嘔吐する事も有るらしい。


その場で紹介状を書いて呉れ、その足でお茶の水にある別のクリニックに向かう。

予想外の出来事で、医療費や薬代を支払って残金は1万5千円ほどしか無く、検査費用に不安が有ったので、途中のコンビニで金を下ろす始末。

当日は2回も採尿をさせられ、更にCTを撮るため膀胱に尿を溜めろと言われ、水を飲み続けて検査に。

点滴を打ちながら、CT検査になったのだが、何の説明も無くその日は終了した。