4月12日のライブの予定が近づいてまいりました。
フライヤーも出来ておりますので、遅まきながら告知させて頂きます。
対バンも強力ですし、豪華ゲストも参加予定ですので、お楽しみに。
ということで、鋭意練習中なのですが、そんな最中使用するシンセのYAMAHA SY55を運搬中に、鍵盤を破損してしまいました。
一個だけなのですが、鍵盤が下がったまま戻らないという状態で、音は出なくはないですが、鳴りっぱなしになったり、まあ実用には耐えない状態といっていいでしょう。これはよくあるパターンで、鍵の下の爪が折れてしまった症状です。ネットなどでも交換用の鍵盤を売っていたりしますが、なかなか適合したものはなく、なんとか修理するということになります。
白鍵は形としては右欠け左欠け両欠けの3種類あり、今回破損したのは中央付近のドの鍵なので、これをあまり使わない低音部のファの鍵と交換して、補修後の鍵を低音部に使用します。
SY55の分解はもう何度目かですが、鍵の取り外しなどはまだやれる部類の作業になります。
裏側のネジは全部は外さず、裏板に穴の空いている所のネジだけ外します。これで裏板は外れます。次いで、一番大きな基板を外します。この時、カードスロット用の基板を止めているネジも合わせて外すことで基板をずらすことが出来るようになります。鍵盤裏の基板に繋がっているコネクタを3つとも外します。かなり固いですが、ゆっくりやれば外れると思います。戻す時のために印を付けておきます。
ケーブル類をまとめてあるケーブルタイを切れば大きな基板の部分はかなりずらせるので、ここから鍵盤部盤を固定しているネジをはずして行きます。中央部のステーに止めてあるネジと、あと左右どちらかのサイド枠を止めているネジ3つを外してサイド枠を外してしまいます。そうすれば、少し横にずらして鍵盤部分を外すことが出来ます。
鍵ははめ込んであるだけですが、根本部分に薄いゴム板で押さえてあるので、まずこのゴム板をスライドさせて外します。そうしたら、その爪の部分を表側に押し出してあげれば鍵が外れます。
鍵を外すとおそらく板バネも外れてくると思います。
壊れているのはバネのストッパーになっている爪の部分なのですが、薄い樹脂の板状のものなので復活させるのはまず不可能です。なので代わりにネジを打ち込んでストッパーがわりにしてゆきます。
ネジは入手しやすいのはメガネ補修用のネジなどで0.7mm~2mmくらいのを使用します。ネジ穴はそのままでは穴空け困難なので、まず周りを接着剤やパテなどで補強します。今回はダイソーの2剤混合式の接着剤を使用しました。充分に乾いたらルーターでネジ径より少し小さい穴を開けていきます。この穴位置が非常に重要で、バネが先端の爪にかかって、なおかつ押しても外れない所に開けないといけません。左右は多少ズレても大丈夫ですが、前後位置はシビアですね。治具等を作ってやる等工夫が必要です。
穴が空いたらバネをセットしてネジをいれていき、位置がバッチリなら少し遊びがある状態で固定します。穴位置が上手くいかず、爪が外れてしまうようなら、固定してしまうのもやむを得ないかも知れません。今回は残念ながら上手く行かず、接着剤で固定してしまいました。結果的に鍵盤としては復活しますが、打鍵感がやや硬くなるので、時間があるならやり直すのが正解かも知れません。
補修した鍵をはめ込んでいきますが、ここはちょっとコツがあって、根本の方を下に押し込んで奥にスライドさせるような感じでやると上手くはまります。
あとは元通り組み立てるだけですが、この時押さえのゴム板を嵌めるのを忘れたり、鍵盤部分をねじ止めする時に基板を挟んでしまったり、コネクタの接続を忘れたりと、よくやるミスをまあ何度かやりました。
打鍵時の固さ以外を音出しもOKです。
作業時の注意としては、まず感電しないように必ず電源は抜き、少し放電させてから作業、トランス部分をなど電源部に近い所は素手で触らない、静電気、ネジの分類保管などでしょうか。元の状態を確認出来るように写真を撮っておくのも必須ですね。
ということで無事修理は完了しました。
SY55については音色作りもかなりディープにやっているので、モニター環境を改善したいと思っていました。具体的には原曲を流しながら音色をモニターしたいということですね。もちろん従来からミキサーに繋いで、MacやiPad上の楽曲と一緒に聞ける環境はありましたが、手順がかかりすぎるきらいがありました。そこで中古屋で見つけたのがこれ。
旧式(30ピン)のiPhoneやiPod用のモニタースピーカー機能がメインの機材ですが、AUX IN端子があり、なんとiPhoneの音とミックスして出力されるので、先の用途には最適でした。
iPhoneは4Sを持ってるのでそれを使ってもいいのですが、もっと使い勝手がいいのがこういう製品です。
Bluetoothで飛ばした楽曲を受信して30ピンの方へ流してくれるので、これで手元のiPad等からすぐに曲を流すことが可能になります。
スピーカーとしては小型ですし、音質調整もなしで可もなく不可もなくという所ですが、シンセの音色作りのモニターとしては十分ですね。
最小の機材ですぐに音が出せるというのがなんともありがたいです。



























































































