特殊詐欺犯25人 カンボジアから移送 | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

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フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

海外にいる特殊詐欺グループ

お年寄りたちが被害に遭っている

 

最近は特殊詐欺だけでなく

強盗も増えている

 

若者たちが特殊詐欺に誘い込まれている

 

その犯人グループを

現地警察や入管の協力を得て

プノンペン(カンボジア)で摘発

 

日本から

かなりの人数の捜査員たちが

迎えに行く

 

11月08日

25人の犯人たちを日本(羽田)へ移送

カンボジア領土を出たところで機内逮捕

 

犯人の人数が多いのと

それに見合った捜査員の人数

 

合計すると相当の人数

今回は飛行機を1機チャーターしたもよう

 

前回フィリピンから

ルフィーたちを移送したときは

JALの定期便で移送した

犯人の人数が少なかったからだ

 

ニュースを見ていると

犯人たちを運んできたのは

あれ、マレーシア航空なんだ

 

ANAやJALじゃなかったんだ

 

飛行機は160~170人乗りの

国際線仕様のB737型機っぽい

 

旅客機の中では小型機に入る

 

 

海外からの犯人移送は大変

関係国警察や外務省との調整

日本の外務省や現地大使館

両国出入国管理事務所

それと航空会社との調整

 

犯人移送のチャーター便

搭乗するのは犯人たちと捜査員たち

機内でなにかあったら捜査員たちが対応

 

昔、大量の不法入国者たちを

本国へ送り返すチャーター便

それに乗務したことがある

 

客室乗務員はすべて男性(7~8名)

女性CAを乗務させるのは避けていた

 

たぶん、今回もチャーター機も

どこの航空会社にするか

捜査当局が関係機関と調整

 

ANAやJALにある国際線機材は

座席数が250席以上の飛行機ばかり

国内線仕様の小型機はあるが

国際線では使えない

 

ANAやJALには男性CAも少ない

マレーシア航空には男性CAは多くいる

 

 

中短距離国際線用小型機を所有

男性CAも多くいる

カンボジアへの乗入れ実績がある

チャーター料金が適切

などなど

 

これらの要件を考えた結果

マレーシア航空に

犯人移送を頼んだのだろう

 

 

それにしても護送された人たち

若者が多かったという

 

カンボジアに連れていかれ

プノンペンのアパートに缶詰め状態

朝から晩まで電話かけ

 

提供されるのは食事ではなくただのメシ

プノンペンを楽しむなんてもってのほか

 

現地での生活は

待遇が刑務所より悪かったかもしれない

 

甘い言葉、おいしい誘い

ぜったいに近づかない

 

T・K ♂

 

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