ホノルルへの飛行ルート | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

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フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

ホノルル便専用

ANAの超大型機A380フライングホヌ

コロナの影響でひどいときは

3機とも運航できずでいた

 

そのフライングホヌが

ホノルル便に勢ぞろい

曜日によっては1日に2機が飛んでいく

 

フライングホヌに一度は乗ってみたい

そんな人も多いと思う

 

この飛行機は座席が520席

満席でホノルルに到着する

入国審査場が混んで

時間がかかるのが玉にキズ

 

機体重量や発生する気流の関係で

この飛行機は今のところ

羽田での発着はできない

すべて成田ーホノルルとなっている

今日も飛んでいるはず

フライトレーダー24を覗いてみる

飛んでる、飛んでる

ANA184便がその飛行機だ

 

いつもよりずいぶん南を飛んでいる

新しい航路なのかな

現役チーフパーサー時代

ホノルル便は100回以上は飛んだが

このルートで飛んだことがない

 

上の写真でいうと

飛行機が連なっているのが通常のルート

ホノルル到着の20分前には

カウアイ島上空を通過する

 

新しい飛行ルートを開拓したのだろう

かなり南からホノルル空港へ向かっている

え~という感じ

ずいぶん大回りな感じ

 

 

でも最後はいつものように

真珠湾入口の上空を通過

そしてホノルル空港に着陸となる

 

 

 

8月に姪っ子夫婦が1歳の子供連れで

ハワイ旅行に行ってきたという

 

夫婦二人と1歳の子供

旅行代金は現地での食事や観光を含めて

3泊5日で50万円を超えたと言っていた

 

日本―ホノルル便は

JAL、ANA、ハワイアン航空が主に運航

 

フライングホヌは520席

それが2機飛ぶと1040席

1000人以上の旅客が必要

 

JALもハワイアン航空も

毎日1000席以上の座席供給

 

昔のホノルル便

機内はほとんど日本人だらけ

 

今は日本人だけでは座席が埋まらない

ホノルル便でも外国人旅客が目立つ

 

東南アジアの人々にもホノルルを売り込み

本国から羽田、成田経由でホノルルへ

ハワイの人やアメリカ人にも売り込み

 

ホノルル便も旅客確保で各社苦労している

 

 

T・K  ♂

 

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