四国八十八ヶ所歩き遍路上観察　シーズン1　Day9その1 23番薬王寺～旧土佐街道寒葉坂

筋肉痛も靴擦れも無く膝も痛くないし快調と思っていたのですが、夜中に左のかかとの上というか後ろの部分の激痛で目が覚めました。最初、疲労骨折かもと思いネット検索してみるとどうやらアキレス腱が骨にくっついている部分の炎症のようです。右も触ると同じような予兆があります。とりあえず頭痛薬を飲んでみたのですがあまり聞きません。ああ、これで終わりかとも思いましたが、痛くてもしっかり伸ばして歩き出すと痛みが和らぐと解説している記事もあり、とりあえずだましだまし歩くことにしました。1錠だけ持っていたロキソニンを仕込んで宿を出ました。

シャボン玉は無添加。天然のシャボン玉ってあるのかな？油にアルカリを添加しないと石鹸にはならんと思うけど。

昨日参拝した薬王寺に軽く一礼しておへんろ再開。

四国のみちを歩くなら次の札所の最御崎寺まで90㎞だそう。黄色い地図（四国遍路ひとり歩き同人二人）によるとへんろ道で行けば75.4㎞。だいぶ違うな。

ローソンの周りに謎の石造物。元々石屋さんがあったのかな？

「弁」の字が「無い点」の制水弁蓋。無い点とは→萌え点分類

跨線橋を越えようとして道を間違えたと思い引き返したところで若いお遍路さんに再開。鶴林寺か太龍寺の後の急な下り坂の途中の石に腰をかけていたこのお姉さんに「リュックにぶら下がっている空の水筒の蓋を閉めて欲しい」と頼まれてやってあげたんだけど「なんか眠くなっちゃって」とそのあとも休んでいた。リュックを下ろす余裕もないほど疲れ果てていたのかもしれず、その後のお寺でも会わなかったけど無事だったかどうか心配していたので元気そうに歩いている様子を見て安心した。あの時もう一声かけてあげればよかったのだけどおっさんにいろいろ聞かれたら嫌がるだろうとか変な気遣いをしてしまったんだった。結局、自分がどう思われるかということだけを気にしてただけ。本当に困っているかもしれないのだから一瞬嫌われるかどうかよりも他人の助けになるかどうかを優先できたらいいんだけどね。へんろ道沿いの住民の皆さんみたいにはなかなかなれない。（前の記事にも似たようなことを書きましたが。）

で、引き返して分かれ道を入っていくとすぐに通行止め。でも工事現場はここから見えないほど奥のようだし、バリケード横には人が通っている形跡もあったので少しだけ入らせてもらった。