宿から藤井寺に戻り境内の端から焼山寺への道が始まります。
ちゃんと撮り忘れたけど一応写っていたので拡大。有名な「焼山寺へへんろ道 健脚5時間、平均6時間、弱8時間」の看板。宿の主人の話ではここまで2日で歩いてこれた人なら6時間で着くと言われたものの特に登りに弱い管理人はギブアップせざるを得ないのではないかと不安で仕方がありませんでした。弱足ペースでも構わないのでなんとか到着したいものです。重いリュックは昨日の宿から今日の宿に運んでもらえるサービスを利用したのでその点は楽ですが昼頃まで雨の予報、アップダウンの続く今日のルート、滑ってケガしないように細心の注意が必要です。
いきなりの山道。今回の記事はほとんど同じような写真が続きます。
黄色い地図には載っていないのですが藤井寺奥之院
マムシ注意。昨日見た赤ちゃん蛇はマムシだったのかな?
へんろころがし 1/6
車道に這い上がって一息ついて再び山道へ。
だいぶ登りましたね。
雨で濡れているので休憩所で腰を下ろすわけにもいかず先へ進みます。
水大師。晴れていたらここで水分補給なのでしょうけれど雨と低温で持ってきた水がほとんど減っていません。でもせっかくなので口を漱がせてもらいました。
ええっとこれは庚申塔ではなく不動明王像ですかね。
「四国のみち」道標もさすがにここでだましには来ないでしょう。下手したら遭難します。
無事に第一チェックポイントともいえる長戸庵到着。
昨日歩いた道も見えるのかもしれないけれど...
右にも左にも落ちそうな尾根道もありましたがそれほど危険な感じはしません。
「元気を出して前進」 はい。
へんろころがし2/6 丸太擬木の階段道に川のような道。
素朴な道標。ライトにも見えますが手なのでしょうね。
うっかり直進しそうな場所に右向きの案内
柳水庵への案内の下の案内板には阿波幹線。
体が無意識に右に傾きます。
ブーンという文明の音がすると思ったら鉄塔でした。さっきの阿波幹線というのは高圧電線路のことなのでしょう。昨日見あげた鉄塔もこの路線なのかもしれないと思ったりもしましたが残念ながら?山アプリで見たら別路線のようです。
今度は体が左に傾きます。
やっと3つ目のへんろころがし。ここは順打ちでは下りです。
へんろ小屋到着。乾いたベンチがありがたい。宿で握ってもらったおにぎりもぐもぐです。2つで一人前を前日に注文するのですが、もう一つお願いしますと言ったら「じゃあおにぎり3個ね」と言われたので、「いや4個、2人前で」と頼んだらちょっと呆れられました。そんなに食べる人はいないんですかね。とにかく暗くなるまでに宿につける自信がなかったので非常食も兼ねて多めの発注でした。
小屋から少し進んで第二チェックポイント柳水庵到着。宿の主人の話ではここがちょうど中間地点とのこと。藤井寺脇の入口からほぼ3時間で到着。予想よりはいいペース(と言ってもやっと人並み)でとりあえずホッとしました。