りんごとレーズンの豆乳マフィン~豆乳スイーツのおいしさにお菓子もつ可能性をみる~ | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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りんごとレーズンの豆乳マフィン~豆乳スイーツのおいしさにお菓子もつ可能性をみる~

 

 

りんごとレーズンの入った、豆乳マフィンを作ってみました。

 

先日、「体にやさしいスイーツ」という、よく目にするようなスローガンを胸に、ふるふると涼し気なデザートを作りました。

 

 

 

 

おいしかったのです。簡単にできたし。ときどきこういう気楽でほっとするようなおやつを作るのもいいなぁと思いました。

 

その一方で、どこか満たされない私がいたのです。

 

なんか物足りないな~と。

 

もっといろいろなナチュラルスイーツを作ってみないと、なんともいえない。そう思って作ったのは「りんごとレーズンの豆乳マフィン」です。

 

豆乳スイーツはほぼ作ったことがないので、いろんなレシピを参考にしながら、私好みのマフィンにしてみました。

 

 

  りんごとレーズンの豆乳マフィン作り

 

 

まずはりんごの砂糖煮を作っておきます。

 

今はジャズりんごがおいしいので、もちろん今日もジャズりんご。ジューシーで甘み+酸味もあるので、レモンは加えていません。

 

(写真は前回作ったときのものです)

 

 

 

薄力粉の一部は全粒粉にしてみました。

アーモンドプードルも入った生地です。

 

いつもならここで、バターだの牛乳だのが入るところですが、今日の主役は豆乳です。油分はそろそろ使い切ったほうがいい「アーモンドオイル」に出動してもらいました。

 

 

 

アーモンドオイルは悪玉コレステロールを低減させるオレイン酸、血圧を下げる効果のあるリノール酸をたくさん含んでいます。

 

ちなみにこのアーモンドオイル、イギリスのものです。

 

このオイルのシリーズではピーナッツオイルも、お菓子作りに愛用しています。オイルは良質なものを使いたい。

 

 

 

粉類に豆乳+オイルを入れてさくっと混ぜ合わせます。

 

りんごの砂糖煮と、急に思い立ってサルタナレーズンも入れました。

 

 

 

あらかじめ作っておいたクランブルをたっぷりトッピング。クランブルはたっぷりのほうが、食感が楽しめておいしくなります。マフィンにはクランブルを必ずのせたい派です。

 

 

 

どんな風にできあがるのか、わくわくしながらオーブンの前で30分。

 

焼きあがりましたー。クランブルを盛りすぎて、こぼれおちております。

 

 

 

 

  りんごとレーズンの豆乳マフィンのお味レポ

 

 

やっぱりお菓子が焼きあがる瞬間は、わくわくするのですよね。りんごとレーズンの豆乳マフィン、素朴ながらも見ただけで「あ、おいしく焼けたな」とわかります。

 

で、実際のお味はですね。

 

豆乳の風味はかすかに残っています。残ってはいますが、「ここにいるのは豆乳です!」という主張は強くありません。

 

さりげなく豆乳なので、苦手な人でもOKの風味です。いいオイルを使うと、へんな油分の雑味もなく、すっきりしています。

 

 

 

りんごはカットの大きさによって、食感がかわってくるので、そこがこのマフィンのポイントにもなりそうです。

 

レーズンは入れて大正解。味わいのアクセントになりました。りんごとレーズンは相性もよし。

 

 

 

もちろんカリカリとしたクランブルの果たす役割は大きいです。これがないと、このマフィンのおいしさは成立しません。あえてのひと手間はかかりますが、クランブルはぜったいに外せないパーツです。ちなみにクランブルもアーモンドオイルで作ってあります。

 

やわらかい甘さなので、朝ごはんに食べてもよさそうです。かえっていくつも食べてしまいそうです。

 

 

  お菓子ってなんだろう

 

りんごとレーズンの豆乳マフィン、思っていた以上においしくて、うれしい誤算でした。おやつとしては最高なのではないでしょうか。

 

しっかりずっしりの英国菓子、華やかなフランス菓子に、こんなナチュラルでやさしい風味のスイーツをまじえて、緩急つけながらお菓子作りが楽しめそうです。うれしい誤算にちょっとほっとしたのでありました。

 

 

 

やっぱりお菓子は作りながらもわくわくしたい、食べるときには心弾むような、非日常的な楽しみがあってほしいのです。

 

お菓子を作ること、お菓子を食べること、日々の生活のなかで、お菓子はどういう存在なのか、あらたな視点からお菓子と向き合う日々が続いています。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。