紅茶と豆乳で作る寒天デザート~ナチュラルスイーツへの葛藤~ | とこかしこのお菓子作りの日々 ~お菓子教室開業にむけて~

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紅茶と豆乳で作る寒天デザート~ナチュラルスイーツへの葛藤~

 

 

週末はいつもと雰囲気のちがう、ナチュラルスイーツを作ろうと考えていました。白砂糖や乳製品、さらには卵などを使わないで作るスイーツです。

 

あれこれと調べまして、まずは豆乳デザートを作ってみよう!と計画しまして、参考にするレシピも決めて(←なぜか家にレシピ本があった)、できあがりを楽しみにしつつ、作ったわけです。

 

本日作ったのは、豆乳と紅茶の寒天デザートです。

 

かんたんに言ってしまうと、アールグレイを煮だした紅茶寒天×豆乳寒天の2つを作るだけの、かんたんなおやつです。

 

紅茶寒天はアールグレイの茶葉を煮だして、寒天で固めるだけ。

 

豆乳寒天もバニラで風味づけした豆乳を寒天で固めるだけ。豆乳寒天というけれど、よくよく考えると、いや、考えなくても、

 

人気の台湾スイーツ「豆花」の寒天バージョンです。

 

 

  紅茶寒天×豆乳寒天(豆花)のナチュラルスイーツ作り

 

こちらが豆乳寒天を作っているところ。

 

 

 

けっこう泡ができたので、バーナーで一瞬あぶって消しました。泡がたくさんあるまま固めると、仕上がりが残念な感じになるからです。かんたんなおやつだけど、やっぱりきれいに仕上げたいのです。

 

泡が目立ちます。

 

 

 

紅茶寒天と豆乳寒天を冷蔵庫に入れる前に、冷水をはったバットに浸からせて、粗熱をとりました。

 

 

 

 

 

紅茶寒天&豆乳寒天のおともに、ゴールデンキウイと少量のお砂糖で軽く煮たりんごを添えました。もちろんりんごはそのままでもいいのですが、寒天の食感を邪魔しすぎないように、食感をやわらかくしたかったのです。

 

りんごの砂糖煮はあっというまにできあがります。

 

 

 

 

  紅茶寒天×豆乳寒天(豆花)のできあがり!

 

 

できあがった紅茶寒天。

 

 

寒天だと、どうしても濁りが出てしまって、紅茶のきれいな透明感が演出できません。そこが残念ポイントその1。

 

余談ですが、ゼリーを濁らせたくない場合は、「アガー」を使うのがおすすめです。

 

 

 

そして豆乳寒天がこちら。

 

 

 

 

  好みでなかった紅茶寒天

 

 

テーブルに紅茶寒天、豆乳寒天、そしてキウイ&りんごのさとう煮を並べて、好きなように盛りつけていただきます。

 

 

 

豆乳寒天は素朴な味わい。ただ、今日のレシピは水が入っていたので、今度作るときは豆乳だけで作って、もっと濃厚感を出したいというのが感想。かんたんにできるので、自分好みにアレンジできそうです。

 

 

そして紅茶寒天。

 

 

 

ひと口ぱくり。

 

「・・・」

 

あー、食べれん。絶望。

 

 

そうなのでした。私、アールグレイがあまり好きではないのでした。

 

焼き菓子などにすると、香りがけっこう飛ぶので、まったく抵抗なくいただけます。だからアールグレイの茶葉が入っていても、ほのか~な感じになって、焼き菓子はけっこう好きです。

 

でも、ダイレクトにアールグレイの香りがやってくるのは、ちょっと苦手。

 

紅茶を飲むときも、まずアールグレイは選ばないのです。お砂糖入れたから、アールグレイの紅茶寒天は食べやすくなるというわけではありませんでした。

 

残念ポイントその2.となってしまいました。

 

 

注)アールグレイに罪はありません。個人の嗜好の問題です。

 

ちょっと残念感の残るおやつになってしまいました。

 

 

 

  ナチュラルスイーツはおいしいのか?

 

 

しかしここでくじけないのが私のいいところです。

 

このあと、トンプソンズのスペシャルエブリデイを煮だして、紅茶寒天を作り直しました。さっき、ちょっとお味見をしたら、やっぱりこっちのほうがおいしい~。

 

 

 

あやうく悲しいおやつになりかけましたが、しっかり持ち直しました。

(絶望の前の写真)

 

 

あまり作ったことのなかったナチュラルスイーツ、確かに世間でいうところの「やさしいお味」です。あまりやさしいお味のお菓子を作ることがなかったので、かなり新鮮ではありますが、どうなのだろう。

 

もう少しいろいろなレシピを参考に数を作ってから、あれこれ考えてみるつもりです。

 

 

早くも恋しい英国菓子。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。