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あとどのくらい生きられるのかわかっていたとしたら、
その日までにやりたいことを
全部やってしまおうとするだろう。
いつかは誰にもやってくる死
でも神の領域である死
死ぬために生きているといえば身もふたもないけれど
死に向き合ったとき
初めて生きることに向き合えるように思えます。
人生には無駄な出来事は起こらないって
知っている、、
でも
立て続けに「生死」を考えざるを得ない出来事が
身の回りに起きたとき、
人生から問われているのを感じました。
そして答えは、
やはりそうなのだ
無駄なことじゃないと、確信を強めることとなるのですね。
そのひとつ、
白内障の手術で入院した父ですが
いままさに手術を始めようとしたその時に
持病の胸の痛みが起こり手術中止となりました。
念のためだけだった心臓の検査で
わたしと母は予期せぬ 父の余命宣告を受けることになったのでした。
ドラマとかでよく見る
「残念ですが、手遅れです・・・」っていうアレ。
一瞬 景色がぼ～っと遠のきました。
気丈ですし、根っからのポジティブシンキングな母でも
泣き出すんじゃないかと隣でドキドキしてチラ見していたけど
「お父さんは１００歳まで生きそうな気がするよ」
なんてあっけらかんと言っている姿に救われたわたしです。
眼の手術で 手遅れの心臓病が見つかるなんて
非常にレアなケースだと思います💦
でも、いま分かって良かったな～と
思えるのは、
自分なりにですが後悔だけはしたくないと
親孝行を出来る限りすると誓ってきたから。
１年長くて２年でも、もしかしたら明日かもしれない危うい病状、
そんな少ない存命率であっても
今まで以上に一日一日を出来るだけ楽しく
父に過ごさせてあげたいし
わたしたち家族も
「今できることは今してあげる」
そんな気持ちで過ごすことができそうですから。
そんな状態でも白内障の手術もできるとお医者様はおっしゃるし、
この新緑に輝く美しい季節をまた父が見られると思うと
とても嬉しく思うのです。
せめてコロナが収束するのをちゃんと見せてあげたい
そう願うばかりです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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