tokaiama20のブログ

tokaiama20のブログ

ブログの説明を入力します。

 【不正選挙はないと支持者を説得する山本太郎】
 不正選挙がない前提で
 改憲発議を阻止せず通させて
 国民投票に持ち込もうとする山本太郎議員

 期日前投票箱を監視カメラで撮影せず中身入れ替え放題なのに
 国政政党になり既得権益を得る側の国会議員達は皆、不正選挙を否定
 https://x.com/62tFp/status/1745811449707217034

 上の動画のなかで、山本太郎は、
 「不正選挙、少しの不正はあるかもしれないが、大々的にやろうと思ったら、自治体の職員とか、いろんな人を巻き込まなきゃダメじゃないですか。
 それを全国的にやりながら、それを隠蔽できるかといったら、さすがに難しいと思うんです。さすがに無理があると思う。

 山本太郎と書いたら、小池百合子と出てきたなんて、機械はないと思うんですね。
 ……だから、それはそのまま事前調査どおりに得票につながっている。
  私自身は、そういった不正ではなく、実際の評価であったんだろうと思っています」

 なるほど、これで2012年選挙で、滅多なことでは選挙に行かない私が、重い腰を上げて未来党に投票したにもかかわらず、1300万票と予想されていた事前調査よりも1000万票も未来党の得票が少なく惨敗させられた選挙結果に対し、小沢一郎も山本太郎も、文句一つつけなかったわけだ。

 未来党は、選挙前は圧勝と予想するメディアが多かった。選挙当日の出口調査でも、未来党への支持は圧倒的であり、都内の選挙会場はどこも行列ができるほどの盛況だったのだが、なぜか投票率は約60%に留まった。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC46%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99

 大きな期待を背負って登場した、日本未来の党は、46回選挙によって61議席→9議席へと、不可解な惨敗を遂げた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE%E5%85%9A

 私は、これが安倍晋三が秘密裏にCIAと共謀し、安倍が秘密の大株主だった選挙企業「ムサシ」による不正選挙と確信し、小沢一郎と山本太郎なら、以下の訴訟を提起すると確信したのだが、二人ともアクションを起こさなかった。
 私は、なぜムサシの不正を糾弾しないのか、二人に対してひどく落胆させられた。

 公選法15章 (衆議院議員又は参議院議員の選挙の効力に関する訴訟)
第二百四条 衆議院議員又は参議院議員の選挙において、その選挙の効力に関し異議がある選挙人又は、選挙管理委員会を、被告とし、当該選挙の日から三十日以内に、高等裁判所に訴訟を提起することができる。

 山本太郎が不正ではないと考えた根拠が、上の「不正選挙を行うためには関係者を抱き込まねばならない」という思い込みなのだが、これはネット時代を理解できない頭の古い小沢一郎に説得されたのだろうと思う。
 実際には、2010年を過ぎたネット社会は、バックドアの花盛り、誰も気づかないうちに、個人所有のパソコンがハッキングされ、タイピング記録ソフトを入れられて、暗証番号やカード番号が盗まれ、全財産を奪われるような犯罪が横行していたのだ。

 小沢一郎も山本太郎も、バックドアの恐ろしさを何一つ理解していなかった。
 https://office110.jp/security/knowledge/cyber-attack/back-door

 選挙集計企業「ムサシ」の最大株主は、安倍晋太郎だったが、死後、もちろん安倍晋三に移譲されているはずだが、当然ながら名義が安倍だったなら大変な問題になってしまうので、別人名義に換えている。
 ムサシの支配企業は、上毛起業という投資会社で、アメリカ国家の影の支配企業=ディープステートであるゴールドマンサックスの事実上の子会社であり、経営者もピーター・ブリガーというCIA工作員として知られた人物だった。
 ムサシが、どれほどいかがわしい政治工作のための不正企業なのか、これまで数十回もブログに書いてきた。

 戦後、自民党の選挙は、すべてCIAによって結果を操作されてきたといってよい。
 戦後日本の最高権力者として君臨した、正力松太郎・岸信介らは、CIAの正式なスパイであったことを、早稲田大、有馬哲夫教授が米政府開示公文書から明らかにしてきた。
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%A8CIA-%E7%99%BA%E6%8E%98%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%AD%A3%E5%8A%9B%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%8D-%E6%9C%89%E9%A6%AC-%E5%93%B2%E5%A4%AB/dp/4103022310

 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/1948cia-0abd.html?optimized=0

 CIAは全世界の政権をアメリカのポチにするための活動を行ってきたが、その第一の標的は、もちろん日本であった。
 日本人は、第二次大戦でアメリカに真正面から刃向かった唯一の国であり、膨大な犠牲を出している。その政権を支配することは、CIAの第一の使命であったといってもよい。

 ちなみに、自民党はムサシと上毛起業は何の関係もない別企業と主張しているが、それが真っ赤なウソであることが以下のリンクに示されている。
 https://ameblo.jp/tamamocross2011/entry-11461820793.html

 上のリンクは10年前の情報なので、現在はメンバーも入れ替わっている。
 【選挙専門会社ムサシの代表取締役、小林厚一(こばやしひろかず)。
 当然、ムサシの株主の一人でもあります。この方の住所とショウリン商事という大株主の所在地が全く同じという胡散臭さ。また、副社長羽鳥雅孝氏の住所と筆頭株主である上毛実業の所在地が同じです。

 不正選挙は植民地の証
 この上毛実業の筆頭株主は不動産会社「価値開発」です。価値開発の筆頭株主は投資会社である有限会社アルガーブです。
 有限会社アルガーブは投資会社ダヴィンチHD傘下の一部門になります。
 ダヴィンチHDはフォートレス・インベストメントグループに買収されています。
 フォートレス・インベストメントグループの共同会長のピーター・ブリガー氏。

 ピーター・ブリガー氏はアメリカNYにあるCFR(外交問題評議会)のメンバーです。
 日本の国政選挙に大きく携わる企業の株主がアメリカのシンクタンクCFRのメンバーであるピーター・ブリガー氏の投資会社傘下に有るという極めて異常な状態を野放しにしても良いのでしょうか?】

 ムサシの選挙システムはネットに接続され、バックドアーをつけられて、勝手に票数を操作されるという証拠が明らかにされている。
 https://www.youtube.com/watch?v=vMj8s8Zi4gs

 https://www.youtube.com/watch?v=VoBgBx9IfLE

 つまり第46回選挙による安倍晋三政権は、CIAが不正票操作によって捏造した政権なのである。
 CIA工作員であったスノーデンが暴露したのは、日本支配のために、恐ろしい工作が無数に行われてきた実態であった。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507

  https://iwj.co.jp/wj/open/archives/357253

 とりわけ、CIAが日本の原発すべてに、モサドの開発したスタクスネットというウイルスを仕掛け、日本政府がCIAの意のままにならなくなったとき、それを使って、原発を崩壊させたというスノーデンの暴露には、本当に驚かされた。
  http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/363.html

 今は、コンピュータ一台とネット接続さえあれば、CIAは自由に他国の選挙を操作して親米盲従政権を作ることができるし、服従しない政権の原発を破壊することさえできる。
 それどころか、CIAは統一教会=日本会議と電通を手足に使って、日本国内の民主勢力を統制し、弾圧することもできるのである。

 CIA下請け企業であるムサシの関与した選挙では、必ずインターネット回線が使われる。そこにはバックドアが仕掛けられていて、集計された票数を自由に操作できる点では、アメリカ大統領選挙と同じだ。
 ただ、アメリカの場合は、バックドアの本家なので、民間の監視システムも多く、サンプリング統計調査から票数の真実性を知ることもできるので、日本のように容易に不正が行えるわけではない。

 山本太郎が指摘した「たくさんの関係者を抱き込まなければ無理」というのは半世紀前の常識であって、今では、ムサシの現場に携わる社員でさえ、不正が行われていることを知らない。
 不正は、ネットに接続されたプログラムのなかで誰も知らないうちに行われ、そのプログラムは絶対に公開されないのである。集計プログラムの開発者以外、誰一人、不正を知る者などいない。

 おそらくだが、そのプログラムはアメリカCIAから供与されているはずだ。
 そして投票時間の制約不正、人為的な票のすり替えや、同一筆跡の票を示して不正を糾弾しているのも、たぶん同じCIAであり、それはバックドア工作に目を向けさせないために行われているのである。
 古典的な手口で不正が行われていることが報道されることは、実際に開票不正操作を行っているバックドアを隠蔽することに役立っている。

 
  新潟知事選の結果と、福島第一原発・柏崎原発の行く末 2018年06月11日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828298.html

 正真正銘の売国奴=安倍晋三 2018年11月30日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828123.html

 おかしな、おかしな小沢一郎 2019年05月06日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6081243.html

  安倍晋三の不正選挙インフラ 2022年08月10日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5955532.html

 都知事選挙は、ムサシが開票した 2024年07月08日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6146082.html

 山本太郎は、「不正選挙は、たくさんの人が関与することで隠しきれないから行われていない」
 と思い込んでいるわけだが、それは、とんでもない時代錯誤だ。
 今の時代は、すでに20年も前からネットを使ったハッキングやバックドアによる不正が常識であって、いったいいつの時代の話をしているのか?

 2012年の未来党惨敗は、統計上解析や状況証拠からも、あまりにも不正が明らかであって、それを小沢一郎の半世紀前の常識に洗脳されて、不正はなかったと信じ込んでしまっている。
 だから、私は山本太郎を応援したくともできないのだ。

 この社会は、公開されている「正当性を担保するためのシステム」には、すべて虚偽が含まれている。インサイダー取引だって常識であって、たまに間抜けが生け贄にされる程度で、実際には外部から分からないようにインサイダーが行われていて、そのツケが民間投資家に回されているのは常識である。

 選挙など、戦後80年間、ウソにまみれている。日本を支配しているのはユダヤ人金融資本を守るための機関であるCIAである。
 ネット時代そのものが、CIAの戦略であり、ウインドウズは、世界の利用者から情報を盗み出すために計画されたものだ。

 ウインドウズを普及させるために、最大の障壁だった坂村健トロンは、それをパソコンOSとして構築していた最中のナショナル技術者たちを、123便に乗せて皆殺しにすることで表舞台に出られなくなった。
 だが裏舞台で、世界の本当のコンピュータシステムは坂村トロンが事実上独占している。マイクロソフト・ウィンドウズは先行の多数使用者有利の法則で、生き残っているにすぎない。

 もうウィンドウズの敗北ははっきりしている。ウインドウズが、CIA=NSAによるハッキングやバックドアのために設計されたシステムであることも、世界の多くの人が知るようになっている。
 世界中の人々の情報が勝手に抜かれ、アメリカ=ユダヤ金融資本のために利用されているのだ。

 トランプが、反グローバリストの救世主のように勘違いしている人がたくさんいるが、事実はまるで違う。
 トランプは反グローバリストのフリをした、ユダヤ・グローバリズムの使用人にすぎない。

 トランプの娘婿、クシュナーは、シオニストを代表するとともにイルミナティの最高幹部であり、トランプはクシュナーの指示で、ユダヤ教徒になり、嘆きの壁をユダヤ人として参拝している。喜んだネタニヤフは、ゴラン高原をトランプ高原と改名したのだ。
 そして、リクード・ネタニヤフによるガザ大虐殺を全面的に支持している。
https://sp.m.jiji.com/article/show/3181479

 トランプ氏、大学生のガザ攻撃反対は「とてつもないヘイト行為」2024年4月26日
 https://jp.reuters.com/world/us/DURY22OAT5KW3OXHNFBCWAAXQA-2024-04-26/

https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6058123.html

 トランプは誰の味方か? ユダヤ人だ。つまりユダヤ金融資本であり、グローバリストの手先なのだ。
 現在、反グローバリズムを口にしているが、こんな発言は、気分次第で煙のように消えてしまうだろう。こんな男を救世主のように信じ込んでいる人は愚かとしかいいようがない。

 山本太郎には、半世紀前の小沢一郎情報に拘泥されることなく、CIAが、どれほど恐ろしい手段で、我々を支配しようとしているのか、気づいてほしい。
 山本太郎の正義感や精神性を、私は否定しているわけではないのだから……。

浜岡原発とならんで世界最大級の柏崎原発の再稼働が迫ってきた。
 地元民は、もし大事故が起きたなら、フクイチ事故賠償により資産を枯渇させている東京電力に賠償能力があるのか? と問うた。

 東電の回答は、事故処理費用を「全国の電気料金に上乗せする」だった。
(以下、フクイチ事故の尻拭い費用を、全国の電気料金に上乗せしている例)
  https://www.tokyo-np.co.jp/article/93538

 現在30兆円に迫っているフクイチ事故処理費用は、時間が経てば経つほど天文学的に膨れ上がり、最終的には100兆円どころか、1000兆円でも不足する可能性がある。
 理由は、放射能被曝の後遺障害が、数十年もの潜伏期間を持っているからで、被曝癌の特定=診断が可能になれば、その賠償は数百兆円を軽く超えると考えられているからだ。

 なお、フクイチ事故時、東京電力の経営責任者だった勝俣恒久会長は、事故直後、23億円、清水政孝社長は5億円の退職金を受け取り、ドバイに逃亡した。
 100万人を超える避難者には、十分な補償金が支払われなかった。逆に、避難場所から追い出し訴訟をかけられ、公務員宿舎の高額な居住料金を請求されている。
 https://www.shibuyakyodo-law.com/info_191004/

 原発を運営する電力企業は、フクイチのような巨大事故を起こしたら、後始末を国に押しつけて、責任者はドバイに逃亡して悠々自適の生活をできる、という見事な先例を作って見せた。
 これで全国の電力企業経営陣は、安心して原発事故を気にせず「親方日の丸」で運営できることになった。

 事故を起こさなくとも、原子炉の解体費用は、一基1兆円にまで膨れ上がっている。(公称300億円だが、真っ赤なウソ)これを支払える能力のある電力企業は皆無であり、廃炉が絶対に不可能になっているが、何せ、国が原発事故の面倒をまるごと見てくれるわけだから、原子炉の寿命が来ても、巨大事故が起きるまで、素知らぬ顔をして稼働させればよいことになった。
 事故が起きれば、国に始末を任せて経営陣は、ドバイに逃げるのだ。

原発事故時の賠償は「東京の人が負担してくれるのか」 柏崎刈羽、住民説明会で噴出した国と東京電力への不信 東京新聞 2024年7月17日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/340431

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発への理解を求める政府の説明会が、新潟県で始まった。参加した住民たちは、能登半島地震で露呈した事故時の避難への不安を口にし、福島第1原発事故を起こした東京電力に資質があるのかと迫った。
 「事故時の賠償金を大消費地である首都圏の住民は負担するのか」と問う場面もあり、政府が前のめりな再稼働に疑問符を付けた。(渡辺聖子)
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、新潟県民に向けて開かれた説明会

 ◆「自己責任」で切り捨てられるのでは
 説明会は経済産業省資源エネルギー庁の依頼で、新潟県が8月までに計7回開く。初会合は長岡市で15日にあり、避難計画作りを支援する内閣府、原発の規制機関である原子力規制庁の担当者も出席。県によると、オンラインや中継会場も含め120人が参加した。

 質疑で関心が集まったのは事故時の避難だった。「能登半島地震への対応も不十分だ。自己責任で切り捨てられる危惧がある」という参加者からの指摘に、内閣府の担当者は「ご理解をお願いしたい」。
 原発周辺は豪雪地帯で大雪と大地震、原発事故の同時発生もあり得る。「最悪シナリオを考えた避難を想定しているのか」と問われ、担当者は「基本的な考えは示している。今後、作業部会で検討したい」と応じた。

 ◆賠償は「最終的に電気料金で対応」
 東京電力への不信感もにじんだ。東京電力は再稼働に向けた国民との約束に、福島第1の廃炉をやり遂げ、柏崎刈羽の事故対策に必要な資金を確保するなど7項目を掲げる。参加者は「7項目を厳しく審査し東京電力に守らせてほしい」と注文した。

 事故時の賠償の質問に、内閣府の担当者は「東京電力が無限の責任を負う」と強調。参加者が「消費地の東京などの人が電気代で負担するのか。了解はあるのか」と問うと、「最終的に電力料金で対応する」と述べた。福島事故では東京電力は責任を負いきれず、国が肩代わりしている。担当者は、国の財政支援を説明し、負担した分は「税金で跳ね返ってくる」と話した。

 ◆「原発はとんでもなくカネがかかる」
 エネ庁担当者が原発の利点を強調すると、参加者らが「発電単価は再生可能エネルギーより原発が高いといわれている」「原発はとんでもなく金がかかる。命と暮らしを奪われるエネルギーに依存するべきではない」と相次いで発言した。
 新潟市から参加した桑原三恵さん(76)は取材に応じ、「原発事故が起きたらどうなるのかという不安を受け止めてくれる国の機関がない」と訴えた。
  ◇  ◇
 ◆首都圏住民は受益者 「受苦者」への理解を
 「国の方針を県民に知らしめようという、上意下達の姿勢が明らかだ」。新潟で始まった説明会を池内了(さとる)・名古屋大名誉教授(宇宙物理学)は批判し、「県民の声を反映する場がないなら、声を聴いているかのように見せるパフォーマンスにすぎない」と指摘した。

 池内氏は、福島事故の原因や避難などを検証する新潟県の委員会で総括委員長を務めた。だが県側との運営方針の違いから昨年、事実上解任。「県民が疑問や意見を気軽に出し委員会で議論したい」と訴えたが、県が応じなかった。

 県民の声を聴くことは、電気の受益者である首都圏の人々が、原発事故が起きれば苦しむ「受苦者」の立場を理解する上でも大切と説く。「原発は一度事故を起こせば元に戻らず、使うべきではない。それでも動かすなら、受益者は受苦との偏りを理解することが求められ、その偏りを消費者に語りかけ、小さくするのが国や電力会社の義務でもある」(大野孝志)
  ◇  ◇
 ◆残る「県の同意」、知事の判断は2026年か
 柏崎刈羽原発の再稼働に向けた手続きは、新潟県の「同意」を残すだけとなっている。能登半島地震で原発事故時の避難への不安が高まり、花角英世知事が判断を示すのは、2年後の2026年6月に迎える任期満了に伴う知事選になるとの見方も広がる。
花角英世新潟県知事=2018年撮影

 知事は判断材料として、住民避難がスムーズにいく避難計画ができるのかや、原発の事故対策が十分かを検証する県の有識者会議の議論、経済効果などを挙げている。結論が出たのは経済効果のみで、6、7号機が再稼働して10年間継続した場合に4396億円と試算。これには「過大評価」という批判が出ている。

 ◆大雪対策や屋内退避、国の回答まだなし
 最も時間がかかるのが避難の問題だ。内閣府は6月、県が要望した避難路の整備などを国が全額負担すると表明。県はその際、大雪対策や、屋内退避の運用について原子力規制委員会の検討を踏まえるよう求めた。これらに国の回答はなく、規制委の検討は来年3月まで続く見通しだ。

 そのため、年内に材料が出そろうのは難しい。自民党県議は「国は避難路を全額負担するというが、具体化もしていない。2年後の任期満了まで、知事は判断しないこともあり得る」と指摘した。(荒井六貴)

【関連記事】核燃料セットが完了 借金返済のための柏崎刈羽原発再稼働 残る手続きは新潟県の同意のみ
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323822
【関連記事】「私たちの命を無視している」原発再稼働に突き進む東京電力に怒る地元 柏崎刈羽で後回しにされた課題とは
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/321417
【関連記事】坂本龍一さんも憂えた柏崎刈羽原発…検証委トップが「解任される」 新潟県は再稼働慎重論を嫌った?
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/241921
**********************************************************
 引用以上

 現在、54基中10基の原子炉が再稼働を行ったが、国(自民党)の方針により、すべてプルトニウムMOX燃料である。
 MOX燃料の特異な問題は、通常のウラン235燃料の使用済核燃料が約10~50年程度の地上冷却期間で、その後、地下恒久処分場に入れて、放射線レベルが自然界水準に戻るまで10万年放置しなければならない。
 だが、MOX燃料の場合は、崩壊熱が莫大なため、地上で500年の強制冷却の後、100度以下の安定冷温にして、やっと恒久処分場に入れ、10万年保管が可能になる。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827227.html

 なぜプルトニウムMOXの地上冷却期間が、極端に長いのかというと、プルトニウムの危険な特性のため、燃料の20%程度しか利用できないこと。それ以上使うと、王水に溶けない白金族が生成されているため、再処理工程で溶解精製処理が不可能になること。
 いわば生燃料が励起された状態で大量に残っているため、莫大な崩壊熱が500年間も続くのである。

 もしもMOXを長期間使ってしまうと、プルトニウム240が239の30%も生成され、自発核分裂をおこしやすくなって原子炉が極めて不安定になる。
 つまり、福島第一原発3号機が、「即発核臨界爆発」を起こしたように、原子炉を爆発させてしまう危険性が高まる。
 この危険性によって、世界中でプルトニウムMOX核燃料の運用は避けられ、日本だけが再稼働原発に利用している。

 理由は、自民党の方針で、六ヶ所村再処理工場が再稼働できた暁には、MOX使用済み燃料を精製して、核兵器用の高純度プルトニウム239を大量に備蓄したいからだろう。
 残念ながら、自民党議員のなかで、プルトニウムMOXの恐ろしさを理解している者は青山繁晴を含めても、一人もいない。

 みんな、核ミサイルを作れるという理屈に有頂天になっている議員ばかりなのだ。
 「核武装した強い日本」は、放射能で滅亡することより高い価値を持つと信じているのが自民党・維新・公明・国民新党である。たぶん立憲議員の大半も同じだ。

 「原子力には、それを安全に始末できるトイレが存在しない」
 これは、80数年前に原子力開発が始まって以来、ただの一度も解決していない問題である。みんな「未来に科学技術が発展すれば、いつか解決できるだろう」と甘い幻想=期待を抱いて、未来に問題を先送りしたのだ。
 だが、先にいる我々だって、誰一人、究極の物理学・生物学上の命題を解決することなどできない。

 人は放射能に弱い、被曝すれば遺伝子が破壊され、癌になったり奇形児が生まれたりする。昔は弱いベータ線しかないから無害と考えられてきたトリチウムでさえ、エネルギーの弱さゆえに逆に、細胞に浸透しやすく有機化(OBT)によって毒性が高まることが明らかにされた。(ペトカウ効果)

 だが、弱い放射線は無害と盲信した科学者たちは、トリチウムを莫大に生成する原子炉(CANDU炉・PWR)を稼働させた。さらに、開発以来70年間、ただの1ミリの成果も出していない核融合開発に、諦めきれずにしがみついている。
 ピッカリング原発周辺ではダウン症が85%も増えたというのに……。
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf

 柏崎原発の再稼働に戻るが、東電は来年にも発電を再開したい意思を明らかにし、原発懐疑派の知事や議員を、さまざまな陰謀、例えば米山隆一については、ハニートラップを仕掛けて社会的評価を落とし、再稼働関門から追放してきた。

 柏崎原発の地元は、私の母の故郷でもあり、親戚も住んでいて他人事ではない。
 柏崎原発の過去の通常稼働であっても、たくさんの乳癌死者を出している。そのなかには小林麻央のような有名人もいたが、原発との関係を指摘する者はいなかった。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6097142.html

 しかし、東電の目論見どおりに再稼働が行われるなら、小林麻央の悲劇が繰り返されることになる。14歳前後の初経時の若い女性は、とりわけ被曝に敏感であり乳癌のイニシエーションを受けやすいのだ。(情報がネットから削除されてしまったが)
  https://jbcs.xsrv.jp/guideline/2022/e_index/bq11/

 柏崎原発の再稼働は、実は、浜岡原発とともに、リニア新幹線計画が関係している。
 リニア中央新幹線は、30万キロワット時の電力が必要とされているが、これなら静岡市程度の電力であり、既存の電力網で間に合わないこともないのだが、実は、起動電力が含まれていない。
 起動電力は運用電力の3倍を必要とするので、100万キロワットの発電量が必要なのだ。

 これは現在の電力供給では不足するので、結局、浜岡や柏崎を再稼働させなければリニアは動かせないことになる。
 なぜ、人口減少が止まらず、将来の需要が見込めないことで、ほぼ利用価値のないリニア新幹線が計画されたのか?
 本当の理由は、リニア新幹線を口実にした原発再稼働だったと考えるのが唯一の結論である。

 国=自民党政権は、何よりも原発を増やしたい。例え、日本の将来を放射能汚染の暗黒に閉じ込めてでも、核兵器を持ちたいのだ。
 現在、原発電気のコストは、通常発電の数倍であり、500年にわたる強制冷却と、10万年にわたる恒久保管のコストに、フクイチのような事故処理コストを加えると、LNG火力発電の数十倍~数百倍のコストになるだろう。

 国民一人当たり何百万円も支払わなければならず、電気代も何十倍にしなければならなくなる。そして、何よりもユダヤ金融資本=ダボス会議(世界経済フォーラム)が、世界のエネルギーの電気一本化を主張し、それを原発で作るよう求めている。
 理由は、世界の核原料、ウラン鉱山の大半をダボス会議主宰グループが保有しているからだ。

 自民党=日本政府は、彼らの飼育している犬なので、飼い主のために原発を増やそうとしているわけだ。
 だが、ダボス会議の主張してきた「原発電気一本化社会」は、地球の摂理、自然の摂理を無視したものだ。
 地球の生命活動が、「炭素循環システム」によって成立している本質を理解していない。

 化石燃料、薪炭燃料の使用を止めてしまえば、炭素循環サイクルに障害が生じて、自然の循環サイクルに大きな異変が起きてしまうのである。
 また山火事も激増するといわれている。
 だが、これは実際に起きてみないと、人間社会にどのような影響をもたらすのか、誰も理解できない。

 また、気候上の問題、酷暑現象も、ダボス会議の言うような二酸化炭素増加ではなく、太陽活動の問題であることが、研究者によって明らかにされている。
 https://cigs.canon/article/20230515_7450.html

 また、二酸化炭素抑制を口実にしたEV化なども、実は、とんでもないウソが含まれていて、EV化が逆に温暖化を加速している可能性も指摘され、環境適応力の少ないEVが、苛酷な気象の北方諸国で、大変な問題を引き起こして、EV化にそっぽが向かれている。
 https://chinanews.jp/archives/16124

 結論をいえば、原発社会に未来はない。それは、核武装=「強い自分たち」の優越感を求める人々の自己肥大、ナルシズム、妄想を満足させるものでしかない。
 持続可能な未来には、何一つ役立たない。
 地球上に、放射能を蔓延させ、被曝者を激増させ、癌患者・遺伝子障害者を桁違いに増やすことにしか役立たない。

 他人に対し優越感を持ちたがる人々が、核兵器を熱望しているのだが、それが人類の未来を破壊することに気づく人も増えているだろう。
 人間社会に本当に優れた人などいなくて、みんなアホばかりだと理解し、誰もが平等であることを知ることで、原発が消えてゆくことを期待したい。

 統一教会が大々的に支援した様子の、都知事選候補石丸伸二だが、選挙後のメディア取材などで、批判をイチャモンをつけながら無条件拒否し、「石丸構文」と呼ばれるクレームを並べて対話の成立しない一方的主張で、自分が絶対正しいと言い張る姿勢が、もう隠しようのないほど知られてしまった。
 明らかな唯我独尊=独裁パワハラ体質は安芸高田市長時代から有名だった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%B8%B8%E4%BC%B8%E4%BA%8C 
 
 メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪 2024/07/13
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/357568

 私が感じたのは、石丸のような人物がナチスドイツにいたのなら、間違いなくT4作戦を実行し、日本人だったなら障害者強制断種手術を実行しただろうということだ。
 ただし、革新側にも、石丸類似体質の「合理化主義者」はたくさんいる。
 例えば、米山隆一もそうだ。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6114659.html

 だが、都知事選で、石丸は小池百合子の約292万票に次ぐ、約166万票を集めて、蓮舫を上回る二位に躍り出た。
 保守系の若者たちの熱狂的な支持を集めたという。

 今の若者は、本当に民衆の側に立って、民主主義に寄り添う姿勢の穏やかな人物を嫌うようだ。パワハラ体質で、唯我独尊の強情な自己主張が受けるのかもしれない。
 かつて、安倍晋三を「アベちゃん」と親しんで支持したのと同じだ。
 しかし、石丸のような独裁体質の人物が為政者になったなら、日本がファッシズムに傾斜してゆくのは間違いないと私は思う。

 石丸氏を応援に向かったヒロユキが、石丸陣営の街宣車で演説している人物が、統一教会番組の有名なキャスターと気づいて、石丸氏に強い疑念を抱いた。
 統一教会との関係を質問すると、石丸は、「自分は全然知らない、いつのまにか上がっていた」と答えた。

 都知事選の佳境で、選挙カーに乗って演説する人物について「自分は知らなかった」という言い訳は、絶対にありえないことで、もしも本当にそうなら、石丸陣営は、秘密裏に統一教会に乗っ取られたか、最初から支援組織が統一教会によって作られたことを意味する。
 つまり、石丸は統一教会の傀儡知事候補だった。おまけに平然と嘘のつける人間性だったのだ。

 石丸伸二氏、旧統一教会の支援は完全否定「全くないです」ひろゆき氏も指摘の疑惑に言及 7/11
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d501ed848ef1e3b398b933dcfe59d5101a30535c

 上から目線しかない、ハイエナのような報道陣に喧嘩を売るのは正しい姿勢だと私は思うし、対メディア姿勢も否定するわけではないのだが、「そこまで言っていいんかい」のなかで、泉房穂氏との対話で、社会や政治に対する明確なビジョンが存在しないことが明らかになり、これほど中身のないパワハラだけの人物が、小泉進次郎とならんで日本社会を主導する立場になることに空恐ろしさを感じた。

  #そこまで言って委員会NP 7月15日
 https://www.youtube.com/watch?v=aKsczVSAfFA

 最大の問題は、「人口減少に対して危機感を抱いている。対策として一夫多妻制を導入するか、遺伝子的に子供を生み出すとかだ」と上のリンクで発言している。(14分すぎ)
 私は、一夫一婦制に賛成しているわけではないのだが、イスラム社会の男女関係を適用しろとか言いたげな発想に、これが三菱UFJアナリストで培われたものなのだと驚愕させられた。

 一夫多妻制が人類史上に登場してきた必然性は、文化人類学で解明されている法則であって、最初に登場した母系氏族社会が、部族間敵対の増加によって、男系氏族社会に変遷してゆく過程で、部族の長が男に変わり、男の支配者は、「自分の子供」を特定し、財産と権力を継承したいという欲求が芽生える。
 そこでハーレムを作ることで女性の自由な性交を禁止し、男の子供を特定するという理由で、一夫多妻制が成立する。
 これがイスラム社会をはじめとする、一夫多妻制、封建家父長制の本質である。

 石丸伸二は、一夫多妻制にすれば少子化問題が解決するとでも言いたいのだろうか? だとすれば、その思想的軽薄性に驚くしかない。
 一夫多妻制は、男女の自由な恋愛を社会的に否定し、特定の権力者にしか生殖権利を認めないのだ。
 正直、石丸は馬鹿じゃないのか? と思う。保守系の男たちの考えそうなことだ。

 そもそも、石丸の育った安芸高田市という山陽道の文化は、「夜這い・無礼講」が私の子供時代まで残っていたほどのフリーセックス地域で、生まれた子供の父親が誰が分からないので、子供は集落全体で育てるという文化があったほどだ。
 一夫多妻制の権力文化を吹聴したのは、支配階級だった武家の思想であり、石丸が庶民階級ではないことを意味している。

 少子化問題の本質は、まさにズバリ消費税であり、需要を強制的に減退させることで、若い夫婦が子供を育てられる経済的環境を失っているからだ。
 だから消費税を廃止すれば、少子化問題は劇的に解決するのである。

 また石丸が述べた「遺伝子的に子供を生み出す」というのは、たぶんクローン人間を作ればいいという意味なのだろうが、人間をなんだと思っているのだ!
 「人は自分の利権のために利用するもの」という利己主義思想がなければ、遺伝子操作など口から出てくるはずがない。

 そんな奇っ怪にねじ曲がった新自由主義思想に洗脳束縛されている石丸伸二は、もしも権力を得たなら、人を家畜のように利用することしか思い浮かばないだろう。
 まるで人間に対する優しさが感じられない。こんな男を権力者にさせてはならない。日本も中国と同じになってしまうだろう。

 これが都知事を目指し、将来はおそらく首相を目指している男の思想なのかと思うと、あまりの下劣さに恐怖さえ感じる。
 統一教会は、おそらく安倍晋三の後継者として、石丸を応援してコントロールし、自分たちの利権守護者として利用しようとしているのだろう。

https://chanceman.work/shinji-ishimaru-election-campaign-manager
 石丸陣営の選対本部長である小田全宏は、統一教会員であるとの噂が強い。石丸を神輿として担ぎ出した理由は、権力を持たせて統一教会のために利用することしかない。
 広島は、在日朝鮮人が非常に多い地域なので、石丸は文鮮明に関係した朝鮮系の人脈なのかもしれない。岸田文雄もそうだ。
 もしかしたら、数十キロしか離れていない三原市出身で、統一教会の日本代表として、安倍晋三によって法相に指名された河井克行と、直接つながっているかもしれない。

 石丸は、まるで権力をカサに着た恫喝(スラップ)訴訟のような訴訟に五連敗しているといわれる。

 石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが 2024/07/04
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357126

 安芸高田市・石丸伸二前市長の「どう喝」訴訟 市が上告断念 広島高裁の控訴棄却うけ「最高裁判所への手続きをとる理由に乏しい」石丸伸二氏は上告受理申し立て 7/11(木)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1f9d6048519074f22c374c7867577b2c42bb5c3d

 上のリンク先の記事を読むと、石丸は権力を使った恫喝訴訟が大好きらしい。個人的趣味としか思えない理由に乏しいスラップ訴訟も、市長の地位を利用して、市に責任や賠償を押しつけている。
 本質的に卑劣で、権力を笠に着ることが死ぬほど好きな人間性であることが分かる。
 こんなのが、若者たちの期待の新星として国政に登場するなら世も末と思うのは私だけだろうか?

 7月10日に報告した当地から北方面の強い地震雲の結果だが、予想した震度5は現れない。しかし翌日、同じ方位である富山湾で不思議な地震が続いた。
 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/
 M4.6、震度3 滅多に地震の起きなかった富山湾だが、能登半島地震の余波で、活動が始まっているように見える。フォッサマグナの北の外れである糸魚川にも近い。

 能登地震の前も、強い前兆が出ていながら結果が小さいことが多かったが、やがて、とてつもない大地震が起きた。
 地震前兆から発生まで、8分の1月齢、約4日のスパンがあることを確認していて、4日後でなければ7日後に起きることがある。7月17日にも強い地震の危険があると思う。
**************************************************
 ここから本編

 2022年2月末にプーチン・ロシアがウクライナに軍事侵攻したことには世界中が驚愕した。
 時代は21世紀に突入していて、もう100年前の戦争の時代とはわけが違う。何が違うかというと、インターネットの普及によって、世界の人々、全人類の情報共有量が、桁違いに増えたということだ。

 つまり、世界中の誰もが、詳細な事実を知ることができるようになり、口先だけのごまかし、ウソが通用しない時代がやってきたということだ。
 もちろん、ネット情報を独占するGAFAM(とりわけグーグル=YouTube)はユダヤ人金融資本の運営であり、彼らの提供する情報は、彼らにとって都合の悪い情報が消されていることは知っておくべきである。

 例えば、ガザのハマスの正体がイスラエルのモサドである事実は、絶対に報道されない。
 10.7音楽堂大虐殺の主体が、ネタニヤフの指令によるイスラエル兵だったことも、ほとんど誰も知らない。
 殺されたのは、ネタニヤフによる国政私物化を糾弾する、イスラエル民主派の若者たちだったことも報道されなかった。

 もちろんイスラム国の最高指導者がモサドの工作員、サイモンエリオットである事実も報道されなかった。イスラム国を作ったのはCIAであり、200台のトヨタランドクルーザーもCIAの指揮で、イスラム国に横流しされたことも誰も知らない。
 https://ameblo.jp/matsui0816/entry-11978482758.html

 ワクチンが新型コロナ禍を抑制できないもので、目的(おそらく人口抑制)が別にあったことや、イスラエルが偽旗作戦を行っていることは絶対に報道されないで、「無意味なファクトチェック」とやらで陰謀論と決めつけた口封じ情報統制が氾濫している。

 したがって、ネット上に膨大な真実の情報が出て「ウソのつけない社会」がやってきたと喜んだのもつかの間、「真実の情報は陰謀論にすぎない」という洗脳が行われ、それに欺される人も増えてしまった。今はネット情報は真実の代名詞ではない。
 人々は、自分の立場に都合のよい情報秩序を求めていたのだ。

 もう一度ウクライナ戦争に戻すと、ロシアの侵略行動は、偵察衛星などで逐一報道され、民間人を虐殺したり、強姦したりした兵士の名前まで明らかにされてしまっている。
 こうなると、戦後、ロシア人兵が重大戦犯として訴追されることを免れることができない。世界に個人情報を指名手配されるので、ナチスのような逃げ場(多くが南米に逃げた)もなくなってしまう。

 だから、戦争を終わらせたくとも、加害責任を問われることを恐れて、続けるしかないわけだ。
 またロシアの敵国は、AI生成情報を活用して最後の一人までロシア人を追い詰めることだろう。
 真実とAI生成ウソ情報を織り交ぜて、世界が説得されてしまう。

 世界は第二次世界大戦のときとは環境が大きく違う。ウソのない真実情報だけでも、人々の判断基準になる情報量は、戦前の数百倍以上だろう。
 「何が良くて何が悪いのか」を人々は普段から考えるきっかけを与えられているので、ウクライナ戦争のプーチンの極悪ぶりは誰でも知っている。
 もちろん、なかにはどこかの掲示板のように、陰謀論洗脳によってプーチン賛美が飛び交っているような空間もあるのだが……。

 私は2022年にロシアの軍事侵攻が起きた瞬間に、「これで第三次世界大戦=人類滅亡戦争が始まった」と確信した。
 戦争とやめようとしても、訴追されたプーチン以下数十万人が終身刑を受ける可能性が非常に強いので、結局、行き着くところまで行くしかないのだ。
 それはNBC戦争による世界人民大虐殺である。

 もう一つ、世界的な情報の共有によって、世界中の産業システムや生活のネットワークが生成されている事情がある。
 今や世界は完全な相互依存ネットワークに生きている。ロシアが西側諸国の制裁によって孤立して独自の産業サイクル、生活サイクルを成立させられるかというと、それは絶対に不可能だ。

 例えば、航空部品が老朽化した場合、交換が必要になるが、大半の部品が西側諸国から供給されてきた。ロシアには独自に開発する実力がない。
 今ではスパコンによる3Dプリンターでなければ作れない超高度部品さえある。
 また有能な設計開発者の大半が、プーチン徴兵によって外国に逃げてしまった。
 今のロシアには、高度技術を開発できるインテリがほとんどいない。
 だから、ロシアでは航空機が次々に墜落するしかないのだ。
 https://www.sankei.com/article/20240713-K54I4WY5MZKHPNIN7VCX24TNEA/

  ロシアのマイナス20度以下の気温で、普通に使える自動車は、ボルボ・ベンツ・アウディ・ワーゲン・日本車くらいしかない。
 ロシアは、西側自動車産業撤退後、自力で自動車を製造しはじめたが、極限環境に耐える部品を作り出すのは高度な技術が必要なので不可能だ。
 だから冬場になれば恐ろしい事態が起きる。中国車などに乗っていれば自殺に等しい。
 
 日常生活や産業のあらゆる部品が、実は日本などから供給されてきた。高度な信頼性のある部品を作れる国は、それほど多くないのだ。
 世界はネットワークであり、一つの世界といってもいいほどだ。昔のように国が違えば、何もかも違うという時代ではない。

 結局、ロシアのやれることは100年前のライフスタイルに戻ることだけだ。だから、やがて通常戦争ができなくなり、世界最大の備蓄量といわれるNBC(核生物化学)兵器に依存するしかない。
 だが、それをもし使ったなら、西側諸国はロシアの都市に対しても核攻撃を辞さないことになる。正真正銘の第三次世界大戦、皆殺し戦争が始まるのだ。

 ビルゲイツやアルゴアらダボス会議主催メンバーは、デンバー地下都市や、北極種子シェルターに逃げ込んで、ユダヤ人だけ生き残るビジョンなのだろうが、そのことを知っている者も多くなっているので、うまくことが運ぶようには見えない。

 どちらにしても、2022年2月末のウクライナ侵攻は、間違いなく世界終末戦争の合図になった。あとは時間の問題で、人類皆殺し戦争を待つばかりになっている。
 コンピュータと通信の驚異的発達は、数名程度の殺し合いを数億人の殺し合いに変えてしまったわけだ。

 私だって、パソコンとネットがなければ、このように毎日、ブログを書き続けることなど不可能だ。まるで「大山詣」のような私の認知症頭脳では、ネット情報を参照しないかぎり、一歩も前に進むことができない。
 私が、まともな文章を書けたのは40歳代までで、50歳を過ぎてから、ネット情報のお世話にならなければ、文章など書けなくなってしまった。
 これが現代という時代を象徴しているように、私には思える。

 コンピュータのなかった時代と、ネット社会の今は完全に別世界である。
 世界の文明は、ビルゲイツのウィンドウズではなく、坂村健トロンによって動いている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/TRON%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88

 今の世界から坂村トロンが失われたなら、これまた100年前の世界に戻ってしまい、完全な別世界になる。それはアルプスのハイジの世界であり、ヒマラヤ遊牧民の世界だ。
 この意味で、坂村トロンとウィンドウズの席巻している世界を、戦前の世界と勘違いして戦争を始めたプーチンは、「時代錯誤」の一語なのだ。

 世界は隅から隅まで監視されていて、やることのすべてが記録され、責任を追及される時代なのだ。
 このまま監視社会が進めば、全人類に一人一台の監視カメラと記録システムが整備されてしまうだろう。
 こんな時代に、プーチンは無謀にも道理のない戦争を始めてしまった。それは犯罪として、必ず処罰されることになり、それを阻止するためには人類を皆殺しにするしかなくなった。

 習近平も、後に続こうとしているが、中国共産党の腐敗ぶりは、どんなに隠しても隠せるものでなく、中国人はやがて、共産党がどれほど悪臭に満ちた腐乱組織なのかを思い知ることになるだろう。
 もう誰も隠せない。何もかも記録される時代なのだから。

 時代を見つめることにより、我々は、あらゆる情報によって、判断、選択肢が無数に拡大していることを知る。
 ウソが通用しないことの意味は、プーチンも習近平も、たんなる強欲、極度に名誉欲支配欲の強いだけの人物にすぎないことを知るということであり、その価値観の愚かさを知るということだ。

 もう、自分を装飾し、他人より秀でているという妄想にどっぷり浸ることなどできない。すべての人間の本質は、ただの無知なアホなのだから。
 思い上がった優越感は、多角的分析情報によって引き剥がされ、「秀でた立派な人物」という仮面の下の真実が、誰の目にも明らかになり、神格化、カリスマ化は不可能になる。

 「みんなアホだったじゃないか!」という真実を知ることで、誰もが安心して、誰とでも友達になれる社会がやってくるのだ。
 これが時代というもので、この期に及んで、自分が秀でているという妄想、ナルシズムに浸る人間性は、「異常者」というレッテルを貼られることになり、すなわち「時代錯誤」ということになる。

 「みんな同じ人間だ……みんな同じアホだ」
 という究極の真理に気づいたとき、それを絶対に認められない権力者によって、真実もろとも、世界がNBC兵器で破壊されるのだ。

 我々は、そんな時代に生きている。これが人類の終末である。

昨日、朝から激しい咳で苦しんだことを書いて、それが、もしかしたら中国オルドス地方から来た、気団の毒性ではないかと疑ったのだが、今は内モンゴル気団の時期ではないし、別の原因が浮上したので注意喚起しておきたい。

 それは、我が家の浄化槽や、近傍の池に大量発生することのあるユスリカである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%82%AB

 蚊に似た、ものすごく小さな虫である。大きさは、かなり幅があるが、我が家に涌いたものは、一番小さいタイプでごま粒より小さく、室内を飛んでいても目で確認することができない。
 風呂場の湯のなかに飛び込んでくると、小さな粒が浮いていることで確認することができる。
 封鎖した窓、網戸の目をすりぬけ、閉めた戸からも入ってくるが、室内に侵入していても、ほとんど気づかない。
 完全にユスリカを封じ込めた部屋では、二酸化炭素自殺が可能なほどだ。

 私の場合は、大量発生しても、それを認識するのに数ヶ月もかかってしまった。
 これが空中を飛んでいるとき、視認できずに無意識に呼吸から内部侵入することが多い。生きているときは、異物としての咳が出る程度で、大きな影響があるわけではない。

 問題は、約半日程度の寿命を終えて死骸有機物粉塵になったときだ。これが高度なアレルゲンになり、私のようにアトピー体質、過敏症人間にとって、致命的な病気を引き起こす可能性がある。
https://www.chibaent-clinic-morioka.com/insect-allergy/

 発生するときは、天文学的な数が涌いてくるので、部屋一面に死骸が散乱していることになる。しかも、それが見えにくい。
 乾燥して有機粉末化すると、空中を浮遊し、容易に人が吸い込んでしまう。
 このアレルギーは、幼い頃からアレルギー反応を繰り返してきた私のような人間にとって、ある種の抗原抗体反応を起こして、肺胞細胞を破壊するほどの毒性を持つ。

 私の場合は、間質性肺炎を発症し、さらにブツブツバリバリ音(喘鳴=ベルクロラ音)が出て、これは肺胞細胞が変性し、「蜂巣肺」という繊維化に移行したときの呼吸音だといわれる。
 こうなると、蜂巣化した肺胞細胞は永遠に失われ、再生されることもない。つまり、死んだ肺胞細胞の分だけ、呼吸機能が永久に低下してしまう。

 私の場合は、若い頃の半分以下に呼吸能力が落ちてしまい、10年を経て、数多くのリハビリをこなしたが、復活することはなかった。
 ただ、私は若い頃、40Kgのザックで厳冬期のアルプスを縦走するなど、人並み外れた心肺能力を持っていたので、ダメージを受けても普通の人よりもマシだったようだ。

 こうした間質性肺炎のうち原因の分かっているものは、治癒の可能性があるとされ、原因不明のものは「特発性=IPF」と名付けられ、大半の人が数年で死んでしまう。
 私は「特発性」の概念が理解できず、「肺線維症」の特徴があれば、すべて進行性で致死的なものだと考えている。

 発症からの平均余命は3年程度、治療しても長くて5年で死亡するようだが、なかには私のように呼吸トレーニングのリハビリを毎日続けて、10年も生き延びる者もいるらしい。
 私は2014年の発症なので、もう10年目になるが、やはり病状が進行して毎日苦しさが増してゆくのは事実だ。ある霊能者に、私の死期は2025年だと教えられた。

 なお間質性肺炎=肺線維症の致死率は100%、つまり治らない死病であり、呼吸トレーニングは延命だけを約束してくれる。ニンテダニブやステロイドによる治療の延命率も最大5年程度。(ただし、私はX線CTや穿刺細胞診など、医療方針の間違いによって死期を早められていると考えている)
 致死病としては、膵臓癌よりもはるかに深刻である。
 最近では、八代亜紀、葛西敬之、上岡龍太郎、星新一などが、間質性肺炎が死因になっている。
 新型コロナ禍の影響で、数年以内に死因のトップクラスに躍り出るかもしれない。

 池や浄化槽に、天文学的な数のユスリカが湧く理由は、「自然の摂理」であって、水中の汚物、有機物をユスリカの体を使って、周辺の土壌に変えることだといわれる。
 つまり、池や浄化槽の汚染である。我家の池には小動物が争って、死骸が沈んでいた。
 これが分解されてユスリカが湧いたと思う。
 浄化槽にはネズミが飛び込んで死んでいた。なぜか浮かずに沈んでしまうので、浄化槽に死骸有機物が貯まり、それがユスリカの大発生を呼んだ。

 大発生を放置すると、上に書いたように、間質性アレルギー肺炎になって致死的に進行する可能性があるので、ユスリカの発生を抑止する必要がある。
 これにはデミリンという薬剤が有効である。錠剤と水和剤があり、どちらも同じだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%AD%E3%83%B3#:~:text=%E5%95%86%E5%93%81%E5%90%8D%E3%80%8C%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%90%8D,%E3%82%82%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82

 とりあえず10年近く使ってみて、浄化槽の性能を著しく劣化されることはないようだ。
 最近では改良型の新製品が出ている。
 https://item.rakuten.co.jp/hoeiyakuhin/m556/
 私の場合は、ユスリカの大発生が確認できたなら、毎週2錠ずつ浄化槽に投入している。これを暖かい期間続け、11月頃になったらやめる。

 田舎暮らしは、浄化槽を利用することが多いので、ユスリカ大発生のリスクはかなり大きい。大発生を数ヶ月も気づかないままで、間質性肺炎を発症してしまうと、もう取り返しがつかない。

 なお、田舎暮らしは、ネズミなど小動物の共存を強要されることになる。ネズミを完全防御するのは不可能だろう。一番効果があるのは毒餌だが、死骸がまた新しい災難を産み出す。

 床下などでネズミが死ぬと、微生物や虫が大量に寄ってきて食べてしまう。
 とりわけゴキブリが多い。そのゴキブリがムカデの大好物なので、死骸のあるところムカデが大量発生することになる。
 硫黄島など、日本軍兵士が数万人も殺され、米軍は遺体を回収せずに、そのままブルドーザで埋めてしまったので、これを食べに来るゴキブリを狙ってムカデが大発生した。
 硫黄島はムカデ天国になってしまったと、現地駐在兵士が述べている。

 我が家でも、ムカデがトラウマになるほど大発生した。原因は、床下で小動物が死んだことらしい。だから部屋にムカデが侵入してくるのだ。これは恐怖だ。
 田舎暮らしでは、ユスリカとともに、ムカデの恐怖と戦わなければならない。

 もう十数年も苦しんでいるのだが、杉や檜の家が新しいうちはムカデは侵入しない。ヒノキオールなど木の香りが嫌だからだ。10年もして、木の香りが消えると、ムカデが入ってくる。
 これを防止するには、農薬を利用することを拒絶する人は、木酢液を散布する人が多い。数倍に薄めて噴霧するが、数日程度で揮発してしまうので、毎週散布しなければならない。それにタールのような臭いが結構凄い。

 ムカデ駆除薬は、ネオニコチノイドが使われている可能性を覚悟しなければならないが、粉のまま家の周りに散布する。このときムカデの巣になっているのが落ち葉の固まりだが、ここを重点的に大量散布しておく。

 室内に入りそうな1ミリ以下の隙間には、私の場合は、虫除け剤やハッカ油薄め液などを散布している。これも二日くらいしか効果がない。アーススプレーは1日程度だ。
 また粘着剤捕獲は、ゴキブリ用はなぜか逃げ出してしまう。100円ショップのものは使い物にならない。高価なネズミ用は捕まることがある。私は粘着剤を5枚ほど床下に置いている。

 もしも寝ているとき、布団に入ってきて噛まれたなら、激痛が数時間も続き、大きく腫れあがる。これは、46度の湯で20分以上、毒を洗い流し、後はムヒアルファのようなステロイド剤を塗っておくが、リバウンドがあるので、ひどくかゆくなる。
 これをやると、正真正銘のトラウマになって、ベトナム戦争で米兵がベトコンにもの凄い銃弾を浴びせるように、ムカデに対して異常な恐怖心が成立してしまう。

 今でも、私は寝るとき、ムカデの有無を最初に考えてしまう。
 手元に、虫除けスプレーと、ハッカ油スプレーが手放せない。
 私のようなだらしない人間が書く資格はないのだが、ユスリカもムカデも、何より室内の清掃が、被害を防ぐ最大の方策だと思う。
 強力な真空掃除機で、ていねいにユスリカの死骸粉末を除去することが大切で、これで私のような激しいアレルギーの咳を回避できるかもしれない。

 田舎暮らしには、浄化槽のユスリカとムカデは、ほぼ避けることのできない試練だと覚悟する必要があると思う。
 とりわけ、アレルギー体質の人は、何事にも過敏なので、十分すぎる準備が必要だ。

 私がユスリカの死骸吸引を原因とする間質性肺炎に罹患したのは、たぶん2012年頃だったと思う。ユスリカが突然大量発生したのだが、小さすぎて長い間気づかなかった。
 激しい咳が続き、隣家のAがそれを知ったのか、自宅で大量の化学物質を燃して煤を送り込んできたことも関係していると思うが、私の肺炎は悪化し、ついにバリバリブツブツという肺線維症に特有の呼吸音が出てきた。

 呼吸能力は大きく低下し、若い頃、富士山5合目から山頂まで2時間で登頂できた私の心肺能力は、たぶん数分の1以下に落ちた。
 我が家の、高さ2mの階段を上るだけで激しく息切れをおこすようになってしまった。
 2014年頃から、呼吸障害が鮮明になったので、すでに10年になる。

 医療にかかれば、肺癌のイニシエーションが約束された、逆効果としか思えない30ミリシーベルト近いX線CT被曝が強要され、おまけに診断確定に肺穿刺細胞診が前提条件と書かれていたので、医療にかかれば私は、病気ではなく医療に殺されると確信し、自家治療を始めた。
 それに、医療プロトコルである投薬は、治療というより「延命」だけを目的としたものしかなかった。それは最大5年程度の延命であり、それ以上は死ぬというものだった。

 そこで、私は、自家治療の哲学として「体液の循環による細胞の活性化」を考え、とにかく1日、標高差100~200mを含む7000~1万歩を歩くことにした。
 元々、90年に百名山を完登したほどだから、歩くことは大好きだった。
 多少の雨なら厭わず歩き続け、年間350日くらい歩きまわっていた。今は、年々症状が悪化する進行性の病気なので、たぶん年間300日くらいに落ちている。距離も6000~8000歩、5Km程度だ。

 おかげで新型コロナ禍期間中も含めて、間質性肺炎の直接の死因となる急性増悪=肺炎サイトカインストームをおこしたことは一度もなかった。
 免疫悪化が約束された新型コロナワクチンなど、もちろん完全拒否していた。
 だが、3月~5月頃、毎年不調になった。必ず黄砂の後に悪化していたので、明らかに中国大陸から来る気団には、肺機能を悪化させる要素が含まれていると確信した。

 今回、実は十日ほど前から不調になり、喉が痛んだりしたので、風邪ウイルスにでもやられたかと思っていたら、今朝になり急に激しく咳き込むようになった。こんなことは最初に2012年のユスリカ喘息以来だ。
 もしかして、浄化槽にユスリカが湧いたのではと疑い、備蓄してあるデミリンを投入した。確かに、目に見えるか見えないかくらいの、芥子粒より小さいユスリカが、たくさん湯船に浮かんでいるのが確認できた。

 間質性肺炎=肺線維症は、こうした肺炎が急性増悪=サイトカインストームを引き起こして肺胞細胞を死滅させ、何度も繰り返すうちに患者は呼吸できなくなって死んでしまう。
 今回、私は、激しい咳を引き起こすサイトカインストームに遭って、いよいよ自分の寿命が尽きたかと、ひどく心配になった。
 今日は晴れているので、なんとか無理しても歩きたい。歩くことで体液が循環し、炎症部位に供給されて細胞レベルの補修が行われるのだ。

 ただ、発症から10年を経て、毎日歩き続けていても失われた肺胞細胞が戻ってきた感触はない。相変わらず、坂道はひどく苦しい。でも風邪にはかかりにくかったはずだ。
 必死になって、サイトカインストームを抑制するとの論文のある葛根湯を飲んだ。(麻黄湯でもよい)。おかげで激しい咳は止まった。
 しかし、過去10年で、ここまで激しい咳は初めてで、不安に駆られた。

 さて、ここから本題。
 買い物以外、他人との交際皆無の私が、十日ほど前から、不可解な上気道の炎症が起きていたのだが、こうした現象が起きるとき、私は、中国からの気団の流入に大きな原因があるような気がしている。
 実は、中国内モンゴル自治区のオルドスで、昨年から非常に深刻で規模の大きい不可解な肺炎が発生している。
 隠蔽が十八番の中国共産党は、もちろん事態を矮小化しようとし、「雷雨喘息」という奇っ怪な病名で、一過性の現象と言いくるめている。

 雷雨喘息と新たなパンデミック 2023年11月29日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6091293.html

 中国の原因不明の肺炎パンデミック 2023年12月06日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6093250.html

 どうも黄砂が変だ 2024年04月18日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6127364.html

 新型コロナ収束後、入れ替わるように出てきた、この呼吸器系のパンデミックは、中国東部辺境地方で、爆発的に発生し、肺炎の罹患者は数千万人に及び、とてつもない死者が出ているという情報が、中国から漏れ出してきている。
 原因は、上のリンクに書いたが、石炭の産地であるオルドス地方は、ウランやトリウムなどの強力な自然放射能が大量に含まれている。

 私は、トリウム232が大量に含まれたモナザイトが原因であるような気がしている。
 ウラン鉱石は精製されたイエローケーキよりも、はるかに有害放射能が強いことが知られているが、モナザイトは、自然放射能のなかで、もっとも毒性と放射能が強いのだ。
 娘核にはラジウム228、アクチニウムX、ポロニウムXなどが強烈なガンマ線やアルファ線を放出する。人体に対する有毒性も著しい。

 中国共産党が、なぜモナザイトを掘り出しているのかというと、実は、モナザイトにはネオジムなどレアメタル希少鉱物が含まれていて、非常に金になるからだ。
 このことは一切報道されていない。モナザイトが含まれた石炭は、ひどく有毒であり、これを露天掘りにして粉塵を環境に放出したことが「雷雨喘息」の正体ではないだろうか?
 すでにオルドスの鉱山関係者には、多数の死者が出ているという。

 ところが、事態は内モンゴルだけではすまなかった。内モンゴル、オルドス地方は、北京に近い。300Km程度しか離れていない。
 昨年の雷雨喘息騒動以来、北京では不思議な死者が大量に出ているという。それは新型コロナ禍のせいだと決めつけられてきたのが、どうやら、もしかしたらオルドスの放射能汚染と関係があるかもしれない。

 北京の清華大学では、オルドス喘息のパンデミックとともに、なんと教授だけで87名が死亡したのだという。
 中国感染爆発続報 清華大教授87人亡くなる
 https://www.youtube.com/watch?v=YEBuulEs3O0

 清華大学には5万人の学生と4000名の教員がいるのだが、上のリンクでは、教授クラスが87名急死したとのことだった。
 北京全体の情報は隠蔽されているので分からないが、おそらくオルドスの排気が流れ込む地域では、大量死が起きているのではないだろうか?

 以下は、新唐人テレビによる最新情報
 中国で急死多発、元バスケ代表の王楠氏も亡くなる 2024年7月9日
 https://www.ntdtv.jp/2024/07/61627/

 中国では、共産党によって、あらゆる情報が隠蔽されて外に出てこないが、どうやら恐ろしい民族存亡の事態が起きているのは間違いなさそうだ。
 実は、今、長江周辺での大洪水がとてつもない被害を出していて、一週間前に岳陽で洞庭湖の堤防が決壊して、最低三万人の死者が出ているとの報道があった。
 もしかしたら、このまま三峡ダムまで崩壊して、数億人単位の死者が出る可能性も囁かれている。

 この原因は、中国共産党が、ヒマラヤの降水を中国側だけに取り入れてインドへの給水を遮断する「天河作戦」を行っているからだという指摘がある。
 
 中国の人工降雨作戦がもたらしているもの 2023年03月24日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6024109.html

 もし三峡ダム決壊が起きれば、オルドスのパンデミック問題やコロナ禍ワクチン問題など片隅に追いやられるかもしれない。最低でも4~8億人の洪水死者が見込まれるからだ。
 死体は、南西諸島や日本列島日本海側にまで流れ着くと予想されている。

 しかし、呼吸器系炎症に苦しむ私にとっては、本当の死活問題だ。私だけでない、新型コロナ禍で、全国数百万人の人々が、間質性肺炎になったり、なりかかったりしている。
 その呼吸器をオルドスの放射能汚染が直撃する可能性があるのだ。
 内モンゴル地方は、黄砂の発生源である。それは偏西風や季節風に乗って、日本列島を直撃し、私の呼吸器まで直撃している。
 このまま呼吸が悪化すれば、何年も不休で続けている、このブログも中断しなければならなくなる。今朝は、書くかやめるかの分岐点だった。

 今日これから、山に向かって行くのだが、どういう運命になることやら。
 

私は、決して強くないが、不思議な超能力を持っていると思う。まあ、アタラシ君の1%くらいかな。
 自分に関して、将来起きることが、ときどき鮮明なビジョンで見えることがあり、例えば、今住んでいる中津川市に移住することは、20年前、この地に登山に来ていた帰り、運転中に突然思い浮かんだのだ。

 それもコンテナハウスを購入して住むというビジョンが鮮明に見え、それが数ヶ月後に、あれよあれよと実現してしまった。
 運転中に、無意識にアルファー波が出ているときなんかに、ビジョンが浮かぶような気がしている。

 それから、2010年頃に、やはり運転中に、自分の車が凍結で滑ってガードレースに激突し負傷するビジョンが見えた。
 これは2011年2月に、ビジョンどおりに実現し、肩の骨を4カ所も複雑骨折する大怪我になり、以来、まともな仕事ができなくなった。

 ただ、未来ビジョンが実現しなかったことが一回だけあった。
 それは若い頃の事故で返納していた自動二輪免許を再取得していたとき、自分が青いバイクに乗って路肩を走行中に、幅寄せしてきた大型トラックの後輪に巻き込まれ、挽き潰されるというものだった。

 それまでビジョンが実現しなかったことがなかったので、死を覚悟したのだが、取得中だった自動二輪免許を中断し、原付バイクもなるべく裏道しか走らないようにした。
 そのビジョンから、すでに十数年を経ているが、これだけ、なぜか実現しなかった。

 だから、私の心に無意識に浮かんだビジョンには、実現しないこともあるのだと、このとき分かった。
 もしかしたら、人は自分の意思で未来を変えられるのかもしれないと思った。
 私のビジョンは、実は私の未来についてだけではない。社会や政治の変化についても、ぼーっと見えることがあるのだ。

 前世紀末あたり、竹中平蔵の出現により、自民党全体が新自由主義思想に洗脳され、市場原理第一主義と、利己主義の弱肉強食社会がやってきた。
 私の若い時代、日本の、とりわけ田舎の人々に共通するのは利他主義の価値観であって、ある意味、日本は本当の社会主義国家だったかもしれない。

 ところが、竹中平蔵、小泉純一郎、麻生太郎、安倍晋三らが登場すると、「金にならないもの」は市場原理によって淘汰するという、露骨な弱者切り捨ての社会がやってきた。田中角栄の時代は、まだ利他主義が生きていて、地方のバスが赤字だからといって廃止を求めるような政治家はいなかった。
 しかし竹中新自由主義が自民党議員を席巻すると、「無駄なもの、不合理なもの、金にならないものは排除しろ!」という、まるでナチスのT4作戦のようなファッシズム思想の政治家が大量に湧いて出てきた。

 おかげで、乗客数の少ない、わが蛭川の路線バスは、2003年の移住時、日8本以上あったものが、徐々に本数を減らされ、2018年には廃止されてしまった。
 そもそも、地方の路線バスは、最低日8本ないと利用価値がないのだ。それ以下だと通勤や買い物でも、帰宅の足が確保できない。
 何せ、タクシーだと、恵那駅から7000円近くかかるから毎日使うのは無理だ。8本以下になると、近所の車に乗り合うようになり、公共バスは使えないのだ。

 私の心のビジョンには、日一日と、利他主義が廃れ、利己主義に支配された社会に代わってゆく姿が見えていた。
 おまけに、人々は、自分たちの首を絞めて殺そうとしている自民党を、選挙で応援していたのだ。
 「日本の過疎地方が死滅してゆく」
 こんな危機感に包まれたのは、たぶん2010年頃だったように思う。

 このとき、名古屋のような都会では、人々は豊かさを謳歌し、高級車が傲慢な運転で走り回っていた。そしてあおり運転、競争運転が花盛りだった。
 だが、私の心のビジョンは、中産階級が貧しくなり、衰退して行く名古屋の姿が見えていた。

 それから、安倍晋三が「安い労働力」として、外国人単純労働者を大量に移住させたことで、もの凄い数の外国人が流入してきた。
 名古屋のコンビニ(中村区権現通)など、日本人店員がいなくて、ベトナム語や中国語が飛び交っていた。
 ここは、いったいどこの国だ?

 わが中津川ですら、中国人やベトナム人、インドネシア人が大量に移住してきた。ヘジャブを被った女性など普通に歩いている。
 これは安倍入管法によれば「結婚を禁止し5年で追い出す」ことになっているが、同じ人間なのだ。日本人と恋もすれば子供もできる。そんなこと、できるわけがない。
 かつての朝鮮人のように、いつのまにか風土に溶け込んでゆくことが約束されている。入管規制など空文化することが目に見えている。

 戦前300万人が日本に移住してきた朝鮮人は、みんなが気づいていないだけで、実は日本国民の10人に1人が朝鮮人の血を引いているのだ。
 中国人やベトナム人、インドネシア人も同じことになるだろう。
 しかし、中国や北朝鮮の現状を見るに、私には恐ろしいビジョンが浮かんでいるのだ。

 中国と北朝鮮は、おそらく今年中にも国家体制が崩壊する。すると、もの凄い数の難民が日本に流れ込んでくる。
 それは富裕層である中国共産党員は合法的にやってきて、東京など便利な大都市を占領する。そして、中国で大規模な内乱内戦が勃発すれば、貧しい庶民が、かつてのボートピープルのように、数十万人という人々が船に乗って日本列島に押し寄せてくる。

 北朝鮮の人々も、船に乗って韓国に行こうとするが、韓国が素直に受け入れないような気がする。自国も崩壊寸前だからで、受け入れるような余力はすでにない。
 中国・北朝鮮の難民が北方領土に向かうと、ロシア兵によって全員射殺される。択捉国後西岸は、撃沈された船と遺体で埋め尽くされるだろう。

 日本には無理矢理上陸してくるが、銃撃などできるはずがない。彼らは上陸して、日本海沿岸に住み着こうとするだろう。やはり、食料をめぐって恐ろしい争いが起きるだろう。

 私は、北朝鮮について、ほとんどホラー映画のようなビジョンが数年前から見え続けている。それは今年、実際に実現するような気がする。
 それは、金正恩と娘のジュエが処刑される場面だ。
 それはムッソリーニの死の再現になるかと思っていたのだが、そんな甘いものではない。

 ムッソリーニは1945年4月28日、家族ともども、パルチザンによって逆さ吊りにされて殺害された。
 北朝鮮と同じように、当時のイタリアには、ムッソリーニの利権のおこぼれに依存する人もたくさんいたので、体制側の裁判にかけられず、逃亡するムッソリーニを発見したパルチザンが、その場で殺したのだ。
 musso01











 北朝鮮、金正恩一家の死もまた、体制の正式裁判などできるはずがない。
 北朝鮮は儒教思想による51階級の差別体制があり、金王朝は、差別の上位にいる者に、下位の者たちへの弾圧迫害に加担させることで、一種の運命共同体を作りだし、金王朝の甘い汁を吸う者たちを親衛隊にさせ、タテにして延命を図ってきたのだ。

 だから、これまで金正恩体制に激しく憤って、命を狙う者も多かったのだが、すべて上位階級の親衛隊に阻止されてきた。
 ところが、金正恩は、その親衛隊の子弟まで殺し始めた。
 
「韓国ドラマを見た罪」 北朝鮮、中学生約30人を公開処刑 7/11(木)
  https://news.yahoo.co.jp/articles/5587359367dfaf6fb3136864c973164b217d1beb

  https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ca8b8ba9b4b4e7871a55c2c216516ec9ff104647

 韓国から飛ばされた風船に、韓国ドラマが収録されたUSBがついていた。それを見ただけの中学生30名が公開処刑された。そのなかには、公安トップの息子もいたという。
 国家権力による民衆弾圧の最高機関である公安部トップの子供を殺害したのだから、これまで民衆を殺しまくってきた公安は自業自得だが、その最高弾圧機関を金正恩は真正面から敵に回したと思っていい。
 このニュースを見て、私は、これで金正恩の一族処刑は時間の問題だと感じた。

 何が起きるのかというと、民衆の暴発を殺人の恐怖で抑えてきた弾圧機関が機能しなくなることで、パルチザンは金正恩一家を狙いやすくなる。
 金正恩一家、本人と娘のジュエが、どこかで拉致されて、ムッソリーニの百倍ぐらいの拷問を加えられた上、虐殺されるのだ。

 その虐殺のビジョンを数年前から、ときどき垣間見ているのだが、それは変態エロ小説を書いた経験のある私でさえ、とても正常な神経ではいられないものだ。
 金正恩とジュエは捕らえられ、縛り付けられ、凄まじい拷問を受ける。金正恩が見ている前で、ジュエは体を切り取られて串刺しにされて殺される。昔の映画、「食人族」のシーンと同じだ。

 それから言葉を失って震えているだけの金正恩が大衆の前に連れ出され、「ここに豚がいる、みんなで食べよう」と、手足が切断され、肉が削がれ、その場で焼き肉にされて、みんなが食べるというビジョンだ。
 まあ、金正恩の責任で、すでに数百万人が殺害されているといわれるので、これでも、あまりに報復制裁としては軽すぎるかもしれない。
 正恩の妻、李雪主も同じように殺される。宮殿にいる者たちは皆殺しにされるのだ。

 このシーンが、数年前から私の脳裏にちらついて仕方がない。
 だが、北朝鮮には、弱い立場、低い階級の者たちを見下して、権力の甘い汁にすがってきた数百万の特権階級もいる。
 彼らは金王朝のおかげで特権を謳歌できたわけだから、金体制を守ろうとするだろう。

 すると、激怒した大衆は、特権階級を片っ端から虐殺しはじめる。
 とりわけ警察、司法、裁判関係者は強く恨まれているので、激しく報復を受ける。みんな手足をへし折られ、体をバラバラにされるだろう。
 私は、特権階級の数百万人で生き残れるものは非常に少ない……外国に逃げられた者だけではないかと予想している。

 はたして、こうしたビジョンの事態が、今年再現されるのだろうか?
 その可能性は決して小さくないと確信している。
 こうした北朝鮮の残酷な終末ビジョンを見ているのは、私だけではないはずだ。
 多少なりとも予知能力のある人は、全体の1~2割はいるはずなので、多くの人が、北朝鮮の正視に耐えない残酷な終末をビジョンとして見ているはずだと思う。

 中国は中国で、凄まじい残酷がやってくる。元々、中国は歴史的に大虐殺を繰り返した国で、私の若い頃にも、1億人を超える死があった。
 それは大躍進運動と文革である。大躍進の死は、数百万人の餓死だった。
 それは毛沢東の思いつきで始まった。

 「雀が稲の穂を食い荒らす。ならば、雀を皆殺しにすれば米が大増産する」
 と毛沢東は思いついた。そして数億の大衆に雀を皆殺しにするよう命令した。
 だが、結果は逆だった。雀が食べていた害虫が猛繁殖し、収量が激減してしまったのだ。これによって、数千万人の人々の主食が失われ、大量餓死が始まった。

 https://gigazine.net/news/20230423-kill-sparrows-led-great-famines-china/
 このときカリバニズムが流行したともいわれる。

 また、毛沢東は、民衆が炉を自作し鉄を作れば、大量の兵器を作り出せるとも思いついた。これで数百万の農民炉ができて、品質の極度に悪い鉄を作ったのはいいが、ひどすぎて農具にもならないばかりか、莫大な木を燃料のために切ったので、生態系が悪化し、やはり害虫が大発生して食料が生産できなくなった。

 この、とんでもない毛沢東の軽薄な思いつきによる大失政を、高い知性のインテリだった劉少奇が批判した。
 これに怒った毛沢東が、「インテリは中国にはいらない」と、まるでポルポトのように(ポルポトは毛沢東のコピーを目指した)、中国中のインテリを実権派と決めつけ、片っ端から殺害しはじめた。これが文化大革命だ。
 このとき、殺された者たちの多くが、食料にされたといわれる。
https://www.afpbb.com/articles/-/3086883

 中国では、こうした日本では想像もできない巨大虐殺が繰り返されてきた。日本での虐殺といえば、信長による、伊賀・長島・比叡山などの大虐殺だが、中国は規模が違う。数十年に一度、数百万単位の虐殺が起きるのだ。
 だから法輪功やウイグル人の臓器強奪虐殺など、中国の歴史からすれば、それほど珍しいことではないし、特別な外道倫理観もないだろう。中国の民衆は、誰もが阿Qのような人生を強いられてきたのだ。

 その中国が大崩壊し、数億の民が生きる糧、行き場をなくして彷徨う運命が目の前にやってきた。
 中国社会は、中国共産党や官僚が支配しているように見えるが、社会の構成基盤は、青幇で知られる「幇」であり、これはヤクザのような運命共同体組織である。
 人々が本当に帰依し、忠誠を誓うのは、実は「幇」なのだ。共産党員でも同じだ。
 そして、「幇」は軍閥に重なっている。蒋介石は国民党を率いたが、実は青幇の頭目を兼ねていたともいわれる。

 だから、共産党と地方政府の官僚体制が崩壊すると、いよいよ「幇」が表に出てくる。
 つまり、軍閥が自分の存在価値を主張するようになり、激しい主導権争いを始める。
 それは、とてつもない戦争、大虐殺を呼ぶことだろう。
 私には、中国人がいくつか(たぶん8つの)地方政府軍閥に分かれて、激しい武力戦争を始めるビジョンが見える。
 なかには、尖閣諸島や台湾に侵攻する軍閥も出てくるが、もちろん自衛隊や米軍との間の戦争になってしまう。

 さらに、億単位の人々が海外脱出しようとし、沿岸部では、船で台湾や日本、フィリピンに向かってくる。
 こうなると大混乱、ロシアは中国人を殺害してしまうが、日本では殺されず、上陸し生活を始める者がたくさん出てくる。
 自民党政権は、こんなとき頼りになる過疎地方の「防人さん」から、「市場原理主義」をタテに交通手段や生産手段を奪うことで追放してしまったのだ。

 この人たちは、戦前の朝鮮人のように、日本に同化してゆくのかもしれない。だが、中国文化は利他主義ではない。とてつもない軋轢が起きて、関東大震災虐殺のような事件が繰り返されるのではないだろうか?
 私には、そこまでのビジョンは見えていない。

 ただ、恐怖に駆られた民衆が民族大移動を行う阿鼻叫喚の地獄を感じられるだけだ。

 「特区」といえば、竹中平蔵の十八番で、既存の規制を「特別区域」という旗印で、超法規的にやりたい放題させるシステムを指している。
 竹中平蔵による「国家戦略特区」は、以下、ウィキペディアによる説明を借りる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%8C%BA%E5%9F%9F

 国家戦略特別区域は、日本経済再生本部からの提案を受け、第2次安倍内閣が成長戦略の柱の一つとして掲げ、国家戦略特別区域法2条で「地域振興」と「国際競争力向上」を目的に規定された経済特区である。

 あらゆる岩盤規制を打ち抜く突破口とするために、内閣総理大臣が主導して、地域を絞ってエリア内に限り従来の規制を大幅に緩めることを目的とする。
 また、この区域は「解雇ルール」、「労働時間法制」、「有期雇用制度」の3点の見直しを対象としている。

産業競争力会議の竹中平蔵は、内閣総理大臣の主導により「地方から国にお願いして国が上の立場から許可するというもの」ではなく、「国を代表して内閣府特命担当大臣(国家戦略特別区域担当)、地方を代表して知事や市長、民間を代表して企業の社長という国、地方、企業の3者統合本部でミニ独立政府の様に決められる主体性を持った新しい特区」であると語り、「特区を活用して岩盤規制に切り込みたいと思っている」と語っている。
******************************************************
 一部抜粋引用以上

 早い話が、「規制緩和」という美名で、労働者保護法令を無視して、経営者が人権を無視した経営ができる特別区という内容であることは、上をみれば容易に分かる。
 なんで竹中平蔵が、特区を滅多矢鱈に拡大したのかというと、違法脱法行為による金儲けを狙ったからだ。

 竹中は、タックスヘイブンに巨額の脱税資産を隠しているとの評判だが、それがパナマ文書で暴露されかけたとき、安倍晋三が氏名公表を隠蔽して、竹中を守ったことが知られている。
 竹中は、権力を利用して、警察検察の手の及ばない独立国=竹中王国を国内に設置して、あらゆる国家規制を無視したかったわけだ。

 竹中平蔵は、ハーバード大学ロックフェラー経済研究所、わかりやすくいえば「ユダ金」の総本山で薫陶を受けた人物で、だからユダヤ国際金融の利権を日本で代表する人物になっている。
 日本でただ一人、ユダヤ人会議(背後には世界シオニスト会議がいると疑われ、「イルミナティ」という人も多い)であるダボス会議(国際経済フォーラム)の運営理事になっている。

 1996年、日本に帰国後は、労働者の法的権利を奪い、官僚たちが独占していた公的企業体の利権を、ハイエナのように奪うための仕組みとして特区を考え出した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%AD%E5%B9%B3%E8%94%B5

 1998年、小渕政権から自民党における新自由主義思想の尖兵、教祖となったが、2001年に、官僚支配を嫌う小泉純一郎政権で、経済担当相になり、新自由主義の旗印の下で、労働者を企業の金儲けの道具としか見ない市場原理、金儲け一辺倒の政策である、労働者保護法の廃止、正規社員の解雇の自由、労働者派遣法の改悪など、やりたい放題の労働者階級人権破壊を繰り返した。

 以下のグラフでは、1990年には20%だった非正規雇用率が、竹中が小渕政権で、正規雇用破壊を始めた1997年には23%、小泉政権経済相となって、派遣法を改悪した2000年代には、27%、安倍晋三とつるんで正規雇用排除を行った結果、2018年には38%と約二倍になった。
 つまり、日本の労働者の4割が臨時派遣に転落させられた。わずか20年でルンペンプロレタリアートが2倍になったのだ。

 いわゆるルンペンプロレタリアート、派遣や臨時雇用、アルバイトなどの労働者数は、1990年には870万人(約6000万人中)、竹中が経済相として正規労働者の追放を始めた2001年には1350万人、安倍政権末期、2018年には2000万人を超えた。
koyou01




 
 小泉首相と竹中平蔵経済相によって、日本の労働者の多くがルンペンプロレタリアートに転落させられた。その生涯収入格差は桁違いで、派遣労働者の総収入は、正規の半分以下といわれ、金儲けだけが唯一の価値と信じる企業経営者たちは喜んで竹中平蔵に追従した。
 派遣臨時の激増は、労働者間の団結をも削ぎ、正規労働者の人権や待遇も大きく悪化した。代わって、労働者を金儲け道具としてしか見ないブラック企業が激増した。

 小泉政権は、日本人の格差を史上もっとも拡大させた政権といわれ、労働者は、人間として生きる権利を奪われ、企業利益に利用される駒としてしか認識されなくなった。
 そして、企業経営の主役は、国民に奉仕する事業ではなく、株主を儲けさせる事業へと変わった。
 「会社は株主を儲けさせるためにある」
 と多くの利己主義者が、平然と口にするようになった。1970年代までなら信じられない=許されない言葉であり、これを聞いて、私の心はどす黒い苦悩に包まれた。

 まさに、竹中平蔵によって、日本は思いやり・助け合い社会=利他主義を捨てて、市場原理による拝金ゾンビ社会=徹底した利己主義社会へと大きく変わったのだ。
 新自由主義は、ユダヤ人フリードマンとハイエクが提唱した思想であり、そのエッセンスは、「人間の究極の目標、人生の価値は金儲け」という、まさにバイオハザードのゾンビを想起させる、金儲けだけを価値として社会をうろつきまわる、おぞましい「拝金主義」を人間社会に持ち込むものだった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9

 企業活動が国家の束縛を受けず、「市場原理だけに基づいて自由に金儲けを謳歌する」という新自由主義思想は、1970年代からアメリカを支配し、レーガン政権によってアメリアの国家思想として取り入れられた。

 ただ新自由主義の源流となる思想と人脈は、実はアメリカ共産党から生まれている。
 ネオコンの人脈は、アルゴアの実父である米共産党創始者、アーマンド・ハマーから産み出されたものだ。フリードマンはネオコンだった。
 ハマーは、世界シオニスト会議のメンバーでもあり、イスラエルを産み出した一人だ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%BF%9D%E5%AE%88%E4%B8%BB%E7%BE%A9_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD)#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%96%B0%E4%BF%9D%E5%AE%88%E4%B8%BB%E7%BE%A9,%E3%82%82%E8%BE%9E%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%80%82

 私は、1990年代以降、日本を本質的に悪化させた最大のA級戦犯として、竹中平蔵と安倍晋三を挙げる。ついでに麻生太郎も挙げてゆこう。
 経団連も、日本国家の将来を考えて政策を打ち出せたのは、豊田章一郎会長までと私は考える。私は、章一郎氏をごくわずかだが知っていて、人間的に尊敬できる人物と思っている。奥田硯は権力主義でひどかった。

 御手洗、米倉、榊原、中西、十倉は、もう新自由主義に洗脳されたユダヤ金融資本の手先といっていい。榊原は、在日韓国人で、韓国政権に奉仕し続けた。
 彼らの世代になると、完全に利己主義に固まり、需要を崩落させて日本の産業界を低迷させる消費増税にさえ賛成するようになった。
 御手洗など、消費税による見返りとして、自社に数十兆円の内部留保を積み上げ、彼らは、自分たちの役員報酬と配当だけ恐ろしいほどにアップさせ、労働者の給与は、決して上げようとしなかった。

 こんな自分だけ蓄財、ボロ儲け、労働者には美味しい餌を与えないという、消費税収奪一本槍のドケチぶりが、日本国民の需要を大きく減退させ、それが30年以上もの産業界の沈滞を続けさせ、安倍晋三を原因とする売国アホノミクス円安を生んだ。
 日本の円レートは、170円にまで下がるといわれているが、もしそうなれば、円は10年前の半額の価値に下落する。

 何が起きるかと言えば、キヤノンやトヨタの内部留保を狙って、ユダヤ金融資本がM&Aに走ることになる。経営陣に食い込んで、内部留保をかすめ取ってゆくに違いない。
 何せ、日本企業の価値は10年前の半分だ。株買い占めにかかる費用は半額大サービスなのだ。おまけに600兆円にものぼる内部留保を貯め込んでいる。
 ユダヤ金融資本が、これを黙って見逃すはずがないだろう。日本は美味しいぞ!

 さて、今回、書こうと思ったことは、現代ビジネスに載った藤井聡の金融特区批判だったが、いろいろ横に逸れてしまった。

 岸田政権と維新勢力が進める「金融・資産運用特区」は完全なる「売国政策」と断言できるこれだけの理由 2024.07.11
 https://gendai.media/articles/-/133512

「金融・資産運用特区」なるものをご存じだろうか。政府・金融庁が、「資産運用立国実現プラン」なるものをつくり、この理念を実現するためにつくられた「特区」がそれだ。
 先日、この特区について各自治体に公募をかけたところ、東京・大阪・福岡・北海道の4都市が「金融・資産運用特区」に選定された。

 首相官邸公式サイトより
 政府の狙いは、個人の金融資産を投資に向かわせ、その資金によって企業が成長し、さらにその恩恵が個人に還元されるといった「成長と分配の好循環」を実現することだそうだ。
 しかし残念ながら、特区によってそういうバラ色の未来が訪れるとは到底考えられない。

 もちろん、「超短期的」に考えるなら、この特区によって日本企業が資金を得て、ビジネスを拡大できるということはあるにはあるだろう。しかし、中長期的に考えれば、この特区の設置は「成長と分配の好循環」をむしろ阻害する他ない代物なのである。
 つまり、有り体にいって、政府は特区によって「成長と分配の好循環」が訪れるのだという無根拠なウソを吹聴し、それに東京、大阪、福岡、北海道が乗ってしまったのである。

 例えば、所謂「維新」勢力と岸田政権が強力に進めようとしている「大阪における資産運用特区」というのは、「海外の金融関連企業などの進出を促す規制緩和が認められる特区」となる予定だ。

 したがって、この大阪の特区が運用されれば、これまで以上に外資が大阪に流入してくることになるのだが、これによって大阪の地場産業が低迷することとなると同時に、大阪の住民たちの所得がこれまで以上に吸い上げられることとなるのは必至だ。

 以下、その理由を解説しよう。
 外国企業が日本人の所得を吸い上げるだけ
 まず、この特区は、外資が日本企業に「投資」しやすくする、というもの。具体的には、日本企業への投資の主要部は「株式買収」だ。外国勢の株式買収等の日本企業への投資には様々な規制が設けられているのだが、その規制が緩和されるということになる。そして株式の購入とは、所謂、企業の「買収」だ。

 一方で、そもそも外国資本が企業買収を始めとした日本企業への投資をするのは、そうすることで「儲かるから」だ。儲からなければ、日本企業に投資などするはずもない。そして、外国企業が日本で儲けるということは、日本人の所得が吸い上げられるということを意味する。

 例えば1億円を投資する(日本市場に1億円を投入する)のは、2億円や3億円儲かるからに他ならないわけだが、それはつまり、「日本市場から2億円や3億円を吸い上げる」ことを意味するからだ。

 外国資本の流入は、日本人が所得を吸い上げられるリスクが高ければ高いほど、加速するのであり、逆にそのリスクが低ければ低いほど、少なくなっていくものだ。
 しかも、株主の影響力が年々拡大している現代の日本において、外国人株主が増えていけば、外国人による企業の経営に対する影響が拡大し、外国人によって企業経営がコントロールされるリスクが高まることとなる。

 それは既に国益毀損リスクの拡大を意味するが、買収される企業が日本において公共的な意味を持つビジネスを展開している場合には(エネルギー、電力、放送、食料、医療等)、国益の毀損はさらに拡大することになる(そしてもちろん、用地買収・不動産買収も含めた外国企業の純然たる進出であればなおさらだ)。

 こうした理由から、我が国では長年、外国人の投資・買収を規制し続けてきたのだが、それにもかかわらず今回の特区設定は、大阪において特別に外国企業による投資/買収規制を緩和して、外国人による投資・買収をどんどん加速させようとするものなのである。

 すなわち、今回の特区設定は、「外国資本が日本企業の株を買うことで、その企業を使って、日本の各世帯や各企業からカネを吸い上げようとする」という外国企業のためのビジネスを、日本政府がわざわざ加速してあげようとするものなのである。

 外資が日本人の所得をたっぷりと吸い上げる仕組みをわざわざ作り上げて、日本国の「成長」と日本国民に対する「分配」の間の「好循環」を作り出すことなど絶対にできない。日本経済に「外国企業」という寄生虫が大量に呼び込まれることで、我々の成長は鈍化し、我々の所得は下落していく他ないのである。

 すなわちそれは、はっきりいって、単なる「売国政策」なのである。
 ではどうすればいいのかと言えば、特区など作らず、外国人の投資や融資を加速せず、しっかりと外資規制を残したまま、日本人自身による投資を、政府支出の加速を前提としながら後押しすればよいのだ。

 そうすれば、日本人の所得が外国に流出することなく国内に留まることとなり、政府が言うところの「成長と分配の好循環」が加速することとなり、当該の都市経済、日本経済の活性化を促すことに繋がる。

 つまり「外国企業に投資してもらう」のではなく「日本企業に投資してもらう」ために、あえて外資規制を強化すると同時に、日本企業への投資補助金や減税等を拡充したり、日本企業が投資しやすい環境をつくるためのインフラ投資を加速すればよいのである。

 例えば、北陸新幹線やリニア新幹線の建設を加速すれば、新しくできる駅周辺の民間投資は、放っておいても加速する。つまりインフラ投資は、ただ単に利用者が便利になるだけではなく、民間企業が投資しやすい環境を整える取り組みでもあるのだ。

 それと同時に「法人増税」を進めれば、各企業は「節税」の観点から、法人税のベースとなる「純利」を減らすための「投資」を拡大することだろう。しかも、投資をすればするほどに法人税率を下げるという「民間投資減税」の仕組みも導入すれば、その投資拡大の流れはさらに加速することとなろう。

 (つまり、そうした制度の下では、投資しなければ法人税率が高いので利益は減るが、たくさん投資すれば、それによって利益も減るように見えるものの、税率そのものが下がるので、結果的に利益はさして減らないことになる。要するに投資しても投資しなくても純利はほぼ同じ、という構図にするわけだ。そうすれば自ずと民間投資は増えることとなる)

 そしてもちろん、日本国内での各種投資の「成功確率」をあげるためにも、消費減税等によって内需を拡大し、デフレ脱却をしておくこともまた重要だ。それさえ叶えば、日本企業による日本への投資は、外国企業の助けなど借りずとも勝手に拡大していくこととなる。

 こう考えれば、岸田内閣はこうした日本を真に豊かにする対策を全て行わず、外国人に日本の株や土地や需要を売りさばくような「売国」的施策を推進していると言わざるを得ないのである。

 ついては我々は、岸田氏が口先で言うところの「成長と分配の好循環」なるものを真に願うのなら、外国資本のためでなく日本国民のために政治を行う政権が一日も早く誕生することを心から祈念する他ないのである。
******************************************************
 引用以上

 こうした外資に日本資産を引き渡す目的の「特区事業」は、もちろんバックに竹中平蔵がいることは明らかだ。
 岸田が大阪の「外資ボロ儲け特区」を設定しようとしている本当の理由は、岸田がユダヤ金融資本に脅され支配されているからだろう。

 先回、東京都の火葬料金が、在日中国人によって他府県の10倍近い料金に引き上げられたことを書いた。
 
  中国人が火葬場を買い占め、凄まじい料金値上げを始めた 2024年06月10日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6139608.html

 これを調べて行くと、実は、最初に「東京博善=広済堂」を買い占めたのは、麻生太郎財閥であった。麻生は、ラオックス会長の羅怡文に火葬場利権を転売したのだった。
 麻生太郎が、「日本中の公表事業を民営化する!」と宣言したのは2013年頃だった。
 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/196/syuh/s196173.htm
 そして、自治体の水道事業を次々に買い占め、外資に叩き売った。
 
「水道はすべて民営化する」麻生太郎の腹の内と、日本を食い潰す外資の正体 2017年10月3日
  https://www.mag2.com/p/money/312562

 水に恵まれた日本でついに始まる「水道民営化」…待ち受ける「大きな落とし穴」水道水を直接飲める国でいられるか? 2021.06.27
 https://gendai.media/articles/-/84447

 水道民営化は、浜松や極右知事の宮城県で、すでに行われていて、利用者は、民営化後、とんでもない料金の値上げや、料金支払い停滞とともに「命の水」が止められるという血も涙もない運営に苦しんでいる。
 とりわけ、フランスのベオリア社が、宮城など多くの自治体水道の利権を得ているが、麻生太郎が外資に売り飛ばした利権も多い。
 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e83ade03eee2e58b3fb6c2d6e4e9afeb1c2df0c4

 こうした外資優遇、ユダヤ人金融資本の日本侵略を手助けしているのが麻生太郎である。上に紹介した、関西の金融特区も背後に、麻生太郎や竹中平蔵の影が見え隠れしている。

 私は藤井聡の告発以外、事情をあまり知らないので、詳しく報告することができないが、こうした外資侵略の裏側にいる竹中平蔵の存在をひしひしと感じ、この先、日本国民の権利をどれだけ外資に売り飛ばしてゆくのか、強い焦燥感に苛まれている。

昨夕、内陸型震災級と思われる地震雲を見た。印象として震度5程度の前兆。

20240708enakyou






 場所は恵那峡、北の空に、内陸震災地震特有の丸い鱗状雲が空に浮かんでいた。
 タイムラグは数日程度、震源地は北の方角なので、北アルプス・石川県方面。
 夜になってコスモスさんのガンマ線観測データに、マイナス24という震災級データが出てきた。
 https://tokaiama.bbs.fc2.com/
長野岐阜、能登方面は、ちょっと強い地震に要警戒というあたりだ。
********************************************************
 
さて、今朝は「めげ猫タマ」さんの記事の見出しに驚愕させられた。
 
「全ての自然現象に対して確実に発電所を守れる」と東京電力
 http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-4788.html

  げげげげげ! あまりのショックに開いた口が塞がらない……。
 東京電力は、全知全能の神が経営していたのか! ヤハウェと釈迦とキリストにでも守られているつもりなのか? 本当はルシファー(サタン)に操られてきたと私は確信しているのだが……。

 統一教会が、やたらと「サタン」を使っているので、使いにくくなってしまったが、サタンの本当の呼び名はルシファーであり、プロビデンスとも呼び、研究者のあいだでは、アブラハムが契約した神=ヤハウェ=エホバが、その正体といわれている。
 そういえば、ヤハウェの思想である「旧約聖書」は、もの凄い数の人々を虐殺しているよな。「神様は、どれだけ殺したら満腹になるのか?」との悲嘆さえ聞こえる。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC#:~:text=%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%EF%BC%88Lucifer%E3%80%81%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%80%81%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%91%BC%E7%A7%B0%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5985458.html

 高橋信次によれば、地球人は、3億6500万年前、土星の方角にあるベータ星というところから、巨大な宇宙船に乗って地球にやってきたという。
 ベータ星で、科学者たちが実験に失敗し、星を壊してしまったので、似た環境の地球に逃げてきたというわけだ。

 おそらくだが、ブラックホール生成実験に失敗してマイクロブラックホールを作りだして、それが勝手に成長を始めたのではないだろうか?
 今の人類も、フランスに作られたLHC巨大加速器で、制御できないマイクロブラックホールが作られる可能性を警告する学者がたくさんいる。
 http://www.analysis-of-giga-ritual.com/thrice-upon-a-time-and-collider.html

 ベータ星にいた人間は、ナイル川の三角州に降りたって暮らし始めた。二陣でやってきて、一陣にはエルランティという指導者がいた。後に生まれ変わって釈迦やキリストになったそうだ。
 二陣の指導者をルシファーと言った。彼はエルランティと対立し、独自の思想を持つに至った。それが「旧約聖書」というわけだ。

 https://heiwarikkoku.jugem.jp/?eid=344

 私が、ベータ星を持ち出した理由は、東京電力の思想が、まるでベータ星を破壊した科学者たちと同じように見えるからだ。
 人は、必ず同じ過ちを繰り返す。これが「カルマ」というもので、我々の人生は、カルマを克服しない限り、永遠の同じ過ちを繰り返し続けるように設計されているのである。
**********************************************************

  もし、大きな自然災害が起きたらどうなるの?|柏崎刈羽原子力発電所
  https://www.youtube.com/watch?v=MiIEUTSUVVo

  東京電力福島第一原発の世界史的な巨大放射能事故は、発生当初、100万人を超える緊急避難民を産み出し、事故から13年を経た今でも、10万人近い、被曝の危険性を感じて故郷に戻れない避難者を残している。

 福島県によれば3万人程度と発表しているが、これは「避難指示区域」の住民の住民票データであり、住所移転をしないで避難している人は含まれていない。
 福島県は、事故の規模を矮小化したくて仕方ないのだ。
  https://www.minpo.jp/pub/sinsai_data#:~:text=%E9%81%BF%E9%9B%A3%E7%94%9F%E6%B4%BB,%EF%BC%91%EF%BC%93%EF%BC%99%EF%BC%91%E4%BA%BA%E3%81%A8%E6%9C%80%E3%82%82%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%80%82

 自然災害や戦争を避けることはできない。そして、それを完全に防御することなど不可能だ。もしも北朝鮮から柏崎原発に核ミサイルが発射されたなら、事前にそれを予知して日本海で打ち落とすなんて技術は、2024年段階では夢物語である。

 そもそも、地震でさえ、原発を守ることが不可能であることは、他ならない311フクイチ事故で明らかであり、今年の元旦能登地震で、志賀原発構内に50センチの段差が出現し、機器の大半が破壊されたことでも明らかだ。
 珠洲原発予定地海岸では、実に4mの隆起が確認された。どこの原発が4mの隆起に耐えられるというのか?
 https://sdp.or.jp/sdp-paper/shika/

 原子力自称「規制」委員会(寄生の間違い?)は、たくさんの原発被害情報(情報提供)を発信し、私も受信していたのだが、最初から最後まで、何一つ問題は起きていないとのメールしかなかった。
 そもそも、規制委情報が、発足以来、数千回の原発情報提供を行ったなかで、異常が発生したとの報告は皆無である。

 だが、実際には、一部で火災が発生したうえ、使用済み核燃料プールからは大量の汚染冷却水が溢れて海に流れ、変圧器からも数トン(発表は数十リットル)の絶縁油が漏れて海に流れた。能登半島名産の海水自然塩が汚染された可能性がある。

 志賀原発の4本の外部電源のうち3本が揺れで切断し、辛うじて1本で冷却が行われた。
 原子炉に損傷はないと発表しているが、BWRの付属配管がめちゃめちゃに壊れたことは間違いない。仮にフレキシブル配管であっても、耐えられるのは震度5以下なのだ。
 震度7に耐えられるプラントなど、地球上に存在しない。
 私は、地震被害に遭わないプラントでさえ、経年劣化と電解腐食で恐ろしい崩壊が目前に迫っている姿を、たくさん目にしてきた。
 https://www.youtube.com/watch?v=0LCtKr2jyjk

 原子力規制委員会は、原子力に寄生する関係者による安全デマ専門の宣伝組織であり、正しい情報を提供したことなど一度もない。
 こんなインチキ組織を作らねばならないほど、原発は危険性に満ちている。

 東京電力は、柏崎原発再稼働宣伝のなかで「全ての自然現象に対して確実に発電所を守れる」と堂々と述べている。
 これは、コント55号なら、100回くらい逆立ちして、二郎さんの脳味噌が吹き飛ぶほどバットで殴りつけるギャグにちがいない。私も、度肝を抜かれた。
 珠洲原発予定地で瞬間的に4mの隆起が起きて、それが配管や給電を切断したとき、メルトダウンが起きないと主張することは、悪い冗談を超越している。

 すべての自然災害とは、風速70mを超える台風、藤田スケール6の竜巻、震度7の巨大地震、さらに、NASAは日本沈没クラスの小惑星衝突、X100クラスの太陽フレアなどを警告している。X100なんてのは、数十年に一度あるのだが、これまで、たまたま地球軌道を直撃しなかっただけの話で、もし直撃すれば、すべての給電設備、あらゆる電子機器が破壊され地球文明は100年以上後退する。

 もちろん原発は、すべて冷却電源を失ってメルトダウンだ。これは人類の生存環境の終わりなのだ。コイルがサージ電流で焼き切れるので、冷却ポンプも作動しなくなる。
 人力で池から水を汲んで、80気圧の原子炉に放りこむつもりなのか?
 https://forbesjapan.com/articles/detail/61485

 これら、「すべての自然現象に柏崎原発は耐えて安全性を確保できる」と東京電力は公然と吠えたのだ。
 まさにスーパーマンやハルクを超える超超人、東電は釈迦やキリストをも超えているといわねばなるまい。これほどの、凄まじいイノベーションは見たことがない!

 だが、こんなことを平気で宣伝できる東電関係者の知能を考えると、暗い絶望感しかない。
 この宣伝マンは、おそらく電通の職員だろうが、あまりのIQの低さに驚愕するしかないのだ。少なくとも、日常生活にも支障を来すほどのIQの低さというしかない。
 何せ、自分たちができること、できないことの判別がつかないほどなのだから。

 私たち反原発派は、日本が世界有数の地震大国であり、災害大国なのだから、311のような希な規模の天災に対して完全な防御などできない。
 「もしもメルトダウンすれば、チェルノブイリや福島が示したような恐ろしいほどの超長期災害になり、二度と取り返しのつかない被害が出るから、原発を稼働させてはならない!」
 と主張してきた。

 これに対して、取り返しのつかない巨大事故を繰り返している東電が、「すべての自然災害を防御できる」と柏崎原発、再稼働宣伝のなかで言い放ったのだ。
 これは恐ろしいことだ。東電という巨大企業が、ものごとの道理を理解できない保育園児並みの知能しかないと自ら公表したに他ならないのだ。

 私は自称ギフテッドだが、私の場合は特殊で、幼い頃、近所の鋳物工場の排煙や名古屋市大気汚染公害の被害者として、アトピー体質で過敏症になった。すると病的にIQが高くなってしまうのだ。いわばエセギフテッドともいえる。

 ギフテッドの特徴は、「見えないもの、見てはならないもの」が見えてしまうため、社会秩序に従うことが苦痛になってしまう。だからギフテッドで、社会的に成功し、尊敬されている人など一人もいないのではないか、と私は思う。
 つまりギフテッドとは、ふてくされ半端者の別名である。

 だから、私は、子供の頃から社会の秩序に従うことができず、原発の本質が見えてしまったので、もうすぐ棺桶に入る今に至るまで反原発のはぐれ者なのだ。
 私は、文句なしの社会の落ちこぼれではあるが、たった一つ、優れている点として、普通の人よりも、少しだけ自分が見えているということがある。

 私は、人間の愚かさ、すなわち自分の愚かさが他の人よりも少しだけ見えている。
 だから、自分にウソをつかず、人間の真実だけを追求することができた。権力や他人に忖度することが嫌で、社会のよりよき未来、無理のない、ウソのない世界を作ろうとしてきた。私がブログを書き残している意味だ。

 まあ、私は若い頃、変態エロ小説作家を目指していたので、実際に自分でも体験してみた。だが、すぐに飽きてしまった。スカトロなんて吐き気がするだけだ。
 でも、人の快感、興奮、わくわくドキドキ感は、生きている充実のために必要な分野だと思っている。わくわくがなければ、生きる意味がないんだよ。

 だから、私は、そんな変態愛好家たちを否定していない。エッチは大好きだ(った)。もう歳で好奇心も薄まったけど……、今でも、究極の快感を求めたい気分はある。
 そして、真面目な顔で、変態を嘲笑し、LGBTを障害者と決めつけ糾弾している人たちこそ、実は裏側で、変態に憧れていることを私は知っている。
 例えば上念司とか、極右スピーカの多くが、裏側では自分の本心にウソをついていることを隠れた変態行為で発散しているような気がしている。

 自由な心で、東電の宣伝を見てると、変態専門の風俗店に通っている連中に共通するものを感じる。
 こんな、とてつもないウソを平気で言える連中って、どんな人間性なんだろう?
 そういえば、バリッとしたスーツを着て変態風俗店に乗り込んでくる連中って、もしかしたら電力や政治家なんかじゃないかと思ったことがある。

 どうしたら「原発は、すべての自然災害を防御できる」というウソを平然と語れるのか? 心に変態性がなければ不可能だと私は思う。
 きっと、これを書いた連中は、変態風俗店に通って、嘘つきの自分を発散しているのではないだろうか?

 女装でもして、虐められて喜んでいる姿が目に浮かぶようだ。
 「嘘つきは泥棒の始まり」というが、電力や電通、原子力規制委員会では、「嘘つきは変態の始まり」なのではないだろうか?

 セルビア大統領が、「数ヶ月以内に第三次世界大戦が勃発する」という予告の根拠に上げたのは、「世界で誰も戦争を止めようとしていないこと」だった。
  https://x.com/ShortShort_News/status/1802622209849958893

 3~4ヶ月以内に第三次世界大戦が起きる。その列車は駅を出発し、誰も止めることができない……。
 欧州の誰もが戦争を前提にした会話を行っていて、誰も平和について言及していない。誰も戦争を止めようとしていないのだ……。

 戦争は、ヒトラーやムッソリーニ、習近平やプーチンのような独裁者の思いつきによって行われるよう見えるのだが、実は、そんな簡単なものではない。
 例えば、ユダヤ人ホロコーストが行われる前に、数百年もの間、ユダヤ人が生業としてきた「金貸し業」や呵責なき取り立てに対し、民衆の反感が蓄積されてきた。

 ユダヤ人に対する反感は、根底に隠されたタルムードの傲慢な選民主義があり、ボグロムいう集団虐殺も頻繁に繰り返されてきた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%A0

 またボグロムが数百年も続いた背景には、「ユダヤ人が儀式のため、キリスト教徒の子供を殺している」という「血の中傷」と呼ばれる評判があった。
 それも必ずしもデマだけではなかったようだ。幼いうちからバルミツバで陰謀殺人を暗誦してきたユダヤ教徒の傲慢な選民主義は、人殺しでも躊躇しない人間性を産み出してきた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%82%B7#:~:text=1944%E5%B9%B4%2D1946%E5%B9%B4%E3%81%AE,%E3%81%A8%E4%BA%91%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

 ホロコーストという人類史上最悪の大虐殺は、実は、数百年間にわたる金貸しユダヤ人問題の累積と、人々の憎悪の上に成立したものだった。それは人々の意思だった。
 イレーナ・センドラーのような博愛による救済もあったが、多くの人々がユダヤ人大虐殺を肯定していたのだ。

 実は、同じように、関東大震災時に、東京で6000名を超える朝鮮人が大虐殺された事件も、実際に手を下した当時の自警団、街の若衆だけに責任を被せることはできない。
 1900年前後の李朝崩壊後、1945年の敗戦までに、300万人に上る朝鮮人が日本に合法的渡航や密入国で入ってきた。
 日本は若者が徴兵されて人手がないのに、侵略戦争の兵器生産のために莫大な人手を必要とされていたので、徴兵義務の免除された「日本人」である朝鮮人が移住してきたのだ。

 だが、彼らの歴史的な生活文化と日本の世界一清潔といわれた文化には大きな齟齬があった。
 朝鮮にはオンドルサウナがあっても入浴習慣がなかったので、東京で銭湯を利用すると、朝鮮にいたとき川で体を洗ったように、浴槽で体を洗おうとした。
 また朝鮮ではトイレが整備されず、路傍で脱糞排尿が普通だったのだが、日本では、それが激しく忌み嫌われた。

 これが東京下町の人々の、朝鮮人に対する嫌悪感、憎悪を累積していった。そして子供まで「チョーセン」などと蔑むようになった。
 https://www.youtube.com/watch?v=qErKrhTwuYs
 こうした朝鮮人観が、正力松太郎警備局長(警視庁副総監)の「朝鮮人が井戸に毒を入れ、娘を強姦している」というデマによって憎悪感情に火を付けられ、爆発してしまったのだ。

 このように、一つの深刻な事件の背景には、数百年にわたる長い時間をかけた感情の累積が隠れている。
 冒頭に戻るが、「世界は戦争を止めようとしていない」というセルビア大統領の発言の裏側には、人々が融和できない事情が隠されていると考えるべきだ。

 「戦争をやめて、手を取り合って平和に生きていこう」
 との意思が、どこにも見えない。みんなが、あたかも第三次世界大戦が起きることを待望しているようだと大統領は言う。
 日本でも同じで、日本中のどこからも、「戦争を止めよう、平和のために努力しよう」という声は聞こえず、岸田政権による2兆円近いウクライナへの戦費支援を批判する声も聞こえてこない。

 国内社会でも、苦しくなる一方の生活のなかで、立憲も含めて政治に期待できるものはなにもない。だから戦争でも起きて何もかも破壊されたなかで、一から社会を作りなおすしかないという考えが拡大しているのではないだろうか?
 もう、まっとうな手段で、この生活苦が解決されるようには思えない。ならば、太平洋戦争が起きたときのように、権力者(男性一般も含む)が自滅する戦争に期待することしかできない。

 実は、太平洋戦争に進んだ本当の理由は、女性たちが心の奥底で、男性権力の崩壊を望んで、男たちの暴走を求めたからだという解釈がある。
 もちろん、心の表側で、そんなことを言う者はいない。裏側に鬱積された悲しみや苦しみが、無意識にそれを求めるのだ。

 蓮舫が都知事選で大敗した理由も、彼女が消費増税推進、原発推進の姿勢で、決して革新ではなく、民衆の声の代弁者でもないことに人々が気づいてしまったからだ。
 人々は、無意識を見るようになっているのではないだろうか?
 維新や公明と変わらない立憲、蓮舫の正体を見抜いてしまっているではないか?
 私は、小池再選は、不正選挙に思えるが、もしも石丸だったなら統一教会知事になってしまう可能性があった。
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/308613

 都知事選は、どこに転んでも、ろくな結果にならなかった。それよりも、多くの都民は、東京都権力の破局による大崩壊を望んでいるのではないだろうか?
 こんなときに、巨大震災や戦争が襲ってくるのだ。それは民衆の意思を反映したものだ。

 イエスキリストは、人類社会が崩壊破滅する前の現象について説明している。
 世の終わりにある前兆は何か? 
 イエスは答えた。「人に惑わされないように気をつけなさい。」
 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。

 戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。
 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。
 しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。

 そのとき、あなたがたは苦しみを受け、殺される。また、わたしの名のために、あなたがたはあらゆる民に憎まれる。
 そのとき、多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合うようになる。
 偽預言者も大勢現れ、多くの人を惑わす。不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

 そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。
*********************************************************

 「自分がキリストだ」と言ってのけた宗教者は、たくさんいた。
 文鮮明、麻原彰晃、大川隆法などだ。他にも、問題を起こす宗教詐欺師の多くが、自分がキリストの生まれ変わりと言っていた。
 詐欺師たちは、最後は自分をも欺すようになるといわれ、結局、人々を欺す切り札としてキリストを持ち出すのである。

 キリストが言ったのは、決して救済される目出度い結末ではない。
 「世の終わり」の前に、民は民に、国は国に敵対して立ち上がるということだ。同時に、地震や大飢饉が起きる。
 人々の意思は平和には向かない。平和を求めようとも思わなくなる。
 まさに、今がその状態であって、だからセルビア大統領は、
 「第三次世界大戦に向かう列車は出発した、誰も止めることはできない」
 と言ったのだ。

 社会は、政治家の一存で定まるわけではない。習近平やプーチンが、未曾有の独裁や人権侵害を行った理由も、実は、彼らの個人的性癖というより、中国やロシアという社会が、自らを崩壊させるため独裁者を必要としていたのだと私は思う。
 中国もロシアも、全国民の意思として、究極の破滅に向かっているのである。

 なぜ、そうなるのかといえば、独裁者が登場するまで、民衆の間での人権侵害や差別、序列主義の弊害が累積し、民衆が心の底で、独裁者の登場による国家体制の破滅崩壊を願う心を積み重ねてきたという歴史の結果だと私は思う。
 ちょうど、太平洋戦争で日本という国家権力が崩壊することを心の奥底で望んでいた日本の女性たちのようなものだ。

 非抑圧者たちは、体制によって救われなければ、その崩壊を望むしかない。
 つまり、中国やロシアが、これから崩壊するのは、民衆の歴史にその原因があるという意味だ。
 だから習近平やプーチンの運命には、破滅だけが約束されている。国家も、敗戦日本のように崩壊することだろう。
 軍国日本は400万人の犠牲者を出したが、中国やロシアは、数千万や億の単位の犠牲者が出ると思う。

 今の日本でも同じことで、この社会が息をすることさえ苦しくなってきた本当の理由は、人々が序列優位を求めて、他の人を嘲笑したり、奴隷のように扱ったり、人間に対して暖かい、優しい気持ちではなく、蹴落として優位に立ってやろうとした利己主義的な精神性の結果であって、それが自民党や維新という政党を成立させている。

 だから、これから日本では、自民党支持者を中心に、大きな災いがやってくると思う。今、特殊詐欺が横行している理由も、彼らのもたらした利己主義=拝金主義の必然的結果である。
 人々の拝金主義が、特殊詐欺師という鬼っ子を大量生産したのだ。

 戦後、民衆が助け合いの連帯感を失ったのは、1980年代のバブル期以降だが、この頃、日本経済が急成長し、人々の間に経済格差が大きく開いた。このとき、個人的利権を求め、自分個人だけが恵まれた人生を求めた人々が、自民党支持者となり、現在の保守政治を支えている。

 他人を蹴落として自分だけが豊かになるような人生を嫌って、他人に対する暖かい心に依存して生きようとした人々が、革新勢力を支持したのだが、そんな利他主義を心の支えにしようとした人々は、人々の蓄財が大きくなるとともに、どんどん少なくなっていった。
 ついに日本社会は、利他主義を捨てて利己主義に生きるようになった。
 このとき、日本を金融(博打)国家に変えると宣言したのが、小泉純一郎と竹中平蔵である。

 こうして、日本社会は、民が民に敵対し、国が国に敵対する社会に変わってゆき、安倍晋三が、民衆のなけなしの生活資金を10%消費大増税によって、かすめ取ることになった。しかも、その消費税は、大企業の内部留保に化けた。それは決して、民衆に還元されることはない。
 これで日本経済の崩壊が約束されたといっていい。
 岸田文雄は安倍を引き継いで、消費税を19%に増税しようとしたことを知られ、今、生きてゆけなくなると危機感を持った人々によって、政治の舞台から追放されようとしている。

 社会は、人々の意思、総意によって動いている。
 この世は「思ったことが実現する世界」なのだ。ただし、それは心の表層ではなく、裏側だ。たくさんの経験、人間に対する感情の累積から産み出されるものだ。
 日本社会を愛する人が増えれば、国を大切にしようという意思が生じる。だが、今の自民党政権の日本は、人を愛していない。自分たちの利権のために利用することしか考えていない。

 だから、日本社会は滅亡するのである。
 人を愛する心を持った人々は、日本の崩壊を感じ取って、自分たちの未来を産み出す新しい社会に進んでゆくだろう。だが、そんな人たちは極めて少ないと私は思う。