こんにちは、Irisです。

 

 

これまで5回にわたって忘れられない恋に

ついてお伝えしてまいりました。

 

 

そんな”わす恋”(忘れられない恋の略ニヒヒ)も

今回で最終回の前編となります。

(え?って言った?ニヒヒ

 

 

これまでお伝えしてきた忘れられない恋では、

自分から見た相手、相手から見た自分の

感受点や天体に対して特定のアスペクトが

あったり、

 

自分(または相手)のネイタルチャートの

特定のハウスに天体が入っている場合に起こり

えるかもしれない心象風景や恋のお話などを

お伝えしてきました。

 

 

そして今回の恋は、二人のホロスコープを

掛け合わさせることで生まれる複合アスペクト

が、どのようにお互いに作用するのかについて

お伝えできたらいいなと思いますデレデレ

 

 

ドラゴンテイルの恋

 

リリスの恋

 

海王星の恋

 

12ハウスの恋

 

バーテックスの恋

 

 

 

忘れられない恋(つづき)

 

⑥二人で紡ぐ複合アスペクトの恋

 

想い人だけにとどまらず、親子でも同僚でも

ライバルであっても、自分と自分以外の人間が

関わることによりエネルギーが共振することで、

 

理性で制御できずに行動に出てしまったり、

感情という感情が総動員させられる事態が

起きることがあります。

 

それは古今東西ずっと昔から変わらないこと。

 

美しいラブストーリーもシリアスな復讐劇も

人と人との交わりから生まれ、

 

ときに、こんなに誰かを愛せることに感嘆し

ときに、こんなに誰かを妬むことに困惑し

ときに、こんなに誰かを欲がることに動揺し

 

自分でも知らなかった多くの感情を

相手を通して見せられます。

 

 

そんな相手との相性を見るとき、

主にふたつを用いることが多いのかなと

思います。

 

相手と自分のネイタルチャートを

そのまま掛け合わせたシナストリーと

 

ふたりそれぞれのネイタルチャートの天体の

中間点で合成したコンポジット。

 

(たとえば、デレデレの太陽:蠍座1度と、

ニヒヒの太陽:山羊座3度の場合、

コンポジットチャートの太陽は

射手座2度になります)(ミッドポイント)

 

 

それぞれ相性図としての個性が異なるのですが

 

ふたりの性格上の違いや好み、”相手と自分”

という別個の人間として客観視できるのが

シナストリー、

 

共に過ごすことで生まれてくる化学変化を

見ていくのがコンポジットになります。

(だいぶ端折った説明になりますので、別の機会にも

改めてお伝えします流れ星

 

 

そしてそれぞれの宇宙が詰まったホロスコープを

重ねることによって、シナストリーでも

コンポジットでも天体同士が特徴的な形に

形成されることがあります。

 

正三角形や四角形、二等辺三角形など多岐に

渡ますが、これらは複合アスペクトと

呼ばれます。

 

正三角形:グランドトライン

四角形:グランドクロス

縦長の二等辺三角形:ヨッド

 

そのほかにも小三角やカイトやブーメラン、

ミスティックレクタングルと呼ばれるものも。

 

 

そしてこれらがどのように恋に作用するか

というと、

 

 

グランドトラインだと、三角形それぞれが

トラインの関係になりますので、

お互いの持つエネルギーがスムーズに

循環しやすく、一緒にいると歯車が噛み合う

感じが心地よく(小三角にも似たような作用が

あります)、

 

 

デレデレ:ネイタルチャートにグラトラの場合、

守りに入りやすかったり、

幸運体質であることに気付けず、意外にも

悩み深かったりすることもあるのですが、

 

ふたりでグラトラを形作る場合は守りに入る

というよりも、発展的なエネルギーを

絶え間なく両者間に巡らせることができる

という方が近いように感じます。

 

 

火エレメントなら、情熱を持てそうなこと

土エレメントなら、実になりそうなこと

風エレメントなら、社交が広がりそうなこと

水エレメントなら、繋がりが深まりそうなこと

 

これらに関わることに自然と意識が向かい

やすく、お互いの存在が相乗効果となりやすい

です。

 

 

 

グランドクロスだと、オポジションが

スクエアで重なって十字を形作る場合と、

一人のTスクエアに対して空いている一辺を

補う形の場合があります。

 

いずれの場合もなかなか一筋縄ではいかない

場合も少なくありませんが、

 

オポジション同士のグランドクロスはまさに

十字架を象徴しているかのように、

キャッキャウフフ〜ピンクハートといった甘々な関係と

いうよりは、

 

お互いが切磋琢磨して

魂をさらにピカピカにさせる

 

というベクトルに近いかもしれません。

 

 

デレデレ:この複合アスペクトがあると、

一度別れを選んだとしても関係性がバッサリ

切れず、気づいたら元サヤに戻っていたり、

 

四六時中相手の文句を言ってる割には、

誰よりも相手のことを想っているような

カップルに見受けられたりします。

 

あとはTスクエアという、ある意味不安定さを

抱えやすい側にとって、その欠けた一辺を

埋めてくれる相手は、Tスク側にとっては

錨(いかり)のような存在になることも。

 

どちらにも共通するのは(やや)痛みを伴い

ながらも離れ難いというところでしょうか。

 

それだけご縁が深いと言い換えることも

できそうです。

 

 

 

そしてヨッドは、150度という訓練や困難を

表すアスペクトが2つと、60度という調和の

角度で形作る縦に長い二等辺三角形ですが、

 

「神の指」とイケてる別称が付けられています。

それはなぜなのでしょうか。

 
なぜなら、自分に与えられた宿命的なものを
受け入れ、その道へ葛藤し紆余曲折しながら
時間をかけていくことで、新しい世界へと
到達することができるから。
 
いわゆる ”神ってるデレデレ” っていう状態とでも
いいましょうか。頑張り次第でそこまで
いっちゃえますよ〜というアスペクトです。
(要けっこうな努力)

 

 

そのため、ふたりでヨッドが形作られると、

それぞれに持つ異質の要素を掛け合わせて

二人だけの世界を作り上げていくのですが、

 

クインカンクスという自分にとって

異世界の概念を受け入れる必要があります。

 

ですから、お互いにとって自分が理解できない

相手の世界を受容し、歩み寄り、すり合わせ、

時にはこう着状態になってもくさることなく、

 

努力と時間を味方に付けながら

向上させていこうとします。

 

この関係性はどこか修行チックな部分が

出ることは否めませんし、ヨッドの手綱を

にぎる頂点側の負担は決して小さいものでは

ありません。

(とくに個人天体の場合)

 

ですが、このヨッドは宿命のアスペクトの

一つで”逃れられない運命”とか”宿縁の相手”

と表するのにピッタリかもしれません。

 

 

 

 

デレデレ:もしも”運命的なアスペクトという

ものはあるのか?”と問われたなら、

 

”白馬の王子様症候群”を長いこと患っていた

私的には、”あるOK”と考えていて、

 

ノード軸やバーテックス軸は深いご縁=運命

だととらえることもできますし、

 

金星に冥王星が緊密に重なっていたり

オポジションだと強烈な引きを感じることで

運命的な感覚を覚えやすかったりすることが

あるかもしれません。

 

 

そしてヨッドは、神が指さししたふたりが

出会わせられ、惹かれ合ったり反発し合ったり

しながら成長していく、そんな姿が浮かんで

くるようなある種の運命的なアスペクト

なのかなと感じますデレデレキラキラ

 

 

 

上記に挙げた複合アスペクトだと

ハードモードなアス(グラクロ・ヨッド)は

”もういい真顔”、”もう無理波”と嘆きながらも、

 

自分では無理だと思っているハードルを

ギリ越えられるくらい、ほんのちょっとずつ

上げていく感じがあり、

 

それが結果的に相手との揺らがない強い絆へと

繋がることが少なくないのかなと思います。

 

 

そんなお相手はあなたにとって

心の成長痛をもたらすかもしれませんが、

 

その後にひとまわり強くてしなやかな自分に

出逢える・・そんな経験が忘れられない恋へ

繋がるのかなと感じますデレデレ

 

 

・・・

 

 

次回は最終回、まさかの後編になります。

 

 

複合アスペクトの恋について、恋愛マターに

おいても、うだつの上がらないわたくしですが、

 

”需要と供給”という言葉をガン無視しまして

存分に自分語りをさせていただく予定ですニヒヒ

 

そしてまとめ的なことも記したいなと

思います。

 

 

ありがとうございました飛び出すハート