こんにちは、Irisです。

 

 

少し時間が経ってしまいましたが、

忘れられない恋について引き続き

記していこうと思います。

 

 

思ったよりも長々(いつもだろニヒヒ)となって

しまいまして、

 

”恋一本でどんだけ引っ張るつもりなんか”

 

とお叱りを受けてしまいそうですが、

最後まで飽きずにお付き合いいただけ

ましたらとてもうれしいですデレデレ

 

 

ドラゴンテイルの恋

 

リリスの恋

 

海王星の恋

 

 

 

 

忘れられない恋(つづき)

 

④12ハウスに潜んだ秘めた恋

 

12ハウスといえば、秘密や隠されたもの、

人の心のうちや、知られたくない過去、

見えない世界、曖昧さや自己犠牲、

無意識に求めているものなどを表します。

 

 

そして12ハウスの持つそれらの象意を

別の角度でとらえるとしたら、

 

”外からは見えない”ということができます。

 

と同時に、

 

”見えない場所から守られる”とも。

 

そのため12ハウスの恋は、

はたからは見えづらく、閉ざされた二人だけの

場所(世界)で育まれやすいということが

できそうです。

 

 

 

そんな12ハウスが恋においてどのように

作用するかというと、二人をシナストリーで

見たときに、

 

自分(相手)の12ハウスに相手(自分)のライツや

金星・火星が入るとき、忘れられない恋への

スイッチがONになることがあります。

 

 

シナストリーで12ハウスに相手の個人天体が

入ると ”秘密の恋になりやすい”

言われることがあります。

 

 

秘密の恋というと、不倫や横恋慕的なものが

真っ先に浮かびがちですが、

そうじゃないケースも多いです。

 

たとえば、社内恋愛やサークル内での恋愛は

諸々のことを考慮してあえて公表しない場合

も秘密の関係といえばそうなりますし、

(”いとこ同士”という場合もありました)

 

あとは師弟関係のような、立場の異なる間柄

の場合にも秘密として出ることがあるかも

しれません。

 

 

そしてこの関係性においてはハウス側が

天体側へ惹かれやすいように感じています。

 

(その天体に相手の天体がアスペクトして

いたらその限りではないです)

 

 

そのためハウス側が天体側に長年片思いして

たり、思いを秘めたままずっと告げられない

といったことが起きたりします。

 

そして

 

相手にとって、自分は隠される人

自分にとって、相手は隠すべき人

 

 

といった風に出た場合には、不倫や二番手の

恋へと繋がることがあるのかもしれません。

 

 

太陽・月・金星・火星といった個人天体が

自分の12ハウスに入る場合、

 

ハウス側に太陽や月が入ると、

無意識に持っている恐れや闇を発動しやすい

のか、お互いの傷を刺激し合うような関係に

なるように感じる時があります。

 

そして心(の傷)が

刺激される→傷を見せ合う→癒し合う

までがワンセットになり、

 

 

金星や火星だと、もっと分かりやすく

愛情に関わることへベクトルが向いやすい

のかなと感じます。

 

ですが、12ハウスに火星の場合は

若干様相が異なるというか、

すごく好きちゅーか、超イラっとさせられる真顔

の丁か半かの場合になる気がします。

 

 

デレデレ:ちなみにネイタルチャートの12ハウスに

火星をお持ちの男性は、自分の行動原理を

隠したままにしておきたいという心理が

働くのでしょうか。

秘密主義の方が少なくありません。

 

火星・土星が12ハウスの人間が身近にいますが、

”手の内を明かしたら死ぬんか?スパイか?”

という勢いで一切心のうちを明かしません。

 

 

 

・・・

 

 

ここで12ハウスらしい恋のお話をひとつ。

 

 

「惹かれる人がいるんだよね」

 

 

という言葉を元職場の上司(男性・独身)から

聞かされた時、

 

 

”えー?こんな場所にわざわざ呼び出して、

何事かと思ったら・・ハッ!ダッシュ

もしかしてわたしに告白しようとしてるちゅー?”

 

という痛い勘違いをしかけましたが、

 

 

話を聞くに、同じ部署の同僚女性のことを

密やかにもう何年も想っているというのです。

(その女性は私の元上司でした)

 

その女性はシングルでしたが、彼女には恋人が

いて、遠くない未来に結婚する予定であること

は周知のことでしたので、彼はあくまで一同僚

としての距離感で付き合ってきたつもり

だったのだと。

 

 

とはいえ、想う相手です。

 

少しでも二人きりにならないように

 

プライベートなことは一切聞かないように

 

業務以外では極力接触しないように

 

 

これらを続けて自分を律していたつもり

だったそうですが、

 

そんなある日、彼女に言われたそうです。

 

 

「なにか私に非があるなら教えて欲しい」

 

「距離を取られていること知ってる」

 

そしてそれが寂しくて悲しいのだとも。

 

 

そして元上司は私に問うのです。

 

 

”彼女の言葉ってどう思う?”って。

現職の会社の人には聞けないからって。

 

 

真顔(わたし):どう思うのなにも、これは

いわゆる両思いってやつだと思います。

 

彼女のお相手のことを考えると、

よかったね!って諸手は挙げられないですが、

お二人ならきっと最善の選択をなされると

思います。キリっ

 

とだけ伝えて、そのあとは何でもない

会話をしたのちに解散したのでした。

(男性だからでしょうか、それ以降の

進展などはなしのつぶてでした)

 

 

それから数年。

 

彼女は長らく付き合った例の恋人と結婚し、

彼は同僚代表メンバーのひとりとして

披露宴で余興を披露したそうです。

 

 

私はその二次会から参加したのですが、

その時の光り輝く新婦の美しさに

圧倒されつつ、

 

あれからふたりの間に何があったのか

数年の時を経て聞くことができました。

 

結局のところふたりは気持ちを伝え合い、

お互いが同じ気持ちを抱いていることを

知った上で決めたことがあったそうです。

 

 

”このことはふたりだけの秘密にすること”

 

 

そんなふたりがどんな道を選んだかというと、

彼は彼女に二股かけさせることなく、

(厳密には違うけど・・)

俺とアイツどっちがいいのかと苦しませる

ことなく、プラトニックな関係を続けていた

というのです。

 

そして”でもこの関係ももう終わり”だと。

 

 

 

で、私が言えたことといえば、

 

「生まれ変わったら、次こそは彼女と一緒に

 なってくださいねデレデレ(いいこと言った・・)」

 

「あ、ちなみに、お誕生日っていつですか?

 生まれ時間も教えてくださいデレデレ

 

 

相手はドン引きしていましたけれども、

 

男性にしてはめずらしく自分の生まれ時間

まで知っていて、

”この人、隠れ占星術男子かもしれない”

と思いながら二人のシナストリーを確認した

ところ、彼の12ハウスに彼女の太陽と金星が

ありました。

 

(そして彼の海王星ウインクと彼女の金星がほぼ誤差なし

のオポ。こっちのが気になりましたが・・)

 

 

 

もともと12ハウスは精神世界の場所です。

ですから精神的な繋がりや充足を優先させた

ということも納得できなくもないですが、

 

 

お互いがお互いの気持ちを知りながら、

そんな高度でピュアな繋がりを保つことが

できるなんて私には到底できない考えの

ようにも感じました。

 

そして肉欲や独占欲などの次元を超えた

一つの愛の形というものがあるのかも

しれないとチラリ

 

 

そして思うのでした。

 

彼にとって彼女は忘れられない恋の

お相手になるのだろうなって。

 

 

身体の触れ合いがあるのかとか

 

誕生日やクリスマスに会えるのかとか

 

抑えきれない想いが湧いたら?とか

 

 

そんなことが些末なことに思えるような恋が

12ハウスには潜んでいる気がしています。

 

 

そして誰にも言えないからこそ

いつまでも色褪せない”忘れられない恋”に

なるのかもしれません。

 

 

 

ありがとうございました虹

 

 

(恋の話をしていると、恋したくなるのは

単細胞な私だけでしょうか。これからお気に入りの

DVDでも観て擬似ってきますちゅー飛び出すハート