2020年8月16日、日田彦山線大行司駅にて。
再建なった駅舎。
昨日書いた記事の続き。
宝珠山駅からクルマを走らせ、大行司駅へ。
ここは、3年前の豪雨の際に土砂崩れで、1946年開業時からの木造駅舎が倒壊する被害が出たところ。
昨年12月、地元の東峰村が寄付金などを活用して駅舎を再建した。正面に掲げられた駅名看板は、「行司」がつく駅名にちなみ、大相撲の立行司・第41代式守伊之助が揮毫した。再建の記念式典には芝田山親方(元横綱・大乃国)らも出席したとのこと。
駅舎の再建はもちろん、鉄道での復旧を願ってのものだったが、最終的にはBRT転換となり、列車が戻ってくることはなくなってしまった。
山の中腹にあるホームへ、77段の石段を登って上がってみた。
2面2線のホーム、日田彦山線の彦山以南では唯一、列車交換が可能な駅。3年前の豪雨災害のときには、ここでキハ147形2両編成が取り残されたが、後にトレーラーで搬出された。
信号の灯も消え、レールには錆が浮いていた。やがてここの線路も、BRT専用道へと衣替えする。
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