日本語の意味になるように、(  )に入れるべき英単語を考えましょう。
(  )にはそれぞれ1単語ずつ入り、つづりの最初の方の文字が与えられています。


穴単 (U ) most of the (ap ), she had no (e ) in accounting.
ほとんどの志願者とはちがい、彼女は会計の経験はまったくなかった。



解答はこの下にありますので、うっかり見てしまいたくない方は、
紙などで隠されるとよいと思います。


さて、解答です。
(Unlike) most of the (applicants), she had no (experience) in accounting.
でした!


最初のかっこは、「~とちがって」という意味の前置詞unlike が入ります。
Unlike はlike にun がついて、反対語になったものです。

like は「~のような、みたいな」という意味の前置詞ですから、その反対に
なったわけです。


次のかっこは、「志願者」という意味の名詞が入りますが、それがapplicants です。
「ほとんどの志願者」なので、複数いるにきまってるので、s をつけるのを忘れずに。


動詞形はapply ですよね。apply for ~で、「~に申し込む」という意味になります。
それが名詞化するときには、2つのパターンがあって、

applicant であれば、「申し込みをする人=志願者」
application という形になると、「申し込みをすること」という動作を表す名詞

になります。


最後のかっこには、「経験」という意味の名詞であるexperience が入ります。


experience は不加算名詞にも可算名詞にもなれますが、可算名詞にするのは、
1つの経験、2つめの経験、というふうに数を数えて別個に扱う必要があるとき
がふつうです。


この場合は、べつに経験がゼロであるといえば言いだけで、経験が何個足りないとか
個数が問題になっているわけではないので、不加算名詞扱いにしておくのがよいです。



潮田耕一

「~なかぎり」という意味になる熟語に、
as long as とas far as の2つがあるじゃないですか?


その2つの区別って、慣れない人にはほんとわかりにくいだろうな、
と思います。


たとえば用例を書くと、as long as なら、


As long as you are alive, something good will surely happen.
生きている限り、何かいいことは起こるさ。


というような使い方があるし、as far as なら、


There was nothing but ocean as far as the eye could see.
見渡す限り、海しかなかった。


というような使い方があります。


これら2つの「~な限り」には、ちゃんとした区別があります。


as long as の「限り」は、「もし~なら」というif のニュアンスを
もつ「限り」です。
「生きている限り」は、「もし私が生きていれば、その間は」という
意味ですよね。


では逆に、as far as の例文で出てきた、「見渡す限り」の方は
どうでしょう?


as far as the eye could seeは、直訳すると、
「目が見えた限り」となりますよね?


それって、「もし目が見えたのであれば、その間は」という意味じゃあ
ないですよね?

「目が見えた限り」というのは、「目が見えた範囲に限れば」という
意味なんです。


まとめれば、

as long as の方は、「if」のニュアンスを持つ「限り」であり、
as far as の方は、「何かの範囲に限れば」というニュアンスの「限り」である、

ということとなります。



潮田耕一

begin とstart は同じ「~し始める」という意味を持ちますし、
その際の目的語には、to不定詞も動名詞も来ることができます。


おまけに、to不定詞が来ても動名詞が来ても、意味に差はないと
考えて良いので、特に区別にこだわる必要はありません。


それでも、一部動名詞の方が言えなかったりする場合って
あるんですよ。


たとえば、
「私は怒り始めていた」
のように、進行形の文を書くとしたら、
I was beginning...
というふうに、begin がすでにing形になっているときは、
後ろにまた動名詞というing形を持ってくることはしません。


つまり、
I was beginning getting angry.
とは言わないということです。


ingが2個も連なると語調が悪いからなんでしょうかねえ、たぶん。


だから、
I was beginning to get angry.
というふうに、to不定詞を使って言うことになります。


また、2つめの例としては、一部の動詞に関しては、
動名詞形を目的語に取ることはなかったりします。


それの代表例は、understand です。


begin to understand とは言えても、
begin understanding とは言えません。


これは、understand と同系統の動詞にも言えるようです。
たとえばrealize ですね。



潮田耕一

book は「本」という意味の基本的な名詞ですが、
動詞としてもふつうに使われます。


ふつうの高校生くらいの学力の人からすると、
「え、動詞になるの?意外~」という反応がかえって
くるものですが、
センター模試の英語で満点を取ってこれるくらいに
英語ができる受験生でも、
bookの動詞の意味を知らなかったので、驚きました。


book は動詞の場合「~を予約する」という意味で使います。
ホテルの部屋とか、レストランとかを予約する場合がふつうです。


なぜそういう意味になるかと言うと、ホテルとかの受付をイメージ
してください。


今はパソコンがあって当たり前ですけど、昔なら、宿帳があったと
思うんですね。


そうやって、宿帳(guest book)に予約者の名前を記入していたから、
book という言葉が「~を予約する」という意味になったわけです。



潮田耕一

withoutという前置詞は、後ろに
動名詞、つまり~ingを書いて、
「~しないで、~することなしに」
という意味になりますよね。


では、
「テレビゲームしてないで、英語を勉強しなさい!」
という命令文を英語にして、

Study English without playing video games!

と言っていいのでしょうか?
(ちなみにテレビゲームは英語ではvideo gameと言います)


これが、ダメなんですよ。


without ~ingは、厳密に意味を言いますと、
「同時に」~することはなしに
なんです。


なので、さきほどの例文は、
「テレビゲームを同時にやったりせずに、英語を勉強しなさい。」
という、「ながら勉強」を禁じる発言になってしまっているのです。


without の反対語であるwith にしても、「~と一緒に」という意味ですよね。
だから、without の場合でも、「~と一緒じゃなくて、同時じゃなくて」という
意味になっていくわけです。


そうではなくて、単に「テレビゲームしてないで、英語勉強しなさい!」
と言いたければどうしたらいいでしょうか?


それは、instead of ~ing を使えばいいのです。

Study English instead of playing video games.
となります。



潮田耕一

日本語の「という」は、英語ではto不定詞で表せる場合が
しばしばあります。


たとえば、「それをするという決定」であれば、
a decision to do it
と言うことができます。


しかし、どんな場合でもto不定詞で書けるわけではないんです、
残念ながら。


そのいい例が夢(dream)です。


たとえば
「俳優になりたいという彼の夢がかなった」
という文を、
His dream to become an actor came true.
のように書いてしまいます人はよくいます。


しかしそれは間違いで、dreamという単語はto不定詞を取ることは
できず、代わりにof を取ります。


of は前置詞なので、後ろに動詞を持ってきたいときにはing形にする
必要があります。


つまり、先の例文は正しくはこうなるわけです。
His dream of becoming an actor came true.
です。



潮田耕一

日本語の意味になるように、( )に入れるべき英単語を考えましょう。
( )にはそれぞれ1単語ずつ入り、つづりの最初の方の文字が与えられています。


The word carries no (der ) (imp ).
その単語は、軽蔑的な意味合いはまったく持っていない。




解答はこの下にありますので、うっかり見てしまいたくない方は、
紙などで隠されるとよいと思います。




さて、解答です。
The word carries no (derogatory) (implicaitonまたはimplications).
でした!


最初のかっこには、「軽蔑的な、見下すような」という意味の
形容詞derogatory が入ります。


同義語には、contemptuous とかdisparaging とかがあります。
出だしの文字が指定されているので、この問題では入れられませんけど、

これら2つの類義語は実際英語でよく使われていますし、覚える意味はあります。


次のかっこは、「意味合い、含意」という意味の名詞implication が入ります。


implication の動詞形は2つあると思っておくといいでしょう。すなわち、
imply とimplicate です。


imply の方は、「~を暗に示す」という意味で、この問題文でのimplication の意味は
ここから生まれています。


もう1つの動詞形のimplicate は、
be implicated in ~
という形で使われて、「(事件とか)に関係している」という意味になります。


ここから、implication のもう1つの意味である、「関わり」という意味が
生まれています。


ちなみにimplication は、複数形implications にしてもいいですよ。
むしろ複数形で使われることの方が自然なくらいですし。



潮田耕一

日本語の意味になるように、( )に入れるべき英単語を考えましょう。
( )にはそれぞれ1単語ずつ入り、つづりの最初の方の文字が与えられています。


He provided a (l ) (t ) of what she said.
彼は彼女の言ったことを直訳した


解答はこの下にありますので、うっかり見てしまいたくない方は、
紙などで隠されるとよいと思います。


さて、解答です。
He provided a (literal) (translation) of what she said.
でした!


最初のかっこには、「文字通りの」という意味の形容詞literal が
入ります。


そしてその次のかっこに、「翻訳」という意味の名詞translation を
入れれば、
「文字通りの翻訳」=「直訳」
となるわけです。


literal は大学受験レベルの単語ですが、似たような派生語がいくつか
あるためによく混乱を生みます。


今一度整理すれば、


literary =文学的な
literate =読み書きのできる
literal =文字通りの


ですね。3つとも形容詞です。


translation も大学受験レベルにおさまる基本単語です。
translate 「~を翻訳する」という動詞の名詞形です。


translate を覚える際には、translate A into B という形式で
覚えるのが基本です。「AをBに翻訳する」という意味ですね。


ちなみに、問題文ではprovide が使われています。「~を提供する」
という意味の動詞ですよね。

なのに問題文の和訳には、「提供する」という日本語を使っていません。

それは「直訳を提供する」という言い方は日本語としてはやや不自然なので、
シンプルに「直訳をする」と言ったほうがよいからです。



潮田耕一

日本語の意味になるように、( )に入れるべき英単語を考えましょう。
( )にはそれぞれ1単語ずつ入り、つづりの最初の方の文字が与えられています。


He will get (m ) than a (s ) on the (w ).
彼は軽い処罰じゃすまないだろうよ




解答はこの下にありますので、うっかり見てしまいたくない方は、
紙などで隠されるとよいと思います。




さて、解答です。
He will get (more) than a (slap) on the (wrist).
でした!


最初のかっこを考える際も、文全体の流れをつかんでからじゃないと
無理だと思います。


どちらかと言うと、まず2番目と3番目のかっこを先に考えた方がいいでしょう。

「軽い処罰」という意味の決まり文句がa slap on the wrist です。

手首を軽く打つこと=軽い処罰、というニュアンスです。

日本でも、子供の頃、相手に対する軽い罰ゲームとして、手首にしっぺをしたことが
ある人は多いと思います。


そのあと最初のかっこに戻って、「軽い処罰じゃあすまない」というのはつまり、
「軽い処罰以上のもの」という意味かな、と思えれば、
最初のかっこにmore が入ることがわかるでしょう。



潮田耕一

日本語の意味になるように、(  )に入れるべき英単語を考えましょう。
(  )にはそれぞれ1単語ずつ入り、つづりの最初の方の文字が与えられています。


He should receive (p ) (rem ) for his work.
彼は労働に対して適切な報酬を受け取るべきだ。




解答はこの下にありますので、うっかり見てしまいたくない方は、
紙などで隠されるとよいと思います。




さて、解答です。
He should receive (proper) (remuneration) for his work.
でした!


最初のかっこは、「適切な」という意味の形容詞ですから、properを
入れればいいだけのことです。簡単でしょう。
他に入れることができる単語もなさそうに思います。


次のかっこは、「報酬」という意味の名詞です。出だしがrem なので、
remuneration しか入れられなくなっています。


出だしの指定がなければreward も入れられますが、reward はむしろ
可算名詞として使って、a reward とする用法の方が優勢に思います。


逆にremuneration は不加算名詞として使う例が優勢です。a をつけることも
ありますけどね。


もちろん、reward にしてもremuneration にしても、セットとなる前置詞はfor

です。



潮田耕一