ウキウキ鳥見日記 -5ページ目

ウキウキ鳥見日記

バードウォッチングの日記です。

轟海岸で夏鳥のアジサシ類を堪能すべく、7月8日から7月11日までの日程で石垣島にやってきました。



今まで石垣島へは5回来てるから、今回は6回目だ。石垣島が好きなのです。

今日飛行機が石垣空港に着いたのは17:00だから、ホテルまでの移動のみで本格的な鳥見は明日だけど、少し遠回りして鳥を探しながら走ると、すぐにシロハラクイナが県道をお散歩し、電線にはシロガシラが....さすがバードアイランド石垣島だ。ヒクイナらしきいい感じのクイナもいたし(先に手前のヒヨドリ見てたために遠くのクイナは双眼鏡で見る前に消えてしまった)、やっぱ凄いぞこの島。


宿は大自然の中のホテルがウリだけあって、夕方にリュウキュウコノハズクやアカショウビンの声がすぐ近くから聴こえた。
米原キャンプ場が近くて、米原キャンプ場の海岸林はアカショウビンが容易に観察できる奇跡のようなところだから、明日の朝飯前に米原キャンプ場を散策して、アカショウビンを堪能してしまおう。
それにしてもこちらのハシブトガラスはちっちゃい。対馬のハシブトガラスより小さいかも。

明日はアカショウビンの後に川平湾のクルマエビ養殖場でアジサシ類を見て、それから石垣島の北端までドライブして、午後は轟海岸でアジサシ類を堪能して、夕方は新川地区でアジサシ類かな。どんだけアジサシが好きなんだ。

PLフィルターも買い替えたし、楽園写真が撮りたい。

対馬探鳥の5日目。

今日は帰るので探鳥は午前中だけです。

渡りの遅いヤマショウビン探索のために佐護川下流の左岸を目指す。

途中、井口バス停のちょっと手前で車を路駐し、ツリスガラがいないかとヨシの群落を探っているとアカショウビンの囀りが聞こえた。

遠いので向う岸に行こうと井口の橋を渡ったけど獣害防止柵に阻まれてアカショウビンの近くへは行けなかった。


ヤマショウビン監視場所は佐護川左岸の鳥居和夫商店のちょっと前の辺りだ。

ここは44年前、まさに到着したヤマショウビンを発見した場所だ。

1980年5月5日の朝、ヤマショウビンは背後の山を越えて飛んで来て、佐護川を横切り、対岸の林へと消えて行った。相棒の東君が「ササゴイじゃねえか?」と言ったのは一生の不覚と言わねばならぬ。


商店の自販機で買った缶コーヒー飲みながら、向こう岸にヤマショウビンが到着するのを待つ。
ヤマショウビン監視だけでは飽きるので、背後の山のタカの渡りも楽しむ。ヤマショウビンとアカハラダカの両狙いだ。

2時間監視したがヤマショウビンは現れず、アカハラダカは1羽見られた。こちらの亜種チョウセンハシブトガラスはハシブトガラスのくせに随分とちっちゃくて、タカを追いかけていじめる習性があるとのことで、ちっちゃいハシブトガラスが、もっとちっちゃいアカハラダカを追いかけまわしていた。アカハラダカは小さくて両翼の先端が黒いので識別は容易だった。


3時5分発のプロペラ機で対馬を後にする。

見たことない種を3つ見れて満足の対馬探鳥だった。

次は7月に沖縄県石垣島の轟海岸でアジサシ類を堪能する予定です。

対馬で探鳥4日目です。

まずは佐護の湊浜シーランドステージの駐車場に車をとめて、タカの渡りの観察だったが、40分間ではハイタカが上空を通過しただけで、渡りをするタカは現れなかった。

それにしてもこの湊浜シーランドステージは広い干潟を埋め立てて造成され、向かい側には佐護湊漁港が昭和50年頃から造成が始まったから、今では干潟、というか浅い砂浜は完全に消失している。44年前、砂浜にカラシラサギがいたのを鮮明に憶えている。

〈1975年の航空写真。いい感じの浅い砂浜がある〉

ここはジャンボシロギスが釣れることで有名だったけど、今でもキスは釣れるのだろうか。44年前に釣りエサにしようとジャリメを掘った所もなくなっている。

湊浜シーランドステージの前の道で、山の斜面からコマドリ的だがコマドリより弱々しく繊細な囀りが聴こえた。残念ながら姿は見えず。


次は湊入口バス停付近を探鳥した。

ヤマガラのつがい、巣材をくわえたホオジロ♀、オオヨシキリの囀り、等々一般種のみで、春の対馬らしい鳥は現れない。渡りのピークはとっくに過ぎていたのだ。



足が疲れて来たので、午前中で終了して、午後は岬の絶景などの観光をした。


明日は帰るので、鳥見は午前中だけだ。渡りの遅いヤマショウビンの捜索だけする予定です。