ウキウキ鳥見日記 -4ページ目

ウキウキ鳥見日記

バードウォッチングの日記です。

石垣島4日目だが、10時にレンタカーを返却するので、探鳥は2時間ぐらいしかできない。

まずは、ホテルから15分ほどの底地(すくじ)ビーチに行った。狙いはアカショウビンだ。アカショウビンは石垣島の至る所にいるが特に海岸林に多い。食性が動物食で、トカゲとカニの両狙いなのだろう。

今や海水浴客がほとんどいなくなったのに無駄にだだっ広い駐車場に車を駐車すると、早速アカショウビンが右手の林から現れ左手の林へと消えて行った。

左手の林は密集しているので、アカショウビンの声はすれども姿は見えない。
至る所からアカショウビンの声が聴こえるが姿はなかなか見れない。
米原キャンプ場の海岸林だったら密集してないから簡単にアカショウビンが見れるのにな。
すると今度は左手の林から現れ右手の林へと消えて行った。

底地ビーチへの入口。
アカショウビンとウミガメがウリなんだね。

底地ビーチは、遠浅でハブクラゲ侵入防止ネットを備えた幼児にも安心安全なビーチだ。

その後は、嵩田植物園でツマベニチョウが見たかったのだが、ネットでは木曜日は定休日とあって断念、空港周辺の農耕地などを探鳥してからレンタカーを返却し、石垣空港へ。
今から搭乗です。
石垣島、波照間航路と実に楽しい探鳥でした。
オオアジサシとカツオドリは今回が初見で、ライフリストの302種目と303種目でした。



さて、石垣島でバードウオッチングの3日目です。

昔はいっぱいいたエリグロアジサシが姿を消してしまい、純白のエリグロアジサシが、轟海岸の大岩の上を南国の濃い青空をバックに群れ飛ぶ写真が撮りたかったのだが、それも叶わぬこととなってしまった(泣)

エリグロアジサシが見られないなら、何かこれはという鳥を見たい。

で、思いついたのがカツオドリだ。

カツオドリは八重山諸島の仲御神島(なかのうがんじま)で繁殖しており、その周辺海域で見られる。石垣島→波照間島のフェリーに乗船すれば容易に見られるらしい。

米原キャンプ場近くのホテルで朝7時の朝食をとってから、石垣港離島ターミナル8時発の大型高速船に乗船するという離れ業を達成。まんまと波照間島行きに乗り込んだのでした。



もはや一般席の窓際は空きがないので、千円余分に払って2階のスーパーシートの窓際に座ったのだけど、これは結果的に大成功。ここでなければカツオドリの撮影はできまい。



最初に現れた海鳥はオオアジサシだった。

船が黒島の左側を横切るかというタイミングでカツオドリがスッと登場。

スマホで撮れるほど近くを船と並行して飛んでる。船に驚いて海面から飛び出したトビウオを狙ってるんだとか。
のべつ幕なしで数羽のカツオドリが船の近くを滑空している。1番近い距離の時は窓から2メートルぐらいか。
憧れのカツオドリを伴い船は波照間港へ。
せっかく来たんだから乗って来た船で石垣島に戻るのではなく、次の13時の高速船で帰ろう。それまでは日本一美しいと評判のニシ浜を見物だ。





さすがに美しい。砂がきめ細かくてパウダーのようだ。
今までの自分の1位は宮古群島の伊良部島の渡口の浜だったが、ニシ浜はそれに匹敵するかそれ以上に美しい。
帰りの小さい船は航路が違うからかカツオドリは現れなかった。
石垣島に帰ると、アンパルや空港周辺の農耕地などを探鳥してからホテルに戻った。

(追記)

轟海岸の近くで2羽のインドクジャク🦚を見た。もちろん外来種なのでライフリストに入らない。





石垣島でバードウオッチングの2日目です。

まずはアカショウビンが容易に観察できる米原キャンプ場へ。ホテルから車で4分だ。

アカショウビンは撮影したことがないので、今回はバッチリ撮影して、A4に伸ばしてリビングに飾ろう。今飾ってる舳倉島のキビタキはもう飽きた。次はアカショウビンに決めた。

(これが今リビングに飾ってるキビタキ)

などと取らぬ狸の皮算用してたら、なんと米原キャンプ場は閉鎖されてて、全くアカショウビンの撮影地に入れない。


次は川平湾のクルマエビ養殖場にアジサシ類を見に行った。ここはクルマエビを狙ってアジサシ類が集まるらしい。

県道からクルマエビ養殖場への名も無い道に入ると、この道はクイナロードだった。シロハラクイナが3羽、それと赤いクイナがゆっくり走る車の脇から飛び上がり大慌てで逃げて行った。オオクイナは森林性の鳥だから、これはヒクイナだろう。

クルマエビ養殖場にはアジサシ類は1羽も飛んでなかった。

ここでオオゴマダラという蝶が見られて感激だった。


それから石垣島で1番美しいビーチと評判の平久保ビーチまでドライブだ。


*途中の玉取崎展望台の風景

(北方を望む)
(南方を望む)

平久保ビーチの駐車スペースは6台が限界だ。石垣島で1番美しいビーチの駐車スペースが6台って凄いね。

平久保ビーチへ至る小径

平久保ビーチだけど、ブログ用にスマホで撮ってるので本当の美しさは出てないかな。α7ⅡではちゃんとPLフィルター使って撮ってるので、とんでもなく美しいビーチであることがわかる。
このビーチは砂がきめ細かく、伊良部島の渡口の浜の砂みたいだ。


平久保からの帰り道、野底の「キッチンみさき」というお店で八重山そばを食べた。いやはや美味いこと美味いこと。今まで食べた沖縄そばのNo.1だ。

食べログでも高評価だから誰もが美味いと思うのだろう。


午後はアジサシ類を堪能すべく轟海岸へ向かった。しかし海岸へと歩いて向かう細い道が1時間前のスコールで水没してて轟海岸へは行けなかった。

それではと、轟海岸と地続きの白保海岸へ行った。どちらも大きな岩が転がってて同じ景観だ。なぜ轟海岸推しなのかというと轟海岸の方が人がいないからだ。

(白保海岸)

さて30年前、白保海岸にあんなに群れていたエリグロアジサシが今年は1羽もいない。

炎天下で、奇岩と純白のエリグロアジサシをモチーフに楽園写真を撮ろうという目論見はあえなく潰え去った。


新川の石垣港もアジサシ類はほとんどいなかった。

石垣港へ向かう途中、アカショウビンが県道を横切った。

アカショウビンは日本には2亜種生息している。沖縄県や奄美群島に生息する亜種リュウキュウアカショウビンは紫がかっていて、本土に生息する亜種アカショウビンと少し色が違うが、むろん道を横切って飛ぶのを見たので違いはわからない。


農耕地を車で走っていると、ムラサキサギを発見した。


そんなこんなで、アジサシ類は絶不調でした。


宿泊したホテルは、美しい星空がウリのひとつで、23時頃、射手座方向の天の川を写して見た。

レンズは28mmf2  ISO1600 絞り開放、シャッター速度は20秒