対馬でバードウォッチング2 ②シベリアアオジ・キマユホオジロ・カラシラサギ | ウキウキ鳥見日記

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バードウォッチングの日記です。

対馬の2日目です。昨日はほぼ移動だけだったから実質今日から鳥見の開始だ。

ホテルで7時に朝食をとり、8時に出発して最初に行ったのは舟志(しゅうし)の森自然学校だったが、ここは鳥の気配がなく早々に引き上げ、佐護の大岩橋たもとの土地改良の記念碑前に車をとめて佐護川右岸のブッシュを探鳥した。ここは去年の5月にコホオアカの小群が居着いていたところだが、今年はコホオアカではなくノビタキの小群が居た。


それから大岩橋下流左岸の田んぼの周りを歩いた。


20羽ぐらい居るシラサギを1羽1羽識別していくと、コサギの大きさでクチバシが黄色く冠羽があるのが1羽見つかる。カラシラサギだ。

〈右がコサギ、左がカラシラサギだ。カラシラサギは冠羽が風でエリマキトカゲのようになってる〉

シギはタカブシギの5羽位の群れと足もとからジシギの仲間が飛び立った。


それから田ノ浜に行ったが、そこは不発だったので佐護に戻り、湊大橋のたもと付近に車をとめて佐護川右岸を探鳥した。

湊大橋のたもと付近のブッシュでエンベリザの小群を発見。最初に見たのはアオジだったが、よく見るアオジと色合いが異なり黄色味がない上に顔がやけに黒い。これは亜種シベリアアオジだろう。

小群にはアオジがいるだけではなく、キマユホオジロも居た。これは嬉しい。


どうも低調だけど、渡りのピークはまだ先なので、明日以降を楽しみに、後は棹崎公園にて双眼鏡で韓国を遠望したり、日本の渚100選に選ばれた風光明媚な三宇田浜海水浴場を見物したりして早々とホテルに帰った。


〈三宇田浜海水浴場の右側〉

(追記)
シベリアアオジだが、昨年9月に出た鳥類目録第8版ではアオジとは別種の独立種となっている。ということで、シベリアアオジは実はライファーだった。ライフリストの304種目だ。