「スキャンダル2」です。
<#15 政略結婚 Boom Goes the Dynamaite>
どう考えても新たなキーマンとなりつつあるジェイクですが、彼の身の上が今回明らかに。
彼は海軍時代のフィッツの友人で、今はフィッツの命により、オリヴィアを監視していたのでした。
最初から私フィッツのこと好きになれなかったけど、このストーキングの一件で完全に確信しました。
フィッツはマジキモ野郎です!!
しかも大統領の立場を利用してこんなことするなんて、重罪犯じゃん!
キモいだけでなく、マジ許せん。
フィッツったら、ただの優男だった時はまだ同情できてたのに、どうしてこんな風になっちゃったの!?
それはともかく、ジェイクは最初は、何か国家的な機密があるのではないかと思いながらオリヴィアを監視していたわけですが、徐々に、プライベートな監視だということに気付き始めます。と同時に、ジェイクとオリヴィアは、アポのようなデートのような逢瀬を重ね(?)、お互いに惹かれあっていくのですが、これは大変、自然な流れで描かれていると思います。
悪いけど、この二人がくっついたらフィッツなんて出る幕ないんじゃない?
それでもオリヴィアがフィッツに執着するなら、それは多分、恋というより権力欲の類ではないのかな。
その辺の感情は、使い分けたり断ち切ったりするのが難しいというのはなんとなく分からないでもないですが、客観的に生のフィッツに魅力を見いだすことはもはや難しいですね。
さて、今回のオリヴィアへの依頼は、政治家一家コールドウェル家の二男ウィルが州知事選に立候補するのにあたり、パートナーを見つけてくれというもの。州知事になるのに、独身であることがネックになるだなんて、いかにも前時代的なんだけど、アメリカでもそんなもんなんですね。保守派のみならずリベラル派にも心証が悪いみたいです。
で、このウィル、爽やかイケメンであるにもかかわらず、恋人はおろか浮いた噂も一切なく、ゲイでもない。そんなんでは選挙に勝てないのでなんとかしなくては、ってオリヴィアたちがパートナー探しに奔走するわけだけど、まぁ視聴者は間もなく分かったと思います、長男の妻マリオンと出来てるって。このマリオンがいちいち挙動不審だし、表情もビクついてるのでね、演技としては上手ですよね。
でもさ、こういう「独身で結婚経験もない奴は信用できん」みたいな風潮ってそろそろどうなのよって思いますよ。感情的には分からなくもないけれど、じゃ、結婚さえしてれば、それが政略的なものでも、兄弟の妻を寝取ってるようなヤツでもいいって? そういうことじゃないでしょ。まぁいいですけど。
さて、ラストは、ジェイクがフィッツにオリヴィアに恋人がいるかどうかを尋ねられて、ジェイクが彼女には恋人はいませんってキッパリ言うっていうシーンでしたが、なんかキュンと来ましたよね。だって、オリヴィアはジェイクの「デート」の誘いにイエスと言ったばかりだったし、ジェイクだって恐らく、いや分からないけど9割方まちがいなく、オリヴィアに惹かれてるでしょ。
つまりジェイクは、親友であり今では大ボスである大統領をある意味、裏切って(つまり反逆行為ともいえることをして)、オリヴィアと恋仲になろうとしてるんだよね、そういうことだよね?
まぁでもジェイクも完全に信用できるかっていうとよくわからない、何しろ切れる爽やかイケメンだからねー
次回以降も見逃せなくなってきました!
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