人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -14ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「デスパレートな妻たち8」です。

<#9 深い絶望 Putting It Together>


深刻な事態になってきてますよね。

今回は喜劇から悲劇への転換点って感じでした。


問題は刑事チャック。

ヤツが失恋の腹いせにしつこく4人に嫌がらせ的なことをしてるから、問題が大きくなって、話がややこしくなってきちゃったんですよね。

まぁ確かに4人(+カルロス)のしたことは犯罪なんだけどさ、チャックは刑事としての使命感じゃなくて、ブリーへの恨みでやってるってことがハッキリしたしね、今回のセリフで。


それにしても、4人の友情が崩れていく様子、順を追って見ていたけど、ちょっとよく分からないんですよね。特にブリーが孤立していく理由が・・・


だって、それぞれが、というか特にブリーがみんなにいろんなことを言わずに隠していたのは、ブリーの言うとおり、みんなを守りたいからっていうのは明らかだと思うのね、それなのに、みんなのブリーへの仕打ちは、いくらみんなが精神的に余裕なくなってるとは言え、ちょっと酷過ぎる。もうちょっと冷静になって、これまでの友情を思い出して、みんなで乗り越えようよって思います。


とにかくそんなわけで、ブリーはまたお酒に手を出してホントに酷い状態に陥り、遂には銃を持ってモーテルへ。この流れは自然で、もうそうするしかないって状態に彼女は追いこまれてますよ。そこにメアリーアリスの亡霊まで登場して、今はつらくはない、なんてことを言い出す。ちょっとブリーをこれ以上けしかけないでよっって思ったけど、あれはブリーの妄想だからね、メアリーアリスに罪はないワケで。でも、ブリーには何としてでもこの窮地を乗り越えていただかないと!誰かブリーに救いの手を!!


あと今回ちょっともしかしてって思ったのは、リネットとトムの関係。

トムはリネットの打ち明け話を聞いて、恋人ジェーンとのフランス旅行を中止してしまいます。

別居中で恐らく離婚間近の二人とはいえ、やっぱり家族なんだよね。お互いが、お互いの子供たちの親でもあるし。恋人が別れるみたいに、ハイそれまでよ後は知りません、なんてわけにはいかない。

トムもそれなりに責任感もある、優しい男だし。

もちろん、トムの気持ちはジェーンに向かっていたわけだけど、殺人の告白を聞いてしまったからには、放ってはおけないですよ。


今回の中でほんのちょっとだけ笑えるシーンがあったとすれば、ギャビーの施設での出来事。

彼女の臨機応変な対応って、毎回おかしくて感心するんだけど、今回は依存症の矯正施設で、面会不可のカルロスに会うために、全く関係ない別の家族の一員みたいにして入り込んで、カルロスの部屋番号を入手するっていう。まぁ現実的にはありえないんだけど、その無関係の家族とのやり取りがホントに可笑しくて・・・。深刻な今回のエピの中で若干プハッと笑えるシーンでした。


で、なんだかんだ言ってもこの中で(あくまで比較論としてですが)一番お気楽に悩んでるのはスーザンって気がしてます。彼女は、殺人を自白するような絵を描いてから、高名な批評家(コレクター?)にすっかり才能を気に入られて、ニューヨークへ行かない?なんて、願ってもないチャンスを与えらます。

この街から逃げ出そうと思っていたスーザンにとっては渡りに舟って感じで早くも引越し準備を始めるわけだけど、スーザンってホント、自分のことしか考えてないよね、マイクとかMJのこととか考えてる?


そしてチャックの引き逃げなんだけど…

よくわからなかったけど犯人ってもしかして??

そういえば、ずいぶん前にもひき逃げ事件ってありましたよね。

かつてのこのドラマへのオマージュ的な演出かしら。


ラストシーズンもまだまだこれから、ますます興味深い展開が待っていそうで、本気でドキハラしながら期待してます!!



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このシーズンが近づいてるんですね!

年末年始に、BS/CSチャンネルなどで海外ドラマのシーズンを一挙放送ってヤツです!!


ケーブルテレビの冊子見てたら、なんとなんと!

機会があったらシーズン1から是非見たいと思っていたドラマランキング第1位(←個人的ランキングです)のあのドラマが!!


●「メンタリスト」シーズン1全23話

1/1(水)~1/3(金)午後0時~(スーパードラマTV HD)


人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記-メンタリスト

いやん、これは絶対に見逃せない!!

ある程度、HDDの容量を空けておかなければっっ


ご参考まで、その他にもこんなのあります。


●「グリム」全22話集中放送

12/7(土)~毎週土曜午後2時~夜7時(12/28のみ午後0時~)(スーパードラマTV HD)


●「クリミナル・マインド」シーズン2全23話

1/3(金)~1/5(日)夕方5時~ほか(スーパードラマTV HD)


●「NCIS」シーズン1~10全234話←これすごくない!?!?ギネス世界記録に挑戦だって!

12/29(日)午後11時~1/8(水)午後5時(FOX HD/FOX)


●「HAWAII FIVE-0」シーズン1~3

12/27(金)~1/3(金)(AXN海外ドラマ)


●「SUITS/スーツ」シーズン1・2

12/30(月)~1/3(金)(WOWOWプレミア)


他にもまだありそうですので、興味がある方は、各社のウェブや冊子などでチェックしてみてください!!


私は今、俄かに外付けHDDを検討しようかともくろみ中です。

てか、年末年始も普通にドラマ三昧の日々が予定されてる自分がかわいくもあり、哀しくもあり・・・笑



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「スキャンダル2」です。

<#14 嵐の予感 Whiskey Tango Foxtrot>


前回のラストから10カ月くらい経ったという設定の今回。
このドラマで最も、というか唯一、犯罪に加担していない潔白な人物である
デイヴィッド・ローゼンが窮地に立たされます。もう個人的に感情移入できるまともな人がこの人しかいないので、私はこの人だけは支えたいのだけど、まぁどんどん最悪な事態に巻き込まれていきますよね、ホントに気の毒。


彼は例の疑惑追及から検事としての身を追われ、今は細々と講師としてなんとか生計を立てているようなのですが、ある朝目覚めたら、隣で女が下着姿で死んでいました。もうどこまで不遇なんだろう。

何かの策略に嵌められたことは間違いないのですが、とにかく大変なことになったってことでオリヴィアに助けを求めます。


デイヴィッド、死体の女性とは一夜限りの情事を楽しんでいたことは事実のようで、アビーとはあれっきりになっていたんですね、なんだか切ない、だってあの二人すごく愛し合ってたのに。


ところで今回初登場した、新たなキーマンとなりそうな人物がいます。オリヴィアと偶然を装ってカフェで出会ったジェイク・バラード。口も達者だし、なにしろ爽やかで魅力的なルックスだし、もう完全に怪しい、ただものじゃないでしょって最初から分かりましたよね。もちろん、オリヴィアも最初からこいつなんかあるって気付いたと思うんだけど、まさか自分の部屋が監視されてるとまでは思ってないんじゃないかな。いや、わかりませんが。


しかし今回の堕天使大賞はやはりフィッツでしょうね。彼は自分が不正選挙によって選ばれた言わば「ニセモノ大統領」だったということを知って、ソーントン判事をその手で亡きものにしてから、一枚皮を脱いで大物になるかなと思わせた前回のラストの期待(?)を大いに裏切って、ただの依存症のなりそこないみたいになってました。ある意味、期待通りかも。どこまで行っても大物にはなれないですよね、この人。


その点、どんどん悪役の大物っぷりを表し続けるのがファーストレディのメリーです。

フィッツに対して、不正選挙を最初から推し進めたのはサイラスだ、みたいなことを言い始めます。もう自分が上がるためには、とにかくつぶせるヤツからつぶしてけって魂胆ですよね。恐ろしい。

まぁサイラスもそもそもが腹黒いところもあるから、勝手につぶし合ってろって感じですけど。


そして、今回久々に、というか物語の設定としては10カ月ぶりに、オリヴィアとフィッツがことに至るんだけど、結局、体だけの関係みたいな感じで冷めたことをフィッツが言って、はいそれまでよ的に終わってしまいました。この二人の関係も、別の権力を持った二人がお互いを利用しあうための、ただの生物学的作用というかドーパミン作用であって、真実の愛とは程遠いと私は勝手に思っているので、ますます興味が持てません。


なんだか、ホントに魅力的な人物が見出せなくなってきたな、このドラマ。

とはいえ、不思議と関心はあるんですよね、この先どうなるんだろうかっていう。一応、今のところは、ですが、果たして。。。




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「シェイムレス3」です。

<#8 家が取られちゃう!Where There's a Will>


今回もしっかり新たなタブーに挑戦してましたね。

社会の差別や偏見に立ち向かう時に、常に存在してしまう葛藤みたいなものを見事にコメディで表現しているんだけど、その内容たるや実は本当に深くて厳しいんだよね、まぁそこまで真面目に検討するものじゃなくてサラリと受け流すのがスマートなんだろうけど、でもそんな風に見ることで社会問題に深く切り込んでることを勝手に発見したりして、興味深いテーマになってくるんです。そう考えるとホントにすごいドラマですわ。


そして、カレンの帰還で案の定、ダメ男リップ再来しちゃったなー。思った通りなんだけどちょっと残念。


今回の大きな話題としては、従兄のパトリックが偽造した遺言により、ギャラガーズが住んでいる家が取られちゃうってことでした。

パトリックは、ジンジャーが死んだことを知ってから遺言を偽装したっていう最悪なヤツなんだけど、まぁ正直、フィオナたちも生活のためとはいえ同じことをやってるわけで、善悪の線引きは一応、できなくはないけど、難しい。


ともかく、何らかの解決策を打たないと、家族全員路頭に迷うわけだから、みんなで知恵を出し合って、リップは猛勉し始めるんだけど、結局、法律は味方してくれそうもないってことで、ミッキーにパトリックを脅させるっていう意見で仕方なくまとまります。ところがパトリックが意外と強くて、ミッキーたちはあっさりやられて赤字まで作って帰ってきちゃう。


まぁ最初から、そんな解決策はロクでもないわけで、仕方ないんだけど、また途方に暮れてしまうフィオナたち。


ところで、戻ってきた最悪女の美少女カレンがリップの恋心に付け込んで、リップとマンディの間を裂こうと画策し、見事大成功。リップは、マンディに酷い言葉を投げつけ家から追い出して、カレンの色仕掛けにまんまとハマってやり始める。

マンディに酷いこと言ったのは、リップのマンディに対する配慮もなくはないだろうし、そう考えると気持ちもないまま引っ張るよりはいいんだろうけど、ま、正直、本心でもあるし、ちょっと最低ですよね。カレンについては、嘘つきで最低な女と知りつつ、よりを戻しちゃうのは、惚れた弱みで仕方がないし。

個人的にはマンディと上手くやってるリップが好きだったけど、カレンが戻ってきちゃったんだからまた最低な男に戻るしかないんだよね。


さて、絶体絶命の窮地に立たされたギャラガーズの家騒動は、デビーの発言により思わぬ展開で幕を閉じます。これが副題の「意志あるところに何とやら」っていうのの一つの意味だと思います。でもさ、一応、中学生のデビーが親戚の性悪男にいじられたって話してるんだから、もうちょっともうちょっとみんなデビーの心と体を気遣ってあげてよ、それを聞いたフィオナまで、あからさまに、よっしゃこれで住み続けられる!みたいな顔してたし。

まぁデビーもなぜか今回はそんなに傷ついてないようだったから、いいのかな・・・いやよくはないけど。



一方ヴェロニカたちの子作り騒動の方は、ヴェロママがすっかりやる気になってきちゃってるっていうなんとも避けたい展開に。絶対排卵期だからって、すごい張り切った格好でやってきたけど、予定より何日も早いってヴェロが指摘した時点で、私はちょっと怪しいと思いましたよ、子作りじゃなくて、行為自体をすごく楽しみ始めちゃってるんじゃないかって。

この話題、最初から激しいうんざり感満載なんだけど、ここまで来ると、もういい加減勘弁してほしいです。

とはいえ、ラストにはヴェロママがケヴィンにメールしてるし、ああもうホントやめてー!これ以上、この話題を膨らませないでください!!笑



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「ホームランド」ファーストシーズンです。

<#8 弱点 ACHILLES HEEL>


うわ、私これまたすっかり騙されちゃってたってワケですね。。

いやマジでこのドラマすごいゎ。


今回のエピで分かったことは、キャリーっていうのはホントにモロくて危ういところがあるし、当然間違えることもあるんだけど、やっぱり仕事的な勘は鋭いんだよね。

私は視聴者だからか、キャリーにとてもシンパシーを感じながら見て、キャリーと一緒に一喜一憂しちゃってる。だから物語の流れに沿って、それみたことか!うわ騙された!っていちいち反応してて、これって視聴者としては優等生っていうか、完全に製作者の思惑通りに動かされてるってことですよね…笑


今回の緊迫感あふれる見どころとしては、やはりウォーカーの捕獲作戦。

留守電の家族の声を聞きたくて電話してくるウォーカーをキャッチするために、キャリーは妻に電話に出て無言の相手に語り続けるように促します。ウォーカーの妻は作戦通りに電話に向かって息子の話などを語り続け、遂に彼の声を聞いた瞬間に、自分の個人としての過ち(?)に気付いてウォーカーを逃がします。誰も彼女を責めることはできないし、すごくリアリティのあるシーンだったと思います。


あと個人的に好きだったのは、ウォーカーの確保に失敗し、公開捜査に踏み出すことが決まった後で、キャリーがブロディにそのことを伝えに行くシーン。キャリーは個人としての精一杯の誠意を見せるのに、ブロディは少し冷たく突き放す。キャリーとしてはショックだよね、で、孤独を感じてソウルに、自分は一生独りだと悟ったみたいな心情を吐露するんだけど、気の毒だなぁと思いましたよね。多分その場にいたら、大丈夫、あなたまだ若いしキレイだし、未来はいかようにも変えられる、とか慰めてあげたいと思うだろうけど、ソウルと同じように、ただ黙って聞いてるかもしれないな。それなりに彼女の抱える問題は深刻だし、彼女自身が乗り越えなければならない壁ですから。


でもかといって、ブロディを責めても仕方ない、ブロディは立派に任務を成し遂げて帰還したアメリカの英雄で、もともと家族持ちだし、失われた時を取り戻して幸せに生きる権利は彼にはある・・・とか思っていたら衝撃のラストでしょ!? 


ブロディ、あんたホントに信じられない男だわ!!最低ね!!


て感じで、今回のエピは私の中では幕を閉じたわけですが、とはいえ、ブロディにも一縷の魂があって、彼を単純に責めることはできない事情が彼にもあるだろうし、それに恐らく、キャリーへの気持ちもなくはないと思うんだよなー。

と、結局、ミッションの謎解きよりも二人の恋バナの行方に興味津津な私。はい、市井のミーハーです。


ともかく、この物語、まだまだ事の真相は謎だらけだし、今後の展開にも期待したいと思います。



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