「デスパレートな妻たち8」です。
<#9 深い絶望 Putting It Together>
深刻な事態になってきてますよね。
今回は喜劇から悲劇への転換点って感じでした。
問題は刑事チャック。
ヤツが失恋の腹いせにしつこく4人に嫌がらせ的なことをしてるから、問題が大きくなって、話がややこしくなってきちゃったんですよね。
まぁ確かに4人(+カルロス)のしたことは犯罪なんだけどさ、チャックは刑事としての使命感じゃなくて、ブリーへの恨みでやってるってことがハッキリしたしね、今回のセリフで。
それにしても、4人の友情が崩れていく様子、順を追って見ていたけど、ちょっとよく分からないんですよね。特にブリーが孤立していく理由が・・・
だって、それぞれが、というか特にブリーがみんなにいろんなことを言わずに隠していたのは、ブリーの言うとおり、みんなを守りたいからっていうのは明らかだと思うのね、それなのに、みんなのブリーへの仕打ちは、いくらみんなが精神的に余裕なくなってるとは言え、ちょっと酷過ぎる。もうちょっと冷静になって、これまでの友情を思い出して、みんなで乗り越えようよって思います。
とにかくそんなわけで、ブリーはまたお酒に手を出してホントに酷い状態に陥り、遂には銃を持ってモーテルへ。この流れは自然で、もうそうするしかないって状態に彼女は追いこまれてますよ。そこにメアリーアリスの亡霊まで登場して、今はつらくはない、なんてことを言い出す。ちょっとブリーをこれ以上けしかけないでよっって思ったけど、あれはブリーの妄想だからね、メアリーアリスに罪はないワケで。でも、ブリーには何としてでもこの窮地を乗り越えていただかないと!誰かブリーに救いの手を!!
あと今回ちょっともしかしてって思ったのは、リネットとトムの関係。
トムはリネットの打ち明け話を聞いて、恋人ジェーンとのフランス旅行を中止してしまいます。
別居中で恐らく離婚間近の二人とはいえ、やっぱり家族なんだよね。お互いが、お互いの子供たちの親でもあるし。恋人が別れるみたいに、ハイそれまでよ後は知りません、なんてわけにはいかない。
トムもそれなりに責任感もある、優しい男だし。
もちろん、トムの気持ちはジェーンに向かっていたわけだけど、殺人の告白を聞いてしまったからには、放ってはおけないですよ。
今回の中でほんのちょっとだけ笑えるシーンがあったとすれば、ギャビーの施設での出来事。
彼女の臨機応変な対応って、毎回おかしくて感心するんだけど、今回は依存症の矯正施設で、面会不可のカルロスに会うために、全く関係ない別の家族の一員みたいにして入り込んで、カルロスの部屋番号を入手するっていう。まぁ現実的にはありえないんだけど、その無関係の家族とのやり取りがホントに可笑しくて・・・。深刻な今回のエピの中で若干プハッと笑えるシーンでした。
で、なんだかんだ言ってもこの中で(あくまで比較論としてですが)一番お気楽に悩んでるのはスーザンって気がしてます。彼女は、殺人を自白するような絵を描いてから、高名な批評家(コレクター?)にすっかり才能を気に入られて、ニューヨークへ行かない?なんて、願ってもないチャンスを与えらます。
この街から逃げ出そうと思っていたスーザンにとっては渡りに舟って感じで早くも引越し準備を始めるわけだけど、スーザンってホント、自分のことしか考えてないよね、マイクとかMJのこととか考えてる?
そしてチャックの引き逃げなんだけど…
よくわからなかったけど犯人ってもしかして??
そういえば、ずいぶん前にもひき逃げ事件ってありましたよね。
かつてのこのドラマへのオマージュ的な演出かしら。
ラストシーズンもまだまだこれから、ますます興味深い展開が待っていそうで、本気でドキハラしながら期待してます!!
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