「グレイズ・アナトミー9」最終話です。
<#24 嵐の出来事 Perfect Storm>
最終話ですから。
いろいろありますよ。ね。
それぞれのストーリーに涙したり、ため息ついたりしたわけですが、一番、キュンときたのは、エイプリル&ジャクソンの話なんですよね、それが自分でも不思議。
ジャクソンが取り残された事故車が爆発、みんなが目を覆ったその次の瞬間、子供を抱きかかえて物陰から出てきたジャクソンに、みている人たちはみんな胸を打たれたと思います。
でもエイプリルはそれ以上に、自分の心の中の何かを実感したんですよね、ついにジャクソンに向かって、やっぱりあなたがいい、と告白します。
まぁみんな分かっていたことだけどね。
しかし、マシューの気持ちを思うと…やるせないですよ。
一方のメレディス。
胎児の状態(顔の向き?)が正常でないため、帝王切開をすることに。
赤ちゃんの酸素値は低下しているし、メレディスは手術の途中で、原因不明の出血、という、クリフハンガー的に予定された「まさかの事態」が訪れます。
助かると分かっていても、それなりに緊張するシーンですよね。
アレックス&ジョーは、ようやく、というべきか、機は熟した、というべきか。
最初から怪しい二人だったけど、いろいろあって、絆も芽生えて強固なものとなり、ついにお互いの愛を受け入れることに。
私も納得しました。(←常に上から笑)
次にアリゾナ&カリー。アリゾナが浮気をしたことが、ピンでとめた指輪で発覚、という演出はちょっとしゃれていましたが、事態は深刻。
アリゾナは浮気を責められて、足を失ったことを言って逆切れしてたけど、それはもはやずるいでしょ。ローレンっていう、女としても医師としても人としても、とっても魅力的な人が現れたからフラッと行っちゃっただけなのに、それをカリーが自分の足を切断したからみたいな言い方しちゃって、身勝手すぎる。
アリゾナは、ちゃんと考え直した方がいいと思いますよ。
恋ができる自分に戻れるまで、一生懸命支えてくれたカリーの、自分にとっての本当の価値を思い出して。
そんなわけで、いろんなことが明らかになった嵐の夜。
このエピソードを見て、私は、嵐の夜が「みんなを変えた」、というわけではなく、嵐の夜を経験することにより、「みんな、本当のことが分かった」ということなのだな、と思いました。
それは私自身が体験したことでもあり、多くの日本人が実感したかもしれないと思うのですが。
2年半前の大震災で、私の周囲のいろんなこと、主に人間関係が激変しました。
でも本当はそれは「変わった」のではなく、私が周りにいる人たちの価値や本当に必要なものに気付いたり、関係性が分かったりした、ということだったのだと、今はそう思います。
10番目のシーズンも期待しながら、年を越します。
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