人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -10ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「スキャンダル2」です。

<#18 セックスと嘘と結婚 Molly,You In Danger,Girl!>


ちょっとややこしいことになってきているんですが、目下の話題は、ホワイトハウスに内通者がいるってことで、前回までだとそれはCIA長官だってことでまとまってたんですが、それが覆ったという話です。


確かに、前回のCIA長官オズボーンがサイラスに掛け合ったシーン、本気で「自分は真の愛国者だ」って訴えてたときの真剣な表情、態度を見て、私も、この人、嘘を言ってるようには見えないよなぁ~と思ってました。


そしたら自殺しちゃったもんだからますます怪しい!って思ってたらやっぱり!


ホワイトハウスが発表したすぐ後に、オズボーン氏の夫人から依頼を受けたオリヴィア、オズボーン氏がハメられたものと確信します。



そしてプライベートな話題としては、やはりオリヴィア&ジェイクの恋バナ。こっちの方が物語上は深刻な展開ともいえますけどね。


ジェイクは、大統領に命じられてオリヴィアを監視してたわけだけど、その過程でオリヴィアを好きになっちゃって、オリヴィアもまんざらでもなくて、で今回、二人はことに至ってしまいました。


しかしその朝、ジェイクのキッチンの大きなモニターの電源を入れたオリヴィアは愕然。そこにはオリヴィアの部屋があらゆる角度から監視されている映像が映ってた!


慌てて取り乱すオリヴィア、それを制止しようとするジェイク、二人の小競り合いによって、オリヴィアは不幸にも脳震盪を起こし、病院に運ばれます。


目を覚ましたオリヴィアに、ジェイクはまず、自宅で倒れてジェイクに保護されたってことにして、ってことだけを告げます。

その直後にフィッツが病室に入ってきてオリヴィアに抱きつくなど。

ジェイクだって、オリヴィアに会ってたなんてことはフィッツには秘密だし、いわんや寝てたなんてこと、絶対に明かせないよね!


なんかさ、こういう惚れたはれたの人間関係って、常に複雑になりがちだよね。特にドラマの中では!



だけど、正直、もうフィッツには魅力はない。(←あくまで私の個人的見解ですが。)

とはいえ、オリヴィアは病室に現れたフィッツに対して、心揺れちゃってる。

フィッツの前では、恋するただの少女みたいになっちゃうところが、オリヴィアの弱点なんだけど、なんか説得力ないんですよねー。フィッツにそこまでの魅力を感じえないからなんだけどさ。



とはいえ、好きになるっていうのは理屈じゃないから、オリヴィアの気持ちの揺らぎはこれからも注目ってところかしら!?



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「デスパレートな妻たち8」です。

<#13 懐かしい顔 Is This What You Call Love?>


ていうか、クリスマスイブに連投ポストしてる私って何なの!?

て感じですが、今日を逃すとまた忙しくなりそうなので、書けるだけ書きます笑

今回は全体的に良かったです。

いろんなことが最終的には好転する方向で動き出したと思います。


ホワニータの逸話もなんとなくよかった。

全く母親に似てなくて、でも図々しい性格だけ似ちゃったちょっと可哀そうなモンスター、ホワニータにも、意中の男の子がいて、その子にバレンタインにカップケーキをプレゼントするんだけど、当然その子からのリアクションは何もない。

可哀そうだと思った母親のギャビーは、ウソのカードを作ってホワニータにあげるとホワニータ大喜びで、その男の子に抱きついてキスしちゃって、セクハラ問題にまで発展。

ギャビーにとってはカワイイ娘でも、同級生の男の子にとっては、やっぱり、なんていうか、モンスター女子だもんねー。


でもこの機会に、実はいろんなことが本当は分かっていたってことを母親に告白するホワニータ。ギャビーもようやく娘に正直にいろいろ話せる時期が来たってことに気付き始める。なかなかええ話やないですか。



母と娘のストーリーといえば、スーザンとジュリー。

半年ぶりに帰郷したジュリーのおなかにビックリのスーザン。

もう妊娠6カ月で、しかも相手は不明。(ジュリーは分かってるけど、相手は育てる気がないといってジュリーを捨てた様子)

動揺するスーザンでしたが、シングルマザーでも育てることはできるし、と前向きに考えるスーザンに向かって、ジュリーは養子に出すことを既に決めていました。


シングルマザーで素敵な娘ジュリーを育てたスーザンとしてはショックですよね。

でもでも、ジュリーはスーザンより大人で、既に子育てはママで体験したっていう風に思ってて、まぁ正直うんざりなんですよね、一人でまた子育てしたいなんて思えない。


スーザンはでも、まだ諦めてないと思います。

私だって諦めきれないもんね。

私がスーザンだったら、自分が育てるから誰にもあげないで!って思うかな。



一方のリネット。

美容師のフランクとは正直言って厳しいって思ってたけど、なんとか2回目のデートにこぎつけ、リネットが妥協した結果、その帰りに一応、いい雰囲気に。ところが、ベッドインの最中に、リネットがトムとのことを思い出して泣きだしちゃって、、、てなわけでもはやこれまでかと思われました。


しかし、フランクはそのことをむしろ好意的にとらえてくれていて、3回目のデートが実現。

この二人、上手くいきそうとも思えないけど、リネットの第一歩にはなりそうでちょっとホッとしました。



何よりよかったのは、スーザン、ギャビー、リネットの三人が、ようやくブリーの異変に気付き、みんなでブリーを救おうってようやく動き出すところ。



やっと気付いたかって思いましたよ。

何かっていうと、リネットなんかは「でもあんなに酷いことされたのよ」とかっていうけど、ブリーが何したっていうのよ!?って思ってましたが、流石に、日替わりでどうでもいい男たちと遊んでるブリーを見て、まずいってことになったんです。


まぁ遅いってことはないし、これからでも十分、修復は可能だから、またみんなで団結して頑張ろう!!




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「ホームランド」ファーストシーズン、最終話です!

<#12 決意の果てに MARINE ONE>


ちょちょちょちょっと!!

シーズン最終話とはいえ、何なの、この終わり方は!!

気になって夜も眠れないじゃないのこのままではっ!!


という感じの幕締めでしたね。


そして今回も、双極性障害のキャリーが大活躍。

やっぱり彼女、才能あるんだわ。ものすごいキレまくり。

しかも今回は、躁じゃなくて鬱の方だったにもかかわらず、頭がさえてました。

最後の方ちょっと躁っぽかったかもしれませんね...薬の影響もあるのかな。


それはそうと、キャリーのブロディへの思い、本当に気の毒ですよ。

キャリーの本心を聞いたソールも「なんてこった・・・」と頭を抱えるしかない。

私も分かっちゃいたけど、改めて彼女の口から聞くことになると、切なさ百倍ですよ。


そして、いまだに、いつしかキャリーの思いが通じる日が来るんじゃないかって、みている私も本気で思ってます。

それくらいキャリーに感情移入しちゃってるんですよね。

キャリーってブレーキが利かないタイプなんだけど、だからこそ、魅力的でもあるんだと思う。

まっすぐで誠実で、恐らくブロディに近づいたのはCIAエージェントとしての潜入捜査だったに違いないのに、彼との人間的な触れ合いの中で、本気の恋に落ちてしまったのよね、分かるわ~。


ブロディの決意は固く、娘に「今日は行かないで」と止められたのに、爆発器具を装着して出かけるってところが…洗脳って怖いですね。

アイサも確かに愛しいかもしれないけれど、あくまでも敵方の息子でしょ。実の娘がこれだけ心配してるのに…それでも祖国を裏切って、あちら側に忠誠を誓うというのでしょうか。

でも、それには深い事情がありそう。

洗脳の元とはいえ、彼は彼なりの良心に従って行動してるんだろうから、一概に、馬鹿じゃないの!?って一蹴することはできないような気がします。

もちろんテロなんて言語道断に悪いことなわけだけれど、正義の仮面をかぶって自国側がやっていたことの卑劣さを思えば、善悪って何なのか、分からなくなるのも無理ないですよね。


とか言ってて思ったのは、このドラマ、何がすごいって、普通に考えたらどっからどう見てもクレイジーな、キャリーとかブロディとかに、すっかり感情移入しちゃってる自分がいるってこと!!


ウォーカーが狙い通りに銃弾を外して、要人全員が、安全な場所に避難するということで、混乱の中、ブロディの装着型爆薬も、セキュリティを簡単にすり抜けた。それを読めるキャリーもすごいけど、ともかくそれをやり抜くブロディを、なぜか応援しちゃってる自分がいたりして、あぁ、もう何が何だか分かりません。


そして遂にブロディがスイッチを入れたその瞬間!!

予想だにしていなかったことが・・・


いや、思わずTVを前にして「ええーーーっ」って叫びましたよ。

ご近所さんに迷惑だったらホントごめんなさい。


こんな中途半端な気持ちが、来シーズンへ持ち越されちゃうわけ~!?

信じられませんっっ!!



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「シェイムレス3」最終話です。

<#12 進め、ギャラガー!Survival of the Fittest>


いやなんかもう、全てのドラマについてこんなこと言ってる気がするけど、今回もホントに本気で泣いたし、見応えあったわ~!!


脚本、秀逸だよね、っていうかちょっと出来過ぎで、いかに下品なおバカコメディを狙っても、やっぱ優等生+αの天才が書くと、こんな風に完璧なものになっちゃうんだよね、っていう感じがしました。よくも悪くも、かなぁ。


っていうと批判じみて聞こえるけど、そんなことはなくて、本気で感心しているんですよね。

でもあまりにも完璧すぎて逆にちょっと横から突っ込みたくなっちゃうってだけのことで。


意外とよかったのは、フィオナvsデビーというこの賢い姉妹の小競り合いのシーン。

フィオナはジミーがいなくなって連絡も取れないからかなりイラついちゃってるので、デビーが、転校するのかしないのか、そこハッキリさせてよっていう至極まっとうな問いかけをしているだけなのに、すごく冷たく突き放しちゃう。

この件に関しては言ってることはデビーが120%正しいんだけど、いつも頼りになるはずの姉であり親代わりのフィオナが全く機能してない。でもさ、このあたりのフィオナの完璧じゃなさっていうのがまた、彼女が完璧な理由なんですよね、って、上手く言えないんだけど、人間ってそういうものでしょ。

心の拠り所となっている愛する人を失ったかもしれなくて、どこにいるかさえもわからない、そうなったときの人間が、他者への対応はいつもと変わらずパーフェクトだったら、それは人間としてむしろ大切な何かを欠いていると、私はそう思います。

私自身がフィオナに思い入れ強すぎなのかもしれないけどねー。



で、やっぱり良かったのはリップ。もう、キミは百点満点です!

卒業証書をもらう時に、先生に言ったセリフ、「ここはやっぱり言っておくべきだろうな...見捨てないでくれてありがとう」ってコレもう泣くでしょ、号泣でしょ。ホントに成長したよね、悪いことばかりしてハッパ吸って女の子とやって、でもそれだけじゃなくてちゃんと、やるべきこともやって卒業したんだねー。おめでとう!!


そしてそれをフランクに伝えたら、ろくでなしの父親もここばかりは大喜びで、アリバイのみんなに自慢しちゃう。ギャラガーも遂に高卒を出した!どうだみろ、優秀なんだよお前たちとは違うだろって。 で、そこにいたみんなもひゃーすごーい!!って賞賛、歓喜する。


で、高校を卒業した天才少年が、ろくでなしの飲んだくれの父親に、今後の人生の不安を吐露するんだけど、父親はなかなかいいアドバイスを彼に送ったよね、好きに、自由にすればいい的な。


最高だったのは、リップがマンディに、MITに合格したことを伝えに行くシーン。

リップの言葉に、少しずつマンディの口元が緩んでいくのが、もう素晴らしすぎる。

「お前がいなかったら、受けることもなかったと思う。ありがとう」


最後まで黙って聞いていたマンディだけど、リップが背を向けて歩きだしたとたんに声をかけます。

「行くことにしたの?」

これはもう、ホントに最高の賛辞であり、おめでとうの言葉だったんだと思います。

そのあと、追いかけて抱きついてキスするでもなく、彼を静かに見送って、家に戻ったマンディ。

彼女の気持ちを思うと、やり切れないけど、よくやった、ナイスファイトと声をかけてあげたいです。

大好きな人の旅立ちを受け入れて見送ったんだよね。

これは最高の愛情表現ではないでしょうか。



一方のイアン。

彼は入隊を決意し、親友であるマンディに伝えに行きますが、その家にはマンディの兄であるミッキーも当然います。いつまでもツンデレから抜けきれないミッキーなんだけど、イアンの入隊の決意を知り、ついに言います。

「やめろ」って、それだけ。

そこからはもう言葉もなくただただ泣いて、妹に「ヘナチン」呼ばわりされて、それでもシクシクと泣くことしかできない。本当に弱い暴力男の心情を、見事に描いていました。



さて、またシーズンラストでどこへともなく旅立っていったフランクだけど、続きは来シーズンに送られます。

みんなの旅立ち、でも大切な家族を再確認できました。

これからは違う物語にならざるを得ないと思うけど、どうなるんだろう…




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「私はラブ・リーガル4」

<#5 憧れのプリンセス Happily Ever After>


いやマジ、今回も見ごたえありました。

なんでこんなに毎回、私のツボというか涙腺を刺激するのかって、ちょっと考えてみたけど、簡単なことだよね。

要するに、「恋する女子」「魅力的な人間像とは」「裁判とは」「法と人間」「価値観の違いと普遍の原理」みたいに、私が興味を持つモチーフが完全にこのドラマの中に組み込まれているからですよ。


今回、ブータン国王と結婚を間近に控えた女性が、国王から逃げてるって設定なんだけれど、このブータンという国は、幸福度世界一みたいに一時期すごくもてはやされて、というかフィーチャーされた国ですよね。でも実は一夫多妻で女性や弱者の権利保護に欠ける国でもあるわけで、その辺の事情を社会的視点から指摘した、チャレンジングなテーマでもあったと思うんですけど、深読みし過ぎでしょうか。


それはさておき、そんな中でも今回最も私の興味を引いたのは、ジェーンとオーウェンの結婚観の違いを言い争うシーン。圧巻でしたね。

二人とも、判事と弁護士だから、その言い分は双方ロジカルで、なるほどと唸らせる主張なわけですよ。

私自身、結婚制度というのは前近代的な制度であり、紙切れ一枚でお互いの生活を縛るものだというオーウェンの主張もその通りだと思うし、その一方で、白馬の王子様をずっと待っていたし、「死が二人を分かつまで」という永遠の愛を信じたいジェーンのような夢見る女子の一人でもあるわけですから。


ところで、ドラマでよく出てくるあのひざまずいてプロポーズってシーン。

アレ出てくるだけで涙ボワってなるのは私だけ!?

今回も、箱の中からリングケースが出てきてオーウェンがひざまずいた瞬間、うわ来ちゃった!もうダメーってなりました。

私もアレ一度、経験したいわー。


それでダメ押しみたいに、オーウェンが馬車を呼んでた時は、もう二度泣きだよねー。

しかもオーウェンはちゃんと言ってたね、自分は王子様ではなく一人の男だって。

でも、だからこそ価値がある存在なんだってことに、当然、ジェーンも気付いているはず。


感動だわー。



一方、キムとパーカーの事件は今回も荒唐無稽。

パーカーのカワイイ息子エリックの担任教師が、アダルトなムーヴィーをネット上にアップして小銭を稼いでいたという。。。

それが発覚してもう絶体絶命の教師なわけですが、エリックから「好きな先生を助けてほしい」って言われちゃったもんだからちょっと調べてみると、どうやらネット上で販売していたのは教師になる4年も前の話で、しかもその頃夫婦は両方とも無職で、何とか食いつないでいくためにやむなくしていたことだということでした。

しかもその発覚の原因は、ある父母が、自分の子供が思い通りにならなかったことの腹いせに、嫌がらせで先生を貶めるのが目的だったことも判明し、パーカーは俄然、先生を救おうって気になってきます。


そこでパーカーは体を張った裁判での主張を展開するわけだけど、ホント、裁判の最中に脱ぎ始めるとか、馬鹿らしいと思いながらも、子供の願いをかなえるためにここまでするパーカーに私は胸を撃たれました。


確かに、教師がアダルトヴィデオ撮ってたっていうのは本当に荒唐無稽な話なんだけど、この話に象徴されるように、誰かが誰かをハメるために、弱みを握って暴露する、みたいな話はよくあることで、その事情を聞いてみると情状酌量の余地ありって場合も多い。

みんながみんな、薄汚い欲望や悪意だけで動いているわけではないからね、理由があるものなんですよね、ってことが言いたいんだと思う。これも深読みかしら…


そんなこんなで、気になる人間関係としては、キムとパーカーはかなりまた近づきつつあるし、ジェーンとオーウェンは婚約してしまったわけだけど、グレイソンがいる限り、このままで終わるってこともないよね!


というわけで、もうホントに毎週楽しみで仕方ないわ~このドラマ!!



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