人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -9ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「メンタリスト」ファーストシーズンです。

<#1 レッドジョンの影 Pilot>

<#2 赤毛と銀色のテープ RedHair & SilverTape>


新しい年にふさわしい、本当に素晴らしいドラマとの出会いとなりました。

常々、アメドラ通の皆さんが楽しんでいたこのドラマ、機会があったら絶対見逃せないと思っていたところ、ファーストシーズンが元旦から3日まで、一挙放送されています。

もちろん、録ってますよ~。


2話まで見たので、一旦レビュー。


いや何がいいって、サイモン・ベイカー演じるパトリック・ジェーン、この人のキャラがホントに最高ですよね。

いつでも上から目線で余裕があり、ちょっと笑った口元、ボスである上級捜査官のテレサ・リズボンが、思わず”bite me”と言い放つ、とにかくいけ好かない態度なんですが、見事にセクシー。ホントにハラ立つわ~


雰囲気としては、シャーロックホームズとかコロンボと被ったりするんだけど、とにかく見事な見識眼。見ていて気分がいいです。

自身はエセ霊能者をやっていたこともあるんだけど、本当は究極の無神論者で、欧米世界では結構珍しいタイプなんじゃないかと思います。

やはりクリスチャンだと、天国の存在を信じてないとか、思っててもあんまり言わないもんね、サンタがいないとか言わないレベルなんだけど、建前としては。実際、本当に信じてる人も多いし。


私自身は、そういう超能力的なものとかあまり信じてはいないけど、でも神様や天国の存在にしても、なんていうかな、生きている人の心の中にあるものだ、的な認識くらいはあって、それを存在すると定義するのであれば存在はするし、あえて本当にその存在を信じている人を否定するほどの根拠も証拠も持ち合わせていないので、そういう不思議な力があると言われれば、なるほどもしかしたらと思うかな。


一方で、パトリック・ジェーンみたいに、そういう力や存在を全否定する人についても、ちょっとリスペクトなんだよね、よくぞ言ってくれました的な。


結局、自分に理解できない類のことが、この世にあって欲しくない、というのが私にとっての理想なんだと思う。


えっと、何の話だかわからなくなってしまったので、ドラマの話題に戻しますが。


彼の特徴としては、本当にズケズケと他人の家や人の心に入り込むわけだけど、まともな人に対してはすぐにその信頼感を勝ち取るのがすごい。演出と言ってしまえばそれだけなんだけど、なんとなく、そんな説得力というかオーラを持ち合わせている気がします。


彼は、エセ霊能者をやっていた頃に、連続殺人鬼である謎の人物?レッド・ジョンに自分の妻子を殺され、心に深い傷を負っています。どうやらそのせいで今もなお不眠症が治っていないみたい。


最初から結婚指輪をしていたので、結局、その事件を乗り越えられていないってことを表現していたんだと思います。


まだ2話しか見ていない私が言うのもおこがましいのですが、一応、一話完結的な形式なので、ベースとなる人間関係が分かっていれば、途中からでもスタート可能なのかもしれません。

ちなみに今、最新シーズンが放送中なので、途中ですがこれも今後録って、追いついていこうと思ってます。



さて、まだまだたまってるエピ、この正月に一気に見るぞー!!




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「ホームランド」ファーストシーズン、これがホントの最終話です!

<#12 決意の果てに(後編) MARINE ONE>


すみません。。。

前回 、てっきりシーズン最終話だと思っていたのですが、実はもう一話ありまして、MARINE ONEの後編という位置づけで良いのか?わかりませんが、とにかくこれがホントの最終話のようです。


ちなみにこのMARINE ONEという副題は、テロリストによって暗号のように使われていたもので、実は、寝返った海兵隊員の二人、すなわちブロディとウォーカーをそれぞれ、MARINE ONE、MARINE TWOと言っていた、というのが前回明かされた真相でした。


さて、前回はラストで、要人たちが集められた地下の一室で、ブロディが装着型の爆破装置で自爆テロを決行しようとしてスイッチを入れた!ところがスイッチが入らない、何度やってみても。接続が切れてるんじゃないか!? みたいなところで話が終わったわけですね。


そして今回、事実をほぼ正確に推理したキャリーが、ブロディによる自爆テロをなんとか食い止めようとして、自らブロディの自宅に乗り出し、娘の説得にあたるわけです。


ところが、ブロディの娘は、どう見ても病的に興奮気味の父親の浮気相手のことをそのまま信じる訳もなく、警察を呼んで、キャリーはそのまま連行されてしまいます。


とはいえ、父親ブロディの異変をずっと前から感じ取っていた娘は、キャリーが連行されたあと、キャリーが残した携帯電話で、シークレットサービスを通じて父親に連絡を取り、「必ず帰ってきて!!」と父親を説得します。

実はトイレで、爆破装置の接続を確認し直して、テロを決行しようとしていたブロディは、まさにその娘の説得により、その時点でのテロを断念することになります。


この辺の緊張感のある展開、それなりに説得力があり、見ごたえもありました。


そして結局、ブロディは普通の要人の一人として再び世に放たれたわけです。

キャリーを始め、CIAでももはや、彼をテロリストと思っている人は一人もいなくなりました。


キャリーの双極性障害も重傷ということを本人も認めざるを得なくなり、電気ショック療法を試すことに。

この辺はちょっと強引かなとも思いましたが、確かに重い精神疾患を抱える患者の辛さはただ事ではなく、希望が見えなければ自死もしかねないので、そのような選択をキャリーがしたことにも、一応の説得力はあると思います。


そして心配したソールは、副作用としての記憶障害の可能性もあるため、危険な治療法である電気ショック療法をしようとするキャリーを止めようとするのですが、その時のキャリーとのやり取りの際、キャリーから、「私がCIAに戻る可能性は?」と聞かれ、ソールはきっぱり「ない」と答えます。


この辺がソールの誠実さなのだとは思いますが、私としては、その言葉でキャリーは改めて、この療法を受けることを固めてしまったのではないかと思い、その点が残念でもあります。


そしてここからが、一番の見所というか、シーズンのクリフハンガーとも言える場面なのですが、治療が行われる前にキャリーに麻酔が施され、医師からは100からカウントダウンするように言われます。

カウントダウンしながら静かに眠りに落ちていく時に、キャリーはブロディとの楽しかった思い出を頭の中で反芻します。別荘のようなところで二人で楽しく過ごしたあの日のことを。


そしてついに、キャリーは思い出したのでした。

二人で寝ていた時、ブロディが叫んだ「アイサ!」という言葉を。

それは、アブ・ナジールの死んだ子供のことだと、今のキャリーは知っています。

つまり、気づいたのです。ブロディはアブ・ナジールの子供のことを認識していた、ということを。


薄れゆく意識の中でキャリーは、これは忘れないようにしなくちゃ!と考えるのですが、麻酔が効き始め…



なんともドラマティックな展開ではないですか!


この先、どうなってしまうんでしょうか!

恐らく、キャリーは忘れてしまうのでしょうね。

だけど、今後、キャリーがCIAに復帰できないとしたら、一体どうやってそのことを暴いていけるのか。

それともテロは決行されてしまうのか!?


ブロディは大統領の側近となって、より近い立場で現副大統領とアメリカに打撃を与えることになるのか…



ブロディの言葉を聞いていると、ホームランドであるアメリカへの愛国心が消えたわけではないと思います。

祖国を揺るがし、貶め、真実を歪める、副大統領のような要人が許せない、ということなのでしょう。

ただ、アブ・ナジールの判断によりトム・ウォーカーが使えないとなるや、なんの躊躇もなくウォーカーを殺してしまうなど、その手口は手段を選ばぬテロリストのそれ、そのものですよね。

すっかり飼いならされてしまっています。


程度の違いはあれ、国家間の紛争というのは、そういうことなのでしょうけれど、もう一度、人道の観点から、人はどう生きるべきか、本当に大切なものはなんなのか、家族とは・・・みたいな基本的なことを、ブロディには思い出して欲しいと思います。



シーズン2が本当に待ち遠しいです・・・!



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新年おめでとうございます。

お正月をいかがお過ごしでしょうか。


昨年は後半からたくさんのドラマを見て、ブログを通じて皆さんと楽しい時間を共有することができ、大変楽しく過ごすことができました。

本当にありがとうございました。


本年も、なるべく時間をとって、できる限りたくさんの海外ドラマを見ながら、感動したり号泣したりできたら嬉しいな~と思っています。


本年も、トコの海外ドラマ日記を、何卒よろしくお願い申し上げます!!



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「アンダー・ザ・ドーム」ファーシーズン最終話です。

<#13 裁きの日 Curtains>


気づけばしばらくレビューしてないのですが、一応、ずっと見続けていました。

ま、正直、ちょっとどうすんのよこのカオスを~(イライラッ)って感情に見舞われていましたが、最終回まで見続けられたのは恐らく、というか確実に、バービーの魅力があったからだと思います。


ていうかあの顔といい、体つきといい、常にどこか怪我している感じといい、あの無造作なヒゲといい、もうセクシーさにかけてはノックアウト級ですよ。ヤツは。


途中、新聞記者のジュリアとくっついてから、その二人の関係だったり、さらに急に出てきたキャラ、ナタリー・ジー演じるこれまたセクシーミステリアス女のマックスとの絡みも、バービーの魅力を引き出すためだけに用意された展開という気さえします。


まぁドラマですから、混沌とイライラで引っ張るというのは常套手段とも言えますがね。

それにしてもねー。


で、かなりキーマンとなりうるはずだったマックスも母子であっけなく逝っちゃって、やはり最初の主要メンバーに戻るみたいな。


最終話では、ビッグジムが嘘ばっかりついてバービーを連続殺人犯に仕立て上げ、なぜか広場でバービーを絞首刑、みたいなことになっちゃう!ってんなバカな!


でも、この閉ざされた空間の不法地帯では、まぁ自分がサバイブしていくためにはもう何でもアリってく空気が作られているわけです。


で、この謎ばかりのドームなんですが、とりあえず、若き4人の救世主と冠を抱くモナーク(王者)がいて、その王者がどうやら、バービーなのかジュリアなのかって感じになってる。いや今んところジュリアっていう説で落ち着かせてるつもりなのかな、あれは。


とにかく、その4人プラス2人?で、なんとかこの状況を打開しようとはしているんだけど、ビッグジムの策略に邪魔されてるってところです。


さて、シーズン2はいつか日本のどこかで放送されるのでしょうか。

作品としてはかなり煮詰まった状況ではありますが、私は続きを見続けると思いますよ、とにかくバービーを見守りたいのでね♡



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「私はラブ・リーガル4」です。

<#6 裏切られた誓い Rigged


今回、取り上げられた事件、石油掘削機での事故で夫を亡くした妻の訴訟ですが、とても専門性が高く、説明もいちいちなかなか難しいものでしたが、普通のラブコメ視聴者でもよくわかるような工夫が随所に施され、これぞプロの仕事!といった仕上がりになっていたと感じましたがいかがでしょうか。


こういうところが、このドラマのすごいところで、通常は避けたくなるようなテーマにも果敢にチャレンジして、分かりやすい物語に仕上げてしまうんですよね。


しかもラストのジェーンたちの作戦、あれは非常にリスキーでしたが、見事に功を奏して勝利をものにしました。ドキハラでしたが、スッキリ解決、本当に気分がいいラストでした。


それにしても、やはり今回の注目はオーウェンの真意ですよ。


オーウェンは、友人が事故にあったということでシアトルに立つんですが、婚約したばかりだというのに、一切電話にも出ないし、メールの返信も寄こさない。

最初は私も、女子ってものを全く理解していないのは判事だから仕方ないのかな、ジェーン、負けずにゆったり構えよう、婚約したんだから。とか思っていたのですが。


ラストの方で、オーウェンの友人の事故は完全な作り話で、事実無根だということが発覚し、引き続きオーウェンとは連絡がとれないジェーンは、不信感と絶望感でとても落ち込んでしまいます。


うーん。

オーウェンにも何かやんごとなき理由があるはずだし、これで終わりってことはないはず。だって、婚約したばっかりだし、相手は判事ですよ。そんな、真義則に反するような行いをするわけ、基本的にはないじゃない!?


でもこれで、ジェーンのオーウェンに対する不信感は出来てしまいましたよね。

それにしてもオーウェン、どうしてそんな、すぐバレるような嘘をついたんだか・・・

そもそも、オーウェンの身柄が心配になってきたよ。


というわけで、この話題は次回へ持ち越しです。




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