【久保憂希也 公式ブログ】日々是鍛錬 ~ビジネスは結果。それがすべて~ -3ページ目

期待され続けた会計本第2弾!

はや2年前に出版した、
「経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本」
がビックリするぐらい売れた。

当時まだ2冊目の著書だった私からすると、
3万部以上という部数は大ヒットだった。

そして、この会計本が売れれば売れるほど、
読者から「もう少し上のレベルの会計本を」
とお願いされることになるわけです。

嬉しい悲鳴とともに、「別に会計で書くことも
もうないな」なんて思っていましたが・・・

去年の夏、突然私の頭に
会計本の新内容が舞い降りてきました。


そしてやっと・・・会計本第2弾が完成したのです。

会計リテラシーが仕事も人生も変える!/ディスカヴァー・トゥエンティワン

出版社からも期待されている部数。
今回も読者の皆さんの期待を
超えられるといいな~

儲からない事業は面白くない

最近、起業してからうまくいってない、
という内容の相談を受けることが多くなりました。

この点、私も考えることが多く、
今後本を出したいとも考えています。
それよりまだまだ、自分が結果を出せよ、
というレベルなので・・・(創業5年目)


さて、起業してから大事なことは、
何を売るか、の選択です。

これを間違うと絶対にうまくいきません。

おいおい、普通は起業した段階で
何を売るかなんて決めてるだろ、
と思われるかもしれませんが、
決めていることが良いことではありません。

黒板屋を経営していることを考えてください。
昔は黒板が売れていました。
黒板が売れると、チョークなどの付随品も
売れますので、これが儲かったのです。

しかし、黒板は時代の流れで廃れました。
ホワイトボードに取って代わられたのです。

ホワイトボードももう売れないのかもしれません。
タブレットなどに置き換わるかも可能性もあります。

つまり、環境は常に変わるので、
何を売るかも変える必要があるのです。


さて、この投稿で伝えたいのは、
「面白い事業が儲かるわけじゃない」 
「儲からない事業は面白くない」
ということ。

つまり、儲かるということは、
面白い(やりがいを感じる)ビジネスをするための
十分条件だということです。

(必要十分条件ではありません)

【ダメな典型例】

自分が売りたいモノだけ売る
→儲からない場合
→面白くなくなる(やる気が低下)

【いい例】

儲かることをする・儲かるモノを売る
→儲かる(顧客に支持される)
→面白くなる・ノウハウがたまる


勘違いしちゃダメです。
やる気・やりがいは先じゃありません。



いつに戻りたいか?

「戻れるとしたらいつに戻りたいですか?」

そう聞かれたら私は絶対にこう答えます。

「いつの時代にも戻りたくないです。
昨日にだって・・・」


私は日々成長するよう生きているつもりです。
昨日の自分より、今日の自分がイケてるように
毎日を過ごしているつもりです。


戻ってしまうと、またその努力・苦労を
しなければならないのです。だから嫌です。

確かに、大学時代などはめちゃくちゃ楽しかったです。
でも、戻りたいとは思いません。
戻ってしまうと、この10数年間をまた
過さなければならないと考えただけでゾッとします。


この考え・思いがどこまで続くかわかりません。
死ぬ直前になっても、「若い頃には戻りたくない」
とは思えないでしょうから、現実的に。

どこまで成長できるのかわかりません。
体力は落ちるでしょうし、それにともなって
気力が落ちるときもくるでしょう。


だからこそ、今という貴重な時間を
成長できない時間につかいたくない。




伝わらなければ意味がない

私の新刊がとうとう発売になりました。
半年ぶりのビジネス書です。

仕事の「伝わらない」を100%改善する伝える力の超教科書/大和書房

ビジネスをするうえで大事なことは
自分の伝えたいことを伝えられること。


過去こんな記事がかなり反響ありました。

「最も怖いのはミスコミ」
http://ameblo.jp/toco2tax/entry-10585347019.html 


どれだけスキル・知識があっても、
結局仕事をする相手はPCではなく人。
伝えれなかったら意味なしです。

あくまでもビジネスシーンに絞って、
メール・商談・電話・会議などが
スムーズに進むための本です。


ぜひお読みいただきご感想をお願いします!

体系化

来月発売予定の会計本が、
いよいよ大詰めっていうところで・・・
芯というかベクトルのところで
少し悩み始めてしまいました。

さて、私が本を書く分野については、
自分の頭の中で体系化されています。
当初は体系化されていなくても、
本を書く前の段階で体系化します。


もちろん、本を書いていなくても、
これから本を書くつもりがなくても、
仕事で絡む分野はほぼ体系化しています。

なぜかというと、将来使うためです。

みんな、個別の知識やノウハウ、テクニックは
当然持っています。
(この時点ですでに
「ない」という人は社員になってはいけません。
自ら進んでアルバイトになってください。)

しかし、
個別の知識やノウハウ、テクニック自体は、
体系しないと使えません。
なぜなら、
それらは今だけ使うものではなく、
あなただけ使えればいいものではないからです。


多くの人はそれらを体系化しない(できない)
から、敷衍して使うことができません。
だから将来は使えません。


また、体系していないと人に説明できないので、
実際には誰にも共有されません。

つまり、ノウハウと呼んでいても実際には
ノウハウなんかじゃないわけです。
知識やテクニックの断片にすぎません。

よく、会社内の「見える化」などといいますが、
大事なのは整理しない情報や知識を
いくら共有したって意味がないということです。

ただデータ数や量が多くなって、
誰も見ない状態になるだけです。
そこに体系化が必要になるわけです。

そして、付加価値のあるビジネスパーソンとは、
ただの情報や知識・テクニックを体系化する
ことができる人だというわけです。