証券会社に入社する前、採用してもらえるように少しでもアピールしとかなきゃと思い、証券外務員2種を取りました。当時、ホリエモンも取ったってブログか本にも書いてあったかな。

無事合格した後、色んな試験を受けさせられました。


証券外務員1種に、内部管理責任者。難なく合格したけど、その後も定期的にコンプラ試験を受けさせられます。


証券会社に入社してから感じたことは、発行会社が取り巻く環境を自分はしっかりと理解できてないということでした。これじゃぁ、お客様に何ら説明できない。株を売るにも、やはり経済が分かってないと現在のグローバル環境を説明できないし、財務分析できなきゃぁ説得力が無い。


そこで思ったことは、『証券アナリスト、獲らなきゃ』でした。


一昨年の春にすかさず証券アナリストの通信講座に申し込みました。

そして、昨年春に初めての挑戦。

財務分析、証券分析、経済の3科目を申し込んだけど、日々の業務に追われ、結局財務分析しか勉強できず、財務分析だけ受けました。


結果は、無事合格!


そして、昨年秋、証券分析と経済に再度申し込みました。でも、やはり仕事が忙しくて、結局受けなかった。

今年の春にはすっかり存在すら忘れてしまってました。


そこへ。。。


後輩が私のところへ2次試験合格の報告にやってきました。


・・・正直、複雑な心境でした。と同時に、証券アナリスト試験の存在を思い出させてくれました。

2008年8月のある日のことでした。


そこで、勢い余って、8月25日に再々度、証券分析と経済に申し込みました。これで、この2科目に対して合計2万7000円の出費です。


既婚で安月給の私には、非常に痛い出費です。落ちれば、妻に殺されます(^^;


初めて受験したときに、ABCリソーシズという専門学校の通信講座を受けました。が、何も手をつけてません。

これから、この教材に手をつけるのはあまりにも無謀。

残り少ない時間で、経済的に効率良く合格するためにはどうすれば良いか?


先ほどの後輩は、1次試験は市販の経済法令研究会で合格したそうです。8/29に、楽天で購入しました。


で、9/3にスタート!


ところが、後輩は、「え?今からやるんですか?無謀、ちゃいます?」


この言葉に更に触発され、有給休暇も取りながら、勉強しました。

経済から始めましたが、証券分析は結局、株式分析までしか読むことができず、途中で放棄して経済に集中しました。


そして、10月5日、日曜日、運命の日がやってきました。


90点満点で6割、つまり54点取ることができれば、合格だと言われてます。

10月7日のTACの解答速報で自己採点したところ、47点!

全体的に難しく感じました。


まぁ、テキストを読んで、今年の春試験の問題解いただけで、ここまで獲れたのは自分を褒めてあげたいですが、結果が出なければ意味が無いです。

敗因は、ミクロ経済。


そうです。

先ほどの後輩は、経済法令研究会のテキストを使って、1次試験は経済だけ不合格と言っていたのを後になって思い出しました。

ミクロ以外は結構取れてました。が、ミクロは配点が23点もあるのに、7点しか稼げなかったのです。

このテキストのミクロは、内容が薄い。


めっちゃむかつきました。腹が立って、仕事に手がつかなくなりました。

そして、リベンジに燃えてきました。


副産物としては、テキストを短期間に2回、回したことにより、経済学の全体像を把握することができたことです。『各論点を詳細にどんな視点からでも理解できるようになってやる!』

そう、強く決意しました。


そして、「新経済学入門塾」のⅠマクロ編、Ⅱミクロ編、Ⅲ上級マクロ編、Ⅳ上級ミクロ編、Ⅴ論文マスター編、Ⅵ難関論点クリア編、全てをまた楽天で購入しました。


で、つい今しがた届きました。


今からリベンジに向けて、勉強開始です。

『TOEICテスト超入門キット』の私の勉強法ということで、

前回は毎日のユニットの学習方法を書きましたが、

もう少し詳細に書きたいと思います。


①まず、その日のテーマについて、どんな単語があるのか色々考えて、ノートに書き出しました。

例えば、「健康・身体」がテーマなら、

頭のてっぺんから足のつま先まで、日本語でいいので、とにかく書き出します。

そして、「頭が痛い」だとか、「肩が凝る」とか、身体の部位がどんな状態があるのか、書き出します。

これだけでもノートに4~5ページ分くらいにはなってしまいます。

他にも「住居」がテーマなら、家の間取図を書きながら、屋根・屋根裏(部屋)から地下室まで書き出します。


ですが、やりすぎるとこれだけで1日がつぶれてしまいますので、

あくまで行きの通勤電車の中だけと割り切り、集中して書き出しました。

ですので、全36ユニットで1冊分くらいに押さえました。

少なくとも1ユニット1ページくらいの分量です。


各ユニットの内容に入る前に、

『そのテーマについて仮説を立ててみる』

というやり方です。

これにより、その日学習する単語の興味の持ち方が変わりました。


②これから以降は、CDに沿って学習するだけです。

普通に流すと、本当にすぐに終わってしまいます。

それだと、1ヵ月後にはすっかり忘れてしまっているでしょうね。


最初に、単語のチャンツです。


1回目はCDを流して、耳で確認しながら、しっかりと声に出して読みます。

(テキストは見ません。以下、同じです。)

で、一旦テキストを開いて、文字を確認し、辞書で全ての単語を確認します。

特に、名詞は可算・不可算、動詞なら自動詞・他動詞をちゃんと確認します。

2回目以降は、日本語が流れた直後、英語が流れる前に、先に口に出して言えるかチェックします。

全ての単語がクリアできるまで、延々と続けます。

結構、キツいです。


③次に表現学習です。

これもチャンツと同じです。

1回目はCDを流して、耳で確認しながら、しっかりと声に出して読みます。

で、一旦本を開いて、文字を確認し、分からない単語は辞書で全て確認します。


2回目以降は、日本語が流れたら一旦停止して、口に出して言えるまで繰り返します。

チャンツと違う点は、口に出して言えるようになったら、

CDが流れる英語と同時に読み、同じ速度で言えるようになるまで繰り返します。

いわゆる、シャドーイングというヤツです。


最初は、口の周りが痛くなります。

使う筋肉が違うからでしょうね。

しかも、2日以上休養日を空けると、また同じ状態に戻ってしまうので、苦労しました。


④次に会話とアナウンスです。

これも上記と全く同じです。


但し、すぐにスクリプトは見ませんでした。


先ず最初に、2~3回(自分が納得いくまで)聞きます。

次に、単語の注記だけ見て、また何度か聞きます。


で、最後にスクリプトを見ます。

ここで、聞き取れなかったところはピンクのマーカーで○印をつけます。

そして、「全く聞こえなかった」「we'llがwillに聞こえた」「yourがaに聞こえた」「willがwouldに聞こえた」など、

メモっておきます。

そうすると、自分がどういう聞こえ方をするのか、把握することができますし、

「なぜここはwouldでなく、willなのか?」という疑問が生まれ、向上するヒントになってきます。


ちなみに、知らない単語はピンクのマーカーで下線を引きます。

この意味が分かれば、内容が分かるようになるかもしれないからです。


意味を把握した後は、シャドーイングあるのみです!

ちょっと厳しいのは、スムーズにシャドーイングできるようになるまで、

非常に時間が掛かるということです。

ですが、何とも不思議!

どんな難しい表現でも、何度も練習すれば100%スムーズにシャドーイングできるようになるということです。

人間の順応性の神秘ですね!


⑤最後に非常に重要なトレーニングがあります。

それは、

CDをスクリプトを見ずに聞くときに、意味の塊で聞くようにする

ということです。


映画やニュースを見ていると、しゃべるのがめっちゃ早くて、さっぱり分からないというのが実感です。

これまでは、個々の単語の意味にとらわれるあまり、知らない単語があるともう全く拒絶反応が出ました。

が、意味の塊で捉えることにより、ちょっとは聞き取りやすくなったということです。

もちろん、映画やニュースはまだ全然分かりませんが、教材をやっていく中で、感じたことです。


例えば、


The captain informs us that we will be landing in about 60 minutes -at 9:10 a.m. local time.


という内容が話された場合に、


The captain informs us / that we will be landing / in about 60 minutes / -at 9:10 a.m. / local time.


という具合に意味の塊ごとに区切って聞くことに意識するということです。

このアルクの教材には、このトレーニングが組み込まれていて、目からウロコ、感動しました。


私は、コースの開始から修了までの約2ヶ月間、①~⑤をみっちりと実行しました。

幼稚園のときのことは、断片的にですが、結構覚えています。

男子より、女子と遊ぶのが普通でしたし、

最初で最後のモテ期が到来したのは、幼稚園の時です。

10人ぐらいの女の子から、いきなり呼び出されて、チューされたことがありました。

ですが、幼稚園の時に大好きだった女の子(仮称:かよちゃん)には、あまり相手にされませんでした。

かよちゃん以外の女の子とは仲良く普通にしゃべれるのに、

かよちゃんとは普通にしゃべれませんでした。


年長組になると、津川(仮称)というカッコいいヤツが転入してきました。

めっちゃええカッコしぃで、しかも私が大好きだったかよちゃんと仲良くなっていたのを見て、

子供ながらに悔しく思っていたのを覚えています。


その津川というヤツの誕生日会に呼ばれて家に行ったことがありますが、

100坪以上の広いお屋敷に住んでいて、

めっちゃびっくりしたのを今でも覚えています。

メード(おばぁちゃんでしたが)が居たのにもびっくりしました。


子供ながらに格差ってのがあるというのを肌で感じていたと思います。


とうとう卒園する日が近づいてきたある日のこと、

みんなの進学する小学校が後ろの掲示板に張り出されました。

殆どの子達は、近くの公立小学校です。

当たり前ですよね?

普通はそうです。


ところが。。。

津川とかよちゃんだけ、

私立K小学校

と書いてある。


なんじゃそりゃって思いました。

帰宅して、母に確認したような気がします。

そして、「僕も行きたいっ!」って強くせがんだ気がします。


で、いきなり記憶は試験の日に飛びます。


もちろん公立小学校の試験も受けた気がしますが、

その時はめっちゃ和やかで遊び感覚でした。

ところが、私立K小学校はなんか堅苦しい小学校で、

めっちゃ難しい試験を何時間も受けた気がします。

後に母は言ってました。

「遊びに来たと勘違いして、かよちゃんばっかり気にしてたよ。」と。

その時も悔しいことに、津川とかよちゃんは私と違う教室で一緒に試験を受けており、

休憩時間に2人仲良く私の教室の前を通っていくのを見ていました。


堅苦しい面接も終わり、試験は終了しました。


結果は。。。


津川とかよちゃんは、合格して、早くに制服やら靴やらランドセルやら買っていました。

「何で俺だけまだなの?」

寂しい気持ちで一杯だったような気持ちが残ってます。


そうです。

私は不合格ではありませんでしたが、補欠合格だったのです。

ですが、幸運にも、後に繰り上げ合格が決まり、遅れて制服を買いに行ったのを微かに覚えています。

恐らく滑り止めに受けて合格していたヤツが、国立の附属小学校に合格して蹴ったんでしょうね。

お陰で、合格できたんだと思います。


後に思うようになります。。。

そぅ!私は受験勉強を全くすることなく、合格したんだと。

他の連中はいわゆるお受験で、バリバリ勉強してやっと合格した奴らもいたんだと思います。

まぁ、奇跡ってヤツですね!ホント。今から思うとよく合格したなって冷や冷やします。


ただ、補欠合格というのを当時は当然知りませんでした。

入学後、何年か経ってから、細川(仮称)というヤツに、そのことをみんなの前でバラされ、

いじめられることになるなんて、想像もしていませんでしたが。


私はかなり能天気な、おめでたい、元気だけが取り得の少年でした。

小学校を卒業してから何年か経ってからですが、やっと気付きました。

場違いな学校に来てしまっていたんだなぁと。。。